がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

1/20 LOTUS 95T 【19】

2008年05月27日 | 模型
 底値だと思ったら天井!損切りしたら底値!!!

 ども!@河童です(笑。

 モナコGP見ました?今のF1が、速度を落とすためとか突出したマシンが出てこないようにとか
ぶっ飛んでクラッシュしても死なないようにルール作りながら、運転しにくくして速く走れないようにしてやろうというルールを共存させ
結果見てて危なっかしいレースになってる事を再確認させてくれたようなレースでした。
セナやマンセルが限界にmm単位で挑みまくるスリリングさと違って、
「志村~、うしろうしろ~」
的スリリングさを堪能させてどうする?(笑。遂にワシ的にはモンテカルロさえツマんねぇレースに見えてしまった。
ヌーベルシケイン超絶ブレーキング競争は過去の遺物か?


 さて、ロータス95T。製作開始して既に半年オーバー。でも実作業時間はまだ18回目なのですが、
ともかくもボディー塗装に突入しました。ボディーペインティングでググると全裸に衣服のペイントをして
人前にて気付かれないと信じつつ赤面露出プレイという変態なサイトが沢山掛かりますがどうでもいいですね。

塗装の手順
 最初にパーツを洗浄して油分等を落としてしまいます。

 次にプライマーを全体に塗布。プラサフでも良いんですが、今回はモノコックサイドの塗装が雑な部分と
アッパーカウルの綺麗に表面仕上げが施された部分との表現に若干の差異を付けることで、
無表情になりがちな黒一色というボディーカラーに、焼け石に水かも知れませんがメリハリを付けようと思い、
サフレス仕上げ部分とサフ吹き部分とにパートを分けてます。

プライマー吹いて充分乾燥させたら、サフを吹かない部分にマスキング。コクピット内側等の部分も
後にカーボンデカール貼ったりするので、表面がサフでザラ付いてしまわないように同じくマスキング。
マスキング完了したら毎度お馴染みBe-Jのプラサフを吹きました。この時点で傷や凹みが発見されたのでパテで微修正。
 
 尚、各部の筋彫りなんかも気に入らないとこは、この時点で修正入れてます。過去記事に書いてなかったかもしれませんが、
モノコックサイドのアッパーカウルとモノコックの境目の筋彫りは、所謂パネル接合の表現ではなく
モノコックにカウルが被ってる事を筋彫りで表現するため、ここだけは図のように斜めに角度を付けて刃を入れ彫ります。
 
他の筋彫り同様に面に垂直に立てると筋彫りが逆効果になるかも。

 修正が済んだら剥げた部分にピンポイントで再度サフを入れました。
乾燥後1200番程度のペーパーやスポンジヤスリ等でサンディング。ココまで済んだらマスキングを剥がして
今度は下地用のブルーグレーを吹きます。ブルーグレーは自家調色。プライマー部分にはサフを入れていないため
傷があっても確認しにくいので、サフ代わりの役目もあります。

今回はJPSでスケールも大きめなので、塗装面をなるべく平滑を保ってデカールまで到達しないと
JPSストライプが歪んだり、黒塗装の天敵シルバリングを招いたりしますんで、このブルーグレーもサフ同様サンディング。


尚、ラジエターインレット部分には、モノコックとシャーシとサイドポンツーン側面とを支持するステーが介在するんですが、
生憎キットの構造上モノコックに穴を開けるのが不可能な位置にステーが来るので、穴の代わりにスリットを入れて
最後の組み立ての際にキチンとマウントできるようにしておきます。肝心のステーは採寸しただけでまだ出来てないです(汗


んで、最後はブラック→クリアーと進めて基本塗装はオシマイ。ブラックは以前記載したとおり
フィニッシャーズのピュアブラックにピュアブルーを微妙に加えた黒。これを吹いて充分乾燥させてから
次のデカールに進む為に更に表面を平滑に保つべく4倍希釈程度のクリアーを低圧で吹いてコーティングしました。

 久々にソリッド色ボディー塗装用エアブラシを使おうとしたら、いろんな部分が固着してやんの。
いかに製作が滞ってるかですな~。掃除やらグリス注しで余計な手間を取ってしまった。道具も人間も
普段からメンテナンスが大事です。
コメント (9)
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1/20 LOTUS 95T 【18】

