ようこそファジアーノへ７２

　イベントレポです。
　昨日、岡山神社でファジの「必勝祈願」が行われ、夕方に政財界の関係者による「キックオフ交流会」が開催されましたが、その間の時間にチームで奉還町商店街をパレード。ファンや商店主ら約300人から温かいエールを受けたと、今朝の山陽新聞に出ていました。
　クラブ公式ＨＰにも、商店街を全選手、スタッフで歩いた後に、奉還町商店街りぶらで激励会に参加。木村代表、影山監督、竹田選手がそれぞれ挨拶を行ったとあります。
山陽新聞ＷＥＢ該当ページ：http://www.sanyo.oni.co.jp/feature/sports/fagi/news_wmsr/pc/2014/01/30/20140130215429.html
クラブ公式ＨＰ該当ページ：http://www.fagiano-okayama.com/news/index.php?c=topics_view&pk=1391087947

　そして、奉還町商店街といえば、「おかやま百年構想」の長君。シーズン中はタペストリーの設置等で、奉還町をファジストリートにしようと活動されています。そんな長君から、昨日のレポが届きました。昨日の様子がよく伝わってくる名文です。昨日、当方も含めて行けなかった方は、雰囲気だけでもお楽しみ下さい。
　　　
　昨日開催されたファジの「奉還町商店街激励会」に参加してきました。商店街に選手が来てくれるのは念願です。実現していただいた奉還町商店街や商工会議所の皆様には感謝です。
　激励会の開始3時間前に、会場の奉還町商店街の文化施設「りぶら」に到着。りぶら前には、なにやら見慣れぬ自販機がありました。この日に合わせてか、前日にファジの支援自販機を設置されたそうです。電子マネー対応のハイテクな仕様で、商店街内のお店でも使用できるEdyが使えます。
　16時30分のスタートに向けて、我々もスタンバイに入ります。昨年、サポーターのみなさんに書いていただいた絵馬を展示します。選手に見てもらう絶好の機会を逃すわけにはいきません。タペストリーは開幕で対戦する富山に貼替え準備万端です。
　この日はもう一つ大きな仕事が。今年からスタートのJ３に参戦するグルージャ盛岡の地元テレビ局の方がはるばる岡山まで取材に来られました。何でも地域リーグ決勝大会で２度も対戦した岡山に縁を感じて、ホームタウンの様子を紹介されるそうです。我々の商店街での活動について取材を受けました。
　　　
　スタートの時間になり、商店街の入口に選手を乗せたバスが到着です。恒例の岡山神社での「必勝祈願」を終えて商店街に移動して来ました。選手がバスから降りてくると、すぐに人だかりができます。商店街のお店の方も店先に出てこられて、「どの選手が有名なん？」と心躍らせていました。やはり選手が商店街に来ると違いますね。
　フラッグを持ったフロントの方を先頭に、木村社長、影山監督、全選手がりぶらに向けて行進です。ファジはセカンドチームもあるので、すごい数の選手です。横にいた小さな子供から「染谷―！」の声が。移籍してきた選手にとっても、まちに溶け込む良い機会ですね。
　　　　　
　りぶらに到着して、激励会がスタートします。商店街の理事長、主催していただいた商工会議所の方から挨拶がありました。理事長からは、選手への激励のメッセージの他、りぶら前に掲示してあるタペストリーや応援絵馬の活動を紹介していただきました。今シーズンは、タペストリーに良い順位を表示したいものです。
　木村社長からは「やっと選手を連れて奉還町商店街に来ることができました」と第一声。我々も心待ちにしていただけに感無量です。また、Jリーグに上がる以前から奉還町商店街にサポートしてもらっていたお話がありました。
　影山監督からは、岡山での生活を奉還町でスタートした裏話がありました。奉還町近辺の飲食店はほとんど行った事があるそうです。さらには、試合前のスタジアムへのバス移動の際、奉還町商店街前で行っていた応援絵馬イベントをいつもご覧いただいていたそうで、「勝利を願う気持ちや勇気をいただきながらスタジアムへ向かっています」とありがたいお言葉がありました。自分たちの想いが監督や選手に伝わっていたようで本当に嬉しいかぎりです。
　最後に竹田選手会長の挨拶があり、「激励会」は終了しました。周りを見渡してみると、りぶら前はあまり広くないので、かなり溢れかえっていました。みなさん満足して帰られているようでした。訪れたサポーターだけでなく、商店街の皆さんも選手を間近に見て喜んでいました。選手が商店街に来ることは我々が思っている以上に効果があるようです。普段あまり試合を観ることのない方にとっては、ファジを身近に感じられる素晴らしい機会となったようです。
　激励会を通じて、奉還町商店街がファジをサポートするホームタウンとしてまた一歩前進したかなと思います。クラブとまちの距離が近づいた一日になりました。主催していただいた奉還町商店街や商工会議所の皆様、本当にありがとうございました。

　良かったですね。今まで、ガラス戸の向こうにいた存在で、顔姿は知っているけど馴染みが無かった存在が、ガラス戸を開けて出てきてくれたような感覚を受けました。これからも、ちょくちょくガラス戸を開けて、我々の目の前に出てきて欲しいものです。そうすれば、サッカー好きの市民だけでなく、そこら辺を歩く普通の市民も親しみを感じ、応援してくれる事でしょう。長君、お疲れ様でした。
　必勝祈願や政財界向けに開催していただいた交流会については、省略します。他の方のブログやＦＢに出てくる事でしょうから、そちらをご覧下さい。地元マスコミ報道ももう少し、こっちも取り上げて欲しかったですね。