遠州横須賀・あれこれ書き連ね

祭りの町・遠州横須賀発の情報をあれこれと・・・

4/9、今日は何の日?

2009-04-09 11:35:45 | 三熊野神社大祭
4/9、今日は何の日?昭和39年まで三熊野神社大祭は、4月7、8、9日で行われていました。

その昔江戸時代は旧正月の7、8、9日に行われていましたが、明治43年に新暦の3月に変更、大正5年からは学業に支障があるとのことから、新暦正月に変更されました。しかし今度は寒すぎるとの意見から祭礼日を4月か10月にすることとなりましたが、12町の総代さんの意見が6対6に分かれ、なかなか決まらなかったことから神のご宣託を仰ぐこととなり、時の総代会の最年長者・井田為三郎氏が神前に供えなれた札を引いたところ、4月の札が出て決着したことが古文書などに記されています。

その後昭和30年代後半に入ると、生活様式の変化から祭りは衰退、再び祭礼日の変更が議論されます。この時は町民からアンケートをとったところ、3年に一回土日でという意見が多数を占めました。しかし三社祭礼囃子保存会などからは、祭礼文化の衰退につながるとの厳重な抗議申し入れがあり、その結果祭礼日は毎年4月の第一土日(昭和40年だけは4月8、9日)という結論に至りました。

そして昭和61年、河原町の祢里が新調され、祭礼前日にお披露目の曳きまわしを行いましたが、これをきっかけに祭礼日は現在の4月第一金・土・日ということになり、以前の2日半日のお祭りに戻すことができました。

幾多の変遷の中で、お祭りを守ってきてくれた先人たちには、心から感謝すると同時に、今度は今に生きる自分たちが、まだ見ぬ次世代にこの素晴らしいお祭り文化と心意気を伝え残してゆくため、その一役を担っていかなくてはなりません。
※写真(昭和30年代の古いよき時代のお祭り風景。当時は4/9が本楽の当たり日でした)
H22三熊野神社大祭まであと358

魔除けの花

2009-04-09 00:37:39 | 笠井屋
三熊野神社大祭の祢里を飾る「花」、祭りが終わったあとその花を丸めて玄関先などに飾っておくと、魔除けになると言われています。今は4月大祭で使った花を、9月の「ちいねり」で再利用するためあまり見かけなくなりましたが、昔は各家の軒先などに花の丸めたものが、色がさめるまで吊るされていた記憶があります。
※写真(これは軒先にさしてあった、かど花を丸めたものです

4/8(水)緑の桜「御衣黄」開花情報、あっという間に5~6分咲き

2009-04-09 00:36:48 | 遠州横須賀の話題
おととい開花したと思ったら、あっという間に5~6分咲きになりました。遠くから見てもはっきり緑色の花が見えるようになりました。この「御衣黄」の場所をよく聞かれますが、大須賀支所の南側に案内看板が建ちました。支所の建物の西側を南へ歩いてゆくと、矢印に沿って右折し徒歩約1分、道の西側に御衣黄の古木3本が見えてきます。
※写真上(あっという間に5~6分咲き、見頃となりました)

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【支所南側に案内看板が立ちました。矢印沿って行くと・・・】

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【道の西側に御衣黄の古木3本が見えてきます】

4/8(水)千浜西区へお邪魔しました

2009-04-09 00:35:52 | あちこち&あれこれ
4/8(水)毎週水曜日恒例、新屋町稽古場での笛の練習は来週から、ということで今夜は千浜西区の公民館へお邪魔しました。千浜西区では、今年から役太鼓を取り入れる計画で、そのための練習を熱心に行っています。太鼓や踊りなど精力的に取り組んでいます。
※写真(子どもから大人まで、皆さんとても熱心に練習中です)