2008年05月19日 | 模型



 ども!@河童です。余計なお世話で説明すると、ブガッティベイロンとユーロファイターの競争。
この手の競争ネタはF1vsF104とかではありがちですが、欧州圏最新最強四輪車と欧州圏最新最強戦闘機の対決ってのがワロス。
ただ、飛行機は構造上或る速度に達すると揚力の影響で飛んでしまうので、今回は滑走路の三次元範囲内をコースに見立て
ブガッティーは滑走路の端まで行って戻ってくる、ユーロファイターは離陸後垂直上昇して滑走路先端付近で反転急降下し戻ってくる、
でスタートラインにどっちが速く戻ってくるかを競争するんだとww省エネとかどうすんだよ?wwww


 さて、ロータス95Tの続きです。今回からボディー編。
 と、その前に、ここを覗いてくれてる御仁からメールを頂戴しまして、この車の資料画像が出てる本は何?という質問がありました。
知りません!!♪
誠に申し訳ない。根がケチなので資料本ってあんまし買わないんですよね。F1モデリングとかは安かったので買ってましたが
洋書だと43のキットが買えちゃうくらいの価格がしますんで、中々手が出にくいのです。
でも、タダならなんぼでも入手する気は有りますんで、日夜ネットを彷徨っては、手持ちキットの資料用に画像をセコセコ集めてます。
便利な画像検索でも色々出てきますが、痒いところに手が届くような詳細画像って、意外とダイレクトな検索だと出てこない場合も多く、
この95Tの画像も、画像検索よりも普通のweb検索で彼方此方探し回って色々拾い集めております。
で、キット製作時には、集めた画像を写真用紙を使用してプリントアウトし資料にするという使い方。

web検索の際には、車体名・メーカー名・エンジン形式・ドライバー名・各種オーナーズクラブ
・自動車バカが集まるフォーラム・車模型好きの外人の集まる画像貼付可能な掲示板等々、色々な手法を用いてると
時として全く予期せぬところから美味しい画像が出てきたりもします。今回の95Tの場合だと、中には
既に削除されたWebページのディレクトリフォルダの中の一枚にたどり着いて、そこからファイル名を推測して探し出したなんてのもありやすで。
 ただ、F1の場合、形式名が年ごとに非常に似通ってて、箱車に比べると非常に探しにくい。
ここ1~2年探し回ったけど良い画像が中々集まらず困ってるのも概ねF1だったりします。


 能書きはこれくらいにして作業の報告。リアサスセクションとアンダートレイがUPしましたので、
今一度ボディーと仮組みして車高等を再検証。特にリアサスは、最初の頃の仮組み時から
更にパーツの置換を敢行してますんで確認の必要があるのです。



車高・アライメントは勿論、各サスアームのバランスであるとか、前後輪のアウトラインが揃っているかとか諸々確認。
実はフロントサスは、プルロッドとステアロッドが未完成なんですが、これは自分のいい加減な性格を考慮して
最終的な組み上げ時にフロントサスの沈み込みとかの微調整が効くように、二本のロッドを付けない事で
若干の遊びを持たせてあるのです。最終的に組み付けるときに採寸して捻り出す方が楽なんですよね。キチンとした性格の方なら
この時点でそこいらも寸法キチッと出してんでしょうけどワシには無理っす。

 先ずは、カウル止めようのファスナーやモノコック脇のリベット位置等にエンピツで当たりを入れておきます。
 で、最初にやったのはボディーサイドのエア抜き穴用のメッシュ。穴の形状を弄ったからか
キットのエッチングが合わなかったので、ハセガワのエッチングメッシュにて作り直し。
この際、先ずテープを穴の位置に貼り付け、建築用のエンピツ(墨壺の墨を芯にしたようなもの)で当たりを取り、

これを型紙にして1.5mmプラ版を削り出して、穴より一回り小さい"型"を起こします。
 後は、この"型"にエッチングメッシュを瞬着で貼り付けて形状を修正しアセトンにドボン。
プラと瞬着が溶けたら、欲しいサイズ&形状のメッシュが出来上がります。

塗料の厚みがどれくらいか判らないので、最終的にはもう一回作り直すかも知れません。
画像でもユルユル過ぎてメッシュが外れかけた状態で写ってるようで。小さすぎかな?

