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北の王者へ コンサドーレ札幌23

2016-12-14 00:01:08 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 今季J1復帰を決めた札幌さん。当ブログが好きなJクラブの一つ。ホームタウンのエリアをなるべく狭く活動したいというところも見受けられる中、札幌さんは今季名称に「北海道」を追加して、広域化を図られました。Jリーグでの川淵チェアマンの考え方とは違うかもしれませんが、素晴らしい価値観だと思います。スタジアム周辺だけ営業してればいいという方針のところも、もう一度自分の足元を見直してみてはいかがでしょうか。そんな中、「J1にふさわしい」部分の事例が札幌さんにありました。素晴らしいですね。以下、抜粋して紹介。
   
【北海道コンサドーレ札幌バドミントンチーム設立】
 J2札幌は、一社)コンサドーレ北海道スポーツクラブを運営母体とし、バドミントンチームを設立。総合型地域スポーツクラブとして道内のスポーツ振興を目指す活動の一環で、サッカー以外の競技チームを保有するのはクラブ史上初。男女問わず幅広い年代で楽しめる生涯スポーツであるということ、そして北海道では日本協会への登録人数が全国2位という競技人口を抱えていること、またバドミントンはアジアでは国技になるほど非常に人気の高いスポーツで、クラブのアジア戦略のコンテンツのひとつともなり得ることなどから、チームを設立。今後は日本のトップリーグである「S/Jリーグ(旧称:日本リーグ)」参入を目指すとともに、世界で戦える選手を育成する方針。
【2017年度入団選手セレクション】
 初年度は18歳以上の男女を対象としたセレクションを実施。
・募集対象: 18歳以上の男女若干名(2017年3月卒業見込みの高校生も可)
・セレクション内容: 一次審査:書類選考、二次審査:運動能力テスト・実技テスト(ゲーム形式)、三次審査:面接
※バドミントンチームの選手契約は、プロ契約ではなく、練習は原則として仕事終了後の夕方以降を想定。
J2札幌公式HP該当ページ:http://www.consadole-sapporo.jp/news/20161124045/

 他のネット情報から、もう少し情報を拾ってみました。チーム名は「北海道コンサドーレ札幌バドミントンチーム」。ユニホームはサッカーと同じく赤と黒が基調。チームは18歳以上の男女6、7人でスタート。書類選考を経て12月17日(土)にセレクションを実施し、最終面接で選手を決定して早ければ年明けにも始動。練習施設を提供する北翔大との間で「提携にかかる基本合意書」も締結。
 三上代表理事は記者会見で、「地域に根ざしたスポーツ振興を具現化し、道民にスポーツを通じた豊かな生活を還元していきたい。(北翔大との提携について)スポーツクラブのノウハウと、大学の地域貢献のノウハウを一体化させ、バドミントンチームを大きくしていきたい」とコメント。
 三上代表理事は、様々なスポーツの中からバドミントンチームを設立する理由について、男女を問わず生涯スポーツとしてやれること、季節に左右されない室内競技である事と説明。また、北海道は日本バドミントン協会の登録者数が東京都に次いで全国2位で、競技人口が多いことも理由。今後はウィンタースポーツなどにも活動を広げることも視野。

 という感じでした。札幌さんはスキーなど様々なスポーツをやっているイメージがありましたが、競技チームの単独保有は初めてだそうです。という事は今までの活動は主にスクールばかりだったのかな。よく当ブログで「J1にふさわしいクラブ」という言い方をしますが、この異競技交流もそうです。一つの目安はJリーグ「地域スポーツ振興活動および介護予防事業」です。Jリーグ百年構想の実現のために、Jリーグがサッカー以外のスポーツ推進活動について支援するもの。当ブログでも特集(下リンク参照)しています。これを読むと、J1にふさわしいというよりは、Jクラブとして当たり前、J1を目指す以前の問題のように思えます。Jクラブは単にサッカーだけやってればいいのではないので、サッカーしかできていないところは、お引き取り下さいとも聞こえてくる気がします。読者の皆さんの地元クラブはいかがでしょうか? 
Jリーグ「地域スポーツ振興活動および介護予防事業」関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160124
J2札幌関連:21 /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /

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