がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

遅ればせながらホビショネタ

2009年04月23日 | 模型
罪モデラーの悲哀

ども!自称罪毒モデラー@河童です。

 少しずつですがカメラに慣れてきました。でも、まだ撮影した時点でどういう写りになっているかを
感だけで覚るとこまでは行ってない。特にピン。絞り値が最大でもF11~12程度なので、中々落としどころが難しい。
それでも、どうにかギャラリーページにUP出来る材料が揃いましたので、NSXのギャラリーを完成させました。
尚、デジカメの画素数がUPしたお陰で、ギャラリー用画像のサイズも上げることが出来ました。
なので、今まで640×480のサイズだったんですが、これからは800×600にUPさせることにしました。

 さて、巷ではフジミの新製品が話題になっておりますな。MP4/6だそうです。
ハセガワからは312T2の日本GP仕様、んでタミヤからはP34の日本仕様だそうです。
ハセガワはともかくタミヤはまたもパーツ替え再販。元キットは私のようなオッサンが
ランドセル背負ってた頃のキットですよ?でももし万が一タイヤをレインにしてきたら許そうw
しかし!

俺ちゃん的静岡ショー発表関連涎アイテムでは、私はMP4/6とかT2日本仕様とかよりも

↑コレの方が楽しみだったりする!!(殴蹴。なんだこの不細工な機体はと言う事なかれ。
殊に私くらいの年代のSWファンは、旧MPCのスノースピーダーとダースヴェイダーズTIEファイターには
どれほど煮え湯を飲まされた事か(笑。30年近く前に30000円オーバーのプレミア付いたことがあるんすよ。
まぁその後権利がertl移行等々あって無事再販されたりしましたがね、あのプレミア付いたキットがどれほどの物かと
期待しすぎて実際に手に入れてみると超肩透かし(笑。ところが今回のファインモールドのスノスピは
どうやら又も昔年の恨みをスッパリ払ってくれるかの如き出来映えのようです。取り敢えず三個は積むなぁ(笑

 そしてMP4/6で話題になってますが、その煽りでイマイチ情報が漏れてこないけどどうやら出るのは確定らしい

フジミのDino206コンペ!!これは驚いた。これ、当然狼仕様も出てくるんでしょうねぇ。
某プライベイターが超絶出来の良いレジンキットを出してますから、下手撃つとまた雑誌で叩かれたりしてw
車関係では他にアオシマからランエボX、

タミヤから新型Z

フジミからFiat500

が出てくる模様。今回もランボレヴェントンとかフェラーリカリフォルニアとか出してくるような粋な計らいは無し。寂しいねぇ。

それから、WAVE経由再販品の

↑Ma.k(旧SF3D)のカウツ!同時にフリーゲも出るんですが既に無駄に積んでるので積みが無いカウツだけで上等(爆
つかカウツは旧日東の最終ラインナップだったので田舎じゃ入手不可能みたいなもんでした。
我が家の積みSF3D(←Ma.Kが未だにしっくり来ないw)はフリーゲがラストなんすよ。
ナッツロッカーとかプラウラーとかカウツってなぁ末期のラインナップで幻のアイテムでした。
近年の再販では何となく自分の中では遠い昔の思い出的存在で燃えるものがなかったんですが、
一昨年だったか、模型展示会でのma.K祭りで触発されちゃいましてねぇ。ハセガワも参入したりして
こら侮れないぞと情熱が再燃しかけてます。
 で、今回再販のこの両者、地元模型クラブの若きマニアが、店に
「取り敢えず10個ずつ発注」
とかマジで注文した模様ww。俺ちゃんは2個でイイです(しかも密林希望)。他にも新金型でスネークアイが出るし

で、今回の俺ちゃん的悶絶心臓鷲掴最大級注目新製品が

青稲妻様御神体!昔モノグラムからキットが出てたことありますが、これはちゃんと国産新金型ですよ奥さん。
なんと事件の根幹を握る隠し撮りビデオを収納したスロットも開閉するそうだ!どうすんだそんなのw
ロイシャイダーも草葉の陰からビックリであろう。Catch you later. オッサン的には
高速高架下から湧いて出てきてパトカー真っ二つ仕様とビルの影からF16撃墜仕様と
サイレントモードと盗撮カメラで巨乳のスッポンポン柔軟体操覗き見仕様の三個は積む予定。でも高いから二個かも(笑