 あと、このメッシュ後方にはブローオフ排気管とウィングサポートステーの接続基部を付加するので
自作パイプ材取り付け用の穴を開けておきました。


 前方に関しては、モノコックサイドがノッペラボウだったので

スタジオのロータス99T用エッチングからリベットパーツを流用。肝心の99Tはパーツにリベットがモールドされてるので
こんな面倒くさい物端から使用する気はなかったので、そういう意味では好都合な使い道が有ったということで。


あと、ウィンドウスクリーンですが、キットの塩ビパーツを切り出してそのまま使用。ただ、97Tや98Tの様に
リベットが目立たない処理を95Tでは施されていないので、組み付け時にリベットを打てるように0.5mm穴を開けておきます。
0.4mmでも良いんだけど、このシールド部分にもデカール+クリアーが入るので少し大きめに開けておきました。
 ウィンドウスクリーンのバQの切り出しと開口ですが、

↑の様にすれば比較的綺麗に切り出せます。先に内周を処理してから外周を処理するって話も聞くんですが、
摺り合わせの際にパーツを曲げちゃったことがあるので、以降はこの順番。
 
 スクリーンへのリベット穴開口は、図の如く。この車、スクリーンリベットの数も多いし
黒い車体にシルバーギンギンのリベットで品が悪いので模型的にはオミットしても良かったか?

 と、これで概ね下準備は揃ったかな?次回からボディー塗装に入れそうです。
コメント (14)
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静岡ホビーショーだってよ

2008年05月16日 | 模型
 ども!

株価が右肩上がりで上がってる理由が未だに判りません!
今週一週間で600円位平均株価上がったんですよ。流石に今日は手じまい売りが猛烈で買う気サラサラロッケンロールですが
上げてる最中も裏付けがないので「もう下げてくるだろ、もう下がるだろ」と思わされて迂闊に買えないままの繰り返し。
大体決算悪材料だらけ、原油高等資材高騰、内閣支持率2割以下、内需低迷、物価上昇、中国で大地震等々
株価が上がる材料がないのに上がってるという意味不明な状況。どうやら世界的不況で尚かつバブルが崩れるっぽい雰囲気の
某国の市場でも安定性に欠けると見た外国人投資家が、勢いのままに日本株を買い漁ってるっつー話がもっともらしいんですが、
素人同然の私には何が何だかわけわかめですがな。
一週間で約一億動かしたのにww得られた利益は10万にも満たないとは何とも非効率な話・・・・。
あ、一億動かしたっつっても、所謂現物のループってやつでね、短時間で売買すると現物なら資金を回転させることが出来るって事で
200~300万放り込んで数千~数万得したり損したり繰り返すこと3~40回って事ですんで、
資産が一億有る訳じゃありません。っつーか株に使ってるのは1千万にも満たないですよ。つか500万以下?つか・・・
んなもん、生活費やら貯蓄やらを株だの外貨だのに放り込んだら、プラモ買っただけで鬼になるカミ様が
それこそワシを戸板に縛り付けた上で、カラスの群れの真下に放置するとか、牛蛙を顔面に乗せるとか、惨い目に遭わされるの間違いなしですし。

 取り敢えず今のところの株投資(投機?)ですが、
まともに働いた方が高利益!
なのは言うまでもありませんwwwwまぁ、世の中そんなもんですよね。

 あ、さて、いろんなところからホビーショーネタを聞いてきました。はるばる行くわけ無いので画像レポはkazuさんにお任せするとして(殴
私的に気になったアイテムから感想と期待を。

