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2011荒尾市議選 6期目挑戦19票差で落選 田中ひろはるブログ!

ひろげたい! みどりと 平和と みんなの笑顔を! 新社会党でがんばります!  

お願いから約束へ・・・・

2008年08月19日 | 荒尾市議会
早朝、午前5時前には月が見えて雨が降っていなかったので、『週刊 新社会』の配布をし、帰ってきてから転寝。夢見心地の中でいたところ、いきなり『ドーン』とけたたましい音に目が覚め、見れば外は雷雨。
本当にもの凄い雷雨で、今日一日どうなるかと心配していましたが、午後9時30分過ぎにはおさまり、今日は熊本県下市議会議員研修会。熊本県市議会議長会主催で、2年に1回程度で行われています。・・・・・『続きを読む』でどうぞ
よって、11時40分に荒尾市役所集合し、会場であるホテルキャッスルに向けて出発。午後1時30分からの講演会に参加してきました。
県下には、『平成の大合併』で14市あり、総勢300人を越える中で開催され、講師には早稲田大学大学院教授・元三重県知事の『北川正恭』氏。
テレビでは、何回となくその姿を見ていましたが、巧みな話し方で私達市議に対して、マニフェストの重要性、厳しい地方における政策発案、そして議会基本条例制定をはじめとした条例の勉強など、ポイントについて話され、特に会場からあった質問のマニフェストについては熱く語られ、『選挙の際にお願いします!ではなく、私はこれがしたいから立候補した!という約束にしていかなければ地方は変わらない』と、有権者の多くはマニフェストで判断している事も紹介されました。
国政選挙ではなく地方の選挙になればなるほど、マニフェストよりも地縁血縁で選挙がなされている実態はありますが、そこを変えていかなければ選挙も地方も変わらないということです。
執行権はないけれども、議決権・提案権を最大限に発揮してほしい!。
1時間30分程度の講演会で、帰りのバスの中では早速、今日の講演を色々と話し合いながらでしたが、議会活動について考えさせられる点もあり有意義な時間でありました。
午後5時チョット前に市役所に到着。一日、お疲れ様でした。

公金横領事件、議会に報告!再発防止に向けて・・・

2008年08月12日 | 荒尾市議会

午前10時から、市議会全員協議会が開催
議題は、6月18日に発覚した市職員による公金横領事件に対しての、これまでの経過、再発防止策、市長をはじめとした責任、横領された金額約1600万円の動向について、副市長が委員長を務める『公金に係る不祥事再発防止委員会』よりの報告書の説明がありました。
この事件の概要は、・・・・・・・・『続きを読む』でどうぞ

老人医療高額医療費の支給事務を担当していた職員が、支給対象者に支払われるべき高額医療費を着服したのではなく、データを改ざんし、支給対象者ではない自分の親族名義の口座に、本来支払うべきではない医療費を振り込ませる方法により騙し取ったものです。
高額医療費の支給とは、同月内の自己負担額が限度額を超えた場合において、申請により限度額を超えた分について払い戻しを行う制度です。
この件の問題は、横領事件を起こした職員に一番の問題がありますが、横領されている事に気づかなかった職場体制にも問題があります。
再発防止に向けて、担当者任せではなく複数での事務処理をはじめとしたチェック体制の強化、人事管理体制の整備および職員の意識改革など、10項目について取り組む事が出されました。
そのことに対し、何人かの議員より質問がありましたが、私の方からは『人事配置の件と1600万円の返金』について、質してきました。
『国の法律や制度が、制定あるいは改正されるたびに、福祉関係に携わっている職員は大変だ。だから、その部署に精通している方が不在になると困るから、同じ職員の配置となる。今回の事件は、高額医療費の支給担当が長年、その職員一人であり、不正支出の作業が行われても誰もが分からなかった。精通している職員を外せば業務が遅くなり、ひいては市民に迷惑がかかる。人事配置をどのように検討されるのか。』
この職員は、月平均約800件の申請を一人でこなしていたのですが、公金を扱う部署をはじめ、入力業務など、行政改革の中で人員削減もあっており一人にかかる仕事量は増大し、大変な状況です。その中での人事異動などは、弊害を及ぼさないことを考慮しながらであり、現場では『この人がいなくなったら困る』という声も聞きます。
人事配置に具体的な線引きの基準などはなく、『極力長期に在籍しないように検討する。』とのことで、1600万円は、あくまでもその元職員からの返還を求めていくということです。
事件を起こした元職員は、6月20日に懲戒免職になっており、この他に関係職員の処分として、部長・部次長・課長・課長補佐・係長などへは給料の減額などを行い、市長などの処分は9月議会にて提案をするとのことでした。
公金にまつわる事件が発覚し、職場の管理体制がどうであったのかが問われた今回の事件。
大分県教職員採用に絡む贈賄事件など、これまでにも全国様々な自治体での事件報道を目にしますが、再発防止策に力を入れ、市民との信頼関係の構築に全力を注いでいかなければなりません。信用失墜させた責任は大変に重いです。。


