オールドヨットマンの残日録・ZANJITSUROKU

相模湾に育てられて60余年、ヨットレースや仲間との思い出を大切に、これからの日々を健康で明るく楽しく、絵日記に綴ろう。

タク忌・渡邊タクさんが亡くなって15年

2019-01-13 10:43:34 | 日記

 「皆さま、本日はお忙しいところ、ヒマな順にお集まりいただきありがとうございます」

 これは、渡邊タクさんが好んで使っていた開会のあいさつです。
 タクさんが亡くなって15年目の命日、1月9日には例年のように仲間が集まりました。
 会場はM編集長のお膝元、浜松町の中華「隋苑」です。
 まるで新年会のように集まってワイワイ呑んで食べては思い出話をするだけ、「新年最初は俺のために集まって騒げ」とタクさんが言っているようです。



 タクさんの名セリフをもうひとつ、「いいかげんなこと林のごとく、だらしのないこと山のごとし」と武田節の一節をもじってよく言っていました。
 ちびっこマラソンで全国の子どもたちに愛され、そのご父母にも慕われていたタクさん、子どもたちには「人の話は目で聞け」と言ってはお母さん方からお礼と感謝の言葉が寄せられたものです。

 こうして、毎年々々同じことをくりかえしていますが、「毎年同じことを繰り返す、これがシアワセなんです」と映画・日々是好日のお茶の先生が言っていましたっけ。

 今年も健康で穏やかな年でありますように・・・・・。

男の花道・箱根駅伝

2019-01-03 13:28:54 | 日記

 あけましておめでとうございます。
 元旦から穏やかな日が続いていますが、どうかこの1年が穏やかでありますように。

 私は毎年、箱根駅伝から始まります。
 今年もお雑煮をいただき、餅ベーションをあげて3区の選手と8区の選手を応援しました。

 私の興味はいろいろありますが、中でも監督に抜擢されて出場する1年生ランナーにとても関心をもっています。
 まだ自分の持ちタイムも定まっておらず、あまり世間に名も知られず、監督としても期待7割とギャンブルが3割といったところでしょうか、吉とでるか凶とでるか興味津々です。
 今年も7人抜きをした1年生、プレッシャーからか失速してしまった1年生がいました。彼らは何を感じて、監督からはどのようなアドバイスをもらうのか・・・・。
 次の年、2年生になってどのように成長しているかを見るのも楽しみの一つです。



 テレビで観るのと現場で見るのは大違いですね、選手が1年間努力を重ねて今走っている、というのが伝わってきます。
 復路、東洋大と東海大の2人がトップで並んで私の前を通過していきました。 前を行くのが東洋の1年生、追走するのが東海の3年生でした。 

 心の中で1年生を応援したのですが、結果はご存知のとおり3年生が区間新記録、経験が未知の力を上回りました。
 来年、どんな2年生になっているのか、興味があり来年が楽しみです。

 テレビやラジオでは、「仲間の汗のしみこんだ伝統のタスキを・・・」などと、まるで人情話のように伝えます。
 スポーツを浪花節にしたがっているように感じます。 そういう部分があるかもしれませんが、それはそれとしてスポーツとしてランナーとしての側面を伝えてほしいと思っているところです。

 そういう私も浪花節的なのかも・・・・。