 先ずはフジミ。フェラーリ250GTO、フェラーリ126CK、日産GT-Rが車モデラー的には目玉でありますが、
期待と不安の入り交じった250GTO、画像を見た感想としては「いいんじゃね?」。マニアックな視点から見れば色々言う人居そうですが、
少なくとも一般的な視点から見て、250GTOだと言われて「え?」とか思っちゃうようなレベルじゃありやせん。
もしかすると、プラインジェクションキットでは一番良いかも。ただ、試作ではタイヤに難を感じます。
正確には各ホイールアーチの設計そのものか?
 126CKは新米パパさんやペキモさんとこでも話題が出てましたが、何となくフォルムがイマイチ。
特にノーズの造形は126CKに続いてバランスを損ねるくらいデカイと思ったのはワシだけではあるまい。
各セクション別に見ていくと整ってる風に見えて、全体を見るとそこはかとなくアンバランス。果たして製品版ではどうなってくるのか?
 GT-Rは、どーーーーーーーーーーーーーなんでしょうね?人様が撮影してきた画像を見た印象としては
青島・フジミ・タミヤの三つではタミヤが抜きん出てて、青島も侮りがたく、フジミは・・・・って印象ですが
良い意味で製品版が裏切ってくれる事に期待したいと無理して言ってみる。
他には288GTOとDinoが一般消費者をなめてるとか言っては、この原油高のご時世に言い過ぎなのかも知れないが
さらなる価格アップを果たしてデラックス版となって登場。で、「まーたエッチング付きってんでしょ?」って思ってたら
確かにそうなんだけど、かなり凝ったエッチングが入ってて、メタルインレットも入ってるらしいという、
今度はどうやら本当にデラックスな模様。

 タミヤは、件のバッティングアイテム日産GT-R。

まーた板シャーシかよとか思ってたら、もの凄くマトモな精密路線で来てる模様で、ならいつもそうしろよと言いそうになるw
価格も4000円と、この先GT仕様が出たら一体幾らになるんでしょう?と不安にさせてくれる価格設定がイヤーンですが、
キットの出来そのものはタミヤらしく凄く良さそうです。テールレンズ周辺のパーツ割りなんて神業レベル。
 あと、1/12ロータス78が、エッチングパーツ&カルトグラフデカール付きで再販。ただし、タバコロゴ無し。
JPSロータスでタバコ無しですよ奥さん。カルトグラフにする意味無しwwサイドパーティーからタバコデカール出るとしても
黄色系は顔料の特性から色合わせが至難の業なので、結局フルデカールで出る気もするが果たして?あとグッドイヤーロゴも無しww
 かと思えば、マルティニポルシェ935がカルトデカールでエッチング付きにて再販。大台乗った再販価格は腹立ちますが、
こちらは意表をついてマルティニロゴがちゃんと入ってます。マルティニは種類メーカーでロゴ意匠には厳しく
今世紀に入ってロゴ無し仕様で出てくることが増えたんですが、今回はちゃんと入ってる模様。ひょとして国内専販?

アオシマは、痛車AE86の製作見本でデカールが透けまくってて「おいおい」と思ったりさせられましたが
バッティングアイテムのGT-Rは良い感じ。画像見ただけの判断ですが フォルムの解釈は私はタミヤよりコッチが好きかも。
でもね、青島の場合本官は

↑コッチが気になる。懐かしいーっすね~。私がちびっ子の頃好きだったロボダッチ。
嫁が居たらロボダッチワイqあwせdrftgyふじこk
メーカー広告では、懐かしのフレーズ
水中モーター(別売り)
とか書いてるし(笑。今やすっかりオッサンになっちまったが、今度は我が子と一緒にコレで遊んでみようと本気で思っております。
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1/20 LOTUS 95T 【17】

2008年05月11日 | 模型
 昨夜は、あろう事か私に許可無くトルコGP開催だったそうで。マッサがポールトゥウィンを決めたって事で
しかも三年連続の快挙だそうです。GP2でセナ甥が犬を撥ねちゃったという食らい話題に紛れて
「得意なトルコで輝いたマッサ」
っつーニュースタイトルが某所で踊ってたわけですが、オッサン的にはどうしても入浴料とサービス料とか
そっち方面が思い浮かんでしまい、件のニュースも
「家ではダメダメなのに特殊浴場では大ハッスルなマッサ」
と読めてしまう。ローションまみれで輝いたとか。

