がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

使える素材 その1

2005年07月29日 | 模型
 長年模型やってる人には、釈迦に説法、ケンシロウに指圧マッサージってとこでしょうが、そうでない人に、ちょいと役立つ素材情報を時々紹介して、模型製作が進まない時のネタにしようと思ってみたり(笑)。

 さかつうが自動車模型用素材をリリースしだしてから随分経ちますが、あそこも元は鉄道模型用素材専門のメーカー。鉄道模型の世界というのは、1/150(Nゲージ)や1/80(HOゲージ)といったミクロの決死圏で戦ってるだけあって、細かいパーツの宝庫でもあります。しかし、流通経路や販売店の特化によって、通常のプラモデル取扱店では、鉄道模型用の素材を見かけないことが多いのも事実。
 そこで、自動車模型のユーザーさんにも、積極的に鉄道模型店に足を運んでみることを薦めたいのでありますよ。

 しかしながら鉄道模型といっても、色々な形態がありまして、自動車模型で言うなら「完成品ミニカー」「ガレージキット」「プラモデル」ってな感じで分かれてるわけ。この内、件のパーツ類を扱ってるお店ってのは、概ね「ガレージキット」に類する「金属製キット」を取り扱ってる、或いは金属素材によるスクラッチビルドの支援をしてくれる様なお店でなければ先ずお目にかかれない。トミックスやKATOのNゲージを扱ってる程度の店だと扱っていない可能性が高かったりするわけですよ。そういうお店って、意外と少ないんですよね。

 で、目指すアイテムはどんなものかですが、これはもう色々。ノーブランド品まで含めると、星の数ほどのパーツが存在するんですよ。特に銀河モデルっていうメーカーのパーツは面白い。パーツの名称は「国電○○用」とか「電気機関車○○用」とか書いてるけど、中身は特殊形状の金属ピンだったり精密なエッチング製の箱だったり、金属の挽き物のタンクだったり、もう色々。こういった物が自動車模型、特にエンジン周りやコクピット周りに流用すると役に立ってくれることが多いんですよね。あとFlying zooとか福原金属の製品にも面白い物があるし、他にも、髪の毛くらいの太さの糸ハンダとか、極細の編みワイヤー、ワンオフエッチング取り扱いとか金属用黒染め加工キットなんかもありますので、気になる方は是非お店を探して訪ねてみるといいんじゃないでしょうか?お店探しのヒントは
http://www.gingamodel.net/shop.html
http://www.tenshodo.co.jp/railroad/list/index.html
ここいらで探してみると良いかも知れません。
 

 





 さてさて、気がついたらスタジオ27のHPが更新されていて、F2005とR25の画像が掲載されていました。F2005は目下の実車の成績状況ではちと買う気になれないかな~?タメオの1/43の出来が良いらしいので買うならそっちかな~な感じ。既に予約してるR25は、画像の状態のままキットになるとしたら、色々と修正したくなりそうです。画像見ただけでも、「ノーズが太すぎ」「モノコックのエッジが立ちすぎ」「サイドポンツーン前半部の三次曲面が変」「ウィングレットの形状がゴツい」等々と、既に私が持ってるR25の印象とずれちゃってるわけですが(笑)。懸案のサイドポンツーン状のエアアウトレットですが、これはクッキリモールドされてるみたいで、もしかすると以前同社の2003GAの時に行ったピンバイス・キサゲ・ノミによる削り込み攻撃で、擬似的に「穴空いてる感」を再現できそうな雰囲気っすね。多分作るときは、ブツブツ文句言いながら作ってそうな私だと思います、はい。
コメント (12)
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