叙事詩 人間賛歌

想像もできない力を持つ生命の素晴らしさを綴っています !

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人間賛歌 人間は何者だ、どこから来たのか 一

2007年12月24日 | 人間は何者だ、どこから来たのか



 人間は何者だ、 人間は生命だ。

 人間として 生命活動する存在だ。

 人間は裸で生まれて、裸で死ぬとだれもいう。

 確かに服を着て 生まれたものはいない。

 だが、裸で生まれたといっても、

 なにも持たずにきたのではない。

 不可能はなしの 生命という宝を持ってきたのだ。


 二十億年以上まえ、 原始の地球に誕生した

 百分の一ミリにもみたない、 微生物から

 六十兆個の細胞で出来たからだをもつ 人間まで

 進化した過程を情報として具え 

 いきものの頂点に立つ人間として 生まれてきたのだ。

 これ以上はない 最高の宝を求めずして持ってきた。

 だが、ほとんどのものが、それに気づかない。

 「一人のいのちは地球よりも重い。」

 その言葉は知っていても それを実感する人は少ない。

 なぜ、生命が最高の宝なのか。

 それは生命には仏性(大我のいのち)という、

 最高に尊い性質があるからだ。


 生死に束縛された小我(地獄、ガキ、畜生、修羅、人、天、声聞、

 縁覚、菩薩)の九界を超え、

 大我(仏界即ち妙法蓮華経)に到達して人間は、

 その身そのままで、仏界の境涯を得るのだ。

 宇宙生成から現在にいたるまで、すべての情報を具えた宇宙大の智慧。

 あらゆるものを抱擁し、活かしきる大慈悲力。

 全宇宙の働きを味方にする大福運、これが仏界の境涯だ。

 生死を超えているから、生ずべき始もなければ、

 死すべき終わりもない、永遠に、大安心と、大歓喜の心で、

 人生を遊劇する境涯なのだ。

 つづく

 

 

 

 

 



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