叙事詩 人間賛歌

想像もできない力を持つ生命の素晴らしさを綴っています !

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人間賛歌 人間は何者だ、どこから来たのか 六

2008年01月28日 | 人間は何者だ、どこから来たのか

 ご参考、

暗いニュースばかりで希望を持ちにくい時代ですが、だからこそ希望を
見出そうと「若い人の仏教教室」では、希望について話し合っています。
よろしかったらお寄りください。
尚、私の好きなサムエルソンの詩「青春」を載せますので、声を出して
読んでみてください。


青春とは人生のある時期をいうのではなく 心の様相をいうのだ。

すぐれた創造力 燃ゆる情熱

キョウダ(臆病)をしりぞける勇猛心

安易をふり捨てる冒険心 こういう様相を青春というのだ。

年を重ねただけで人は老いない

理想を失う時にはじめて老いがくる。

イギリスの詩人、サムエルソンの詩・「青春」より


 本文

依正不二 (エショウフニ)

仏教では生命活動の主体である人間を 正報といい
正報が活動する環境を 依報という

依報 正報ともに妙経を宣ぶ と経典にあるが
生命活動は環境なしではなりたたない

そして正報が仏界であれば 環境も仏界を現し
全宇宙の働きが 正報を守り活動を支える作用をする

正報が地獄界の境涯であれば 環境も地獄界の姿を現し
何をやっても旨くいかず 苦悩する地獄の姿を現すのだ

正報と依報は二にして二ならず 切っても切れない
不二の関係(体と影の関係)だからだ。

環境を変えたければ 自分が変わればよいのだ。
環境と自分は不二だから 自分が変われば環境は変わる

これは仏教では自明の理なのだ。

続く

 

 



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