がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

1/48 アイマス あずキャット006 & 黒の塗料

2010年01月31日 | 模型
 WAVEのS.A.F.Sがリリースされたので張り切って積もうと思ってたんだけど、単価が安めなのに
売れ線商品なのか速攻売り切れとか一人一個限定とか送料考えると中々買うのが難しく未だ入手できずにいます。
通販はどうしても送料が掛かってしまうんですが、折角割引きになってるのに送料で帳消しにしちゃ意味無いですからねぇ。
通常は他に積む気満々なアイテムと一緒に注文しちゃうんですが、今月はこのS.A.F.S以外は該当者無し。
S.A.F.Sも旧ニットーのを後生大事に積んでますから、まぁまた御縁があればっつーかんじで今月はスルーって事にしました。
リン・ミンメイ?新米パパさんに唆されて逝ってしまおうと思ったけど、これまた激安系は既に売り切れ状態でしたよ。
来月上旬に出張で福岡行くので、文教堂に寄ったときに縁あれば・・・とは思っております。
 そういやこのクソ田舎でも模型誌各誌が店頭に並びました。MG誌は定期購読してるのですが、
他誌は本屋のネェちゃんの冷たい視線をシカトして立ち読みがいつものパターンなんだけど、
今月は思わず久々にHobbyJapanも買ってしまいました。っつーーのも、Ma.kのキット作例が、
なんとHobbyJapanに出てたんです。しかもMAX渡辺氏と横山宏氏の対談付きですよ奥さん。
これってね、80年代のSF3Dを知ってる人間ならきっと驚く状況かと思います。オレちゃん本屋で「え!?」っつって
うっかり声出して本屋のネェちゃんに通報されるかと思ったよ(笑。
Mak wiki
知らない人は↑見たら、Ma.KがHJ誌でネタになることが、かのペレストロイカ級の出来事だと判るかと。

 さて、気が付けば一月も終わりって事で、オッサンの二月の積み計画。
 来月は今のところフジミのFW16とハセガワのファルケ限定版を発注中。別々の店への発注ですが
どっちも基本単価が高価なので送料足してもお得となりますが、なんとなくお得感が薄い?(笑
あとは私の中で今のところ二月のメインディッシュになるであろうMFHのガレキがあるんですが、
まだオフィシャルショップからの案内がないので未発注。今年も積むばかりかな~?



 んでもって本題、あずキャットの進歩状況です。車模型だと中々進まないのに、何故か此のイロモノは着実に進行しとる(笑。
目下地獄のスジ彫り大会に突入中の筈なんですが、スジボリばかりだと流石に萎えそうになるので、
ストイックにスジ彫るのは避けて、他の行程の合間にスジ彫るっつー感じで進行させております。。
スジ彫りは全面的に彫り直すのではなく、あくまで金型のヤレで消えかけてるスジの再生と、
工作で消えてしまったスジの再生が中心です。スジ彫りで一番面倒なのが機首周り、次がビーバーテイルとなりましょうか。

ビーバーテイルはキットのままだとスジ彫りが消えかけてる上に線がヤレてんですが、どうせ彫り直すならと
D型とA/B型ではどうも基本ラインが異なってるように思えたので、D型資料を参考に彫り直し。

と言いつつ、これで正解と言い切れないのが飛行機専じゃない弱みでもある。っつーか実機画像が海軍機らしく
どーれもコレも汚ねぇ状態のものばかりで詳細なんて判りゃしない。ビーバーテイル上面はリベットもバリバリなのだが
アイマス機でそんなもん追加してもデカールで殺されんじゃねぇか?と無駄な努力はしたくない方面で思案中。
 また形状も左右の抉れ部分がエンジン変更の煽りもあってD型は一直線になってるので、ここもポリパテ+瞬着で嵩増ししてラインを直線に。
尻の穴は上下合体の後に回す。こう書くと変なトラバを呼び寄せそうである(笑


 彫るスジ彫りもあれば埋めて消しちゃうスジ彫りもあるってー事で、エンジン排気ノズル基部のパーツは
A型用にスリットが入ってますが、D型は筋が入らないので全部埋めて消しておきます。スジ埋めには瞬着が都合が良いんですが、
パーツの円筒形状を崩すと厄介なので、削るのが楽なようにポリパテ+瞬着を使用してます。

 このパーツ、外側も内側もヒケが尋常ではなく、スジ消しついでに外のは何とか埋めましたが、
内側は面倒だしウェザリングで適当に誤魔化すことにして、埋めるとかはしておりません。
胴体上下の正式合体の直後、最初に取り付けることになるのがエンジンノズルなので、
基部だけではなく排気口Assyということで、ここでアイリス部以外を先にやっつけておきました。

胴体に仕込まれる排気用のトンネル部分は内部がホルモンみたいに蛇腹になってる上にパーツは分割構造。
当然継ぎ目が出るんですが、流石に消すのは難しいっつーか無理っぽいので、塗装で誤魔化すことにしました。
そこらに転がってた適当な白をドバッと塗りまして、艶消し黒をぼかしたり細吹きしたりしてウェザリングを施し
継ぎ目が目立たないようにしてみた。

先にポリパテでスジを埋めちゃった基部は、ウィノーブラックに極少量の#8銀を足したものを、
カナーリ薄めて低圧でマッタリ塗り重ねてみました。

内部に仕込まれるファン部分は、インテイク側共々艶消し黒で塗った上に、適当に調色したグレーでドライブラシ。
インスト指定は焼鉄色なんだけど、プラモの塗装でこうした部分は、インスト指定取りに塗って面白かった試しがない。


 垂直尾翼は胴体部分との接合時に結構盛大な隙間が生じてしまうことが判ったので、胴体側にメンタム塗って
尾翼と胴体の間にポリパテ詰めてサンド。パテ硬化後引き剥がして整形すれば、ピッタリ装着できるようになります。

