思いを綴っていくことは、自分の考えや思い、今の在り様を見直させてくれます。
先日の朝刊を見ると、昨年度、受け持った子どもたちの意見文が掲載されていました。
3学期に投稿したのですが、先日、新聞にのりました。
一つの事象を真剣にとらえ、考えて、文章を書き進めました。
ふだん何気なく見ているものにスポットをあてることにより、そのことをいろんな角度から深く考えさせてくれます。
そして、ものを見る目、心の成長へとつなげていきます。
国語の意見文の学習内容の時間に構成表を作り、書き綴りました。
ただ思うだけでなく、情報を整理しながら、言葉として表現していきます。
考えに深まりができてきます。
かつて中学校勤務の時、入試で面接練習を繰り返す機会が毎年ありました。
最初、夢や目標がぼんやりしていたものが、言葉を繰り返すことで、夢や目標、高校に入ってしたいことがはっきりとしてきます。
その子どもたちの、心の変化を練習を通して感じることができるのが、楽しみでした。
言葉にすることの大切さを感じます。
次週も掲載されるということで、子どもたちには、大きな励みと自信になります。
ブログも綴りです。
自分がよりよく感じたことを書き留めていっています。
毎日書いていく中で、ものを見る目が、少しだけ、前向きにとらえられるのかなと思っています。