普通な生活 普通な人々

日々の何気ない出来事や、何気ない出会いなどを書いていきます。時には昔の原稿を掲載するなど、自分の宣伝もさせてもらいます。

一言。韓国

2016-12-14 01:22:12 | 極端な人々<的>な
朴槿恵大統領の引きずりおろしに「成功」して、国家(国家の体をなしていないが)を上げて万歳している韓国。

正直、韓国がどうなってもどうでもいいことなのだが、周囲への配慮も、何事かをなせばどこかが歪むといったことへの熟慮もない国民が、まるで革命でも起こしたかのように狂喜する姿は、見苦しく、見るに堪えない。

一時、「SNS革命」などとおだてあげられ、結局は混沌に沈んだ「アラブの春」の失敗から、何一つ学んでいない人々が、そこにいるだけ。

自分たちが選んだ大統領は自分たちが責任をもって処する、という発想はありだとは思う。だがその方法は、選挙だろう。何もしない大統領だからといって「弾劾」はないだろう。

アメリカの大統領の中でも強面だったレーガンは、占星術師ジーン・ディクソンをオブザーバーにしていたといわれる。小太りのおばちゃんが大統領にサジェスチョンして何が悪いというのだろうか?

弾劾に賛成した「painted back=背塗」党の反主流派の所業も、弾劾賛成派に抗して果敢にデモを敢行した「背塗」党支持者=朴大統領支持者への単なる背信に過ぎない。

世論の主導で事は成されたといえば聞こえはいいが、世論を醸成したのはおそらく無責任な世論の尻馬に乗ったメディアであり、どこかマッチポンプのような連中のなせる業だったのだろう。

韓国の政治的混乱は、半島情勢になにか大きく影響するのではないかと思っている向きもあるが、まずない。「北」も呆気にとられているといったところだろう。これが40年前なら「南」の混乱に乗じて侵攻するというような状況も考えられただろうが、今回はあまりにも突飛で、「北」も、状況をはかりかねているに違いない。というか、韓人のメンタリティはよくわからないが、所詮北と南は「戦争ごっこ」をしているだけということだろう。緊張感の欠片もない。そこは、隣国としてはありがたいばかりだ。

世界は音を立てて動いている。韓国はそんなことにも気づいていない。もし気づいていたら自分の足元のことだけで、国のかじ取りを任せていた棟梁を引きずり降ろしたりはしないものだと思うのだが、どうだろう? 

これ以降さらに、対外的(ことに日本への)な国家間の信義に関わることどもも、平気でチャラにしかねない韓国の国家的アイデンティティは、如何にもお粗末、としか言えない。
コメント
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