ポリパテの溶剤分の影響か、思いのパテを剥がした後の機体側に若干ダメージが生じてまして、ちょっととっ散らかったりしました(笑


 今回の大仕事、エアインテークは先ず内部の塗り分けを施しておきます。インテークのトンネル部分は、一部別パーツになってますが
結構デカいパーツなのにイモ付け指示なので、プラ板で補強を加えておきました。本来は継ぎ目消しも必要なんだけど
面倒くさい部分だし、イロモノなので(免罪符か!w)省略。スカートの中とかインテークの中は覗かないのが英国紳士のマナーです。

また、トンネル部分は上部の一部、つまり↑の画像で言うと点線部より前の部分がランプASSYと干渉したので切り飛ばしました。
コレやっとかないと、ランプがインテイク内で歪んで付いてしまう可能性がありますんで。

 ここで、塗装の都合上早くも機体色登場です。前回作った色が、いざ塗る段になってまだ明るすぎる気がしたので
クレオスのスーパーブラックを使って明度を更に下げてみました。
 思い出したんですが、以前某掲示板で塗料ネタで調色ネタが出てたときに、やたらと「黒を混ぜろ」って御仁が居てね、
小心者だから滅多に書き込みとかしないんですが、話の流れで「○○の黒はちょっと赤いから使いにくいね」って書いたら
「んなわけない、黒は黒」ってお前バカじゃネェの?って感じで突っ込まれたのよ。で、それを何故か今回思い出したのでネタとして書いてみます。
じゃないとお仲間は皆「車人」なので、「また@河童はアイマスやってんのかよ」とドン引きされるだけでは寂しいし(笑

↑は全部黒なんだけど、全部違う商品名の黒。で、下段の右端に仲間外れっぽく置いてあるのがクレオスのスーパーブラック。
後のは並べてる内にどれがどれだか判らなくなった(笑。何となく判るんだけど、間違ってたらマズいので判らなくなったとしておくの。
 一応サンプルで出したのは、
クレオスの普通の黒、クレオスのウィノー黒、ガイアの黒、
ガイア判艶黒フィニッシャーズの半艶黒、フィニッシャーズのピュア黒、タミヤの缶ペ黒、
クレオススーパー黒
の全7種。で、黒だけ出すと判らないんだけど、こいつにクレオスの白を混ぜてみるってーと


↑こんな感じになる。オレちゃんが調合の際に黒も白も一定量にするともっと判りやすかったんだろうけど
そこが出来ていないので暗いグレーと明るいグレレーが出来てしまってるが、そこは比較の対象外。
濃さを抜きにしてグレーのトーンだけ見欲しいんですが、例えば上段の→端は緑系のグレーで、
下段の←端は青系のグレーでその隣は赤系のグレーになってるのが判りますでしょうか。
で、下段の→端に置いたのがクレオスのスーパーブラック。上段の真ん中は色のトーンを見る限り
九分九厘ガイアの黒だと思います。このブログで何度か調色にわざわざクレオスのスーパーブラックって紹介するのは
この色は非常にニュートラルに近い黒でして赤っぽいだ青っぽいだといったクセが出にくい黒なんですよ。
その分黒の中では隠蔽力が弱めなんだけど、この点が調色に非常に使い易いんです。ガイアの黒も
私の中ではニュートラルな黒って位置付けなんですが、このメーカーの色は黄色や赤でも何故か
非常に隠蔽力が高いという傾向があり、黒もニュートラルな状態に近いけど隠蔽力が高い、つまり調色に使うと
クレオスのスーパーブラックと同量使った場合に、影響力が強く出てしまう傾向があるんですよね。

 話は製作記に戻りまする。

 ランプASSYは、先ず前方部分のランプの分割ラインが省略されているので追加。支柱のパーツは
前方ランプ用がH7で後方ランプ用がH6なんだけど、インストにはH6しか使わないみたいな書き方になってます。
要するにH7の存在そのものがアイドル歌手の暗い過去並に消されてんの。しかもH6とH7をマトモに使うと
ランプがバリ立ちしてスロットル全開状態で出来上がります。なのでH6とH7の支柱部品は仮組みしながら
程良い加減を考えまして、その加減に合わせて寸法を切りつめてみました。
 組み立てたらインテーク内天井に仕込むわけですが、コイツがインテイク取り付けの際に殊更邪魔なので
どうくっつけてやろうかと色々仮組みしながら思案しまして、、、

先ず、胴体上下をテープでシッカリ固定して歪みを矯正し、その状態でランプASSYをテープで仮留めした上でインテイクパーツを仮留め。

インテイクそのものもテープで仮留めしつつ、先ずは↑図の矢印部分だけシッカリ接着。
この部分、胴体上下をくっつけないで装着しようとすると甚だしい段差と隙間が生じるんですが、
前回の製作記で胴体内部に矯正を兼ねた補強を仕込んであるお陰で、上下合体状態だとほぼピッタリ合うです。
接着は瞬間接着剤で接着。瞬間だから流し込んだ瞬間に次に進むと痛い目に遇うので、我慢して一晩置いておきました。

次に胴体上下をバラして、今度は内側から↓図の点線部に瞬着を流してインテイク内側と胴体をシッカリ固定。

更に上から黒瞬着で補強を兼ねた念入れを加えてみました。

次にもう一回胴体を上下仮合体させ、仮留めしていたランプASSYを外し

インテイクの残る未接着部分(↑図点線部)に瞬着を流します。この部分はどうも合わせが悪く、
胴体側取り付け部分に溝を彫てインテイク先端部を埋め込むか、微妙に生じる隙間を充填して辻褄合わせるかになるんですが

オッサンは後者を選択。瞬着パテをズリっと接合部付近に綿棒で擦り込んで硬化後研磨しておきました。
ランプASSYを外しておく理由は、最終的にインテイクの上辺&下辺のラインととランプのエッジとが並行になる様に調整したいのと
流し込んだ接着剤がランプ部に進入して無用な悪さをした場合のリスクを考えてのことです。

