kasaruの今日も有り難う

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サルコイドーシス・バセドウ病の旦那
岡山へ就職長男23歳
アペール症候群次男19歳

我が家の端午の節句

2008-04-16 | Weblog
我が家でも5/5の節句を前に飾った。

子どもが家にいるうちは節句の鯉のぼりを飾ってあげようと思う。

駐車場でいっぱいの庭に

大きな鯉のぼりを掲げることは出来ないが、

家の中で趣味と実益を兼ねた幟端の服と店舗用の促進幟を飾る。

菖蒲湯とか柏餅とか豪華な食卓はないが、

健やかな成長を願う親心を感じてくれればそれで良い。

何処まで汲み取ってくれているかは定かでないが、

この時期に登場する鯉にまんざらでもないようだ。

桃の節句は悲しいかな女の子が私一人ということもあって、

何気なく過ぎていく

この時期田んぼに水が入る頃、

水面に映る鯉のぼりの波に

暫し見とれてしまうことがあるが、

最近は大掛かりな波はあまり見かけなくなった。

ましてや武者絵の幟端等はトンとお目にかかることはない

大型店などない のどかな景色には、

風にそよぐ色とりどりの鯉がよく似合う。

我が家の鯉は風にそよぐことはないが、

を楽しませてくれている。

最近出来たマンションのベランダに可愛らしい鯉が2匹。

節句までの期間どこかで元気な成長を願う

鯉が泳いでいるとおもうと、

なんだか心が温かくなる。



先日の「誰でもよかった」とヒトを殺めた青年の周りでは

鯉のぼりは泳がなかったのだろうか・・・

誰かに閉じられる人生を想像すら出来なかった方々の

心穏やかで、残された家族の幸せを見守る
大きな愛になられることを願わずにはいられない。

見上げる青空の下 どこかで奪われる命あることを

決して忘れてはいけない。

鯉のぼりが一人の子どもだけでなく

多くの人びとに平和をもたらすことを願って。