普通な生活 普通な人々

日々の何気ない出来事や、何気ない出会いなどを書いていきます。時には昔の原稿を掲載するなど、自分の宣伝もさせてもらいます。

NWOというくくり

2012-01-10 21:29:40 | 普通な人々<的>な
 New World Order。略してNWOなのだそうだ。
 新しい世界秩序とでも訳せばいいのだろうか?

 この言葉には、陰謀論やオカルティズム、世界支配の構図、世界金融、ユダヤ、フリーメーソンといった秘密結社などなど、世界秩序の本来なら裏側に潜んでいそうな言葉がつきまとう。

 正直、あほらしいと一笑に伏せるものと思いがちだが、ところがどっこい! 実は受動的であればあるほど、NWOの意味するところに、深くまで侵食される。

 確かに、NWOの言葉の呪縛が届くのは欧米に過ぎず、アジアもアフリカも「そんなの関係ねぇ」という小島ヨシオ的突っぱね方をすればいいのであって、ハッキリ言っていまのユーロ危機にしてからが、本来日本とは何の関係もないもののはず、リーマンショックだってそうだったはずなのだなどと考えていると、寝首をかかれる。

 日本は日本的にバブルを弾けさせて終焉した。それで終わりを納得すればよかったのではないかと思うのだが、この日本の中になにかあたかも世界秩序のどこかにぶら下がっていられることに優越感でも感じる輩がいるのか、ずるずると欧米のNWOを標榜する連中にまんまと巻き込まれている感が否めない。小泉くん、君のことだよ。そして野田くん、君のことでもあるのだよ。

 ふざけるなと言いたい。ことに世界統合論の類いは身震いしそうなほど、いけ好かない。TPPなど、その伏線に過ぎない。そんなことも判らんのかい! と言いたい。

 こんな原稿、本当は書きたくないのだけど、いまの日本はとことんアイデンティティを失っていて、恐ろしいのは、そのことに気付いていないということ。それは指摘しておかねばなるまい。

 詳しくはNWOと入力すれば、とことん出てくる。もちろん眉唾物も含めて玉石混交の記事の海だが、理性的に判断できさえすれば、深く考える必要のある問題であることがわかる。

 最近ようやく興味が湧いてきているのだよ、ボクも少し。
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