planet oz



かれきの趣味の音楽紹介+α
今でもCD命!

Tove Styrke / Kiddo

2015-09-30 | TUV

 Tove Styrke

 "Kiddo"

 ( RCA / 2015 )

 

スウェーデンの女性アーティストによる2nd
2009年にスウェーデン版アイドル・オーディション番組で3位に輝いたのを機にソニーと契約してキャリアをスタートさせました。
デビュー時はキャッチーなダンスポップだったのですが、
世界デビューとなる今作はエッジの効いたエレクトロテイストに仕上がっております
路線変更となるささくれ立ったサウンドや歌声など、絶対に好みに違いないはずなのに、どうしてか「これじゃない」感が拭い切れず…
「いやいや、そんなはずはない!」と気づけば何度も繰り返し聴いていて、実はハマっているんじゃないか?と思うのですけど、やっぱり聴き終えると違和感が残るんですよね
なんだろ、やっぱり好きなのかしら

ちなみに、アルバムタイトルは映画「キル・ビル」の主人公Beatrix Kiddoからとられており、映画から多大な影響を受けているそうで、
そのせいかシングルの"Ego"のPVは東京で撮影されているし、"Samurai Boy"なる楽曲も収録されています。

 

Ego

 

Number One

 

 

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Marie-Flore

2015-09-28 | MNO

 Marie-Flore

 "By The Dozen"

 ( Naïve / 2014 )

 

フランスの女性SSWによるデビューアルバム
同じく仏男性SSWのRobin Leducがプロデュースを務めています。
そのRobinとの出会いも「Velvet Undergroundへの思い」が共通項にあったからとのことですが、
全編英語詞によるメランコリックでスモーキーなサウンドはFeistを想起させます
個人的にはFeist登場以降、同系統の女性アーティストがごそっとずらずらと出てくる印象があるのですが、
歌声もメロディーも表情豊かで、ひとつひとつの楽曲が立体的に“立って”聴こえてきて新鮮です

 

Fancy Me

 

Number Them

 

 

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MØ / No Mythologies To Follow

2015-09-26 | MNO

 MØ

 "No Mythologies To Followe"

 ( RCA / 2014 )

 

デンマークの女性SSW、Karen Marie Ørstedによるデビュー作
引き摺るリズムに糸を引くような蠱惑的な歌声。
エレクトロでも、R&B要素が強いタイプは苦手なはずなのに、なぜか強く惹かれてしまいました
音の「間」がとても気持ちいいんですよね、何度となく定期的に聴き返したくなります

CD派なもんで、デジタルとヴァイナルオンリーのデラックス盤は辛いものがあります

 

Walk This Way

 

Don't Wanna Dance

 

 

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Hanne Kolstø / Forever Maybe

2015-09-24 | GHI

 Hanne Kolstø

 "Forever Maybe"

 ( Jansen Plateproduksjon / 2014 )

 

ノルウェーの女性SSWによる個人名義としては4枚目の作品
年に1枚というハイペースでのアルバムリリースで旺盛な創作活動を展開しております。
エレクトロスタイルは変わらずも、その作風は徐々に洗練化されて、中には普通にポップスとして機能している楽曲も散見されます。
元々の鬱屈とした情念が露呈された初期の映像や曲調の印象が強すぎるので、メジャーコードのエアリアルな作品にはやはり戸惑いますが、ダークトーンとの対比もまたメリハリがあって楽しめます

今年もまた新作"While We Still Have Light"が11月に出ます

 

We Don't See Ourselves

 

Forever Maybe

 

 

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Darkness Falls / Dance & Cry

2015-09-22 | DEF

 Darkness Falls

 "Dance & Cry"

 ( HFN Music / 2015 )

 

ヴォーカルのJosephine PhilipとギターのIna Lindgreenからなるデンマークの女性2人組による2枚目のアルバム
前作はTrentemøllerのプロデュースでしたが、今作でも同郷のAdrian Aurelius (Raveonettes)とLasse Martinussen (Rosemary)を迎えています。
クールで淡々としながらも沸々と情念を滾らせているような歌声とウエスタンな香りも漂うエレクトロテイストのポップロックサウンド。
インストも2曲挟まれて架空のフィルムノワールのサントラのような印象です
仄暗い音響空間が心地イイです

 

Night Games

 

Dance And Cry

 

 

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