裁判員制度を前提とした可視化に反対

2007年12月19日 | 荒尾市議会
12月議会の最終日、公明党議員団から提出された意見書『取調べの可視化の実現を求める意見書』について反対をしました。反対をした理由につきましては、続きを読むでご覧ください。
当局から提案された議案については、与党議員の圧倒的な多数により全議案とも可決しましたが、私は国民健康保険の条例改正について反対をしました。
この中身は、65歳から74歳までの年金月額収入15000円以上の方から国保税を天引きするというもので、滞納・未納者を減らす事が目的で、国の法律改正により本市条例の改正というものです。病院に行けない、介護を受けたくてもお金がないから受けられないといった、低所得の高齢者の方が数多くいらっしゃいます。低所得者対策を置き去りにして、取れるところから取っていくということは許されません。
また陳情・請願については、『後期高齢者医療制度の凍結と見直し』『最低賃金の引き上げ』『遺伝子組み換えナタネの自生・交雑』については、賛成少数のため否決となり大変に残念でした。
今年最後の定例議会が終了し、本年残すところ僅かとなりましたが、来年早々に配布する議会報告の作成に向けて、風邪に負けずにガンバリマス!

ただいま議案となりました、取調べの可視化の実現を求める意見書について、新社会党議員団を代表して討論を行います。<o:p></o:p>

この意見書が求めている、取調べの可視化の実現については、冤罪の原因となる密室での違法・不当な取調べによる自白の強要が防止できる、供述調書に書かれた自白の任意性や信用性が争われた場合には取り調べの録画・録音テープが証拠となり、迅速・的確に判断するための方策としては問題なく賛成であります。<o:p></o:p>

しかし、その実現の前提となっているのが裁判員制度であり、この制度については大変に問題があり、異議を唱えるものです。<o:p></o:p>

この裁判員制度は、2009年5月までにスタートすることは決まっていますので、混乱を少しでも抑えるためにも市民に対し啓発などについてはぜひともお願いしますが、そもそもこの裁判員制度は、先進国においては陪審制度、参審制度がありますが日本だけが官僚裁判官による裁判であり、それに裁判に対するオンブズマン制度さえもないことから、外観だけでも国民参加の制度を取りたいということ。また、これまでに裁判官に対して冤罪があった場合の非難を、国民を巻き込むことでその非難を国民にも同様に共同責任にすること、などが大きな目的であると考えます。<o:p></o:p>

内閣府の世論調査では、裁判所に出頭しなければならない負担、人を裁くということへの抵抗感、冤罪を見抜けず冤罪の片棒を担ぐ不安などの理由から、国民の78%が参加したくない結果であったと日経新聞が報じています。<o:p></o:p>

