planet oz



かれきの趣味の音楽紹介+α
今でもCD命!

Say Lou Lou / Lucid Dreaming

2015-08-31 | PQRS

 Say Lou Lou

 "Lucid Dreaming"

 ( BBQ / 2015 )

 

スウェーデン/オーストラリア出身のMirandaとElektraの双子姉妹によるデビューアルバム
じんわりしっとりと水気を含んだエレクトロサウンドは、深い霧がかった風景を想起させて何やら神秘的。
そんなミステリアスなトーンの中、Lindstrømが手掛けたコズミックディスコ調の"Game For Girls"が否が応にも気分を高揚させてくれて癖になります
ビジュアル含めてすべてが麗しい…

日本盤にはTame ImpalaとDaft Punkのカバー2曲と"Game For Girls"の長尺バージョンがボートラになっています。
どうせならシングルを全部入れてよ!と思いましたが、
このExtended Versionが思いのほか気に入って、こちらを追加収録するよう強く推薦したというライナーノート解説者の方には感謝しております

 

Game For Girls

 

Nothing But A Heartbeat

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Linnea Henriksson / Du Söker Bråk, Jag Kräver Dans

2015-08-28 | JKL

 Linnea Henriksson

 "Du Söker Bråk, Jag Kräver Dans"

 ( Epic / 2014 )

 

スウェーデンの女性SSWによる2枚目のオリジナルアルバム
元々Plylfというジャズバンドのヴォーカルとしてアルバムリリースもあったところ、
アイドルオーディション番組のスウェーデン版「Idol 2010」に参加したことをきっかけにソロデビューとなったそう(結果は4位)。

1stはポップスの甘酸っぱさや溌剌さを見事にパッケージングした佳作でしたが、
今作では分厚いシンセのレイヤーサウンドを纏った華やかな作品になっています。
その極彩色の煌びやかさはスウェーデン語の響きとも相俟って、濃密な夢を見ているよう

 

Ensamheten

 

Du Söker Bråk, Jag Kräver Dans

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Chungking / Defender

2015-08-25 | ABC

 Chungking

 "Defender"

 ( Black Volta / 2015 )

 

ヴォーカルのJessie Banksを中心とした英国の3人組ポップグループによる8年ぶりとなる4枚目
(※2枚目はデビュー作の焼き直しなので、実質的には3枚目といった感じかな)
前作からだいぶ時間が経ったけど、「アグリー・ベティー」とか「グレイズ・アナトミー」などに楽曲提供してたらしいので、もしかしたらどこかしらで耳にしていたかも。

サイケちっくな香りが薄ら漂うどこか懐かしいエレクトロサウンド。
欧州歌謡のメロウネスも感じさせるムードは、デビュー時に近い雰囲気かな。
Zero 7の"The Garden"を聴いたときと同じ感覚でした。
何よりカムバックがうれしいです

 

Sapphaire

 

Beautiful World

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Emika / Drei

2015-08-21 | DEF

 Emika

 "Drei"

 ( Emika Records / 2015 )

 

英国出身でベルリン在住の女性SSWによる4枚目のアルバム
前作は、クラシックピアノと作曲法を学んでいたというEmikaオリジナルのピアノピース集でしたが、
待望のエレクトロ回帰のヴォーカルアルバムが矢継ぎ早にリリースされました
初となる日本盤にはボーナストラックがCD-Rでついております。

Ninja Tuneからデビューしたころは、その玄人筋からの評価が高くて何となく敬遠しておりました。
テクノシーンの女性アーティストって、ゴリゴリバキバキのインスト作家とか、歌モノでもパンキッシュなライオット系とか、メロディーが抑揚なかったり、そもそもの歌心が欠如してたりとか…
なんかイマイチのれないことが多いんですけど
Emikaを遅ればせながら聴いたときは、サウンドもメロディーも歌声も全ての要素が高次元で有機的に機能していて、そのふくよかでリッチなテクスチャーにうっとりさせられました

ダークでクールでエッジーでエクスペリメンタルな作風なのに、ポップスとして着地しているのが素晴らしいです。
 

 

My Heart Bleeds Melody

 

Miracles

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Christina Rosenvinge / Lo Nuestro

2015-08-18 | ABC

 Christina Rosenvinge

 "Lo Nuestro"

 ( Primavera Sound / 2015 )

 

スペインの女性SSWによるソロ名義としては8枚目となるアルバム
Sonic YouthのSteve Shelley主宰のSmells Like Recordsからもリリースされた英語詞アルバムの印象が強いせいもあり、
今作を聴く前は憂いのある淡々とした歌声とどこか歪でクールなロックサウンドを想定していたのですが、
インダストリアルなアレンジや糸を引く艶めかしくもヒステリックな歌声など、いつになく攻めの姿勢で嬉しい驚きでした
そういえばこの人の出自はパンク/ガレージロックバンドだったような…
最近の中では一番好きな作風です 

 

Alguien Tendrá La Culpa

 

Pobre Nicolás

  

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする