planet oz



かれきの趣味の音楽紹介+α
今でもCD命!

Claire Denamur / Vagabonde

2011-10-29 | ABC

Clairedenamur01 Claire Denamur

 "Vagabonde"

 ( Capitol / 2011 )

 

フランスの女性SSWによる2枚目。
プロデュースはArthur HやPierre Lapointeなども手がけたJean Massicotteが担当していて、淡々としたアコースティックサウンドがメインの落ち着いた雰囲気のアルバムとなっています。
ややハスキーで翳りのある歌声が存分に味わえるプロダクションには好感が持てますが、もうちょっと飾り付けがあってもイイかなぁ
そんな中、Da Silvaが参加している数曲にはシンプルながらも華があって味わい深かったです

気づいたらスペインアマゾンが出来てました~
まだまだ商品数は少ないですが、イタリア同様お世話になりそうな予感大。
次はオランダとスウェーデンといった告知もあったのですごく楽しみ
スウェーデンはノルウェーものもフォローしてくれないかなぁ...

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Twin Sister / In Heaven

2011-10-12 | TUV

Twinsister01 Twin Sister

 "In Heaven"

 ( Domino / 2011 )

 

ヴォーカルのアンドレアを中心としたLAの5人組バンドによるデビューアルバム。
実体の掴めなさそうな脱力系ドリームポップ
結構ヴァラエティに富んだ楽曲が揃っていて、ゆるーい歌声とアンサンブルのためかノッペリとした印象もありつつ、何も考えずに肩の力を抜いて聴いたら楽しめました

 

Kimmi In A Rice Field

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St. Vincent / Strange Mercy

2011-10-11 | PQRS

Stvincent01 St. Vincent

 "Strange Mercy"

 ( 4AD / 2011 )

 

NYの女性シンガーソングライターによる3枚目のアルバム。
アカデミックな作風が強く出てくるのかと思ったら、思いの外アバンギャルド。
フォーマットはポップスなのですけど、色々な音や仕掛けが絶妙に配置されていて聴けば聴くほどに楽しく癖になる音でした
クールでマジカル。
個人的に“才媛”という言葉が浮かぶんですよネー
来月に2ndと一緒に日本盤が出るみたい。解説と訳詩読んでみたいなぁ

 

Cruel

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Feist / Metals

2011-10-08 | DEF

Feist01 Feist

 "Metals"

 ( Polydor / 2011 )

 

久しぶりとなるオリジナル4枚目。
先に公開されていた"How Come You Never Go There"をちらりと聴いたときには、
「いつもの雰囲気なのね」と思ってたものだから、冒頭曲からその生々しくてざらついた質感にビックリ
ドコドコしたリズムとかホーンやストリングスの絡み具合とかゾクゾクするアレンジにテンションが上がっちゃいました
"How Come ~"のような軽妙なタッチもイイけれど、アルバム全体を包む硬質な空気のほうが好きです

前作は後にデラックス盤を買い直したのですが、今作はどうなんでしょう。
個人的には統一感のあるコンセプトアルバムっぽい印象があったので、もし豪華盤がリリースされるとしても追加収録はボーナスディスクの2枚目に入れて欲しいなぁ。
で、その2枚目だけを単独発売してくれたら尚のこと嬉しいなぁ...
あと、今回は米国Cherry Tree Records盤を手にしたのですが、こちらは見開き2面デジスリーブ仕様で歌詞カードもちゃんとついておりました

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Ladytron / Gravity The Seducer

2011-10-07 | JKL

Ladytron01 Ladytron

 "Gravity The Seducer"

 ( Nettwerk / 2011 )

 

春先のベスト盤に続いて5枚目となる新譜が到着。
そのベスト盤にも収録された"Ace Of Hz"や先行シングル"White Elephant"を含む全12曲。
今までになくインスト曲が多めに収録されていて、最初は少しガッカリしたけれども、一聴してその思いは一変
寧ろとっても楽しめましたー
なんていうか、すごく『アルバム』っぽい構成。
クールで淡々としたサウンドは変わらずとも、そこから滲み出る甘美でロマンティックな表情はますます冴え渡って、聴いていてホント気分があがります

 

White Elephant

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