Vanessa & The O's / Stories For Watering Skies

　Vanessa & The O's

　"Stories For Watering Skies"

　( MermaN / 2012 )

 

元エスピリトゥのVanessa Quinonesを中心としたポップバンドによる、前作「華麗なる死」から7年ぶりとなる2枚目のアルバム「打ち水のあとに虹」が発売されましたー。
今回のO'sメンバーは前回から引き続き元ポプシクルのAndreas Mattssonと、元Monster & Maskinerで今作のプロデュースも務めたMarkus Jägerstedt。
またMarkusの伝手でKleerupがドラムスで3曲ほど参加していて、エレクトロサウンドも導入されています。
といってもエスピリトゥ時代のクラブ寄りの音ではなくて、大手というかメジャーというか、例えばTexasとかMaroon 5といったイメージなんですけど‥‥
バンドスタイルなのにそれっぽくない仕上がりというか‥‥
Vanessaの悩ましげでダルな歌声も健在で、日本盤ボーナストラック2曲を含めた収録曲のほぼ半数でフランス語詩というのもそのムードに貢献しているような気がします。
そうそう、そのVanessaですが、全編フランス語によるソロアルバムをDLオンリーで発売してたそうで‥‥
あぁ憎きデジタルリリースよ。

 

Album Teaser

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2012.08.15

Carmen Sars "Polarity"

Caroline Lavelle "Spirit"

キャロライン・ラヴェル　「ディスタント・ベル」

Lonelady "Nerve Up"

Les Rita Mitsouko "Femme Trombone"

Abraham "Blue For The Most"

Emma Acs "Champagne"

ベル・カント　「バーズ・オヴ・パッセージ」

ビル・プリッチャード　「ビル・プリッチャード」

シェアー　「インフリクション」

アフィー　「セックス・ドリームス・アンド・ブルージーンズ」

 

■普段は専ら通販でCDやDVDを買っておりますが、月に1回位無性にCDショップ（というか中古CDショップかな）に行きたくなります。実物を手にとって見て選別する楽しみがネ‥‥　ってことで、今回は新宿へ。先月ブックオフ新宿店ができたから覘いてみたかったんです。

■最初の3点がそのブックオフ250円コーナーにて。新宿店は3フロア構成で、各フロアそんなに大きくも小さくもなく、通路も狭くも広くもなく、在庫量も多くも少なくもなく‥‥　チェロ奏者・SSWのキャロライン・ラヴェルは昔からその名前を知ってましたが、漸く手にしてみました。個人的に、アン・ダッドリーとかケイト・セント・ジョンとかと同系列の人。

■次はユニオン中古センター。Loneladyはセール対象じゃないけど未開封中古新品だったので即決。100円箱からLes Rita MitsoukoとAbraham。"Femme Trombone"は既に持っているけど、エコパック仕様の可愛らしい装丁だったのでついつい‥‥

■最後はユニオン本店6F。お盆休みで人が普段より多かったせいか、いつも以上に狭さを感じる不便な中、ビル・プリッチャードの未開封中古新品＆デンマークのEmma Acsの中古美品を発見！　テンションが上がってしまったせいか、これまた輸入盤で持っているベル・カントの日本盤まで買っちゃいました。シェアーとアフィーはレジ前の100円棚から確保。ホントはもっとよくチェックしたかったけど、あの狭い通路を長々と塞ぐような真似はなかなかできないものですな。

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Samantha Fox / Just One Night

　Samantha Fox

　"Just One Night"

　( Cherry Pop / 2012 )

 

イギリスのチェリーレッド・レーベルから初期4枚のアルバムが大量のボーナストラックを収録した2枚組仕様となってリリースされました。
解説・チャートデータ・歌詞・本人による一口解説・ジャケ写がふんだんに掲載されたブックレットは再発盤の理想型ともいうべき素晴らしいつくりで毎度感心させられます。

サムは英国ではストック・エイトキン・ウォーターマンのプロデュースで、米国ではフルフォースのプロデュースでそれぞれヒットを飛ばしましたが、
両者共にもろに「ザ・80's」サウンドでして、当時リアルタイムで聴いていた私にしてみれば懐かしさのあまりずっと心躍りっぱなしでした。
その4枚のうち今作"Just～"だけ未聴だったせいか、新鮮さもありつつイマイチ乗り切れずにいたのですが、
面白いのは2ndや3rdではヒットの頼みだったSAW楽曲が4thでは全てボツになっていたという事実。
まぁ、未完成だったり曲間違い（!?）だったりといった理由だけれども時の流れは恐ろしい。
そういえば大ブレイクしたSAW関連も没落はあっという間でしたものネ‥‥
あと、"But The Pants Stay On"のPVにはジェニファー・ロペスがバックダンサーで出演していると書いてあったのですが見つけられませんでした。

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Wendy & Lisa / White Flags Of Winter Chimneys

　Wendy & Lisa

　"White Flags Of Winter Chimneys"

　( Girl Bros / 2009 )

 

ということで、ウェンディ＆リサ名義の4枚目のアルバムです。
ウェンディ＆リサ名義となっているからには初期っぽいファンクサウンドをちょっと期待しましたが、第一印象としてはGirl Brosのほうに近いロックサウンドでした。
ただ、静寂の中にもじわじわと熱が帯びていく感じがあって、それが解き放たれたときのカタルシスたるや‥（大袈裟ですね）
ずっとこの余韻の中に身を任せていたくなるほどでございました。
これからはちゃんとオフィシャルサイトをチェックしなくちゃ。
MLにも登録しておこうかな。

そうそう、今回届いた郵便の中にはCDのほかに、ステッカーとピックが入っておりました。
これといって嬉しい！ものでもないけれど、こういったプレゼント的なものにはホッコリします。

 

Invisible

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Wendy & Lisa / Snapshots

　Wendy & Lisa

　"Snapshots"

　( Girl Bros / 2011 )

 

ウェンディ＆リサによる6曲入りミニアルバム。
久々にオフィシャルサイトに行ったら、去年こちらの作品がリリースされていると知りすぐに注文。
その後ゆっくりHPを見ていったら2008年にもオリジナルフルアルバムが発売されてるというじゃありませんか。
こっちもすぐさまオーダーしましたが、慌てて注文したために送料が倍かかってしまいました‥‥

よく調べもしないで購入した本作、歌モノは2曲のみでした。
ちょっぴり残念でしたが、最近は映画やドラマのサントラで活躍している二人ですものネ、さもありなん。
でその2曲ですが、一つはファンキーなロック系でもう一つはメロウでセンシュアルなバラード系。
この2曲が聴けただけで満足です。
インストもタイトでクールでカッコいいです。
曲解説が読めるのもリスナーに優しくて素晴らしいですね。

 

Water To The Wave