最後に外してあったランプASSYをエポキシ接着剤で、機体下部の装着位置に「インテイク内で真っ直ぐ装着する」ことを最優先で接着。

仮留めしながら急がば回れで、これで全てがシッカリ固定できやした。面倒くさいけど、色々考えた結果
一番簡単に組めるよりも、確実に「想定通りのポジションに収まる」事を優先したので行程は少々ややこしくなっちまった。

 左右のウェポンラックと燃タン吊り下げ用の穴は、キット指定通りに開けるとウェポンラックが少し機体外側に
燃タンが機体内側にそれぞれ若干シフトして開いてしまう様です。ウェポンラックの方は仮組みした上ではどうにかなりそうだし
機体側にもモールドがスジ彫られていて、穴位置変更するだけじゃなくスジボリも埋めて彫り直したりする必要が出てくるので回避(笑

一方燃タンは、穴位置ずらすのは1mm位なら問題ない様なので、少し内側にシフトさせて開けてみました。
何度か位置確認しながら開けたので穴はガタガタですが、燃タンラックを装着すると穴は隠れるから雑でも良いんです(殴。


っつーことで、次こそいよいよ上下合体か?山ほどあったパーツも随分減ってきました。不思議とモチベーションも下がりません。
私にとってこのキットは面白いって事なんでしょうねぇ。面倒くさいけど(笑
コメント (8)
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1/48 アイマス F-14D あずキャット005

2010年01月24日 | 模型
どこもかしこもF1ばっかしで箱車方面が至って寂しい日本の車プラモ市場ですが、
ドイツレベルや北米レベルは、コンスタントに箱車プラモ出してくれて足を向けて寝れない存在。
こないだ発表になった今年の独レベルラインナップもDTM仕様のアウディA8や同じくDTM仕様のメルセデス、
んでもってフェラーリ458イタリアなんかもラインナップされてて頼もしい限り。
 問題は日本での価格でして、まるで日本のプラモ価格に併せるかのように5000円オーバーが当たり前。
ついこの間までドイツレベルのプラモは高いって印象だったんですが、今や国産でも似たような価格になってきてて
高値感を忘れそうになりますが、正規輸入で買うと高すぎるのは間違いない!
 っつーのも、ナンボ待っても某並行輸入店に入荷しないのに痺れを切らして、独レベルのフェラーリカリフォルニアを
昨年1/48爆撃機のB-1Bランサーを買って無事届いたことに味をしめた海外の通販サイトにて購入手続きをしてみたら、
その余りの価格の違いにケツ浮いた。ちなみに日本での同製品の定価は5670円もするのですよ奥さん。

カリフォルニアはオープントップとクローズドトップの2仕様が出ていて両方買うと11340円となります。
で、目下発注中の某ショップだと販売価格は一個20ドルで二個で40ドル。今想定レートが概ね90円ちょいなので一個1900円位ww
海超えてくる送料はハナンツ辺りだとテラ高価ですが、ネタにしてる店は香港なので15ドル位で送ってくれます。
そう、送料込みでも55ドルで日本の正規輸入価格のカリフォルニア一個分より安く付いてしまうのよ。イカンよなぁ。
っつーか同じアジア圏で物価はむしろ日本より高い香港でバカ安とかやっとれんよな。

ただし、無事到着すればというエクスキューズがつきますがね(笑

 っつーのも在庫のステイタスが「In STOCK(在庫有り)」じゃなく「Available(注文可)」って状態での発注なんすよ。
 そう、前のB-1Bでもそうだったんだが、ステイタスがin STOKなら即発送になるんだけど、
Availableの場合は注文は受けてくれるけど何時発送されるかサッパリ判らんのよ。なのでクレカ購入は避けて
若干割高になるけどセキュリティがキッチリしてるPAYPAL使った方が安心。金銭部分だけ日本語取引できるしね。
これが無事届いたら前のB-1Bと合わせて二回ともOKだったっつーことで、店名含めて改めてブログで紹介することにします。

 さて、あずキャット胴体編の続きです。”どうたいへん”って変換したら”どう大変”となったがそうとも言える(笑
ところで、このキットを作り始めてから、更新の度にアクセスがシャア専用になります。恐るべしアイマス。
ちなみにブログやっとりながらアクセスが増えると一抹の不安を抱える@河童としましては、
所謂”出来る人”の製作記ではないので少なくとも御自身の参考にはせん方が良いかと(汗。
まぁ動物園の猿山で群れからはぐれ気味に好きかってやってるヤツを眺めるくらいの感覚でご訪問下さいまし。
 ふと思ったんだけど、フジミの1/48ドラネコって難易度はどれくらいのもんだろうか?手持ちにVX-9の白ウサAがあるけど
作ったことは無いんよね。スジボリが凹凸混在してるから彫り直しの覚悟はいるけど、アイマス機の場合は
塗装考えればハセでも或る程度彫り直さなきゃイカンし、フジミのは実売3000円以下だから、もし楽に製作できるなら
ハセのアイマス機+フジミのF-14Dを購入して、デカールをトレードすればアイマス機が欲しい門外漢な方にはいいかもね。
でもフジミだけに、ハセより難易度高かったりして(笑



 さて、訳あって主脚を組み始めています。っつーのも本キットの曲者部位の一つでして、簡単そうに見えて
マトモに進めたら脚カバーだの増タンクだの色々干渉して真っ直ぐ付かずに頭抱えるパーツだったりします。
トラウマといいますか、約20前に作ったときはここでやられて飛行形態で作るしかなかった因縁深い部分。
なので主脚カバーとかタンクとか主脚格納庫パーツなんかとの仮組みが必要になるんすよね。

