"Poles"
( Crammed Discs / 2012 )
主にベルギーで活動しているヴォーカルのTanja FrintaとキーボードのMarc Melià Sobreviasの2人組による3枚目のアルバム(ドラマーが辞めてしまったみたいですね)。
デビュー当初からの無国籍風サウンドがよりパワーアップして弾けた分、逆に空虚感とか憂鬱っぽさが色濃く滲み出ていて同時に寓話的な雰囲気も強くなった印象。
奔放で目くるめく展開されるメロディーや歌声やサウンドは楽しいのだけど、なぜか寂しげで切なく感じてしまいました。
だからこそ愛おしいといいますか好きなのですけどね。
Three Colors Red
Soul Traveler
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"My Name Is Billie Holiday"
( AMC Records / 2012 )
なんとヴィクター・ラズロの新譜が出ておりましたー
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タイトルから推測できるとおり、ビリー・ホリデイが歌ったスタンダード集となっていて、ピアノ・ベース・ドラム時にサックスといった小編成でシンプルに丁寧に15曲歌っております。
今も昔も変わらずのフワッとしたムード。
20年前なら国内盤が出てるはずよね…
最後はビリー・ホリデイとの仮想デュエットで締められていて、なんとはなしにナタリー・コールを思い浮かべるのでした。
ちなみに、今回の購入先はCDBabyさんなのですが、私が手にしたのはデジパック仕様でしたよ~。
My Name Is Billie Holiday
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