よって私ども新社会党議員団は、裁判を抜け殻とせず、そして国民が期待していない、国民の不安をあおる裁判員制度そのものに対して反対をすることから、裁判員制度導入に向けての方策として言われている取調べの可視化については、賛成できず反対するものです。<o:p></o:p>

可視化は、裁判員制度と関係なく、実行しなければならない課題です。<o:p></o:p>

議員各位のご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げまして討論を終わります。<o:p></o:p>


議会改革に向け市民の声を拝聴

2007年11月27日 | 荒尾市議会
議会改革推進協議会では、今後の課題(議員報酬・議員定数・議会改革)を協議していくために、市民の意見を聞く場を持とうという事から、市内の主だった11団体の25名に案内状を差し上げたところ14名の方にお集まりいただき、議会に対する思いなどを拝聴しました。
意見として・・・・、
議員報酬については、議員活動を精一杯してもらうならば削減する必要はない。基準が38万4000円でも手取りが25万円ぐらいという事を初めて知った。生活と議員活動の事を考えればもっと上げてもよいのでは。荒尾市の財政事情を考えるときに削減すべきだし、そして職員をもっと削減してもよいのでは、という三様の意見が出されました。
議員定数については、何人が妥当という意見はありませんでしたが、市・町合併して議員数を減らすべきだという意見はありました。
議会改革については、
議会便りの発行をしてほしい。議会で何をどのように審議したのか分からない。チェック機能を強化してほしい。質問項目が重複しているので議員間で調整はできないのか。2名の県議会議員との連携を図るべきだ。本市のため国会議員への要望、そして中央省庁に働きかけをしてほしい。市民の声を取り入れてよりよい荒尾市にしてほしい、などの意見が出されました。
中には、今日の集まりがただの交流会と思って来たので何の意見も考えていなかった、という方もいましたが、貴重な意見を聞かせていただきましてありがとうございました。
議員側は、22名中20名が出席し意見を聞いていますが、温度差があることは間違いありませんので、今後の協議会の中でどのような意見交換になるか分かりませんが、私は私なりの意見を申し上げていきます。皆様方のご意見をもっとお聞かせください。

議会改革推進協議会

2007年11月13日 | 荒尾市議会

午前10時より、議会改革推進協議会が開催されました。
この協議会は、任意の会議でありますからどの議員でも参加できるものであり、しかし今日は今までで一番多い22名中15名の出席であったことから、議会改革に努力しようということの表れであったと思います。
今日の会議で決まったことは、次の通りです。

1.会議の方針を決定。
  ①議員報酬に関すること。(費用弁償・政務調査費含む)
  ②議員定数に関すること。
  ③議員活動に関すること。
  ④議会運営に関すること。

2.市民の率直な意見を聞く。
  11の市民団体の代表などから議会や議員に対してどのように思っていられるのか。
     11月27日(火) 午後1時30分~

考え方の違いから、大人数になればなるほど、あっち行きこっち行きの会議になるのは分かっていましたが、なかなかまとまらないことに苛立ちもあり、議長の采配で決定しましたが今後も大変だと感じました。
さて、昨日に会派でまとめました文章続きを読むでご覧ください)は、議長・議会運営委員長にだけ渡し各会派で議論してもらってからと、今日の会議から議員報酬と定数について先に議論すべきと思っていましたが、議長の方から提案をということでしたので増し刷りして説明、議員からはこういった事を考えていかなければならないとの反応があったところです。
次回の会議、市民からの率直な意見を聞きながら、今後の会議の糧にしていきます。


議会改革推進協議会への検討要望事項       新社会党議員団<o:p></o:p>

市議会としての長い歴史や財政を伴う点もあるので、すべてを実施してほしいとは言わないが、この協議会の中で取り組める点があれば検討してほしいことから、会派としてまとめたので報告しておきます。<o:p></o:p>