 主脚パーツも細かく分解されてるんですが、インスト通りに全部組み上げてから胴体に装着ってすると
車輪の向きやロッドの角度等に問題が出たときに一蓮托生になっちまいますんで、胴体との接合に重要な
ロッド本体部と前方に延びるアーム部分だけつかって仮組みを進め、細かいパーツは安定して取り付けできる目処が付いてから。
 ロッド本体部は上下二段構成になってますが、短い凸を穴に点付けする構造で、強度的にも車軸の向き調整を考えても
これでは流石に心許ないので中に1.6mmの真鍮線を仕込んでおきます。っつーか、パーツが「仕込んでください」な状態です。
詳細は画像の通り。前脚も一緒にやっつけようかと思いましたが、主脚と異なり構造上仕込む金属線を
ドリルレースかパイプハンダ付けかで加工する必要があるので後回し。
 ちょいと胴体と仮合わせしてみたけど、既にこの時点で収まりの悪さが見えてきて萎えそうです(笑


 前回問題視した主脚収納庫のインテイクに沿って貼られる壁のパーツも、キットパーツの寸足らずな部分を
0.5mmプラ板で延長改修。1.0mm辺りのプラ板使った方が良かったかも?この際、主脚から 斜め前方に延びるアームを
この壁面に差し込むための穴が開いているんですが、これまた信用ならないので一旦プラ板で穴を塞ぎ
脚位置が定まったら穴を開け直すつもりで居ます。っつーか脚位置ちゃんと決まるかな?(爆

このパネルパーツは機体への装着が実にアバウトなので、パーツ貼り付け位置にベロをプラ板でこさえて
しっかり貼れるようにしておきます。

 エアインテーク先端の部分は別パーツになってて合いが最悪なのは前回お伝えしましたが、

その後パーツのバリを除去してバローベの□で型ズレを補正。目詰まりするからプラモにバローベ使わすなよ(怒。
結果パーツ内側が寸足らずになったのでプラ板で幅を増やして成型後、胴体下部に接着。
 仮組みしながら色々試行錯誤してみたんですが、胴体貼り合わせ後よりも、先に胴体下部に接着する方が
色々と都合が良いようです。っつーのも、このパーツは実にいい加減な整形な割に、エアインテークの先端との
ラインの繋がりの要になる部分であり、尚かつ上下合体時に胴体上下のラインの収束ポイントでもあるため
後付で胴体ラインに合わせた後にインテーク装着ってことになって辻褄がずれた場合に、整形の際インテークが邪魔になっちゃいます。

 なので、インテークとの継ぎ目の整合性を優先して、インテーク仮組み状態で先に胴体下部に接着し整形。
後ほど胴体上下合体時に上側の継ぎ目を処理することにします。二度手間になるけどコッチの方が都合が良い。
ちなみに、ここの装着具合は胴体と機首の整合にも影響が出ますので、小さい部品のくせに色んな鍵を握ってます。


 胴体は可変翼構造の影響もあって明らかに強度不足。臓物も少なく上下接着時には胴体周囲の接着面に引っ張られ
胴体中央付近がどうしてもヨレてしまいます。この影響はエアインテーク・機首・排気ノズル等々
各部に影響を及ぼすから補強を入れた方が楽が出来るってのは、雑誌やネットのエラい人の指南に多かったりします。
なので、ミーハーなワシも補強をしてみました。

 使用したのは10mm厚のタミヤスチレンボード。大昔に「タミヤだからきっと特殊素材だ!」と思いこんで
勢い買ってみたら単なる発泡スチロールの板だったことに腰が砕けてしまった苦い思い出の逸品(笑。
最近では家電買っても緩衝材には再生紙が用いられ、発泡スチロールもおいそれとは手に入らなくなりましたが
当時は何買っても捨てるほど発泡スチロールが手に入ってしまいましたからねぇ。
 っつーことで、この度めでたく初使用。1.5cm~1cmへと下がる緩やかな下り坂を工作用紙で計って型紙にし
スチレンボードを切り出してクッション付き両面テープで胴体下部に固定。クッションテープとスチレンボードの柔軟性をつかって

エアインテーク

排気ノズル基部

機首(画像では段差と隙間が出てるけど接着してないから自重で落ちてるだけです)
の三箇所の面がきちんと整合するよう胴体の厚みを調整しておきました。成る程偉い人が言うとおり
これ入れると物凄く作業が楽になりますね。お奨めです。

 さて、ここで念願の胴体と機首の仮組みを果たす。

 少しずつだけど、まるで登山のように頂上が見えてくるのが楽しいです。車模型だと胴体の処理が終わったら
一回頂上付近が見えちゃってモチベーション下がったりしますが、飛行機は最後までほぼ右肩上がりなのがイイネ。


 最後に苦言。フジミからこのほど一応リリースされた旧モデラーズのF91AT。別売りエッチングってのがあるんですが、
手持ちは800の微妙な感じのモデラーズ純正エッチングしか積んでないので予約しておりました。
キットよりも寧ろ楽しみにしていたアイテムかも。なんせ3000円ですからねぇ。






某ショップから「これ、3000円定価だけどホンマに買うの?キャンセル上等!」っつってもらえたので
素直にキャンセルしましたです。中身と価格が伴ってないのをエッチングにまで波及させんんなよ。
ひょっとするとユーザーはナメられてるのかもしれません。


 MFHからLOTUS77前期仕様が届きました。いつも居酒屋さんで買うんですが、この車は資料が殆ど無く
詳細なとまで言わないから、後期型と違いが判る程度の物でも有れば買うんだけどなぁって思ってたら
バルケッタさんから「モノクロコピーでよければ資料付けちゃうよ」って乗せられて直買い。居酒屋さんスマヌ。
後期日本仕様も先んじて積んであるのに、このバカはまた積んでますよwでも買うだけで何となく満たされるキットというのは
この御時世中々出遭えるものではないのですよ。多分に主観が物を言いますけど、少なくとも私はMFHのキットは積みがいがある。
箱開けて眺めてたんだけど、確かに高価なキットではあるがALL in 1で制作に必要な物は前部揃ってて
何よりメーカーのテメェんとこの製品への情熱みたいなもんが伝わってくる。大事なことだと思うんだけどな。
コメント (10)
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1/48 アイマス あずキャット004 &「こりは罰ゲームですか?」

