競い起こる災難 *
日名子さん、
「お知り合いの方凄いですねぇ、それで先生のほうはどうなりました。
おおきい功徳があったのでしょう。」
わたし、
「それがねえ私のほうは逆で、おおきな災難が次からつぎに起きたのです」
日名子さん、
「人に善いことをしてあげたのに、なんで先生が災難にあうのですか、
理解できませんねえ。」
わたし、
「当時私が勤めていた証券会社の有力な役員が、大の学会嫌いでしてね。
「ヘビと創価学会は大嫌いだ。」と公言してはばからないほど反学会だっ
たのです。私はその証券会社に入るとき役員の世話になりましたし、
その後も何かと援けてもらっていましたので、私が学会員であることは隠し
ていました。
それが入信した彼(以後Kとよびます) のコンサルタント会社が、どんどん
大きくなり兜町でも評判になったのです。
そのKが学会員であることも知れ渡りました。
兜町は超保守的なところでしたから、創価学会というと共産党と同じぐらい
嫌っていました。
Kが学会員であることは当然役員の耳に入りました。
「ナニ、ヤツが学会員だと、そんなことは今まで聞いていなかった。
いつたいダレが、ヤツを学会に入れたんだ。」
ということになり、紹介者が私であることがわかったのです。」
日名子さん、
「ばれちゃつたのですね。
学会大嫌いのその人はおこったでしょう。」
わたし、
「今まで人一倍大事にしてくれていたのが、手のひらを返したように邪けん
になりました。
たまたま私の大口の客が株で大損をして、損したカネの一部を私に負担
しろと、脅迫めいたクレームをつけてきました。
私が応じないと宣伝カーを会社の前につけて、私と会社の悪口を言いふら
しだしたのです。これには弱りまして、結局損金の一部を私が負担して話
がつきましたが、
そうしているときにまた大きな災難が起きたのです。
次回に続く
日名子さん、
「お知り合いの方凄いですねぇ、それで先生のほうはどうなりました。
おおきい功徳があったのでしょう。」
わたし、
「それがねえ私のほうは逆で、おおきな災難が次からつぎに起きたのです」
日名子さん、
「人に善いことをしてあげたのに、なんで先生が災難にあうのですか、
理解できませんねえ。」
わたし、
「当時私が勤めていた証券会社の有力な役員が、大の学会嫌いでしてね。
「ヘビと創価学会は大嫌いだ。」と公言してはばからないほど反学会だっ
たのです。私はその証券会社に入るとき役員の世話になりましたし、
その後も何かと援けてもらっていましたので、私が学会員であることは隠し
ていました。
それが入信した彼(以後Kとよびます) のコンサルタント会社が、どんどん
大きくなり兜町でも評判になったのです。
そのKが学会員であることも知れ渡りました。
兜町は超保守的なところでしたから、創価学会というと共産党と同じぐらい
嫌っていました。
Kが学会員であることは当然役員の耳に入りました。
「ナニ、ヤツが学会員だと、そんなことは今まで聞いていなかった。
いつたいダレが、ヤツを学会に入れたんだ。」
ということになり、紹介者が私であることがわかったのです。」
日名子さん、
「ばれちゃつたのですね。
学会大嫌いのその人はおこったでしょう。」
わたし、
「今まで人一倍大事にしてくれていたのが、手のひらを返したように邪けん
になりました。
たまたま私の大口の客が株で大損をして、損したカネの一部を私に負担
しろと、脅迫めいたクレームをつけてきました。
私が応じないと宣伝カーを会社の前につけて、私と会社の悪口を言いふら
しだしたのです。これには弱りまして、結局損金の一部を私が負担して話
がつきましたが、
そうしているときにまた大きな災難が起きたのです。
次回に続く