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「校舎からの風景~旧洞門中学校校舎~」

2023年09月28日 | 大分県

猛暑だった9月もあとわずか。9月は長月と言いますが、猛暑で長い月でした。

10月に入ると、少し気温も落ち着きそうです。
 
グランドで運動会の練習が行われますが、ちょっと寂しい風景があります。

それは、校庭の横にある建物が壊されています。
 
この建物は、かつての「洞門中学校」の校舎です。
朝、職員の方と話をしていると、
「わたしが中学校1年生の時に、この校舎から、今の本耶馬渓中学校の校舎に代わったんですよ。」 
 
そう考えると、この建物は、100年近くこの地の歴史を見てきています。
 
かつて下毛郡で「下毛郡文化祭」が4町村持ち回りで開催されていました。

子どもたちの作品が展示されていました。

またステージでは、子どもたちの合唱や合奏がありました。
私が教員になってからもそれが行われていました。
 
西谷小学校に勤務していた時に、文化祭の本耶馬渓町開催がありました。
場所は、今の本耶馬渓中学校に変わっていましたが、全校の子どもたちとミュージカル「アルプスのハイジ」を創りました。
先輩の先生方の演出の凄さも感じました。
 
幼い頃、毎年、耶馬溪鉄道に乗って、下毛郡文化祭に行くことを楽しみにしていました。

洞門中学校は、耶馬溪鉄道洞門駅のすぐそばにありました。
洞門駅で降りて、一直線に会場の洞門中学校に向かいました。
懐かしい思い出です。
 
その校舎の一部が、今でも薬品工場や樋田公民館に変貌しながら、ふるさとを見つめています。
 
その校舎が時代の役割を終え、機械を使いながら解体作業が行われています。

昨日は、その作業を見ながら、小運動会が行われました。

3度目の今の学校での勤務です。
勤務のたびに、校舎から、かつての洞門中学校の校舎を見続けてきました。

あたりまえのようにあったものがなくなっていきます。
幼い頃からの思い出もあり、なんとなく寂しくも感じます。
 
そう感じている地域の方も多いことでしょう。
 
初めて樋田小学校に勤務したときは、洞門中学校と同じ色で作りも同じような木造の校舎でした。

そして、新校舎の改築に立ち合いました。
時代は変化しています。
 
この校舎がこわされたあとは、教室の窓からどんな風景がみえるのでしょうか。
 
またここから新しい歴史が創られます。


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