国による地方公立病院潰しとも呼べる新研修医制度の導入などから、危機に直面した荒尾市民病院。
しかし、その対抗手段として地方公営企業の全部適用や医師をはじめとした人材の確保、財政での収入アップ、支出ダウンなどの改革を行い今般では、4年連続での黒字化し、累積赤字は30億2752万6000円となったようです。
★年間入院患者 述べ8万2760人(1日平均228人)
★年間外来患者 述べ8万4760人(1日平均332人)
そして報道によると、経営の好転と病院建て替えに向けた体制充実の理由から、職員定数を355人から420人に増員(65名の増。内訳は医師10人、看護師36人、薬剤師など19人)することの提案をするようです。
病院建て替えに向けた明るい話題に拍車をかけるもので、喜ばしいことですね。
病院建て替えというと、荒尾競馬場跡地を一つの移転選択地としてあげているようです。
地域医療の中核拠点病院として、今後も健全経営を期待するものです。
平成24年度 荒尾市民病院事業会計決算
◆総収入 58億3150万6000円(前年度比 2.9%増)
◆総支出 54億1629万1000円(前年度比 1.9%増)
差し引き 4億1521万5000円(当年度の純利益)