会場発表の品なんかも有るんでしょうかねぇ。今回は個人的には中々楽しみな商品ラインナップになっております。
皆さんは何を罪ますか(をい

 さてちょっと話は変わるんですが、先日海外から模型の素材をアレコレと買い漁ろうとしたんですが
クレカの認証に失敗。

「え?俺ちゃんのカードが国際偽造団にスキミングされて、一億まんえん分買い物されてしまったのか?」

と一瞬ビビリましたが、どうやらカード認証システムが一部変更になってて、ネットで買い物する際には
カード会社のWebサイトでweb登録を別途する必要が有ったらしく、それが出来ていなかったため蹴られたようです。
カード詐欺みたいなのが手を替え品を替え色々やらかしてくれるので
ちょっくら手続きをややこしくしてみたけど教えてなかったっけ?つうー感じw
と、まぁここまではよくある話なんですが、ここからが一悶着。web登録を済ませて改めて買い物しようと
某ショップサイトに行きますと、欲しいアイテムがSOLD OUT状態になってます。
「おかしいな、さっきは在庫有ったのに」
と不審に思い、改めてアカウントを確認しますと先ほど蹴られた筈の注文のStatusが「Canceled」では無く
「Hold on」状態になっとるのです。そう、つまり件の商品をSoldOutにしたのは、俺ちゃん自身だったというオチ。
この注文を「Canceled」にしてしまえば在庫復活買い物やり直しとなるんですが、どこをどうやっても
「Hold on」状態から解放されません。仕方ないので先方にメールで「何とかしてくれや!(高田総統風に)」と言うと
「Hi @Kappa san!!」と100年前からの知り合いみたいなフランクな返信をくれましてね
まぁ要約すれば
「オイラんとこのプログラム上のミスっぽいです、すんま屁。ちょっと対策に時間をちゃぶだい」
との事だったので、「早くしてねー」と返事。
 するってぇと直後にイギリスのUBSから
「買い物アリガトー!取り敢えず金はカードから落としますで。
今後なにかトラブったらオレっちのところには責任無いから店の方に相談してねぇ♪」

ってメールが入ってきて大混乱(笑。オマエ、オレ様のカードの認証を蹴ったではないか!!!
慌ててショップに
「さっきUBSのウンコヤローから何故か決済するよーってメールが来たから、
もし決済されてるならキャンセルではなく注文をそのまま通して商品送ってくれや」

とメール。すぐさま「オッケー!ウチのプログラム上の問題も一枚噛んでるみたいでゴメンよ」返事が来て
今度はカード会社日本法人にメールをしたんだが、混乱して日本支社の日本人担当者に英語でメールを出して
向こうも九州の田舎者のオッサンに英語で返信くれたりで、結局決済通ってることが判明し
荷物も出荷され、無事今日届きました(笑。

思うんですけどね、本来便利なはずのシステムが一部のダメ人間(犯罪者とも言う)の悪行の影響で、
マトモなユーザーが実に不便な使い方を強いられるというのは今に始まったことではないとはいえ解せない話ですよね。
本当なら
「世界中どこからでもクリック一発でお買い物!」
だった筈なのにね。でも、もっと泣けてくるのは、今回KAモデルズとかHOBBY DESIGNとかCrazyModelersとか
海外系のメーカーだと思うんですが、円高の影響か否か、海外から買うよりHLJ辺りの
日本展開の卸系から買う方が安かったりしますものを、海外から割高で買ってるという事実(笑。
まぁそうかと思えば、メーカーによっては件の卸系サイトと海外(MMHとかHNとかGMとかね)とでは
日本で買う方が1.5~2倍位割高になっちゃう物もあったりして、商品探しも大変であります。
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1/24 DOME MUGEN NミクX 【完成】

2009年04月17日 | 模型完成品


エヴァンゲリオンラーメンが増殖しました。前回は1諭吉で、今回も危うく1諭吉のラーメンと化すとこでしたが、
最後の500円で8連荘が来てくれまして、前回のと合わせると諭吉が二人増えて更にラーメンも増殖。
噂ではナルトがATフィールドになってるらしいですが未だ未開封です。


