政治 *
政治評論家、屋山太郎の「官僚内閣制が終わった」という新聞記事を見
ました。参考までに少し引用します。
「民主党政権誕生によって、明治以来続いてきた「官僚内閣制」がいよいよ
終わろうとしている。
官僚内閣制は官僚が良かれと思う政治が行われることで、民意を反映し
た民主主義とは根本的に異なる。
世界第二の経済大国といわれ、一方でこれほど勤勉な国民はいない。
にもかかわらず、
年金、医療、雇用保険、小子化対策、教育など民生や、社会保障にかか
わる分野で日本ほど粗末な国はない。
分野ごとに国際比較してみると、OECD(経済協力開発機構)加盟国中、
日本はほとんどの分野で最下位に属する。」
長くなるのでこれぐらいにしますが、要するに民生に関して自民党政権は
五十数年間なにもしなかったという事になります。
( 官僚の言いなりになっていた )
日本人はおとなしくて従順であり、自分の意見を言わない民族であると言
われます。これではいつまでたっても国民が幸せになる国にならないでし
ょう。
ものごとを自分で考え、自分の信念に基づいて行動する市民がさらに増え
ることを願うものです。
尚、公明党が与党になって民生に力をいれ、一定の成果は出しましたが
政、官、業癒着の壁を破るまでにいかなかったのは惜しまれます。
以上