2010年01月21日 | 模型
 今月発売のフジミのF92AT、買おうと思った方は無事買えましたでしょうか?
 俺ちゃんは手持ちで旧版を三つほど積んでるのに、何故か某所に「記念に」とか言って一個注文してましたが、
どうやら今回出荷分では買うことは出来なかった模様w。
 限定出荷どころか、流通経路(っつーかこの業界の悪しき習慣)とメーカーの勇み足で注文分を確保できなかった店が殆どの様です。
ちなみにどこら辺が悪しき習慣かといえば、馴染みの個人店には発注分をキッチリ納めないクセに
大量販売の家電量販店とか大型玩具店などには顧客予約分を超えて大量入荷(っつってもソッチ方面も少ない入荷だったそうですが)。
予約分を確保出来なかった個人店での客に詰め寄られる哀れな店主の姿が瞼に浮かぶようです。
F92ATってタイヤの固定にボルト&ナットを使用してるんですが、要するに此奴を上手いことメーカーが確保できず
っつーか問屋に発注案内した時点で、このパーツがどれくらい確保できるか全く読めていなかったところ
蓋を開ければ想像以上に確保が出来なかったっつー状況の様です。某所から概ねの話を聞いた後
幾つかのルートで聞き回ったら概ね同様の話だったので先ず間違いないかと。フジミ側もインジェクションパーツや
デカールはナンボ限定と言っても製品として利益が出せるだけの数は射ってる様で、件のボルト&ナットが確保出来次第、
再販かける模様です。慌ててヤフオクでボられぬよう・・・・

 さて、胴体編突入のあずキャットです。

製作の方もDANGER ZONE突乳って感じ。

 乳首機首製作でも薄々勘付いてたんですが、胴体作ってて再確認したのは、通常仕様のF-14のキットに比べて
プラ質が硬くてしっかりしてます。通常仕様はもうちっと柔らかいです。これは恐らく成型色の違いからでしょうが、ひょっとして怪我の功名?w
歪みの矯正を強いられることを覚悟していた部位が悉く肩透かしでオッサン拍子抜けです。
それでも手間はかかるんすけどね。
 
どのプラモでもインストの製作順が自分にとって都合が良いとは限らず」、仮組みをしながら製作工程を再考するわけですが
この機体の胴体部分は非常にややこしいので、組み立て工程の構築も試行錯誤です。以前っつってもこの1/48のF-14が
20年くらい前に市場に登場した頃に作ったきりですし、その時はどうしても組み込めない前後の脚にサジを投げて
飛行形態で作ったんすよね。機首と胴体の繋ぎも巧く行かず、キャノピーも閉まらず、良い思い出がありません(笑
ここ20年は車ばっかり作ってたとはいえ、多少なりとも製作技量はアップしてるだろうとREVENGEを謀る感じか。
 仮組みしながら色々考えた結果、
胴体内部に仕込むパーツ→ビーバーテイル→ヒケ&ウネリ解消→スジ彫り彫り直し→エアインテーク+各部補強策→上下合体→エンジン周り
っつー順番が妥当な線か。

 先ずは胴体内部に組み込む主脚収納庫の箱組。四枚に分かれた壁パーツを組み込んでいきますが、
四枚が相互に関係してますんで、

↑の画像の中の番号の順番で組み付けるのが一番収まりが良かったです。
前脚収納庫の製作でもそうでしたが、箱組は接着する面がキッチリ取れてるかどうかで組み込み作業の面倒さが変わります。 

尚、この収納庫には当然蓋もありますが、この蓋が曲者で偉い人の先行解説では、パイロン装着用の穴は
収納庫カバーの位置を確認しつつ干渉しない微妙な位置に来る様に、下穴は頼らず自分で計測して穴を開ける方が良さそうです。
ようです。っつーのは、ハセガワ1/48の極悪パーツの中でも一番有名なのかも知れない収納庫の壁パーツがあるんですが

↑このパーツはF-14の巷の製作記事でも昔から厄介なパーツとして扱われますな。形状・サイズ・ダボと全てが合わない。
場所的にインテークの辺と胴体の辺に挟まれる形状なので、プラ板で新造するかキットパーツの延長&穴位置変更で対処すべし。
脚との兼ね合いがあるので作業は次回以降。

胴体最後部の所謂”ビーバー尻”の部分もちょっと工夫が必要でした。
インストでは胴体上下合体後の取り付け指示なんですが、それだと上面も下面もラインが合わない。
結果この部分は完成時にはパーツ後半しか接合面は外部に露出しませんので、胴体が上下合体する前に
尻の上は胴の上に、下は胴の下に面ラインが整合するように接着して、胴体上下の合体時に尻も上下合体するようにしました。
 


 これまた面倒くさいエアインテークのパーツ。完成時には殆ど見えなくなるんだけど、
外装色に比してコントラスト差が大きい色を入れるため、何かの拍子に目立つと嫌なので念のためピン跡消し。
  
 インテークそのものは、先ずパーツがバリ・捲れでエッジがガッタガタなので整えてから、
各種スジボリを彫り直します。このキットの特徴として機首やエアインテイクのようにパーツの曲率が高い場合
スジボリが殆ど消えてるに近いくらい薄くなっちゃてます。私は映画や小説だと復讐物とか陰謀物とか大好きな感じで
性根はかなりネジ曲がってますんで、この手の真っ直ぐに線を引くような作業は大の苦手。

なので細かいスジはキットのモールドをはみ出さないようにキッチリとトレースするんじゃなく、
端からはみ出しOKで、むしろ線が真っ直ぐになる方を重視して彫ってます。


 胴体下面にはこの時点でフェニックスミサイル用のレールを装着。胴体パーツのパーツがデカイ割に強度が低いので
機首に掛からない後半部だけも接着しておくと歪み防止&強度アップに一役買ってくれるのでお得です。

 でもレール付けてもフェニックスミサイルが無いんですよね。このキットは武装関係がゴッソリ省略されてて
搭載したい場合は別売りの武装セットを用意しなきゃなりません。サイドワインダーやスパローは
他キットの余りをジャンクで幾つか持ってるんですがねぇ。で、レールだけの装着の予定だったんですが、
後になってこのキットの余りパーツの中にTARPSが1セット入ってることに気が付く。
 
