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東九州短期大学のチャイルドフェスティバルを見て

2008年12月21日 | Weblog
 東九州短期大学に進学した三光中学校時代教えた生徒から、葉書きが来ていました。「先生、お元気ですか。学生生活最後の大舞台なので、ぜひ見に来てください。」という内容でした。東九州短期大学のチャイルドフェスタが中津文化会館で行われるのです。少し早めに家を出て見に行きました。 

 子どもから、お年寄りまですごい人が見に来ていました。お年寄りの方は、きっと、お孫さんの学生の演技を見に来ていたのでしょう。内容が盛りだくさんであっという間に時間が過ぎていきました。

 最初は、「琉球の風」の演技でした。琉球國祭り太鼓の方が来て、大学生と一緒に演技をしました。沖縄のエイサーをベースに、空手の型を取り入れた独自の振り付けとダイナミックなバチさばきで、オープニングを盛り上げました。続いて、1年生、2年生がそれぞれに劇をしました。

 1年生は、「おしゃべりなたまごやき」2年生は「オズの魔法使い」でした。ずっと前から、練習を積み重ねてきたのでしょう。いろいろ演出にも工夫があって、すばらしい演技でした。幼児教育学科の学生だけあって、特に2年生は、あと少しで保育園や幼稚園の最前線でがんばっていく若者たちです。エネルギーを感じました。思いもあったのでしょう。2年生の学生たちは、最後のフェスティバルが終わって、涙を流していました。もちろん、教えた生徒も涙でエンディングを迎えました。


 ロビーに学生たちがいたので、すべてが終わったあとに、生徒に花を持っていきました。やり終えた満足感にあふれ、素敵な笑顔で子どもたちにお土産を渡していました。生徒のところにたどり着くのが大変なほどのにぎわいでした。

「お疲れ様。すばらしい演技だったよ。」

と声をかけました。長く話す時間がなかったので、後から電話をかけました。家族の方もみんなで見に来てくれていたようです。

「来てくれてありがとうございました。今日は、みんなで打ち上げです。」

と礼儀正しく答えてくれました。生徒の2年間の満足ぶりがわかりました。中学校時代から、子どもたちと接する職業に就くことを望んでいました。その目標が変わらず、ここまできました。きっと優しく幼児からも慕われる先生になることでしょう。

 保育士になるためにがんばってきた様子をわずか2時間の中で、十分に感じることができました。気持ちのいい時間でした。

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