
昨日は、地区のお祭りの「若宮祇園」が開催されました。
地区の人たちが総出の準備、祇園の開催、片付けという流れで一日が過ぎていきました。

本番はかなりの人出ですが、準備する人はだんだんと少なくなってきています。
時と過疎を感じます。
それでも朝からみんなで準備を進めていきました。

お神輿を出す、ステージを組む、観客席を作る、出店のコーナーを作るなどの準備を進めました。
半日かかりましたが、祇園の準備、観客の方を迎える準備ができあがりました。
役員さんたちは、もっと細かいことなどの取り組みをしてくれています。

一度家に帰って、汗をひかせて、一寝入りをして、2時からの御神幸に向かいました。
高校生も加勢に来てくれています。
この若い力がなければ、きっと神輿はトラック移動です。
若いエネルギーを借りて神輿を担いで地区を練ります。

先頭は軽トラに乗った神楽の方々によるお囃子です。
その後に、サカキで水を散らす子どもたち、お神輿と続きます。
地区に夏祭りの雰囲気が舞いあがります。
しかし、暑い。

練り歩いていると、汗が吹きだしてきます。
そして、歩くほどに、神輿の重さが体を襲います。
地区の人たちは、家の前を通る時に、お賽銭を持って、出て来てくれます。
そして、神輿を「わっしょい、わっしょい。」と家の前で上げます。
昔から変わらない風情ある風景です。

そのひと昔は、重いお神輿で練っていたのですが、人が減ってくる中で、いつしか軽いお神輿に変わりました。
それでも腕や体に重さがかかってきます。
それにこの暑さです。
ところどころで休憩する冷たい飲み物が体を生き返らせてくれます。

ラストは、後ろから押されてくる勢いです。
疲れと重さと暑さで、前の方にいたのですが、その速さに追いつけません。
地区をひとまわりして、なんとか無事に境内に戻ってきました。

「これからも地区が平穏でありますように。」
の願いが叶うことでしょう。
祇園のプロローグの御神幸でした。
これから出店のところで、さらに暑さと熱さがヒートアップします。