どうでもいいですかそうですか。

 さて、久々に95Tの続きです。ボディーからアンダートレイからタイヤから、真っ黒な部分ばかりなので気分も暗くなります。嘘です。
 
 先ずはアンダートレイから。先ずはケース固定用のナットを固定。ナットをトレーにハンダ付けし、更に周辺をエポキシで固めて強度を確保。
次に下処理としてプライマー→プラサフで処理し、プラサフ乾燥後ペーパー入れて均しておきます。
実車ではカーボンで作られてるのは判ってるんですが、面積がデカイので全面に貼る様な無駄なことは避けたいと思い、
取り敢えず下地にカーボンブラックマットを塗って、完成後に見えそうなところにだけカーボンデカールを貼付。
使用したのはモデラーズの綾織りデカール。本来ならクリアー吹いて平滑にしてから貼らないとイカンのだが
ズボラこいてマットブラックの上に貼ったもんだから、その後トラブったのは言うまでもありません(笑。
 で、デカールを貼った後、デカールありの部分と無しの部分が出来てしまうわけですが、
その境目にカーボンブラックマットをボカシ吹きしておき、更にその上からクリアーダークブラウン(自家調色)を吹いて
全体のトーンを整えます。ここでクリアーDブラウンを吹きすぎて、カーボンの目が光を当てない限り判らなくなってしまいました。

クリアー系は塗った直後と乾燥後では下地の透け具合がカナリ変わるので注意と予測が必要なんですが、
ちょっと予測より濃すぎたかな?。で、乾燥後クリアーを吹いてペーパー入れてデカールの継ぎ目の段差を平滑にして、
もう一回クリアー拭いたところで御約束発生。ペーパー入れたときに密着してない部分が浮いたのか、
何カ所かに気泡が発生してしまいました。直すのも面倒くさいし、完成してしまえば目立たなくなるんじゃねぇか?と楽観することにしてスルー。
よい子はデカール貼る前には必ず表面を平滑にしましょう。艶消しの上に直貼りは失敗の元ですな。

 クリアーが乾燥したら軽くペーパー入れて、最期にフィニッシャーズのフラットコートを艶調節してコーティング。
 乾燥後に洋白で自作した排気口カバーを接着して出来上がりです。


 お次はコクピットセクション。先ず、キットのシートパーツは、何を参考にしたのか知らないけど
殆ど別物と言うべき風情の形状となってますので、資料を参考に95Tのシートっぽく見える様改修してみました。

↑矢印部分が改修ポイント。両脇のコンソール部はポリパテ裏打ちしてからの削り出し。シート部は上下分割構造なので
コンソールパネルのラインを基点に筋彫りを加えてます。座面はリューター使って削り込んで立体感を出しました。
シートベルトのボディーハーネス用の穴はリューターで左右に大穴を開けてからエポパテを詰めて成型。
レッグストラップ用の穴はドリルで開口しリューターで穴を広げる加工にて新造してます。

 塗装に関しては、シート部分が適当なグレーで左右コンソールがKAモデルのカーボンデカール。
カール乾燥後にクリアーブラックで全体のトーンを落とし、その上にフィニッシャーズのフラットコートにて艶を落としてます。
画像では織目が見えなくなっちゃってますが、肉眼でも見えにくい(笑。意味無いかも?

 シートベルト。毎回どうしようか悩むトコなんですが、今回はスタジオ27製のシートベルトを使用しました。ベルトはサテンリボン。
 キットにはWILLANSのデカールが入ってるんですが、95Tでは実車はサベルトが採用されてます。ここら辺は流石スタジオ27(笑
当然サベルトに変更しておきます。ついでに書いておくと、ボディーのロゴも一部足りないんすよね。いい加減デカールくらいは
ちゃんとしといてくれって思うんだけどな。適当なのはパーツだけにしといてくださいと。
 後は、以前製作したシフトリンケージ+ノブとかスタビ調整レバーに色を適当に入れ、この時点で一度組み上げてみる。


 メーターコンソールは、以前真鍮で作り直した物を使用します。全体をプライマー処理してから
ピュアブラックでメーター部分のみ塗装、メーター部をマスキングしてからバルクヘッド本体にはセミグロスブラックを吹き、
メーターパネル部以外をマスキングしてからフラットブラックを吹いてあります。

 メーターのデカールを貼って、乾燥後にはガラス代わりにエポキシを充填する予定。硬化に日単位の時間が掛かるので
各種スイッチ類やリベット類の再現は硬化後ということで暫く放置プレイ。

