普通な生活 普通な人々

日々の何気ない出来事や、何気ない出会いなどを書いていきます。時には昔の原稿を掲載するなど、自分の宣伝もさせてもらいます。

ロッキンFのこと。

2014-11-05 00:48:09 | 音楽にまつわる話<的>な
最近、色々なところで「『ロッキンF』を読んでいた」という人に会う。

概ね40歳代~50歳代にかけての人。

ボクが編集をしていた頃に10歳代だった人でも、すでに40歳代の後半から50歳代の前半に差し掛かっている頃で、まったくもって隔世の感がある。

で、1日にトークイヴェントでGazioを訪れた時に、参加してくれた一人の女性が1980年のロッキンF5月号を持参して見せてくれた。彼女はどう見ても20歳代のうら若き女性で、その号でP-MODELの2枚目のアルバム『LANDSALE』に関するインタビューと論評をボクが担当しているのを知って、持参してくれた。それにわざわざ、近くのコンビニでコピーまでしてきてくれて、ボクにそのコピーをくれた。

これは涙が出るほど懐かしく嬉しかった。

正直、あの頃どんな原稿を書いていたのか、気恥ずかしい思いで再読。

これがまた! そこそこに真っ直ぐで、悪くない原稿。

ただ、なんとなく、腰が落ち着いていない感は否めない。その理由。この本が出た2カ月後に、ボクはロッキンFを辞めている。

この時、すでにその予兆があった感じがする。

それにしても、表紙がニナ・ハーゲン! 彼女の特集は、&リーナ・ラヴィッチと、超強力な二人特集。こんな特集を組んで表紙にニナ・ハーゲンなんて、当時でも画期的というよりは少しクレイジーだったかも。

ニナを表紙にした雑誌メディアは、当時なかったと思う。その中にP-MODELの記事。ボク的には逆の感じ。P-MODEL表紙の、ニナ&リーナ特集。

さすがに、あの当時、そうはならなかったなぁ~。

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