全体として<o:p></o:p>

1.         市議会に対する関心度を図るためのアンケート調査を実施してはどうか。<o:p></o:p>

2.         市民に関心をもってもらうため議場見学の開催(他議会ではコンサートなどを実施)<o:p></o:p>

3.         市民の権利を知ってもらうために、議会制度の広報活動。<o:p></o:p>

4.         議員のモラル向上とあわせ、議員への寄付など政治倫理に関する事項を市民に広く周知を。<o:p></o:p>

5.         議会事務局に議員も使えるパソコンを1台でも設置をしてほしい。<o:p></o:p>

6.         情報公開コーナーを1階フロアーに設置してはどうか。<o:p></o:p>

《議会運営について》<o:p></o:p>

1.         会議規則55条、時間内の質問回数制限の撤廃をしてほしい。<o:p></o:p>

2.         議員による議場内へのパソコン・録音機器(ICレコーダーなど)の持ち込みの検討を。<o:p></o:p>

3.         3月議会(予算議会)のみ、一般質問と合わせ質議だけの時間を設けてみてはどうか。<o:p></o:p>

4.         当局追加提案に対する全員協議会の開催。(人事関係除く)<o:p></o:p>

5.         賛成・反対の表明を採決後に記入して報告してはどうか。<o:p></o:p>

6.         検討するとの答弁に対し、6ヵ月後ぐらいには検討された事をその議員へ報告。<o:p></o:p>

7.         質疑・一般質問の発言順番の決定について検討してみてはどうか。<o:p></o:p>

8.         議場内(傍聴席含めて)での障がい者対策の充実を。傍聴者に応じて手話通訳者などの配置。<o:p></o:p>

9.         委員会での録音による記録。<o:p></o:p>

10.     議場における夏季のノーネクタイの実施。アロハシャツを着て議会開催もある。<o:p></o:p>

11.     決算特別委員会の審査日程を現行では窮屈すぎるので見直しを。当初予算に対する特別委員会の設置についての検討を。<o:p></o:p>

12.     通告をしない者の発言、会議規則51条・62条の取り扱いについての確認。<o:p></o:p>

13.     記名・無記名投票、会議規則69条・70条の条文の整理はできないか。<o:p></o:p>

14.     請願紹介議員、会議規則133条において、委員会同時開催の場合の対処は。<o:p></o:p>

《傍聴者対策や議会のリアルタイム報告》<o:p></o:p>

1.         授業の一環としての小・中学生による議会風景見学。<o:p></o:p>

2.         傍聴規則9条の4対策についてどうすべきか。また10条(4)について傍聴者の判断に任せてはどうか。委員会条例19条について自由にしてみてはどうか?<o:p></o:p>

3.         ナイター議会や土・日曜日議会の試行可能性の検討。<o:p></o:p>

4.         インターネット中継の可能性について検討。<o:p></o:p>

5.         議会開催を広報やホームページ、1階入り口だけではなく公共施設でも掲示してはどうか。また、質問者氏名や日時をホームページや議場内だけではなく、庁舎1階や公共施設へも掲示しては?<o:p></o:p>

6.         傍聴席定員オーバー時の対策についての検討。傍聴規則7条の見直し。<o:p></o:p>

7.         傍聴者に分かりやすい質問形式にしてはどうか。 行政用語を極力使わない努力を。<o:p></o:p>

8.         議場風景を撮影・録画。庁舎内での放映。市民団体に貸し出す。<o:p></o:p>

9.         議会便りの発行。(議会の活動、発言者氏名、政務調査費、視察報告書など)<o:p></o:p>

10.     市当局による住民懇談会のように議会による議会報告会の開催を検討してはどうか。<o:p></o:p>

11.     ホームページの内容充実。議長交際費の公開。陳情・請願の取り扱いの報告。<o:p></o:p>


県立高校再編に関する意見書提出

2007年09月05日 | 荒尾市議会
私は今議会に、以前から問題となっていました県立高校再編計画に対しての意見書を提出しました。あて先は、熊本県知事と県教育委員会です。
その内容は、再編については熊本県の高校教育をもっと慎重に、そして十分に議論すべき必要がある。性急な計画策定をしないでほしい、ということです。
意見書の取り扱いについては、9月11日の代表者会議での打ち合わせのときや9月20日の議会閉会日に審議されます。結果についてどのようになるかは分かりませんが、可決されるよう要請していきます。
意見書文面は、続きを読むで参照ください。