所謂極秘任務用偵察ポッドシステムなんですが、沢山ある不要パーツの一つかと思って無視してました。
判ってたらフェニックスレールじゃなくコイツを積んだのに(泣。ちなみにこのパーツはキットのインストでは
パーツの組み立て方や装着方法は勿論、そもそもパーツの存在自体が完全に無視されてるという、
スタジオ27のエッチングでキット完成しても何故か余ってしまう謎のパーツ同様の扱いです。
このあずキャットはD型だからTARPS積めるのに惜しいことしたなぁ・・・。フェニックス用レールを
これでもかとガッツリ接着した後に発見したので後の祭りです。


 このキットは全体的に見てヒケ・バリのオンパレードであることは何度か書いてますが、そこらも地道に修正中。
スジボリ同様地味なくせに時間を取られるので面倒くさい。基本グレイジングパテで埋めてるんですが、

↑中にはこんな失敗もやらかしております。ピボット上部の凹みは間違いなくヒケなんですが、
その脇の三日月状の凹みは実機にも存在するようです。ヒケと思って埋めてしまいました。
パテ乾燥後にこの部分だけ過剰にパテ部を削りましたんで幾らかましな状態に戻れてるかも知れません。


 またこのキットは胴体やエアインテイクなどに武装&増層装着用の穴を開ける部分が何カ所かあるんですが
開ける部分の裏側にはメーカーがちゃんと隠し穴を設けてくれています。ところが、この隠し穴がダボ同様に
実に微妙な感じでズレて開けられてます。そのままバカ正直に穴を開けると、後で色々不都合出る可能性あるから
今はまだ開けておりません。


  
 エアインテイク先端、機首を挟んで両側の先端部になるところは別パーツ。これがまた画像の如くでありまして
ガタガタの状態になっとります。しかも胴体部分だけじゃなくエアインテークの装着にも大きく関わってくる部分なので
綺麗に装着するにはどうしたらいいのかと頭抱え中(笑


あと、胴体関連で資料とインスト&パーツを見比べて気付いたこと。

胴体前方の一部にはD型特有の各種アンテナが装着されるんですが、ここが実に再現度が低く、
そこらの自作追加も要求されそうですな。ついでに赤点線の直線部は、キットだと単なるスジボリなんですが
実際には胴体前半部と後半部で別れてる部位でして、実際は此処は結構大きな段差になってます。
 
↑の墜落機画像を見ると、見事に先の分割段差部分で分解しておりますな。

 次回はエアインテーク周りの組み立てに突乳するんですが、インテーク内部やエンジンノズル内部は塗装の必要があり、
特にインテークはインストだとパーツ内壁に#308辺りのグレーで塗れって指示がある箇所があるんですが
どうも当該箇所はグレーじゃなく機体色が正解に思えて仕方ないので、この時点で機体色を調合しておきます。

先ずはインストの指示通りパープル+白+黒+マルーンで少量作ってみたけど、明度も彩度も思ったよりかなり高い紫になり、
なんぼイロモノでも少々オモチャっぽい色になっちゃいました。そこで、ガイアの純色バイオレット+白+マゼンタをベースに
・ニュートラルグレー/スーパーブラック/シャア専用ザク用小豆色/ミッドナイトブルー
辺りを微妙に加えていって色相を暗い方向に動かしてみました。ミッドナイトブルーが紫の補色である緑系であるとこがミソですか。
MG誌の様な思いきった茄子の様な濃紺もイイナーって思ったんですが、他のアイマス機に比べてコレだけ地味に見えてしまうので
結局オモチャ方向だけどチョイ暗めってとこに着地。完成時にどんな塩梅になるか少々不安ですが・・・
塗装は最終的には艶消しに持って行く予定ではありますけどデカールが車模型に使うような大判デカールてんこ盛りなので、
デカール貼るまではグロスで塗っとかないと後でほぼ間違いなく死にます(笑
コメント (7)
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1/48 アイマス あずキャット 003

2010年01月15日 | 模型
先日PCモニターが突然死にました。もう何年も前の15インチ液晶モニターだったんで、まぁ仕方ないかと。
で、モニターがないPCなんてどうしようもないので、近所のDeoDeoに行きますってぇと、新春特価とか言って
まるで俺ちゃんの来店を見透かしたかのようにPCモニターが台数限定でセール中。ひょっとして
俺ちゃんのモニターに何か仕掛けしましたか?(笑。
 っつー訳で買い換えたんですが、今時のPCモニターって信じられないくらい安いですな。
22インチフルHDLCDモニターで14800円とか、最早PCモニターさえ使い捨ての時代が来てるんでしょうか?
今まで1024×768という化石レベルの画角で使ってたんですが、今度は1920×1080になって視野が倍増。
色んな画像も動画も視野角倍増で中学生に戻ったような新鮮な気分(謎


 さて、エルさんも何のことだかサッパリ意味判らないらしいアイドルマスター戦闘機製作記続編です。
今回は機首部分をやっつけていきます。先ずは機首下面の別パーツになってるミサイル用のレールが彫られた板を装着。

するってぇと、機首後半部はバッチシ合うんですが、板の前方が機首パーツと合いませぬ。

特に↑の○部分の段差が酷かった。このキット、大変多くのパーツ毎にパーツ接合時の位置決めリブが設定されてるんですが、
これが笑っちゃうくらい殆ど当てにならんのです。この板状のパーツの裏面には脚格納庫の位置決めリブがあるけど
寧ろ邪魔してくれるだけ。なので基本的に位置決めリブは削り取ってパーツ間の接合自由度を多くして組むんですが
それだけではとても追い切れない段差だったんですが、よーく検証してみたら板状パーツが
まるでメタルキットのパーツみたいに油流れ不良を起こしてるらしく、件の段差部分が反対側に比べて
異様に盛り上がっちゃってるのが原因と判りましたので金ヤスリで心配になるくらいバリバリと削って合わせてます。
 反対側のポリパテ擦り込んだ部分は思ったより隙間が空いちゃった部分。プラ板挟んだ方が楽だったかもですが
ちょうど練り合わせたばっかりのポリパテを余らせていたので、勿体ないからパテ投入。やるならプラ板の方が正解かと。


 話は前後してしまいますが、機首パーツを左右合わせる際に、継ぎ目消し等で二度手間になってしまいますが、
コックピット周囲のアンチグレア(艶消し黒)を一回塗っておくと、後々コックピット内のマスキングに苦労せずに済みます。
コックピット前席左側にスロットル等の調整レバーが省略されてることが判ったのでプラ材で適当に追加。
 また左右パーツにまたがるスジボリは、これも二度手間になっちゃうんだけど貼り合わせる前に一回彫っておいた方が良いですな。
貼り合わせ時にはパーツのダボは信用せず、左右のスジボリの辻褄を合わせてやるのを基準にするんですが
金型のヤレなのかスジボリが他の同社キットに比して非常に薄くなっちゃってて彫り直し必須で有ることもあり
一回先に彫っておいてやると合わせやすいし、継ぎ目消しの処理の時にもスジボリが消えにくくなります。

 機首パーツの貼り合わせ時、当然貼り合わせ部分に継ぎ目が生じるのでクレオスの流し込み接着剤で貼り合わせてから
接合面には黒瞬着を擦り込んで継ぎ目消し。所謂プラモ要接着剤だけだと経変で継ぎ目が浮いてくるから
飛行機はなるべく瞬着で継ぎ目処理した方が良いかと。かと言ってこれくらいのスケールになると
瞬着だけでは強度不足なのでプラ用と併用するって事ですな。私の地元では何故かこのクレオスの流し込みを
お店で見掛けないんですが、他の同形態の接着剤に比して流し込み後のトビが速くて使いやすい気がします。
トビが速いとプラへのダメージも少なくて済むから速いに越したことはない。


 更にレドームもこの時点で接着。何故かこのレドームだけは摺り合わせ殆ど無しでピッタリ合ったので驚いた(笑
接着前にレドーム内には、オモリとして余ってるボルトやナットをポリパテに練り込んでパーツ内に押し込んでおきました。
インストには書いてないっぽいけど、経験上飛行機キットでコレやっとかないと、大抵は完成時に尻餅を付いてしまいます。

 機首左側のバルカン砲パネルは、作業自体は一回目の時に施したんだけど、画像撮ってなかったので此処に記録。
パネルライン(スジボリ)が沢山ある部分で摺り合わせを行うので、ヤスリを入れる場所以外はマスキングテープで養生して
作業した方が不用意にパネルラインを消失せずに済む飛行機キット製作の或る意味御約束な話。


 こんな感じで機首部分は概ね片付いてきました。目下消えてしまったり浅すぎて塗料で埋まるとか以前に
無塗装でも墨さえ乗らないんじゃないかと思うくらい幸の薄いスジボリ彫り直し中。折角凹モールドなのに
何故に彫りなおさにゃならんのよふて腐れつつ作業中です。

 スジボリ自体は概ねダイモテープとエッチング鋸かBMCタガネの0.15mmで彫り直してるんですが、
レドームに入ってるスジボリは、レドームそのもののテーパー形状の影響で、先の手法では綺麗に真っ直ぐ彫るのが難しい。
ここは今は亡き(?)モデラーズの塩ビ製マスキングテープをガイドにして、エッチング鋸で刻んでいきました。

コツはスジボリがレドームを一周するまでは、鋸刃をパーツから離さないで刻んでいきます。
パーツから一々刃を離して彫っていくのは線が歪む元凶になります。
※後日、このレドームのスジは初期型のF-14A以外は基本的に不要なモールドだと知りました。なのでむしろ埋めなきゃなんない。

 ついでに書いておくと、コックピットの前席用計器パネルは、同じく前席用のパネルフード側に接着して

コックピットに差し込む構造になってるんですが、仮組みしてなかった俺ちゃんも悪いけど巧く填ってくれない。

でパーツを観察してみますと↑フードパーツ裏に謎の凸モールド発見。これが干渉してパネルが収まらなかったわけです。
金型の合わせ不良か油流れ不良かと思うんですが、ほんと罠がいっぱいのキットです。面白いから良いけど(笑

通常はコックピット仕込んで合わせ目消ししたら塗装へGO出来るのが飛行機なんですが、
このドムキャットはここからが本番(笑。胴体にも色々なトラップが仕掛けられておりますのよ。


 っつー感じで続きは次回。ついに胴体部分が登場してくるんですが、そろそろ塗装色の検討もしなきゃなー。
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1/48 アイマス あずキャット002 &今年の初エントリー

2010年01月09日 | 模型
遅ればせながらハッピーニューいやーんバカンス娘達よ。@河童です。

今年は新年早々散々でございまして、元日は持ち堪えたけど2日から風邪を引いてダウン。
ついでに鞭打ち症状がこんな時に限って出てきちゃいまして、悶絶してる内に正月が終わってしまいました。
仕事柄定休というのがないだけに、正月ってのは非常に貴重な連休だっつーのに勿体ないったらありゃしない。
カミ様は子供を連れて山口県の実家に里帰りしておりまして、普通なら三日間は好きなように過ごせる筈なんですが
殆ど寝正月でした。

