2011荒尾市議選 6期目挑戦19票差で落選 田中ひろはるブログ!

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人の世に熱あれ!人間に光あれ!

2008年08月23日 | イベント参加
今日の午前何時ごろだったでしょうか?
もの凄い光と地響きともに轟きわたる雷鳴に目がさめ、あまりのすごさに緊張してしまって暫くは眠れなかったですね。
雨が降って涼しくなるのは良いんですが、このような自然現象はあまりあってほしくはないですね。
そんなこんなでチョットばかり眠たかったのですが、第28回荒尾市人権同和教育研究大会『差別の現実に深く学び、一人ひとりを差別をなくしていく仲間としてつなぎ、子ども達の未来を保障しよう』・・・・・・・『続きを読む』でどうぞ に参加するため、荒尾文化センターに行ってきました。
9時からの開会で、午前中は講演会、午後は有明高校に会場を移しての分科会が行われました。
講演では、『人の世に熱と光を』と題して、奈良県の副住職の方からありました。
『まちがったものさしが差別を生む。差別は今もある。各地で相次ぐ差別事件。世間体に縛られない生き方をしよう。迷信や風習へのこだわりを捨てよう。人間らしく生きてきた人々の生き方から学ぼう。人間は尊敬すべきもの、水平者宣言の思想』。
お話しの一つに、子どもさんの差別いじめの実態を赤裸々に訴えられました。連日の姑息ないじめに拒食症・心神喪失などとなり身体は衰弱、『学校休んだら』と言ったが『学校休めばいじめをする者の思う壺。休まない』と立ち向かい、そんな中『学校から追い出す事を目的としたゲーム』をしようと手紙がいれてあり、そのことを学校全体で討論。『差別はやめろー』と学校全体がなり、首謀者が名乗り出てきた。子どもは、恨みつらみを述べるかと思ったら、仲間になることを話した。それはまさに『人間を人間と思わない者を救う運動:水平者宣言思想』だったと。
今日の新聞に記事として掲載されていましたね。中学生8人が自分達よりも弱い立場にある知的障がい者を狙い、暴行・恐喝そして逮捕後に語った言葉が『障がい者をいじめて何が悪い』と。
講演の中で子ども達を車に例えて、エンジンは学校でも塾でも大きくしてくれるが、ハンドルの切り方は学校が、家庭が、大人がしっかりと教えなければダメ。子ども達に間違ったハンドルの切り方を教えているのは大人・・・・・・・。
差別事象は、このような取り組みをしているにも関わらず、一向に消滅する気配がありません。結婚差別・就職差別・差別落書き・差別発言、インターネットを使った書き込みもされています。被差別を作り上げたのは誰か!歯がゆい思いです。
差別は、この社会の様々な場面にもあり昇進・昇給差別をはじめ、今私たちが闘っている所属組合によるJR採用差別。
すべての差別を憎む、仲間の輪を広めていくことしか差別の消滅はありません。差別を許さない心の醸成を!