取り敢えずNミクX完成。取り敢えずってのは、以前買ったスタジオセットとデジカメを試してみたかったので
デジカメでドアップ画像撮って最終の仕上げ処理が必要な箇所を洗うという事で、多分ギャラリー画像では
もう少し手が入って撮影となると思います。新デジカメ、中々慣れませぬ。感度の選択とか
絞りの選択(メーカーに問い合わせたら、F値は格差多めで二段階あり、その二段階分は被写界深度も変わるとのこと)とか
思ったような感じで取れず苦労してます。UPしてるのは数十枚撮った内からコレでもマシな方だったり。
感度100と200を試しましたが、ちょっとノイジーですね。ピンも甘め。スタジオセットの方は
上手いこと光を拡散してくれるので、とても良い感じです。コレは価格から言ってマジお得。

 ウッカリ密林で見掛けた初音ミクデカールをポチったのが昨年末。模型誌等で痛車が注目されたり
フジミとアオシマがエラい張り切ったりしてる昨今ですが、考えてみりゃ一過性というか
旬みたいなものがありそうだと感じて、折角買ったんだから面白そうだと思えてる内にやっつけようと
丁度存在価値を失いかけてたタミヤのAVEX NSXを痛くするというコンセプトで製作開始。


 製作に当たって、カラーリングコンセプトを一応真面目に熟考なんかしたりして、
気が付くとAVEXのウンコデカール貼るより手間掛かっちゃったんじゃねぇか?という状況に陥るものの
何とか完成に漕ぎ着けました。エンジンフードにハセガワのミラーフィニッシュを貼り込んで
面倒くさそうな臓物製作を回避とか、どうせ架空妄想車なんだしとアンダーパネル等の
見えにくい部分の細かい塗り分けを無視するとか、製作そのものは至って素組みどころか手抜き仕様。
っつー訳で改めましてレシピは以下の通り。
--------------------------------------------------------
使用キット  タミヤ1/24 AVEX DOME MUGEN NSX
使用デカール GoodSmileRacing 初音ミク1/24用デカールアソート

ボディ塗装
・タミヤサフ→クレオスサフ→ウィノーブラック 以上下塗り
・スパッツスティックス マルチチェンジ オレンジ/パープル/深青緑
・ガイアノーツ EXシルバー 銀帯
・ガイアノーツ ホワイト+マゼンタ2/下地 イリサワ FGピンクパールコート 赤帯
・クリアー フィニッシャーズ オートクリアー
改修ポイント 
特になし(笑
強いて言えばラジエターグリルにメッシュとキャッチピンをモデラーズ製にて追加
ロールケージ不足分を追加
助手席床電子機器ワイヤリング追加
くらいのことかと。
-----------------------------------------------------------------------
以上です。塗装は手間だけど、製作はキットぶら下がりです。どうりで完成したわけだ(殴



フロントセクターでは、例の光硬化クリアーボンドを使用してみました。クレオスの
グルーアプリケーターを使用してエポキシの如く流し込んで使用。
使用箇所は、ウィンカーカバーとヘッドライトカバーの接着です。

使用感ですが・・・





いや、マジで最高。蛍光灯程度では大した影響ないので、パーツをじっくり合わせて、
はみ出しを丁寧に拭き取ってから(←これが出来るのがポイント)、おもむろに紫外線を当てますと
本気と書いてマジで急速硬化!一撃です!!エポキシ流して固まるまで耐えてた日々が嘘のようです。
経変や剥離等の情報は今のところ初使用故持ってませんが、ガレキの塩ビ窓接着に悶絶してた人には
余程ネガティブな経変等が発生しない限り、悶絶の日々から解放されるんじゃないでしょうか?

 ただ、この接着剤には弱点があります。紫外線が届かないと硬化しないという弱点。
つまりクリアーパーツの接着、それも接着面が透明状態か、隙間流し込みなら彫りの浅いスジに流す程度しか
硬化させることが出来ません。実際には光が当たった部分だけ硬化してくれはしますが、
強度は当然期待できなくなります。またまともに硬化した場合の強度も、エポキシほどは有りません。
例えば今回がそうなんですが、クリアーパーツの接着面を目立たなくするために、パーツの縁に
ボディーカラーや黒縁を入れておくって方法がありますが、あれやっちゃうと硬化不良を招く恐れがあります。
ガレキの窓とかなら塩ビでパーツも薄いから大丈夫かと思いますけどね。

