kasaruの今日も有り難う

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岡山へ就職長男23歳
アペール症候群次男19歳

考えること

2015-09-16 | 考える事


同じ県内とはいえ車で2時間余り離れている場所での災難は、

ニュースで見聞きするばかりの情報でしかありませんでした。

それでも行方不明者の捜索が続いているとの報道を聞けば、

一刻も早い安否がわかることを念じずには入られませんでした。

いくら防災、事前の備えが大切!!と言われわかっていても

経験したことない事態に完全な包囲網を敷くことは

難しいとおもいます。


昔から「机上の空論」という言葉があります。

いくら防災マップを作り防災用品を揃えてみても

その場所事態が機能しなければ本当の助けにはならないこと

今回の災害で改めて露見したようにおもいます。


そんな中でも

政治的統制の不備は今後の重大課題であり

肝に命じなければならないこととして

行政を司る人たちは今一度襟を正してほしいとおもいます。


基本的には住民たちの意識向上と日頃のコミニュケーションが一番です。

何か起きてから行政におんぶにだっこでは

共倒れになることは目に見えています。


今回の最終的に15人の行方不明者の安否は

実は早い段階で県の担当者がわかっていたとのこと

しかし、どんな判断をしたのか翌日の定例会議で

発表すれば良いと考えて他の組織に伝えていなかった。

そんな報道が今巷では駆け巡っています。

もしそれが本当ならば 経費と労力を無駄!とまでは言いませんが、

違う形で使うことができたのではと・・・おもってしまいます。

この私の発言もまさに机上の空論ではありますが・・・


この地域に住んでいる2人の親友がいます。

どちらも大きな被害を受けることなく

再興に向けて頑張っていますが

一人は代表として大きな事業を展開しているのですが

お互い様!!という言葉を実践するべく

この時間も

個人として毎日自宅の井戸を汲み出し給水車を出し、

困っている地域を巡回して周り

治安の不安定な状態である中

家族、知人たちと交代で自主的にパトロールをしています。

本当に頭の下がる思いです。

本来ならすぐにでも行って私でも何かできることをと

そうおもっていますが、

アキレス腱断裂後の装具はまだ取れず、

四十肩の悪化、など

このような体ではかえって足手まといになると判断し、

歯がゆい気持ちを落ち着けながら情勢を見守っているところです。


災害時の大前提は「自助・共助・公助」です。








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