五日位からは症状も緩和してきまして、本来年末年始に三昧する筈だった模型製作も再開いたしました。

 
年末に仮組みとパーツ整形を進めていたコックピット部の目処がつきました。飛行機モノは
此処が出来上がらないと先に進めないんすよね。1/48で復座って事でコンソールなんかも
全部塗り分けなきゃなんないから面倒くさい箇所なんですが、形になるとモチベーションが急上昇するポイントでもあります。
キット指定を無視して内装基本色はクレオス#317のグレー。コンソールは艶消し黒を筆塗りしてます。
繊細なモールドを殺さないように溶剤で薄めに溶いた艶消し黒(ラッカー)を重ね塗りして、
乾燥させたら#317にスーパーフラットブラックを少量混ぜたグレーを使ってドライブラシを掛け
モールドを際立たせてやります。アクセントに一部のスイッチのモールドにライトグレーを乗せてやり
更に幾つかのボタンは黒で彩度を落とした赤を注しています。ディスプレイパネルは
タミヤエナメルのメタリックブルーにクリアーイエローを足した色で塗ってます。全部緑ってのもなんなんので
一部はスモークを厚めに塗って表現を変えたりもしてます。一応D型のコックピット画像を参考にしましたが
実機の配色よりもサイドコンソールとの配色の整合性を優先して前後パネルは白や銀は使わずグレー系で色挿しを行いました。
といっても黒パネル上に掛けたドライブラシのお陰で殆ど色挿しの必要はなく、極一部の
大きなスイッチのモールドのみ明るいグレーを挿してます。

イジェクションシートを先にバスタブに装着しちゃってますが、機首と胴体を合体させた後の方が
何かと都合が良かったかも知れません。座面はベースにカーキグリーン+黒を吹いてから
シンナーで薄めたカーキを上から重ねつつベースとブレンディングし、乾燥後に自家調色ライトカーキでドライブラシ。
フレームは艶消し黒をベースにして、上にニュートラルグレー+艶消し黒の混色をドライブラシしてます。

 ↑の様に後部シート後方に装着されるキャノピーブレイカーとその後方の天板との位置関係が
何故かキチンと納まりませんでした。インスト指定通り進めると後部の天板の装着が難しくなるため
キャノピーブレイカー(G25+G20)は機首パーツでコックピットバスタブを挟む時に同時に作業した方が
断然位置合わせが楽です。私は後になって気付いたために、天板パーツ(G41)の切り欠きを
削り込んで後方にシフトせざるを得なくなってしまいました。仮組みサボるとすぐに反撃が来ます(笑

又、機首左右とコックピットを挟む際には、↑の○部分が機首パーツと干渉してしまいます。

干渉部の機首側をパーツの厚み分だけ削り取って逃げを作り対処してます。

 
前後のパネルフードは布製カバーが装着されていて、ティッシュを貼り込んだりするのが定番な箇所。
今回はエポパテを擦り込んで表面をゴワゴワにし、硬化前に硬めの歯ブラシで表面を叩いてみました。

このフードパーツもパーツの厚みがメーカーの想定以上に厚くなってるようで、いざ装着しようとすると
アチコチ干渉して上手く納まりませんでした。パーツの内側、特に後部フードの赤丸部が酷かったので
前後ともパーツ裏から削り込んでパネルが上手く収まるように加工しておきます。


 車ジャンル同様に飛行機ジャンルでも様々なサブマテリアル&パーツが市場には存在してまして
例えば今回紹介したコックピット部分だとアイリスやアヴィオニックス(旧ブラボ)辺りから
どうやって一発抜きしたのかと感心してしまうようなレジン製パーツが出てたりしますんで
お手軽にディテールアップしたいならそういうのを組み込むと良いかもしれません。
キャノピー開状態で製作する場合、このF-14は設計自体の旧さもあって見てくれ的に厳しい部分も多く、
そうした別売りパーツを使うなり、或いは各種素材を駆使して壁面のコンソールや隔壁のパイピング
イジェクションシート周辺の情報量追加等々してやった方が、最終的な完成時のバランス取りは楽かも?
私は金出す気も時間も無いしアイテムがイロモノってこともあって、今回は素直にキャノピー閉で
追加工作極力施さずに尚かつ人形さえも無しで作ることにしてます。一言で言えば素組みですな(笑

 ってな事で、漸くコックピットが一区切り付いたので、次回は機首周りの工作に取り掛かることにします。

☆オマケ。折角コックピットをやっつけたので、ついでに他のうっかり所有しちゃってるイロモノの
やはりコックピットだけをやっつけてみた。スケールが1/72になると計器パネルなんかはデカールに格下げになり
お陰で製作は死ぬほど簡単。1/48と違って1/72のコックピットディテールアップは即ち
殆どのパーツのスクラッチビルドを要求されると思って間違いないっす。金出せばアイリス辺りが助けてくれますが
今回は当然色塗ってデカール貼ってオシマイ。流石に情報量的に寂しいので人形は乗せています。
 
デモドリ氏の私的通り、まんまとMG誌の罠にはまってF-16C(CJ)までやっつけてみたり(笑
そもそもF-2のキットには人形は付いていないのですが、シートパーツは同一だし復座型の為の
パーツも金型割りの都合上一部セットされていて、人形も2体入っていて都合が良かった。
F-2はコンソールのレバーの配置がF-16と違うので、人形を流用する場合には右腕の加工が必要です。


 さて、気が付けば2010年も10日が過ぎようとしています。今年は模型趣味業界では何が起きるでしょうか。
新米パパさんも記事上げておられましたが、フジミが今度はFW16を魔のサンマリノGP仕様で
尚かつ先行案内のFW14Bを差し置いて来月いきなりキット化するそうな。お値段税込み5250円。
そーですか、価格がタミヤ並みって事は内容もタミヤ並みなんですね(圧。タバコが絡む車なので
キット代と別にサイドパーティー製のタバコデカールが必要になるから実際買うときは
定価の2~3割増しになっちゃうことも考えて欲しいところです。と言いながら多分複数買いしちゃうな(笑

 オマエ、また積むのか!?

と言われそうですが、昨年きよみさんやデモドリさんとこ経由で知ったmokeijinのロース氏の積みっぷりを見て
なんだか物凄く安心してしまいました。高い製作スキルもさることながら、驚いたのを通り越して
もはや感動すら覚えそうな積みっぷりが素晴らしい。積む勇気が湧いてきます(を

では、今年も皆さんよろしくです!
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