 他にフロント部分では、キットだとHONDAのHマークはデカールなんですが、
ここをクレイジーモデラーのメタルインレットに交換。ちゃんと赤いベース部分も
ドンピシャサイズのデカールが付属しています。


 サイドのグラフィックは残念無念。デカい初音ミクロゴを貼るのがささやかな夢でしたが
にんべんに夢と書くと儚くなる様に、この凹凸激しい三次曲面に一発貼りは厳しかったか。
素性の知れないデカール故、軟化剤との相性が判らなかったので蒸し綿棒基本でやっつけたんですが
振り返ってみれば軟化剤を活用しておいた方が良かったかも。次回は気を付けますと言いたいところだが
流石に次回は無い(笑。もうお腹いっぱいです。


 リアは実に残念。前も書きましたが仮組みの甘さがおもっくそ露呈。ステンパイプに交換したけど
その交換があだになった典型的な”改造してみたらデチューン”状態。

 他にも残念ポイントは有りましたが、可能な限りリカバーして、どうにか自動車模型らしいものが出来ました。
自分の脳内妄想の車が、こうして立体物で再現できるってのも、模型趣味の楽しみの一つですね。

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1/24 DOME MUGEN NミクX その5

2009年04月13日 | 模型


 そんな訳で、お馬鹿な私は早速導入された新型エヴァのパチンコをしにホールに行ってしまいました。
ええ、ちゃんと負けましたよ(笑。諭吉が一人消えました。等価交換の店なので、最後に何発か残して
お土産に

↑これを確保してきたという・・・。エラい高いラーメンやのうw手違いで極一部では一般ルートでも
販売されちゃってるらしいですが、基本的にパチンコ景品限定だそうです。全作の台で
収支上も口座上も、素人にしては出来すぎな位儲かってしまったんですが、今度のはどうでしょうか?
やってみて思ったのは、なんとなく脳汁ポイントが少ない感じ。最早原作から逸脱して
何が何だかワケワカラン演出も多いしね。


 さて、久々にNミクXです。クリアー→中研ぎを繰り返したんですが、このデカールは、
インク層が思った以上に厚く、研いでツラ一ってのを追いすぎるとクリアー層がボッテリしてしまいそう。
ボッテリ塗るならいっそウレタンクリアー使った方が良い訳ですから、わざわざラッカー選ぶ意味も半減なので
ツラ一追求は程々で止めました。自分で言うのも何ですが、勢いで始めた製作だけに
作業そのものが全体的にかなり雑になってしまってます。え?何時も雑ですかそうですか(笑

 磨きは何時も通り。
クリアー→1500番(カラ研ぎ)→クリアー→2000番(カラ研ぎ)→クリアー→2000番(水研ぎ)
と進めて、最後は[タミヤ粗め→モデラーズ→3M82876→ハセガワセラコン]のコンボ。
想像以上に凹凸の多いボディー形状でして、磨くのは結構大変でした。
 ここで一つ腹立たしいネタ。こないだ紹介した新カメラですが、絞りを色々弄ってみても
中々後方までピンが有ってくれません。所謂被写界深度ってヤツですね。で、色々調べてみて
とある専門サイトの小さなレビュー記事で知ることが出来たんですが、このタイプのカメラに搭載される絞りは
所謂絞りとは機構が異なり、NDフィルターによって擬似的に絞ってるから、被写界深度を大きく変えるほどの事は出来ないとのこと。
絞り優先AEで有りながら、実際は擬似的絞り優先AEって訳だな。芸能人出演と言いながら
テレビで全く見たことのない人が出てるエロビデオみたいなもんか?まぁ、そういう機能は
やはり一眼レフでないとレンズの構造上の問題含めて厳しいということなんですかね?釈然としないけどね。

 さて、磨いた後気付いたんですが、ノーズの開口部がスーカスカで実に寂しい。なので裏からメッシュを貼り付けてみました。

ペタペタ貼るだけじゃスカスカ具合が大して変わらなかったので、ラジエター用開口部には
山折りにしたメッシュを貼り付けてみました。開口部形状が台形3Dなので、見た目に反して型紙作って云々と意外と面倒。

