リスペクトコラムです。
6月30日(金)から7月2日(日)まで、滋賀県で開催されたサマーリーグに、岡山のVリーグ2チームが参戦しました。倉敷アブレイズ(倉敷)が初参戦という事で、倉敷目線でリスペクトしたいと思います。1日の山陽新聞朝刊に「倉敷アブレイズ金星」というタイトルの記事が出ていました。まずは大会1日目からリスペクト。
【1日目:倉敷アブレイズ金星 東レ破り1勝1敗】
「初出場した同じ組のV3倉敷アブレイズは福岡に1-2で敗れたが、V1の東レを2-0で破る金星を挙げ、1勝1敗。」
「初戦で福岡にフルセットの末に敗れた直後の試合だったが、主将のセッター大島は『強豪と対戦できることが楽しくて仕方なかった』。練習してきた田丸、田部の両レフト、センター平岡らとのコンビネーションを軸に、相手の意表を突くツーアタックなどを織り交ぜて得点を積み重ねた。東レが20歳前後の若手主体だったとはいえ、きっちり2セットを連取した。」
V1強豪の東レさんからの金星という事でサプライズな出来事が起こりました。もちろん、倉敷が強かったと思いますが、元々サマーリーグは若手選手の腕試しの場という側面があり、山陽新聞にも「20歳前後の若手主体」とあり、実力の結果とまでは言い切れません。気になったのがなぜ、あの東レさんがそこまで崩れたのか。思い出したのが少し前に聞いた大量退団のニュース。
東レさんは4月に石川、小川選手、5月に黒後などの5選手と5人のスタッフと大量退団が相次ぎました。石川、小川、黒後という代表クラス、外国人のクラン選手などの主力。今年のレギュラーのうち5選手が退団。その後2選手、2コーチが入団しています。ファンの中では東レさんはSVリーグを目指さない方針だからという声を聞きましたが、真相はどうなのか。あと、サマーリーグ専用サイトを見ると、今回の東レさんの登録選手は12人と少なめ。全国優勝した時の就実高校出身の深澤つぐみ選手がいましたね。東レさんは新シーズンは戦力ダウンでV2降格の危機に陥ったりしてと思いましたが、そもそも新リーグに向けてリーグ構成が変わるので、昇格・降格という事にはならないのかと。
【2日目:岡山勢対決完勝 結束力深まる】
「岡山勢同士の一戦は、岡山シーガルズが倉敷アブレイズを圧倒した。
第1セットを25-15の大差で奪うと、第2セットも勢いは止まらない。」
「アブレイズのレフト田丸が『決めるべき場面で決めきれなかった』と悔やんだのに対し、シーガルズは『持ち味のお互いを思いやる気持ちが形になってきている』と前田。」
岡山シーガルズ(V1)2(25-15/25-17)0 倉敷アブレイズ(V3)
姫路(V2)2(29-27/25-21)0 倉敷アブレイズ(V3)
◇A組順位 ①岡山シーガルズ3勝1敗⑤倉敷アブレイズ1勝3敗
この日は倉敷は2敗でグループ最下位になりました。そして、倉敷に負けた東レさんですが、何とこの日に岡山に勝っています。選手を替えてきたのか、12人しかいないのに。勝負というもんはわからないものです。結果、岡山はグループ1位で1~3位、倉敷は13~14位決定戦に進出し、第3日目を迎えました。
【3日目】
「V3倉敷アブレイズは同じV3の三重を2-0で退け13位。
▽13位決定戦
倉敷アブレイズ(V3)2(25-21/25-23)0 三重(V3)」
山陽新聞には3日目は小さく出ていましたが、「月バレ.com」に詳しく大会全体の結果が出ていました。一方のシーガルズはグループ1位で優勝決定戦進出戦に出場しましたが、世界ユニバーシティー大会日本代表(優勝)に0-2で敗れ、3位で終わりました。
【最終順位】
優勝:女子ユニバ日本代表 / 準優勝:JT / 3位:岡山 / 4位:久光 / 5位:姫路 / 6位:熊本 / 7位:トヨタ車体
8位:デンソー / 9位:東レ /10位:福岡 / 11位:大野石油 / 12位:JAぎふ / 13位:倉敷 / 14位:三重
初めてのVリーグの大会で、成績ももう一つでしたが、東レさんに勝てたし、良かったのではないでしょうか。気になるのが他のV3チームの様子。何かどこも本気でV3優勝を狙っているような空気を醸し出していました。倉敷も負けてはおれませんね。願わくば誰かV2レベルの補強をして欲しいところ。シーガルズはこんなものかな。サマーリーグはいつもこれ位の成績だった思います。
あと、さんデジに倉敷の記事が掲載されていましたが、シーガルズカテゴリにあったので違和感を感じました。新しいカテゴリが間に合わなかったと思いますが、早く倉敷の単独カテゴリを設けて、情報発信して欲しいです。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers