J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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倉敷からVリーグを!倉敷アブレイズ2

2019-06-12 00:01:58 | 倉敷アブレイズ

 生観戦レポです。
 先日の週末、倉敷の旭化成大高体育館で開催された倉敷アブレイズのデビュー2大会目に初参戦してきました。第13回中国クラブカップ男女選手権大会兼第10回全国リーグ総合男女優勝大会中・四国ブロック地域リーグだそうです。理想では最初の最初の試合に行きたかったのですが、残念ながら2つ目の大会が当ブログのアブレイズデビューになりました。それでも大きいですね。またしても歴史に立ち会えました。いつの日か、V1リーグの岡山ダービーが開催された時に、デビュー2大会目、デビュー3ケ月目のあの大高体育館に行ったんだよと口にできます。ブログ的にも岡山スポーツ界の歴史に残る記録記事が書ける事をうれしく思います。
   
 無茶苦茶近所でした。やっぱ地元倉敷の会場はいいですね。ご近所感満点で気持ちがいい。こんなに近所で、Vリーグ入りを目指す、倉敷の地名を冠した地元チームの試合が観れる事に感謝です。会場は国道2号線から少し水島側に振ったところにある、旭化成大高体育館。そうです、かつて男子Vリーグチーム、旭化成スパーキッズの練習会場です。近所なのに、こんな施設があったなんて知らなかったです。大企業の施設らしい環境の整った素晴らしい会場でした。今までスポーツ観戦といえば、行政保有の公共施設ばかりでしたが、民間施設もいいですね。とにかく環境が整った印象。広くはありませんが、ゆったりと停められた駐車場も良かったです。
   
【1日目:予選リーグ戦】
 体育館に入場。コンコースは無く、ドアを開けたらすぐコート。間違えましたという事で、横を見ると2F観覧席への階段発見。これは昨年にトライフープの5人制デビュー戦で行った日本鋼管体育館と雰囲気がよく似ている。2Fは全体的に狭かったですね。観客席は少しありましたが、横の部分は観客席というよりは作業通路で、立ち見になりました。
 コートには4チーム来ていました。赤色(岡山のチームって赤系多いすね)を発見。あれがアブレイズだと思って、そっち側へ移動。ご父兄なのか、女性ばかりの応援団がいっぱい来ていました。初めて観ました。アブレイズの選手達。どうしてもシーガルズと見比べてしまいますが、全然負けないくらい風格がありましたよ。赤色というのも強そうに見えるのでいい色ですね。その真ん中にS監督(社長)発見。前にお話した事がありますが、熱い方です。
   
 開始前の練習。どうやら相手はIPUさん(IPUクラブ)で、大学生チームですね。向こうはいっぱい選手がいましたが、アブレイズを数えてみると何と8人。6人制で控えが2人か。コート練習をするが、球拾いになる選手がいないので、コーチ陣が大忙し。でも、自分達しか試合に出ないという覚悟が出るので、かえって強いのではないかと感じました。
 第1試合のみ観ました。相手はIPUクラブ。結果は2-0で快勝しました。カテゴリ的に下だからとそういう目で最初は観始めましたが、全然上手かったです。スパイクの強さ、ボールの拾い方など細かい技術はどうしてもV1リーグとは違いますが、3部くらいだったら互角に戦えるのではないかと思わせる戦いっぷりでした。
   
 応援団も一所懸命に応援しています。去年の5人制トライフープの時は声出しする応援団(ブースター)はゼロでしたが、アブレイズは最初から大勢います。最初は選手名のコールだけでしたが、最後はアブレイズチャントが聞けました。たぶん、チーム史上初めてのチームチャントだったのでしょう。そんな歴史に立ち会えて良かった。J2岡山の2005年12月の中国リーグ入れ替え戦を思い出す。あの時も初めて声出しの応援団やチャントが初登場した日だったと思います。高校野球みたいだったチャントを思い出しますね。それと全く同じ感覚でした。ふとユニフォームの背中を見ると、背番号の下に「OKAYAMA」の文字。県外の試合を意識し、岡山県を代表する事をイメージした文言なんだなと思います。
   
【2日目:決勝・順位トーナメント戦】
 そして翌日曜日に再び旭化成大高体育館に行く。体育館の横には、旧旭化成スパーキッズ時代のモニュメントがありました。当時のチーム練習場所だったのでしょう。今度は10時という事で早い時間に到着。スタンドに上がって、コートを見るとアブレイズの姿が見えない。得点板を見ると違うチーム同士の名前。向こうのコートも同様。あれっと思っていると、2FスタンドでS社長兼監督さんと顔を合わせる。聞くと3試合目に準決勝があるとか。12時くらいに来ればいいと聞き、ラッキーと一旦帰宅する。家が近い試合会場って本当にいいですね。
   
 そして12時半くらいに再び試合会場に到着。今度は1F付近でS社長兼監督さんと顔を合わせる。ちょうどコート入り寸前で周りには選手も揃っていた様子。タイミングバッチリでした。今度は手前のコートなので、観戦スタンドに座って観られるのでちょっと良かったかな。
 相手はENJOUEという島根県のクラブチーム。お話では島根県の選抜レベルで強そうですと。試合開始。最初は堅さなのか、ミスが連発しどんどん失点し、スタンドに大丈夫かぁという空気が流れる。しかし、徐々に自力を発揮しだし、追いついて逆転した後は一進一退。座っている席からは得点板が見えないので、時々スタンドから1Fに向けて身を乗り出して得点を確認する。
 同点くらいで試合が終わり、スコアを確認する前に第2セット開始。ひょっとして第1セット取られたのかなと思っていたら、第2セットに勝って、そのまま終了。立ち見の方に確認すると2セットとも取って決勝進出でした。良かった良かった。
   
 その後は次の準決勝で、その間隣で立ち見していた方としばし歓談。すると何とチーム関係者で、ポスターも手掛けたチーム専属業者の方でした。しかも仕事エリアの方でちょっぴり仕事の話も。何でも「第一回セレクションのポスターを掲示した際に、倉敷アブレイズの反響が気になっておりネット検索した所、その時にヒットした記事でビックリしました」と当ブログの読者の様子。それを聞いて、こちらもちょっとビックリでした。いろいろと意見交換もしました。下右画像はクリックすると拡大します。
     
 2日観ていて、一つアブレイズと他のチームとの大きな違いを発見しました。それはユニフォーム。アブレイズはいわゆるノースリーブでVリーグ仕様。背番号などの文字も格好いい。他のチームは袖ありのユニフォームで、アマチュア感満点でした。ビジュアルも実力でも他のチームを寄せ付けない存在でした。

【試合結果】
・女子予選グループ戦(第一試合) ] 倉敷アブレイズ 2 (25-13 25-19) 0 IPUクラブ
・女子予選グループ戦(第二試合) ] 倉敷アブレイズ 2 (25-11 25-11) 0 OLIVE
・決勝トーナメント戦(準決勝) ] 倉敷アブレイズ 2 (25-21 25-9) 0 ENJOUE
・決勝トーナメント戦(決勝) ] 倉敷アブレイズ 2 (25-18 20-25 26-24) 1 IPUクラブ

 決勝が始まる前に会場を失礼する。その足で浅口市へ向かう。ウォーキングサッカーの練習日だったのです。練習が終わった頃に、S社長兼監督さんから「優勝しました!」というメールをいただく。ありがとうございます。そして、おめでとうございます。次も頑張ってください。また、クラブの公式HPに試合報告や優勝画像が掲載されたら、この記事に追加掲載させていただこうと思います。お疲れ様でした。今度は練習場にちょこっと見学に行ってみたいな。 

コメント
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