叙事詩 人間賛歌

想像もできない力を持つ生命の素晴らしさを綴っています !

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人間賛歌 信仰に生きる 三十五

2009年09月28日 | 信仰に生きる
 競い起こる災難 *
日名子さん、
「お知り合いの方凄いですねぇ、それで先生のほうはどうなりました。
おおきい功徳があったのでしょう。」

わたし、
「それがねえ私のほうは逆で、おおきな災難が次からつぎに起きたのです」

日名子さん、
「人に善いことをしてあげたのに、なんで先生が災難にあうのですか、
理解できませんねえ。」

わたし、
「当時私が勤めていた証券会社の有力な役員が、大の学会嫌いでしてね。
「ヘビと創価学会は大嫌いだ。」と公言してはばからないほど反学会だっ
たのです。私はその証券会社に入るとき役員の世話になりましたし、
その後も何かと援けてもらっていましたので、私が学会員であることは隠し
ていました。

それが入信した彼(以後Kとよびます) のコンサルタント会社が、どんどん
大きくなり兜町でも評判になったのです。

そのKが学会員であることも知れ渡りました。
兜町は超保守的なところでしたから、創価学会というと共産党と同じぐらい
嫌っていました。
Kが学会員であることは当然役員の耳に入りました。

「ナニ、ヤツが学会員だと、そんなことは今まで聞いていなかった。
 いつたいダレが、ヤツを学会に入れたんだ。」

ということになり、紹介者が私であることがわかったのです。」

日名子さん、
「ばれちゃつたのですね。
 学会大嫌いのその人はおこったでしょう。」

わたし、
「今まで人一倍大事にしてくれていたのが、手のひらを返したように邪けん
になりました。
たまたま私の大口の客が株で大損をして、損したカネの一部を私に負担
しろと、脅迫めいたクレームをつけてきました。

私が応じないと宣伝カーを会社の前につけて、私と会社の悪口を言いふら
しだしたのです。これには弱りまして、結局損金の一部を私が負担して話
がつきましたが、
そうしているときにまた大きな災難が起きたのです。

次回に続く   
  


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