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アインシュタイン

2005-12-08 | Weblog

【 アルーバート・アインシュタイン 】

平和主義者アインシュタイン

科学的業績によって得た世界的名声を背景に、
アインシュタインは様々な政治的発言を行っている。
第一次世界大戦中は平和主義を掲げ、戦争を公然と批判した。
また、ユダヤ人である彼は、ユダヤ人国家建設運動である
シオニズムを支援した。
このためナチス・ドイツから迫害を受け、
アメリカに亡命している。
ドイツの原子爆弾開発を恐れたアインシュタインは
レオ・シラードの勧めにより、当時のアメリカ大統領
フランクリン・ルーズベルトに、
原子爆弾の開発を促す書簡に署名をする。
これを契機に核爆弾を開発する国家プロジェクト
「マンハッタン計画」が始まることになる。
しかしアインシュタインは
原子爆弾の製造に関与することは無かった。
(日本では、アインシュタインが原子爆弾の発明者と
思い込んでいる者が多いが、これは誤りである。
アインシュタインは、原子爆弾の製造を促すように
働け掛けた事は事実だが、原子爆弾製造に関しては
一切関与していない)
その後、世界連邦の樹立を提唱するなど、
多くの平和的言動を残した。


by 百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)


多くの影響を与え 名を残した アインシュタイン

彼は 亡くなる前の年に ベルギーのエリザベート女王に

手紙を送っているのを 御存知だろうか?

そこには・・


失うものを持たない年寄りは

束縛を受けている若者に代わって

すすんで声を上げるべきだ。


そう書いてあった。

生い立ちを 振り返り、大きな名声と多くの苦悩を

経験した アインシュタインの 最後の心の叫びに違いない。

こう書くと「老体にむち打って 必至に働く身に

失うものを持たないなんて あり得ない。

生きるのに 精一杯だ!!」

「代わってもらいたいのは 私の方だ・・・」

なんて 声が聞こえてきそうだが。

言葉の表面だけを 受け止めれば 人ごとではありませんが、

アインシュタインが  訴えたかったのは

そういう 上っ面の文字の意味ではなく、

きっと 見て見ぬ振りをせず、

出来る人が 出来る事を。

力のあるものは 力のないものに 手を差し伸べ、

力を振りかざす事無く お互い様の心を常に。

そういうことを 言いたかったのでは・・・

奥の深い 言葉に 改めて自分の力を 再確認しています。


舌を出している写真が有名だが あれは

学生の前で 簡単な字をよく間違えて 学生に指摘され

その時に 撮られたものらしい。

後に多くの人に知れ渡る事となる。

アインシュタイン。今の世を どんな気持ちで見つめているのか?