2011荒尾市議選 6期目挑戦19票差で落選 田中ひろはるブログ!

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国民総背番号制に問題はないのか

2008年07月09日 | その他

今日の新聞記事に、『住基ネットに杉並区参加へ:選択方式敗訴確定』と掲載されていました。
内容は、
住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)に参加していない東京都杉並区が、希望する区民だけが参加できる『区民選択方式』を認めること・・・・・・・『続きを読む』でどうぞ

などを国や都に求めた訴訟の上告審で、最高裁第3小法廷は7月8日、杉並区の上告を棄却する決定をした。決定を受け、杉並区は住基ネットに全面参加する事を明らかにした。全国で、住基ネットに参加していないのは、東京都国立市と福島県矢祭町の2自治体だけになる。

牛の場合、その肉がどこで生育され、誰が育てたかなどを把握するために、10桁の番号で管理。住基ネットは、国が国民を一括管理するため11桁の番号を全員に付与し、氏名・生年月日・性別・住所などの6項目に限定されていますが、そもそも国が一元管理するなんてこれはプライバシー権の侵害です。
これまでに、個人情報保護が声高に叫ばれ、企業や行政が持つ個人情報が、ネット上やペーパーとして流出しただけで大問題となっています。
また、希望者に有料で交付している住基カード
現在の発行枚数はきわめて僅かであり、それはカードによる利用が住民票発行などにしか利用できないためであり、免許証などを持たない方などが、身分証明などの利用のために取得されているようですが、利用頻度を上げるためにそのカードに付加価値をつけるのには大変な費用がかかり、どこの自治体でも二の足を踏んでいます。
そんな利用価値がないのに管理費としての費用が嵩んでいる、そしてプライバシー権の侵害にもなっている住基ネット。
私の個人情報が、ネット上で管理されている事に不満があり、その不満は私だけではなく全国各地で争われている裁判でも明らかです。
私は、取得している、あるいは取得したいという方もいる事から、本市でも選択性にすべきだと議会で発言してきました。
その選択性を認めないという判断は民主主義の否定であり、国がやることには従えということは問題です。
今後も、この住基ネットそのものに対して、反対の考えで活動していきます。