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村井(前)チェアマンのサッカー愛18

2024-05-23 00:01:49 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 Jリーグの村井前チェアマンが「異端のチェアマン」という書籍を集英社から、昨年出されており、当ブログとも少しご縁のある村井さんなので、ぜひ紹介させていただこうと思っていました。昨年ネットで買おうとしたら、ちょうど品切で、ちょうどいいタイミングで石原診断士から「お貸ししますよ」と連絡があったので、甘えさせていただきました。まぁこの記事を読んで、購入される方が何人かは出るでしょうからと思い、手元にやってきた書籍を読み始める。ネタバレしても申し訳ないので、当ブログのアンテナに引っ掛かった部分のみ、簡単に紹介させていただきます。 
   
 内容は「試練」「結実」」「危機」の3部で構成。第1部「試練」はチェアマン就任から、2ステージ制騒動およびDAZNの登場辺りまで。第2部「結実」はDAZNとの契約以降から、Jリーグシャレンの辺りまで。第3部「危機」はコロナ禍時期ですね。今回のリスペクト記事では第3部は長年散々リスペクトしてきたコロナ禍の話題である第3部はすべて省略し、第1部と第2部のみ触れさせていただきます。

【第1部 試練】
・「JAPAN ONLY」事件(2014年)
 人種差別問題に触れる垂れ幕を、浦和サポが試合会場に掲出。浦和サポである村井さんには本当に試練だったと思います。史上初の無観客試合につながる。
・八百長疑惑(2014年) 
 J1リーグの広島対川崎戦で疑惑発生。スポーツベッティングになるが、結局は日本協会側で調査の結果、異常なしが確定。
・チェアマン就任に際しての5つの重要戦略
 「魅力的なフットボール」「スタジアム整備」「デジタル技術の活用」「国際戦略」「経営人材の育成」
 以後8年間続く政権の指針となった。
・DAZNとの契約と契約
 2016年でのいきさつ、流れ。裏話などが詳しく書かれています。裏ではそうだったんだというくらいで、当ブログとしてはそれほど驚きの内容は少なかったです。当時しっかりリスペクトしていたので。
・悪夢でしかなかった2ステージ制(2014~2016年)
 これは面白かったですね。当時は当ブログも必死に戦っていたので。当時の中西常務の思いから、辞任に至るまで、興業としてスタートしてから終わるまで裏話として詳しく書かれていました。当ブログでは「2ステージ制騒動」と呼んでいます。

【第2部 結実】
・DAZN放送スタートからのトラブル
 これも当ブログではリアルに記事として残っていたので、懐かしく読ませていただきました。でも当時、2ステージ制を終わらせてくれた恩人という事で、当ブログは即加入し、現在に至ります。
・J2岡山の木村オーナー
 この後にこの時に専務理事に就任したJ2岡山の木村オーナーの名前が出てくる。すごい大きな期待の登場という感じで書かれてありましたが、その後の退任までの経緯については何も書かれていなかったのが、ちょっと首をかしげるところ。チームMURAI(村井、原、木村、米田)が発足するが、その後には一切木村オーナーの名前が出てこない。
・米田元Jリーグ理事の退任
 裏話としてあり、やっぱそんな感じだったのかと読ませていただきました。守旧派と「埋め難い溝を作ってしまったとのちに村井は認めている」とあり、個人的には何となく想像できました。
・ナンバー3の辞任と統合プロジェクト
 ここで中西元常務の辞任が出てきます。当ブログとしては個人的に結果オーライと思っていました。もう昔の騒動なのでここではこの辺で。書籍には「だからこそ村井は、中西に辞任を迫る決断を下した」と書かれてあり、へぇ~と思ってしまいました。
 そして、ここで米田元理事が出てきます。この方も残念でしたね。もう少し長くおられたら、シャレンも今よりもさらに発展してでしょうに。
・Jリーグ百年構想とシャレン!の誕生(2018年)
 当初は「Jリーグをつかおう!」というキーワードが強かったのですね。そこからJ1川崎の中村憲剛FROが登場し、「これが答えだ」と村井さんが憲剛氏に回答。Jリーグシャレンが誕生。他に、当ブログで長年使用してきた「Jリーグ百年構想」は1996年に電通さんが考えたキャッチコピーだったのですね。これも裏話がリスペクトできました。
・イレブンミリオン
 懐かしいですね。もちろん、昔の記事に出てきますが、村井さんの時代に達成しています。
この2017年にJリーグ理事会での秋春制の否決が触れられていました。もう決まったことなのでしょうがないですが、懐かしく読ませていただきました。

 そしてコロナの時代に入っていきます。これについては全て省略させていただきます。長年よくリスペクトし、書き続けてきたので、もういいやという感覚です。ネタバレになるので、リスペクトはこの辺にしておきます。読んでいた中で、心に響いた村井さんのメッセージがありました。2017年のJ1川崎の初優勝時のコメントです。
「川崎フロンターレは地域に根差したクラブ運営を掲げ、Jリーグが全クラブに行う調査でも高い地域貢献を誇り、多くのクラブの手本となっています。クラブと苦楽を共にしピッチの内外でクラブを支え続けた川崎市民の皆様こそが優勝の立役者といえるでしょう」

 とりとめの無い、メモが並んだだけの記事になりましたが、余りネタバレしても良くないので。もう少し深いところを知りたい読者の方は、ぜひご購入ください。村井さん、こんな感じでよろしいですか? 最近はもっぱらバドミントン界の方でお忙しい様子で、サッカーのシーンでお名前を見かけなくなってきましたが。
 あと、もう一つぜひ取り上げたいのがYouTube。村井前チェアマンの川淵元チェアマンのでの大昔のJクラブの経営危機の話がものすごく価値がありました。ぜひ当ブログでも記録を残したいと思ってます。乞うご期待。
異端のチェアマン 村井満、Jリーグ再建の真実 | 本 | 通販 | Amazon
村井(前)チェアマン関連⑲:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230611
  〃         ⑱:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230603
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  〃         ⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220520
  〃         ⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220502
  〃         ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220403
  〃         ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220211 
  〃         ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20211202 
  〃         ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180721 
  〃         ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160917
  〃         ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160206
  〃         ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150731 
  〃         ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141225 
  〃         ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140116
#がんばろう石川 #がんばろう能登

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