 ステアリングは、スポークとボスはピュアブラック、グリップ部はスウェード調スプレーを塗り
その上からカーボンブラックマットです。

スウェードスプレーのノズルが死んでて上手く吹けなかった為か、謎のバリみたいなのが内径に出来てしまった。
ステッチと思って無視しよう♪

 さて、いよいよ残るはボディーです。まだサフも吹いとらんボディー。ちょっと各パーツと
フィッティングの様子を見たんですが、以前の仮組み時とほぼ変わらない状態。ここのレジンも
経変率の低い上質な物使ってるんですかね?事情は知らないが、思わぬ時間が掛かってしまう亀モデラーには有り難い。


 


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超アグリ撤退だそうで

2008年05月08日 | 模型



年度当初から言われ続けていましたが、とうとう本当に撤退となってしまった模様。
FIAの言う「プライベーターでも積極的に参加できるF1に」とかいう錦の御旗は何処へやら。
BBCのニュースはもとより、どうもHONDAがスポンサーに関して口を挟んだとか言われてますが、
実際のところはチーム買収なら興味はあるけど単なるスポンサードは興味無しってトコばかりで、
買収に発展すると旧型とはいえエンジンやらシャーシやら、何処ぞの誰とも知れない輩に持って行かれるのは
流石にホンダも不本意でしょうから、そういう意味で口を出したって事で、何も超アグリを潰しに掛かった訳じゃないようだ。
個人的にはバトンはともかく佐藤を放り出してハゲを掴んだとこからホンダの間違いは始まったと思ってるが。
 何れにせよ、次戦から出てこないの確定だそうで、また一つ今日日のF1への興味が削がれちゃったな~。

 そらそうと、ずっと忙しかったので株もやってなかった@河童。今日久々にネットトレードやろうとしたんですが、
この国、いつから好景気になったんですか?w
って感じの株式相場は何なんでしょう?決算減益ラッシュ、資源高・円高・加藤鷹と悪材料だらけですし、内閣支持率は20%以下、内需は冷え輸出は頭打ちで職業間および地域間格差の拡大等々の状況下でありながら、僅か一ヶ月チョイで株価が3000円近く跳ね上がるという意味がわからん。
またバブルか?w
そんなわけで、こんな上昇相場なのに、突然の下落が怖くて買う気にならない小市民。なのでジーーーっと
トレード用アプリの画面を眺めてただけでした。まさに時間の無駄であった。
本当の景気上昇なら、超アグリに資金提供する日本企業なんかも出てきてくれそうな気がするんだけどな~。


 さて、そんな暇有るなら模型でもしろって事で、作りかけの95Tを進めております。
 今はコクピットとアンダートレイが中心の作業ですが、カーボンデカールの処理に手間取ってまして
詳細は次回のエントリーの時に書こうと思いますが、コクピット部分が、これまた潔すぎる造形でしてね、
資料と見比べてみると、ディテールの省略とか言う話じゃなく、スタジオのキットらしさ全開で
全く別物
な状態。フォーミュラーってオープントップな訳ですから、コックピットって重要だと思うんですけどね。
 
例えばシートだと、作業前と作業後ではこんだけ↑変わりました。実車通りにスケールダウンするには
全く作り替える必要さえ感じる程の別物っぷりなんですが、そこはそれ、面倒くさいことはイヤだけど
せめて近付ける程度のディテールの追加や形状修正は施しておきたいという細やかな抵抗を加えておきやした。詳細は次回に。
 
アンダートレイに関しては、画像ではキットの元の状態からどう弄ったか判りにくいかも知れませんが、
最初の段階でアンダートレイの大部分は0.5tの真鍮版に置き換えてまして、リアエンドのディフューザー部分だけが
キットのレジンパーツからの流用になっとります。キットのアンダートレイは厚さが2mm程もありまして、
これを0.5mmにしたことで、レジンパーツと真鍮版を繋いだ際の厚さの1.5mm差分の誤差修正が意外と面倒でした。

 で、これらのパーツにブラックグレーを吹いてから、目下カーボンデカール処理中。
特に計算外だったのがディフューザー部分。形状も単純なのでサクッと終わるだろうと妄想してたんですが、
いざ型紙を起こしてみると、片面7分割+αという有様でして、お陰で貼付に手間取っております。
貼っては乾かしの繰り返しで、こういう作業は流石に面白くないやぁね。