熊本県立高等学校再編整備に関する意見書<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

昨年の平成18年7月4日、県立高等学校再編整備計画(第1次素案)が公表され、県下各地で説明会等が開催されたが、出席人数を制限するなど不満が残るものであった。これは、2次素案説明会でも同様である。<o:p></o:p>

 その説明会では、再編対象校がある行政や議会、地域住民、同窓会、保護者会から『拙速すぎる』『地域に対する説明が不足している』などの反対意見が出された。<o:p></o:p>

本市においては、出席人数が制限されていたことから昨年の9月、荒尾高校PTAと同校同窓会による県教育委員会担当者を呼んでの説明会が開催され、荒尾高校は南関高校と統合し、荒尾高校校舎を使用という素案に対し、参加者からは定員割れとなっている現状を鑑み、果たしてこの計画素案で将来ある荒尾高校と成りうるのかとの不安やまた魅力ある学校づくりに向けた様々な意見が噴出した。<o:p></o:p>

そのような経過を踏まえた中で、本年5月15日に第2次素案、8月21日に最終計画案が公表されたがその案は、学区外入学者枠の拡大を2次素案の『12年度に20%』から『影響を見ながら12年度以降に20%』に変更し、天草地方の大矢野、天草東、松島商の統廃合を『09年度以降』から『07~09年度間』に前倒しなどとなっただけで、本市はもとより高校再編市町村や同窓会、保護者会が集まり結成した『熊本県高校再編関係市町村等連絡協議会』の意見が反映されないものであり、大変に残念である。<o:p></o:p>

 高校教育の充実を図り、地域や熊本県の次代を担う人材育成の高校教育機関として、将来の熊本県教育界および地方行政の発展に結びつく再編にすべきである。<o:p></o:p>

 今後、パブリックコメントを経て年内にも基本計画を策定する方針のようであるが、将来の熊本県の高校教育を考えるために、性急な基本計画の策定は行わず地域との議論をもっと深めることを強く求めるものである。<o:p></o:p>

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。<o:p></o:p>

平成19年9月    日<o:p></o:p>

荒尾市議会<o:p></o:p>

あて先<o:p></o:p>

熊本県知事    熊本県教育委員会<o:p></o:p>


起業家支援

2007年08月31日 | 荒尾市議会
本市には『チャレンジプラザ荒尾』というインキュベーション施設があります。これは、起業をしようという方や団体に低額で部屋を貸すというもので2年目になっていてます。
この起業家支援をもっと進めていくために、愛媛県西条市『西条産業情報支援センター』(公設民営)においての取り組みを紹介します。
ここでは、企業や起業家に対し今まで知識の提供はできていたが、意見や判断の提供はできていなかったことから設立されました。マネージャーを迎え入れ、価値ある情報の取得のため人脈や人間関係作りに努力し情報の収集に努め、的確なアドバイスで支援を行っています。多くの企業が会員(企業:年会費10万円、個人:年会費3万円)として名を連ね、中小企業の育成には横の連携が必要であることから週に1回の懇談会で情報の共有化を計り、また金融支援についても地域4行に対しセンターが申請などが行われています。ここで大事なのはやる気があるのかどうなのかということが問われており、その如何によって支援するかどうかがされているようです。
このような活動で、これまでに存続困難であった企業を再生させたり、新たな商業機開発に成功など数多くの事例が物語っているように、センターの役割が十分に発揮され、あわせてセンター経営は黒字で推移し現在に至っています。
情報提供も起業家支援で大事ではありますが、あわせてその時に的確なアドバイスや意見をするといったことも必要です。西条市の取り組みを参考に、本市でも今以上の起業家支援を行い、本市において起業されることを願っています。

