昨日は能楽だったが、今日はブレヒト。
東中野の演劇集団「風(KAZE」)の公演を観にいった。久しぶりに見るブレヒト。この劇団の創立メンバーの一人が、50年近く前にともに同じブレヒト劇団のペーペーだったのだ。いまでは主要メンバーとして芝居を作っている。
舞台の印象は、少しボクの抱いていたイメージとは違った。
なぜか、ボクだったらどうするだろうという思いで観ていた。不思議な感覚だった。
すっかり忘れていた芝居を形づくっていくプロセスと、その結果への憧憬のようなものを、心のどこかで追いかけながら観ていたのだ。
さあ、これはやばいな! 虫が蠢き始めている感じがするな……。
お芝居はブレヒトが1930年にオペラ的に書き上演された「マハゴニー市の興亡」。一連の教育劇などの前に書かれたもので、叙事演劇という理論武装をすでにまとった脚本だ。クルト・ワイルのオペラ作品として、最近になって人気が出始めた。
ブレヒトによって描かれた世界観が、90年近くも経って今と全く重なるからか……。
演劇集団「風」の舞台に関しては、もう少し咀嚼してからここに書こうと思う。
東中野の演劇集団「風(KAZE」)の公演を観にいった。久しぶりに見るブレヒト。この劇団の創立メンバーの一人が、50年近く前にともに同じブレヒト劇団のペーペーだったのだ。いまでは主要メンバーとして芝居を作っている。
舞台の印象は、少しボクの抱いていたイメージとは違った。
なぜか、ボクだったらどうするだろうという思いで観ていた。不思議な感覚だった。
すっかり忘れていた芝居を形づくっていくプロセスと、その結果への憧憬のようなものを、心のどこかで追いかけながら観ていたのだ。
さあ、これはやばいな! 虫が蠢き始めている感じがするな……。
お芝居はブレヒトが1930年にオペラ的に書き上演された「マハゴニー市の興亡」。一連の教育劇などの前に書かれたもので、叙事演劇という理論武装をすでにまとった脚本だ。クルト・ワイルのオペラ作品として、最近になって人気が出始めた。
ブレヒトによって描かれた世界観が、90年近くも経って今と全く重なるからか……。
演劇集団「風」の舞台に関しては、もう少し咀嚼してからここに書こうと思う。
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