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読んでみたい

2015-10-03 | 考える事


『向源』で知り合ったShinboさんから

色々と紹介され和食を見直すことを始めています。

今「和食」が世界中で好まれています。

持て囃されている感も否めませんが・・・

最近は和食の良さを伝えるイベントなども目白押しです。

私も食育の講演を頼まれる事もあるので、

日々勉強の毎日ですが、

何をもって「和食」と定義するのか。

その事がキチンできなければ、

何を伝えるべきなのかも曖昧になりそうですね。

出汁を取り味噌や醤油など日本古来の調味料を使い

丁寧な手順で味付けをする事が「和食」なのか。

すでに海外での寿司はアボガドもフルーツも

なんでもありの世界が出来上がりつつあります。

日本の回転寿しを見れば一目瞭然!!

『寿司って何』とおもうようなものが流れています。

パンは?パスタは?言い出したらきりがありませんが、

「和食」の伝承と見直しに声をあげることは、

多分「和食」という入り口を機に「食べる事の大切さ、楽しさ」

そして「命をいただく謙虚さ」「食べられる事への感謝」を

改めて実感してもらうことが狙いであるとおもうのです。

一人の食事も、誰かに食べさせてもらう食事も、

大勢で楽しい食事も《食事=たべること》なのです。

「たべること」は命を生かすことであり、

コミニュケーションの一環であることは間違いないこと。

改めて『和食』を考えるツールとしてこんな本を見つけました。

眼鏡無しではなかなか読み進めませんが、

文字を追い、言葉に触れ、和を感じ

「たべること=いきること」を意識してみたいです。

秋の夜長。

読書の秋と洒落こもうかな~~。

もちろん食欲の秋は譲りませんけど。


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