家庭ごみ有料化事業

2007年08月24日 | 荒尾市議会
本日の午前10時より市議会全員協議会が開催され、家庭ごみ有料化の件について市当局より説明を受けました。この件は来る9月に予定されている定例市議会に提案したいということです。
この事業の中身は、一般家庭から排出されるゴミに対し、指定袋の導入、その袋を1?あたり1円換算(例  45?袋で45円。袋は大・中・小がある)で販売するというものです。粗大ゴミについては指定シール(1枚400円で販売)を新設し、二人で運べる大きさ・重さの物を回収することにしています。
また、ボランティア活動で排出されたゴミや紙おむつ支援、樹木の枝(2束まで)などは無料とし、資源ごみの回収は今までどおり、リサイクルの推進を図っていくことになっています。
この件が議会で可決したならば、その後に住民説明会や出し方の広報掲載、袋作成、袋販売システムの構築が予定されています。そして来年4月に実施となります。
今日は概要を聞くだけでしたので、具体的な質問は議会本会議での質疑、常任委員会での審査となります。
この有料化事業は、福岡県の市で96.3%、佐賀県の市では100%であり、熊本県では熊本市、水俣市、そして本市以外の市で導入され、78.6%となっているようです。
本市では、週2回の可燃ごみ、月2回の不燃ごみを収集しています。私用される袋の大きさは各ご家庭で違いますが45?袋を年に100枚使えば4500円がそのご家庭での負担となり、本市へは、全体で約5000万円の収益となるようです。
今、財政悪化の自治体が多い中で本市も大変に厳しい状況にあります。この件についてどうするのか、私自身、いろんな方の話しを聞き、そして結論を出していきたいと思います。


企業誘致で本市の発展を

2007年08月17日 | 荒尾市議会
企業誘致等地域振興対策特別委員会協議会が10時から委員会室ありました。
2030有明優都戦略や企業誘致の状況について所管課からの詳しい説明を聞き、そのことに対する質疑応答を行い、私からは企業への進出意向アンケート調査での本市へ期待するもの(土地の値段を安くしてほしいとか、労働力の確保など)の結果について。市内小学校区において地域間格差があることから、この戦略でその格差が是正されるのか。また民間との協同で進めているが民間の意欲向上策についてはどうか、などについて発言しました 。
2030年までには、本市人口を6万人に、そして地場産業をはじめ経済においても豊かになるようにとこの戦略の下で進められていきますが、私は本市の発展につながるようこれからも議会の中で努力していきます。

障害者の害の字は・・・・?

2007年01月24日 | 荒尾市議会

本日、午後1時30分より第3回目となる荒尾市総合計画審議会が開催され、委員として参加してきました。今日の会議で審議会は終了し、意見交換した結果を市長へ答申することになります。

会議では、かなり白熱した議論となりました。

それは、私が1回目と2回目の会議で発言しました障害者の害という字を、ひらがなの『がい』に表記を改めるべきだという発言を行政事務局が汲み取り、本日の会議でひらがな表記に変更するということに対してでした。

荒尾市三師会の代表の方より『ひらがな表記は反対。法律用語はすべて漢字表記である』と。1回目の会議の中で、大学教授からもひらがな表記に対するバックアップも受け、『ひらがな表記は全国的な流れである。荒尾市の広報でもひらがな表記が使われているのに、基本構想の文言は漢字表記ではおかしい。法律で使われている語(例 障害者自立支援法など)では漢字表記そのままにし、それ以外の障害者という言葉は害をひらがな表記にすべきだ』と。また『これまでの講演会の中で、障がい者をかわいそうだという目で見ないでほしい。障がいは個性だ』という問題提起もあったことから、公害・被害という害が持つイメージを払拭するためにもひらがな表記にすべきだと発言しました。行政事務局からも法律語以外はひらがな表記にしたいと発言がありました。

