J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化等「岡山からJリーグ百年構想を」。情報リスペクトブログ。

クラブ経営について104

2024-05-22 00:01:30 | トライフープ岡山

 リスペクトコラムです。
 昨日、ショッキングではないですが、ちょっとビックリなニュースが流れました。トライフープ岡山が市民チームから企業チームに変わったのです。最近のBリーグを観ていたら、自然な流れかもなとも思いましたが、予想よりはかなり早いタイミングとなりました。
 タイミング的にはB.革新による新リーグへの意向直前になりましたが、その予兆はありました。先日3月のクラブライセンスの第1回判定で岡山には、B2ライセンスで「財務の基準を充足しているか継続審議」となっており、ひょっとしたら第2回判定前に手を打たれたようにも見えます。中島代表含めて3名のオーナーさんは思い切られましたね。

  
【菅公学生服に全株式譲渡 B3トライフープ経営基盤強化へ】
「トライフープ岡山を運営する株式会社TRYHOOPは20日、全株式を学生服大手の菅公学生服(岡山市)に譲渡し、同社のグループ傘下に入ると発表した。中島聡代表ら取締役3人が保有する300株を4月18日付で売却した。金額は非公表。」
「26年秋に始まる新リーグで2部相当のBリーグ・ワン(Bワン)入りを目指しており、クラブ改革の一環で株式譲渡を打診したという。新体制でもチーム名は変わらず、運営会社の代表も中島氏が務める予定。」
「トライフープはBワン参入基準となる売上高4億円を23~24年シーズンで達成見込みだが、一層の経営基盤の強化が課題だった。」
出典:山陽新聞
 
  しかし、カンコーさんとは思いませんでした。胸スポンサーは岡山マツダさんで、試合会場でもマツダ色が強かったので、本当に意外でした。カンコーさんはCスタの前のネーミングライツをされていて、サッカーのイメージが強かったのですが、2015年に3人制チームを立ち上げた時に、最初に支援されたスポンサーさんだったのですね。

【株主変更のお知らせ】
「このたび、株式会社TRYHOOPでは代表取締役 中島聡、取締役 井上宗隆、取締役 黒島新の3名が保有していました株式をカンコー学生服に譲渡、菅公学生服のグループ企業となりましたことをご報告いたします。
新株主概要
 ■譲渡先  カンコー学生服
 ■本社所在地:岡山県岡山市北区駅元町15-1
 ■代表取締役社長:尾﨑 茂
 ■HP:https://kanko-gakuseifuku.co.jp/
 ■事業内容:スクールウェア、スポーツウェアなど各種衣料の製造販売
株式会社TRYHOOP 役員体制について
 ■譲渡前  
  代表取締役 中島聡(なかじま さとる)
  取締役   井上宗隆(いのうえ むねたか)  取締役   黒島新(くろしま あらた)
 ■譲渡後  次回定時総会にて決定いたします。」
出典:B3岡山公式HP
菅公学生服㈱公式HP該当ページ:https://kanko-gakuseifuku.co.jp/company/press/100

【菅公学生服が親会社に/バスケットボールB3のトライフープ岡山が会見】
「トライフープ岡山は5月20日、岡山市の菅公学生服が新たに出資し、親会社になったと発表しました。クラブを運営するトライフープがこの日、会見を開いて明らかにしました。 新たに筆頭株主となった菅公学生服は岡山市に本社を置く学生服の製造販売大手。2015年からクラブのオフィシャルスポンサーを務めています。 トライフープは2013年の会社設立メンバーである中島聡代表をはじめ3人が保有してきた株式を4月18日付で菅公学生服に全て譲渡しました。 所属するBリーグが再来年から始まるシーズンにリーグの再編を計画する中、チームは現在より一つ上の2部リーグに相当する「Bリーグ・ワン」参入を目指しています。その要件をクリアするため観客動員数の底上げとともに「収益力の強化」が喫緊の課題となっていました。 経営陣については現体制を維持しつつ、菅公学生服からも2人の役員を送る方針です。」
出典:テレビせとうち

 岡山から市民クラブが1つ減るのは残念ですが、まぁ決まった事なので切り替えて応援していきたいと思います。本当に県内の企業で良かったと思います。ここで親会社の登場で今後何が予想されるか、当ブログ的に考えてみました。

〔良くなると思われる点〕
①選手の強化が進む。
②大企業(売上約410億円、従業員数3,037名)のグループ企業になって、経営が安定する。
③アパレル商品が増える。ユニフォームサプライヤーもチェンジか。
④フロントスタッフに経営に慣れた人材が入って来て、試合運営が活性化するのでは。
〔悪くなると思われる点〕
①地域密着性が薄くなる。
②運営面でアルバイトが占める割合が増えるのではないか。(悪いとは言えませんが)
③商業主義が強くなり、今まであったサービスが無くなるかもしれない。

 3人の薬剤師さんが取締役。なので「3」がクラブを象徴する数字。だからトライプくんの角は3本と聞いています。意味合いが少し薄れちゃいますね。今季の不調も影響があったのかもしれませんね。ちょっと考えてみた内容なので、実際は違ってくるかもしれません。今年の秋の開幕でどうクラブが変貌するか、楽しみにしたいと思います。引き続き中島さんが代表を務めるという事ですが、個人的にはJ1湘南の真壁会長のような存在になって欲しいですね。
#がんばろう石川 #がんばろう能登

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