普通な生活 普通な人々

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月旦評⑥ 金正恩大将!!

2011-12-23 15:28:44 | 極端な人々<的>な
 人の顔には、よく言われることだがその人の生きた軌跡が顕れる。
 だがそれは、やはり30歳代の後半以降の話で、20歳代そこそこであれば、その顔には親の影響が色濃く残る。
 北朝鮮金正日の死去で後継者と目される金正恩は、年齢不詳ながらどう見てもまだ20歳代前半の幼さを残した顔だ。
 クムスサン記念宮殿に安置された金正日との別れの映像がいく種類か公開されているが、そこに映された金正恩は、心もとなげで、落ち着きがない。

【金正恩】
顔:まだ幼さの残る、大人になりきれていない様相を如実に表している。それは目に顕著だ。挙動不審を思わせる。そして等身大以上の存在を演じようとする無理が、口元に現れている。気を緩めると震えだしそうな口元。
 一見ふくよかに見える顔の輪郭だが、なにか含み綿をしているかのようにも見える。つまりは無理をしているのではないかと思う。今の自分に最適な身体のありようと言うものを越えて、わざわざ太って見せているようにも思う。ひょっとすると、祖父である金日成を意識するあまりの結果かもしれない。
行動:一人一人と握手をするなどの行動から、この青年の自信のなさがありありと見える。鷹揚に振舞っているかのように見えるが、小心者を思わせる瞬間的な動きの早さが見受けられる。早くその場を切り上げたいような感じ。
 歩き方にも自信のなさが顕れている。上半身が下半身より少し前に出る。何か焦っているようにも思う。これらは経験を積むことで解消される類いのものだ。
 
 いずれにしてもこの青年を中心に北朝鮮は歴史を刻むことになるわけで、バランスの良い政治感覚を期待する。海外を見てきた青年が、その経験をプラスに働かせるかマイナスに働かせるのか、誰も知らないし分からない。
 ひとつだけ気がかりなのは、中国や朝鮮半島の歴史を見れば、概ね三代目はバカばかりが跡を継ぐ。北朝鮮と言う国が崩壊するのは、この金正恩の時代に違いあるまい。もし乗り切れば、まだ先はあるということになるかもしれない。
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