planet oz



かれきの趣味の音楽紹介+α
今でもCD命!

Gemma Ray / Down Baby Down

2013-08-28 | GHI

Gemmaray01 Gemma Ray

  "Down Baby Down"

  ( Seriés Aphonos / 2013 )

 

イギリスの女性SSWによる5枚目のアルバム。
歌モノは数曲のみで、あとはコーラスかインストの小品全10曲30分弱というコンパクトなつくり。
とはいえ、中身は充実していて、
ラウンジやモンド、マカロニウエスタンといった様々な要素が渾然一体となったレトロ&ヴィンテージサウンドが楽しめます
最初は物足りないかな?と思いましたが、架空のサントラっぽい佇まいがとても気に入りました

で、こちらの新作。
なんとアナログ発売のみという悲しいお知らせ
‥とよくよく注意書を読んだら、ヴァイナル+CDセットという形態だそうで、
CDがついているならばOKということで頼んでみました。
果たして届いた代物ですが、
簡素な紙スリーヴ入りのCDよりも、十数年ぶりにレコードを手にしたことに軽い感動を覚えちゃいました
レコードの重量感とか、ジャケットの大きさとか、
懐かしい思い出まで蘇りそうでした

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No Star

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Carpathian Lullaby

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Asia Argento / Total Entropy

2013-08-21 | ABC

Asiaargento01 Asia Argento

 "Total Entropy"

 ( Nuun Records / 2013 )

 

イタリアの女優さん(‥いまだにダリオ・アルジェントの愛娘というイメージが‥)による、これまでに数多のアーティストとコラボしてきた楽曲をコンパイルしたアルバム
Trash Palaceの"Positions"に収められたBrian Molkoとのデュエットによる"Je T'Aime Moi Non Plus"とか、
Hecor Zazouの"L'Absence"に収録の"Double Jeu"とか
Toogの"Lou Entendu"に収録の"Ugly Ducklings"とか、
比較的最近だとAntipopやMunkとのEPリリースのあったものとか。
全16曲+αの中で特に好みだったのは数曲携わっているMorgan製作による楽曲ですね
そのMorganって誰だろう?とちらっと調べてみたら、イタリアのポップユニットBluvertigoの創始メンバーだそうで、
アリーチェとほんの一時交流があったのを思い出しました

隙のあるエレクトロや脱力感溢れるルーズなギターサウンドをバックに
ダルで怠惰で妖しげな歌声を気の向くままに披露していて、
雰囲気モノ愛好家にはたまらない仕様でございます
もちろん、アーシア・アルジェントが歌うということが大事なのです。

‥他にもまだまだコラボありますね‥

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Live Fast Die Old

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Indifference

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Army Of Lovers / Big Battle Of Egos

2013-08-15 | ABC

Armyoflovers01 Army Of Lovers

 "Big Battle Of Egos"

 ( Sofo Records / 2013 )

 

2012年にオリジナルメンバーのAlexander Bard、Camilla Henemark、Jean-Pierre Bardaで再結成したスウェーデンのポップバンドによる新曲4曲を含む最新ベスト盤
2013年ユーロヴィジョンコンテストのスウェーデン代表になるべく、
国内予選にあたるMelodifestivalen 2013に参加するためのリユニオンだったそう。
その予選で惜しくも決勝を逃した後に、
CamillaからDominika Peczynskiへとヴォーカルが代わるという、十数年前と同じ出来事がありました
新曲は全てCamillaの歌声だったのですが、
6月にDominikaが歌い直した"Scandinavian Crime"というEPがリリースされております。
再結成は何度かあったみたいですけど、
ここまで大きな活動になっているのは解散後初めてなのかな

楽しみにしていた新曲ですが、
現在Bardが手がけているGravitonasとのデュエットだったり、
一つ前のバンドBWOのカヴァー曲だったりで、
新音源と旧作が違和感なく並んでおります。
この程よいケバケバしさと仰々しさがたまりません
今は純粋に好きって言えます

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Signed On My Tatoo

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Rockin' The Ride

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Piano Magic / Heart Machinery

2013-08-11 | PQRS

Pianomagic01 Piano Magic

  "Heart Machinery"

  ( Second Language / 2013 )

 

ピアノ・マジックの新譜は2001年~2008年に発表されたEPやコンピ参加曲などを集めた2枚組。
最近はメロディアスでポップな印象が強かったせいか、
ポエトリーリーディングやドローンなインストなどのエクスペリメンタルな楽曲が挟まれると、
「そうそう、こんな感じもあったよね」
と妙に懐かしい気分に
淡く儚いサウンドはどこか冷めた視点というか程よい距離感が心地よく、滋味深さに胸が沁みます

今作、レーベル直販すると、
本編からオミットされた29分からなる組曲風の"Never It Will Be The Same Again"がボーナスディスクとして貰えます
紙スリーブの簡素な装丁ですけど、
本編と同じアートワーク&リマスターが施されているので、
単なるおまけじゃ勿体無いくらいの代物ですね。
‥ということで、在庫がなくならないうちに、
"Life Has Not Finished With Me Yet"を注文しなおして
"Chemical EP"を手にするべきかどうか迷い中

そうそう、来月の頭に
Angèle David-Guillouの新譜が出ます

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Incurable

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A Book I Should Not Read

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Peter Plate / Schüchtern Ist Mein Glück

2013-08-08 | PQRS

Peterplate01 Peter Plate

 "Schüchtern Ist Mein Glück"

 ( Island / 2013 )

 

ドイツのポップユニットRosenstolzのPeter Plateによるソロ作。
デラックス盤はCD2枚組で、オリジナルのインストのほかに英語バージョンも数曲収録されています。
正直、Rosenstolzのメンバーでなければスルーしてたような感じなのですけども
実際この豪華盤を手にしたときは嬉しかったですし、
楽しく聴くことができました
アルバムはここ最近のRosenstolzのポップロック路線をベースに、
そこにほんのりエレポップな装いを施しております。
軽やかです

本家は、ブレイクしてからは、
2raumwohnungと組んだテクノ風の"Macht Liebe"をリリースするも、
それ以降は油分を削ぎ落としたシンプルなポップロック路線を突き進んだわけで、
デビュー時のゴテゴテのデコラティヴなキワものっぷりが嘘のように消えてしまってただただ残念なのですが
お互いのソロ活動が良い方向にいってくれればなぁ。
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Wir Beide Sind Musik

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