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明るい(?)未来 《004》 どこかにいる最高権力者

2013-12-03 01:49:51 | 思いもよらない未来<的>な
皆さんも一度や二度、この地球という世界の表層で蠢く人間の世界が、どんな構造になっているのか考えたことがあるだろう。

ボクも考えたことがある。初めてそのことに思いを致したのは、高校2年の時だった。そして処女戯曲「現代の戦い」を書いた。

その頃は、ある幻想が意識の大部分を占めていた。

「世界は変わる」

だがそれから数年もたたずに、世界が変わらないという現実に行く手を塞がれた。なにかに敗れたのだ。

70年安保闘争と、それに付随するかのように澎湃と沸き起こった「若者の反乱」と、急激に訪れた自壊ともいえる「挫折」に、一気に意識は萎んでしまったのだ。

ただこの時、日本の政治を司る政治・警察権力に敗れたとは思えなかった。なぜなら、彼らを支配するさらに大きな権力の一端が垣間見えたから。

その権力は、アメリカという世界の警察を自認する国家のように一度は思った。

だがそれもそれからおよそ20年後に、世界の勢力を2分していた一方の共産主義国家が音を立てて自壊したことで、かえってアメリカという国家の脆弱さが露わになり、別のさらに大きな権力が顔を覗かせたように思った。

そう、上には上がある。

この逆マトリューシカ人形のような世界の構造は、どこまで大きな外側を想定すればいいのだろう?

だがこの地球という限界を考えれば、それほど大きなものになるはずもない。

アメリカという国家を凌駕する権力、例えば国連のようなもの?

いやまてまて、まだ果てではない感じがする。

そう、このことを次は突き詰めて考えようと思う。


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