普通な生活 普通な人々

日々の何気ない出来事や、何気ない出会いなどを書いていきます。時には昔の原稿を掲載するなど、自分の宣伝もさせてもらいます。

やってる場合か

2011-03-25 01:34:28 | 普通な人々<的>な
 統一地方選挙の第一弾、12の自治体での首長選挙が始まる。
 その中には、東京都知事選挙もある。
 やってる場合か! としか言いようがない。どうせ誰がなってもろくなことにならないのは目に見えている。力強い、求心力のある指導者が登場することはないのだ。
 なぜなら、民主主義という呪縛は、民衆がいつの間にか自分の力で何かを成し遂げているという幻想を生み、結果的には何一つ決定できない、何一つ決められないプロセスをシステムとして産み落とした。
 政権奪取後の民主党政権を見ればよくわかる。百の意見を聴き一つにまとめるだけの器量がある政治家がいればよかったのだろうが、百の意見はどこまでも百で、何一つまとめあげることも、自力で決めることもできない。決めようがないのだ。
 そういう時代だから。
 こんな国難のまっただ中で、そろいも揃って自分なら何かができる的なしたり顔した候補者が演説をぶつことすら、正直不快だ。
 東京という日本の要で、ろくでもない選挙などやっている場合ではない。超法規的にでも、選挙法を無視してでも、いま東京の首長選挙はやるべきではない。
 被災地域の選挙は総務省の決定で延期されているではないか。東京も石原が暫定的に続ければいいのだ。
 ろくでもない選挙など、この国難が少しは落ち着いてからやればいいのだ。余計な金を使うこともない、人心を惑わすこともない。
 放射能を身体を張って止めて見せるというくらいの候補者が出揃っているならいざ知らず……。
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