 磨いて墨入れして窓付けてシャーシと合体してブレーキ&タイヤ/ホイール装着しケースに固定。

 タイヤ&ホイールですが、まだゴミ取りやリタッチ済んでないので小汚いんですけど
それ以上にタイヤマーキングが残念なことに。デカールを使用したんですが、長年の寄る年波というか
フィルム層が割れんばかりのパキンパキン状態。何とか貼り付けてみましたが、非常に馴染みが悪く
そらもう割れまくりの浮きまくりです。蒸し綿棒でもイマイチなので軟化剤使ってみましたが
大して役に立たず。最後にフラットクリアーをショルダーにだけ吹いて強制終了です。
テンプレ使った方がいいんだろうけど、GTカーのブリポテやヨコアドのテンプレで、丁度良いのを持ってないんですよね。
ストックした方がいいんかな?

 残念ポイントをもう一つ。

リアに顔出すマフラーエンドですが、仮組みの時は良かったんですが、何がどうなったのかは知らないけど
いざ合体させてみると、左右のマフラーがキチンと水平平行を保てていません。キットのパーツを使ってれば
強制的に真っ直ぐになる筈なんですが、何故かエンド部を焼き入れステン管に替えたので
キチンと仮組み段階で詰めておかねばならんポイントでした。ディテールアップの筈がデチューンになっちゃった。

失敗続きで萎えそうです(笑

と言われれば

と言うより他にない。こういう思いをしたくなければ、事前の下処理仮組みがとても重要です。
あと綺麗な机上と落ち着いた精神状態か(笑。

 他にも残念ポイントはありますが、そこらはまた完成時にでもご紹介しませう。

 前回ペキモさんから「デカール、シルバリングしてんじゃね?」と突っ込まれたリアウィングですが、
最終的にフラットクリアーでとどめを刺せば

↑この通り。今度は艶を消しすぎたか(笑。使用したのはスーパーフラットコートです。
艶消し処理には、このスーパーフラットコートとガイアのEXフラットクリアーを使い分けてます。
超艶消しがスーパーフラットコートで、しっとり艶消しがEXフラットクリアーって感じ。
過去に使った色々なフラットクリアーの中では、ガイアのEXフラットクリアーが一番使いやすくお奨めです。

 さてさて、ケースに固定までして佳境に入ってきたNミクX。まだ外装関係が結構残ってますが
多分次回更新時には完成お披露目できると思います。
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CHAOS ON MY DESK!

2009年04月07日 | 模型

動け動け動け動け動いてよ~っつっても動いてくれないデジカメちゃん。そんな訳でmyデジカメ終了~。
電源入れて撮影しようとしたら、何やらエラーが出ましてね、電池入れ替えてみたり
メディアを交換したり、まぁ色々やってみたんですがどうもダメそう。模型に出戻ってから
HPやらブログやらもスタートさせ、それ以来の相棒だったわけですが寄る年波に勝てずと言うことか?
今までブログ内で使用した画像が3800枚程。その内デジカメで撮った画像が70%だったとしても
3000枚位提供してくれたデジカメちゃんですが、壊れちゃってはどうしようもないですな。

 で、今後もブログを続けていくとして、そもそもこのブログの主たる目的が、自己の製作の過程記録にあるわけで
そういう意味では画像が無くても何とか成り立ちはするんですが、やはり画像がない模型ブログって


顎が普通なシューマッハーとか

眉毛が紀香風なアロンソとかみたいなもんで、物足りないことこの上ない。

で、新調しようと思ったんですが、模型の撮影に使えるデジカメってのが意外と少ない。
一眼レフなら大丈夫ですが、ブログやらホムペの為に買い換えるにはちょっと高価過ぎ。
カメラも趣味にしてるんなら一眼でしょうけどねぇ。機能的にはマクロと絞り優先AEとがあれば良いんですが
この内絞り優先AEってのを搭載した機種が、コンパクトデジカメには少ないんですよ。
地元のエディオンやらヤマダやら徘徊しました結果、絞り優先を備えたコンパクトっつーことで

またもやFinepixを買ってしまうという結果に終わりました。キャノンのパワーショットも
予算内だったんですが、選択肢がこの2メーカーしか無いと言っても過言ではない状態だったので
今まで使い慣れた操作性ということも考えましてF200EXRを購入しました。

 で、最初に撮影した記念の画像

机の上はカオスです(笑。色んなキットのパーツがゴチャゴチャ散らかってて、最早何か作業をするスペースさえ無い状態。
都合キット四つ分のパーツが机上に散らかっております。どれが何のパーツか判りますでしょうか?