 っつー事で、詳細は塗装→デカール→色調調整用クリアー塗料→半艶処理ってトコまで進んだら、
ブログエントリーとして改めて記載する事とします。


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復活しますた

2008年05月02日 | 模型
ども!むたくた忙しかった四月をどうにか乗り切って、目出度く五月を迎えた@河童です。先ずは御贈答。



 四月はなんと二回しかエントリーを書いていないという状態に。
 また株株言ってましたが、こちらも謎の上げ上げ相場なのに全く以て参加できず、
模型も殆ど触れずの日暮でしたが、超が付く大きなプロジェクトが無事完遂出来まして、
取り敢えず七月までは、通常の状態に戻れるようです。先ずはとっとと95Tを完成させなきゃなんねぇ訳ですが、
ちょっとヒロ模祭り参戦にも暗雲が立ちこめてきた気が・・・(笑

 そうそう、気が付けば結婚記念日なる日も、怒濤の勢いで過ぎ去ったとカミさんから忠告を頂きまして、
要するになんか買うてくれっつー事のようだったのですが、またまたワケの判らんブランド品をせがまれると思いきや
意表をついて


唸れテキサスロングホーン!!ぢゃなくて


WiIでつ。CMでコントローラー振り回して遊べると聞いて
ひょっとすると痩せるかも知れないとか思ったんでしょうか?いや、当の本人は痩せる必要は無い体型なので、
まさかワシを痩せさせようとか??ともかくも、近所の

↑に出向いてフルセット購入。ソフトは、バイオハザードとかトゥームレイダーとか買っちゃいたいんですが
そんなもんカミさんから却下されるであろうと思いまして、リクエスト通りに「WiIスポーツ」ってのと
「WiIザッパー付きリンクのボウガントレーニング」、それに別売りリモコン同梱の「はじめての
(殴)
ってゲームを購入。
早速家に帰って配線済ましまして遊んでみたんですが、想像以上にオモロイ。例えばWiIスポーツに野球が入ってんですが、
コントローラーをバットのように握って構え、バットのように振るとボールが打てるのよ(笑。文字で書くと猿が絵を描いたみたいな驚き様だねww
軽く振るだけで大丈夫なんですが、ついついバッティングセンターよろしく思い切り振ってしまいます。
もうね、オッサンフォロースイング付きで場外まで飛ばしてますよ。カミさんに二打席連続HR打たれて本気で跪いたりとかww
あと、ボクシングもかなり燃えます。ただ、ヌンチャクコントローラが一個しかないので一人しか遊べないのが残念。
まだ人類への進化途中にある二人の娘には訳がわからん様ですが、バカ夫婦は夜中まで遊びまくってました。
で、翌朝、見事なまでのお約束として全身筋肉痛でした。正直、ゲームとしての面白さは
本体価格で1万以上高価なPS3より遙かに上。元来、任天堂ってその企業イメージ的に好きじゃないし、
DSとかゲームキューブとかも見向きもしませんでしたが、今回ばかりは感心した。ますます、模型が進まなくなりそうです(を


 模型ネタとしては、最早旧い情報になっちゃいましたが、フジミから

フェラーリ 250GTO
フェラーリ F430スクーデリア
フェラーリ 126CK

なんてのが出てくるそうですな。126C2の次は多分有るとすればCKかな?とは思ってたんですが、
全作のC2がF1好きな方からは、そのフォルムについて不評だったそうで、もしかするとシリーズ化は無いかな?と危惧してましたが
ちゃんと続いてくれて嬉しい限り。それよりも250GTOですよ奥さん。ハセガワが先日リリースした250TRがあまりに出来が良かったので、
250GTOも是非ハセガワに~と思ったりしなかった訳でもないんですが、フジミがここらも弄ってくるとは意表を付かれました。
同一個体は厳密には存在しないと言われる「生産数=バリエーション数」とも言われる250GTOといえど、
基本的なアウトフォルムってのは有るわけで、これがまた実に微妙な曲面曲線の集合体な車でして、
旧来よりアウトフォルムの捉え方に仕事の拙さを露呈しがちなメーカーなので不安と期待が入り交じるんでげすが(笑、
昨年にも増して氷河期まっしぐらな自動車模型業界な訳ですから、こうしたネタが出てくるのは嬉しい事です。
日産GT-RがA/F/T三社バッティングという、これまた困った話も出てきたりしてます。三社三様に色々出してくれる方が良いんだけどね。



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