"Je Sais Nager"
( Universal / 2011 )
フランスの女優イレーヌ・ジャコブによるデビュー作。
兄Francisと共に製作されたジャジーで洒脱なアルバムです。
ま、いつもの如く女優さんのアルバムということだけで凄く欲しくなって買ったようなものだったのですけど、
これが思った以上に楽しい作品でした。
シックで軽やかで適度に陽気でどこかアフリカンな雰囲気も醸し出されていて、90年前後に流行したワールドミュージックを思い出したりして懐かしくなっちゃったり‥
Vincent Delermとのデュエットもよいアクセント。
Ouvre Les Yeux
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"Un Cœur Comme Le Mien"
( Naive / 2011 )
ベルギー(出身)の女性SSWによるオリジナルとしては7枚目となるアルバム。
前作"Sisters & Empathy"が主に英語詩で泥っぽくてちょっと重い2枚組でしたが、今作はだいぶポップな感覚が戻っておりました。
といってもサウンドの方向性も歌詞の内容もそんなに変わらないのですけどね。
MiossecやFlorent Marchet、Gerard Mansetとの共作やデュエットなんかがそう思わせるのかな。
発売からだいぶ寝かせてしまってようやく聴いたのですが、今の季節にピッタリでした。
Un Cœur Comme Le Mien
La Claque
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"Love This Giant"
( 4AD / 2012 )
デヴィッド・バーンとセイント・ヴィンセントのコラボ作。
これが思った以上に面白かった、というか楽しかったです。
ブラスの音色が全編を覆うように装飾されていて、ちょっと癖のある両者の歌声や捻りのあるメロディーは実験的ではあるものの、リズミカルで小気味のよいビートとあわさると物凄くポップ。
1曲1曲はどんな曲だったっけ?と思い出せないけれど、結果ふくよかで華やかなポップという印象なんですよネ。
デヴィッド・バーンは今まで名前こそ知っていたけど音源は全く聴いてこなかったので、これを機に‥‥
とりあえずイメルダ夫人をテーマにした2枚組のやつ買おうかな。
あと、装丁が可愛かったです。このアルバム、久しぶりに米国アマゾンで購入したのですけど、発送から到着まで1ヶ月かかりましたー。
色々ケチったツケがこれかぁ‥‥と悔いましたがこれもお勉強。
問い合わせには迅速応対だったのでそこはヨカッタです。
Who
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"Halcyon"
( Interscope / 2012 )
英国の女性SSWによる2枚目のアルバム。
デビュー前からイギリスで注目されてたしシングルもヒットしたのは知ってましたが、
その後アメリカでも"Lights"がビルボードチャートの2位を獲得するに至っているとまでは全然知りませんでした。
というわけなのか、各国豪華盤が存在しますネ‥
英国スペシャル盤が気になりつつも今回私が購入したのは米国デラックス盤。
前作に比べてエレクトロ度が増したかな、ちょっと骨太になって歌声も軽やかに伸び伸びとした印象です。
全18曲70分超のフルボリューム、ちょいと満腹でも満足です。
Hanging On
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