J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

総合型地域SCについて26

2023-07-12 00:01:00 | ファジアーノ岡山

 リスペクトコラムです。
 昨日、ちょっといいニュースが流れました。普段リスペクトする情報の中では小さいものですが、当ブログでは今までずっとブログ上で間接的に説いてきた事なので、また一つ実現して良かったです。まぁ、いい取り組み、いい事業も情報発信、情報開示しなかったら、やっていないのと一緒と思っていたので、公式HP開設は公益法人を持つJクラブにやっと仲間入りできた印象です。これに関しては北川社長が大きく関わっていると思われますが、これを第一歩として成長していって欲しいです。
  
【一般社団法人ファジアーノ岡山スポーツクラブ ホームページ 新設】
「このたび、一般社団法人ファジアーノ岡山スポーツクラブのホームページを開設いたしました。
 https://fagiano-okayama-sportsclub.org/
 育成、普及・グラスルーツ、チアダンス、テニスなど、様々な情報を発信してまいりますので、ぜひご覧ください。」

 やっとここまでやってきたかという感じです。中国リーグからJ2参入までのクラブ幹部の中に「サッカーだけでええんじゃ」という価値感をずっと感じてきて、Jリーグ百年構想を体現してきたよその立派なクラブと比較しながら悔しい思いをずっと続けてきました。それが長かった分、やっと一皮むけたと思っています。でも、まだまだ序の口だと思います。
 また今度リスペクトしますが、Jリーグ「地域スポーツ振興活動および介護予防事業」の2023年版でもやっと遅ればせながら岡山が登場しております。社団法人の公式HPを見ても、まだ全然スカスカですが、これから一つ一つ肉を付けていく事でしょう。事業内容が載っていたので、チェックしてみましょう。

【事業内容】
・スポーツ、健康教室に関する事業
・スポーツ選手の育成に関する事業
・指導者の育成に関する事業
・行政、および学校、各種団体への指導者の派遣に関する事業
・スポーツ大会の企画、運営に関する事業
・スポーツ、および健康増進活動の企画、運営に関する事業
・スポーツ施設等の設置、および管理運営に関する事業
・行政、企業団体等のスポーツ施設の管理運営受託に関する事業
・スポーツ、健康事業の広報活動に関する事業
・当法人が主体的に実施するスポーツ物品等の販売事業
・幼児教室、学習塾、学童保育、保育園、幼稚園、および託児所の経営に関する事業
・国際交流活動に関する事業
・その他、当法人の目的達成のために必要な事業

 この中で一番気になるのが、「当法人が主体的に実施するスポーツ物品等の販売事業」「幼児教室、学習塾、学童保育、保育園、幼稚園、および託児所の経営に関する事業」「国際交流活動に関する事業」ですか。将来的に手掛ける可能性がある事業を定款に載せていると思いますが、この3つも可能性があるという事。販売するスポーツ物品は何なのか、保育園や幼稚園等の経営というのはどういうものなのか。「ファジアーノ子ども園」とかそのうちにできたりして。ヴェルディさんのように、バディさんとともに運営されるのか。
 そして、国際交流活動。今までどおりマレーシアなのか、それとも更にパワーアップするのか。あくまで遠い理想ですが、サッカー以外の競技で、いつかオリンピックを目指して欲しいですね。あと、アカデミー(サッカー)もありますが、「これから」というものがありました。

【これからのアカデミー】
01 子どもの専門家
 様々な環境を取り巻く子どもたちを指導していくにあたり、指導内容である「フットボール」に関する知識と同等に、指導対象である「子ども」に関する知識を高めていくことにこだわります。
02 最高到達点誘導
 プロ選手の輩出ではなく、選手それぞれの能力を最高到達点まで誘導する指導にこだわり、そのために最も重要であると考える、サッカーが「好き」「楽しい」という気持ちを最大化させることにこだわります。
03 個別最適化指導
 一人ひとり、特長や課題、性格や体格に違いはある中で、それぞれの選手にとっての発育発達や状況に応じた個別最適化指導にこだわります。
04 地産地昇
 岡山で産まれた、または岡山にゆかりを持った選手が、岡山の地で夢を叶えられるよう、岡山の地で昇華させていくことにこだわります。
05 笑顔との出会い
 普及・グラスルーツの活動を中心に、アカデミーが多くの笑顔と出会う場となることを念頭に、その数をより多く増やしていくことにこだわります。
06 安全・安心の活動環境
 クラブとして、選手やスタッフが安全・安心に活動・指導ができる環境の提供、そのひとつとして、特にコミュニケーションを重視し、常に話し合いの場がある環境の整備にこだわります。

  あくまで「子ども達に夢を」で、ブレていませんね。確かにJ2岡山の事業には子ども限定が多いですね。でも、Jリーグ百年構想そのものは子ども限定ではないので、正確には子ども限定事業では岡山でJリーグ百年構想は実現できないのではないでしょうか。子どもだけに固執せず、もっと柔軟に事業を展開すべきなのではないですか。
 例えば目玉のテニス事業。スクールはずっと小学生対象。当ブログが理想に映るフロンタウン生田インドアテニスガーデンでは、ジュニアコースの他にしっかり一般コースもあります。もちろんすぐにできるものではありませんが、いつかフロンタウンのようになって欲しいですね。
 また、Jクラブの総合型地域SC関連記事を2014年から書いており、地元岡山にやっと登場し、公式HPができたという事で、一区切りできたと思っています。このテーマを今後取り上げていく事は減っていくでしょう。とにかく良かった。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers  

コメント
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