 前回UPしたピンク号もクリアー後に改めて撮影。数年の歳月の差と言いましょうか、新しいデジカメだと
前のよりもかなり実物に近い色合いで撮れる模様。今まで使ってのは画素も400万画素でしたが
今度のは1200万画素有りますんで、トリミングして必要な箇所だけ使うというのも楽になりそうです。
ただ、同じメーカーとはいえインターフェイスが結構変わってますんで、慣れるまでちょっと時間掛かりそうです。
 ちなみにこのピンク号、最早内装だとかホイールだとかの塗装も終えてますんで、
終盤戦に持ち込もうと思えば持ち込めるんですが、実はパーツを無くすという失態を犯したオレちゃん。
そら、あんな散らかった机では紛失もするやねっつーことで、左右のミラーを紛失してしまいました。
これが通常のミラーなら一刀彫で彫りおこすなりすりゃぁいいんですが、この年代の911系のミラーって
形状がステー含めてちょっと独特でして、捻り出すには一苦労しそう。っつーことで
丁度エアブラシを修理に出してる事もあり、タミヤに「エアブラシ返送するときパーツも同梱しといて」っつって
電話とメールでお願いしたのが先々週の話。
「未だに届きませんよ~(悲」
発注出す時期が悪すぎたらしいです。棚卸しとか社内連休とか重なってるんだと。

 っつー事で、今回はネタは特に無いんですが、折角なので無理矢理なネタを一つ。
今号のモデルグラフィックス誌の巻末付近に、ガイアノーツの見開き広告が出てました。
私も愛用してるんですが、ずっと個数限定商品で入手難だった「純色」シリーズが、
ここに来て定番商品化されるとのこと。
つか、最初からそうしろよ(笑。その記念って事で、ちょっくら色の話をしましょう。
 今回定番化される「純色」ってのは、所謂原色を再現した塗料って事で、全ての色の基本となる
シアン・グリーン・イエロー・マゼンタ・バイオレット
の5原色のこと。似たような色はクレオスやタミヤにもありますが、総じて塗装に使い易いように
白顔料が添加されてますので、原色としては扱いにくかった。このガイアノーツの純色か
アクセルSの純色系では、メーカー公表上では白顔料が入っていないとの事なので、
原色として利用することで色の調色が非常にやりやすくなる訳です。 

私の脳内に於ける色相環を図にしてみました。この環の中で、先の原色を基軸に置きますと
360度の環を4分割できるのが判りますでしょうか?

・暖色系 マゼンタ→レッド→イエロー
・寒色系 シアン→ブルー→ヴァイオレット
・中性色系 ヴァイオレット→パープル
・中性色系 イエロー→グリーン→シアン
明確な区別ではなく、色相環の中でいえば”ここら辺の範囲”を”系”で括ってみました。
そして何か色を作ろうとするときには、その色がどの系に入ってるかが判れば、
同じ系統の中で隣り合う原色を加えることで、色相を好みにシフトさせることが出来ます。
ただし、実際には原色同士を混ぜると多少彩度が下がりますんで、色相環のように綺麗に移行するわけではありませんが
概ね同じ様な感じで変色していくはずです。
 又、混ぜて色を作る場合、基軸となる原色と調色に色相を変化させるために利用する原色を混ぜていく場合
最終的に隣の原色の色になるということはありません。マゼンタにイエローを足していくと
最後にはイエローになるということは無い訳です。要するに加色は可能だが減色は出来ないということ。
つまり、調色時に狙った色合いを出そうとする場合、基軸となる色を選んで、そこに色相を動かす色を足すことで
好みの色を求めることになるわけ。