もちろん、表記を変えるだけの問題ではなく、今後の実施計画の中でノーマライゼーションの観点からの対策については論じていきます。

その後に市議会選出の委員より、審議会のあり方について問題提起(審議会の結論は、賛成・反対の決を採って決められるのか。この基本構想が審議会全体の同意の下でと答申されたら困る。)があり、そのことについて長い時間が費やされました。

その長時間になっていることに対してとは思いますが、荒尾市三師会の代表の方より『市議会議員を審議会に参加させること自体が問題。議員のパフォーマンスに不愉快』との発言がありました。私はこの言葉を、参加している5名の議員に対しての言葉と受け止めました。

そのことに対し、県代表の方より審議会のあり方についてなど大変もっともな話しがあり、その中で『ひらがな標記の件は他の自治体がやっているから荒尾市もと言うことではなく、荒尾市はこうやるんだという気構えを見せるべきだ』との発言に私自身、全国的な流れという言葉を使ってしまい、それで『議員のパフォーマンスに不愉快という言葉もあったように、私の言葉足らずでご理解いただけないこと反省をしている。もう一度、行政事務局よりこうしたいということを述べていただきませんか』との問いに、行政はひらがな表記でやっていくと改めて決意が述べられました。

私は決してパフォーマンスで発言しているのではなく、すべての人権を尊重し、そして私自身が学んできたものを訴えてきているわけですから、ご理解をいただきたいと思います。

この審議会の中で、それぞれ各団体の代表の方と一般公募の方が参加して、それぞれの立場・考え方で荒尾市の将来に対する想いを述べたと思います。その中で賛成・反対は当然にありますが、荒尾市の主人公は市民であることを忘れずに、今後の取り組みを進めていかなければなりません。



日中友好の輪を広めよう!

2006年12月15日 | 荒尾市議会

昨日の午後6時からホテルヴェルデにて、荒尾市日中友好交流会が開催されました。

この会は、昭和55年に発足した荒尾市日中友好促進会議(行政関係)と荒尾市日中友好議員連盟(市議会議員)との共催で行われ、荒尾市では27年の日中友好に向けた活動の歴史があります。これまでに14次にわたる訪中団を派遣し、特に原平市とは梨栽培での交流、中山市とは孫文との関係で交流があります。今後も日中友好の輪が広まることを期待しています。

交流会では、熊本県国際交流員として本年4月から1年間、熊本県庁に赴任されている方からの講演をいただき、その後は市内在住の中国の方との懇親会(これは初の試み)でした。

講演では、『食文化から見た中日の国民性の違い』との演題で、日本料理は盛り付けに工夫を凝らし、目で楽しむ。中華料理は火の料理。味にこだわる、冷たい料理は中国にもあるが、圧倒的に少なく、日本のほうが多い。刺身事態がない。貝を生で食べるなんて・・・。中国では割り勘を殆どしない。誕生日のお祝いパーティーには、誕生日を迎える人がみんなに食事をおごる。中国では、誰がお金を払うではなく、私がお金を払うという考え方。お金を出すことで相手との交流を深める。割り勘では、お金で割り切ってしまうのでその後がない。よって、お金を出すためにトイレに行くフリをして勘定を済ませたり、誰が払うといって喧嘩になったりもする。乾杯は、中国では飲み干すということだが、日本はさあ飲みましょうの挨拶言葉。・・・・・・・・。

懇親会では、馬頭琴の演奏や自己紹介、中国の方々は仕事の研修や結婚してこられた方などで、今日のこの日に初めて出会った中国の方同士で連絡方法を交換し合ったり、簡単な中国語講座を開いてもらったりと、本当に楽しいひとときでした。

