普通な生活 普通な人々

日々の何気ない出来事や、何気ない出会いなどを書いていきます。時には昔の原稿を掲載するなど、自分の宣伝もさせてもらいます。

チェロ発表会

2014-07-06 22:18:28 | 普通な人々<的>な
今日は、息子クンの伴侶の、チェロの発表会。

息子クンは奥さんのチェロ演奏にピアノ伴奏をつけた。演奏曲目は椎名林檎の「カーネーション」。

東京駅にほど近い、地下のこじんまりとした良いホール。

たくさんの、音楽教室の生徒さんたちが出演したが、なんとなく皆遠慮がちと言うか気後れしながら演奏しているような印象が残る。

結構たくさんの発表会の類は見聞きしてきているが、多くの場合、この気後れ気味の感じが多い。

教えておられる先生の、生徒との向き合い方や、一曲を仕上げるプロセスの捉え方などで様々に変わるもの。

ボクの奥さんもピアノの教室を続けているが、彼女の主催する発表会は非常に質が高いと、まるで贔屓の引き倒し、手前味噌的にそう思っていたが、今日の発表会での息子クンのピアノ伴奏を聞いて、明らかに質が高いと再認識した。

息子クンは、10年ほど前まで母親の主催するピアノ教室の生徒だった。その中で特段に秀でた生徒でもなかった。それ以降は、自分の好きな曲を家に帰ってきては時々弾くくらいだったのだが、今日の彼の伴奏を聞いて、こんなに違うものかと驚いた。

曲目は問題ではない。まず鍵盤のタッチが違う。ピアノを弾くという基礎的な素養がはっきりと外に向かって顕れている。曲の理解度、そして何のために自分がピアノを弾いているのかという点への思いもひっくるめて、ひとり抜きんでていた。

それがどうしたというところだが、別段どうもしない。

ただ、うちの奥さんはレベルの高いところで子供たちにピアノを教えているのだなと思っただけ。なにか、凄いなと再認識。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