 また補色というものがありまして、色相環上で対角になる色同士を混ぜると彩度が下がって
飽和状態では円の中心付近のグレーに近づきます。調色では、色相環の外周に於ける色相の変化と
内周中心に向かってのグレーへのシフトを知っておくことが重要となるわけです。
 純色以外の色だと、例えば商品名が「青」「黄」「緑」だったとしても、実際には白や他の色が混ざっていて
調色で色を出すときに、その混ざりが影響して思ったような色に近づかない事が多いので、
先のような知識があっても、思った通りの調色が出来ないことが多分にありましたが、
純色がある場合は、そこらが非常に楽になるわけですね。尚、調色した色を塗装する場合、
基本的に下地の色は白になります。それ以外の色を下地にする場合、下地の色相の影響を
上塗りの色が受けてしまいますので、そこらも計算に入れる必要が出てきます。
 尚、ガイアからはRGB原色として重要なブルーとレッドのリリースがありませんが、
コレは妄想ですが、他社からも自社からも代用可能な塗料が色々出てることと、
顔料を取り出す原材料によって青でも赤でも色合いが微妙に異なるので、
純色として指定しにくいという事情からではないでしょうか?一時的にガイアからは
純色レッドとウルトラマリンブルーがそれぞれ出てましたが、これらは今回の定番化から外されてます。
赤系も青系も発売されている塗料は多岐に亘りますから、あえて純色として押さえる必要が無かったのかも知れません。


 もう一つ。これも基本色なんですが、色の明度を調節するのに黒と白ってのがあります。
原色の理屈としては、全ての原色を同量ずつ加色していけば黒になり、減色しつくせば白になります。
しかし、実際には原色同士を同量ずつ混色しても真っ黒には至りませんし、減色は物理的に不可能ですから
黒と白も個別に基本色を用意する必要があります。白に関しては概ね「白(基本色)」
もしくは「ピュアホワイト」と銘打たれていれば大丈夫かと思いますが、それ以外の黒や白の中には
別な色が微量に含有されてる場合があるので注意が必要です。白と黒で明度を弄る場合、

↑この図のように、混ぜ加減で様々に萌え メイド明度が変わります。

 色相・彩度・明度によって色は様々に変化します。そこらを或る程度理解していれば、
塗装がとても楽しくなること請け合い。美術的専門知識ならもっと深い話も有るようですが、
こういうのは机上でとやかく空論飛ばしても先に進まないので、そこそこ理解して後は実践するってことで良いかと。
実践では感覚的なモノも多分に加味されますしね。
 一例として制作中ののピンクポルシェ。狙いは後年純正色として採用されたらしいルビーストーンレッド。

これを参考にもう少しピンクに振って脳内妄想上のサンプル「彼女のカレラ」色を求めたという話。
で調色するに当たっては、色合いからの推察で最初はガイアの限定版マゼンタ2がベースでしたが、
色合いとしてもう少し紫方向に振りたかったので今回定番化されるマゼンタ1を加色、
そこに白を足して明度を上げたところ、もう少し青みが欲しかったのですが、これ以上赤みは要らないということで
青を混ぜれば良いところを、手近にあった(汗)シアンを極微量足して調節したという色になってます。
まんまルビーストーンレッドを狙うなら、マゼンタベースにヴァイオレットを混ぜて
白の足し加減をやや少なめにすれば、多分近いモノが出ると思います。

 最後に実際に調色するに当たって役立つ話。ガイアやアクセルSの純色原色”のみ”を使用して色を作る場合、
そのままでは非常に隠蔽力が弱く(無いに等しい)塗装ムラが出やすいです。そこで、微量ですが
白を混ぜてやることで非常に塗りやすくなります。また下地の白に上塗り塗料を少量混ぜて塗っておくと
更にムラが出にくくなります。又、混ぜることで下がってしまう彩度ですが、蛍光色を混ぜることで
擬似的に彩度を上げることが可能です。この場合、蛍光色特有の染み出しや褪色を考えて使い分けないと
場合によっては思わぬ失敗を呼ぶので万能な手法ではないことも付記しておきます。


最後にもう一ネタ。

BMCタガネでお馴染みスジボリ堂さんから気になる製品「光硬化クリアーボンド」なるものが出ました。
塩ビパーツやクリアーパーツの接着に、メーカーの謳い文句通りの製品であれば重宝しそうな逸品。
同社からは光硬化瞬間接着剤も扱われておりますが、アッチは硬化は速くてもリカバリーが難しいのに対し
こちらは接着強度は瞬着に比して弱いけど、硬化前、或いは硬化後のリカバリーがエポキシ接着剤のように可能だとの事。
目下制作中のキットでは幾つか使いたい箇所がありますんで、使用したらまたレポします。
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