中国の方々の数人の方とお話しましたが、やはり慣れるまでが大変のようです。1年に1回、必ず中国に里帰りをするということで日本に来たという方や電話をかけるとかやはり不安な面があるようです。日中友好の輪でそんな不安が消えていけばと思います。

皆さん、これはなんと読むかわかりますか?                                    卡拉OK。   tian  zhong  hao  zhi。



第2回荒尾市総合計画策定委員会

2006年12月12日 | 荒尾市議会

本日午後2時より、2回目となる第3次基本構想策定委員会が開催されました。

1回目に出された意見要望を踏まえて、事務局より訂正された資料と合わせ、前回はあまり時間が取れなかったことから発言できなかった委員からとで、今日は活発な意見が飛び交いました。

この委員会は、あくまでも基本構想の段階での委員会で、具体的な実施計画は年度ごとに策定とするとの前置きがありながらも、『この件についてはどう進めていくのか』『この件についてはどうか』と、やはり具体的なものを聞く発言が多かったように思います。

本市は、2030あらお優都戦略に基づき、荒尾カートピア構想や地域元気作り事業などの構想をもって進んでいきますが、これから予想される市民病院や荒尾競馬、公共施設の老朽化、退職金などなど、大変な問題を抱えているのが実情です。

具体的な実施計画においては財政状況を見て検討されていきますが、現在、審議中の基本構想が絵に描いた餅とならないように、注文はしっかりとつけていきます。

私のほうからは、障害者の表記のあり方(がいを平仮名に)、国際空港誘致の表記(削除すべき)、国民保護法に基づく表記(テロ対策に世界の恒久平和の文言挿入を)と発言しました。これからRDFや住基ネットなどについても発言してまいります。

次回の第3回会議は、来年の1月に予定されています。



アドバイザーによる市民病院への講評

2006年11月01日 | 荒尾市議会

総務省からアドバイザー派遣事業で来荒された方々より、荒尾市民病院の現状における講評をいただきました。

非常事態という認識を持って対処すること。診療単価を上げることに努力すること。委託の状況を見直すこと。他の自治体病院の経営を勉強すること。改革はスピード感を持って進めること。医師確保に努力すること。病診連携につとめること。技術を持った医師の宣伝をすること。病床数を減らすこと。人件費や人員を見直すこと。医師住宅の改善を図ることなど、行政や議会、市民病院に対し大変に手厳しい講評がなされました。また、アドバイザーは、どう考えるかの提起をすることで参考になればとの前置きから、誰かが助けてくれるのではなく、自らが努力をしなければならない、待ちの姿勢ではなく攻めの姿勢で取り組んでほしいと強く言われました。

現在の市民病院は、累積赤字が増大し大変に厳しい状況下にあることは全体の認識であり、議会でもこれまでに多数取り上げられてきました。

市民や荒尾市周辺住民の不安を払拭できるよう、荒尾市民病院として今後も継続できることを目的に、病院経営に伴う諸問題について取り組みます。



現職議員の死亡・・・・・

2006年09月05日 | 荒尾市議会

昨日の9月4日、議会開会のため市役所に行ってみると、悲痛な面持ちの職員、そして議員。

理由を聞けば、ベテラン議員がお亡くなりになったとのこと。

つい先日、ある会合の終了後に全体での懇親会で酒を酌み交わしていたのに・・・・

突然の訃報に、しばし放心状態。

議場議席に花が飾られ、一分間の黙祷。走馬灯のように思い出がよみがえる。

お通夜にたくさんの人・・・・・ 

故人の思い出話にすすり泣く人も・・・・

61歳の年齢でこの世を去ることに、さぞや無念であろうと思います。まだまだやりたい事がいっぱいあったろうにと思うと残念でなりません。

どうぞ、安らかにお眠りください。合掌