雨の心配はまったく無く、好天の中で行われた本日の第39回荒尾市民マラソン大会。
約1600人のランナーが参加し、幼稚園児・保育園児・小学生児童のそれぞれの保護者まで含めれば今日の陸上競技場、3000人は超える人たちで埋め尽くされたと思います。
よって、駐車場は満杯。コース上には黒山の人だかり。大変な賑わいでした。
荒尾市陸上競技協会が補助として参加しているこの大会での私の仕事は、バイクにより最終ランナーの確認。
先導は、ランナーをコースに誘導するだけですが、最終はランナーが歩いたり途中棄権したりといろいろあって、前に行こうにもなかなか進めず、ホント大変でした。
しかし、かけっこが遅いながらも諦めずに最後まで走りぬく。沿道の方たちの暖かい応援。最終ランナーを見ていて、何かしら熱いものを感じましたね。
さて今年も、応援をする保護者の方達に対して問題が多かったようですね。
わが子の勇姿をカメラに収めようとコース上に身を乗り出して、あるいは中には入り込んできた。他の子と接触しようとした場面もあったそうで、競技役員が注意しても今度は次の人が、そしてまた次の人がということで、大変だったようです。
これは毎年のことですが、何とかならないものでしょうかねぇ。
他にも、園児や小学生低学年児童に伴走したり、手をつないで一緒に走る保護者。『やめてください』の場内アナウンスや係からの注意にも耳を傾けず一心不乱に走る姿に呆れてしまいます。
『別にいいじゃないか』との声もあったそうですが、以前にこんなことがありました。
手をつないで走った子どもが10位以内に入賞。入賞すれば表彰状がもらえることで、11位以下の保護者から猛烈な抗議の声、ということです。他にも着順カードに対して『親に引っ張ってもらったから自分の子どもよりも速かった。自分の子どもは一人で走ったのにこれはおかしい』と。
レクレーションの市民マラソン大会。保護者を含めて誰もがルールを守れば何てこと無いんですが、自分はこうしたいといった自己チュウの考え方が、他の人からのクレームとなっています。来年こそは、選手も保護者も競技関係者も、気持ちよくお疲れ様と言えるようになって欲しいものです。