がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

ネタがない! 

2007年05月30日 | 模型
ども!模型お休みでネタがいつもにも増して枯渇してる@河童です。ピンセットのネタでも書くかと思ったら
書いてみて全然面白くなかったし役立ちそうもなかったのでボツ。

こう言うときに限って、CS放送で「プラモ作ろうカスタムSP」なんてものが放送されて、益々フラストレーション溜まります。

 プラモ作ろうの今回のネタは、ドラゴンの Sd.Kfz.251/2 ausfC。
Sonder.Kraftfahrzeug.251/2AusfuhrungCってやつですねって、セキュリティーソフトのシリアルナンバーか!
かの州平大先生がスダコフツとか酢ダコとか呼んでたのを思い出す人は、もういい加減にした方が良いお年頃ですねw
C型ってことで、ハーフトラック系でも最終型に近いヤツで、左右にロケットランチャーを備えた
どこが兵員輸送車やねん!
な車両のキット。二人のモデラーさんが、同じキットを使って作ってみるって事だったんですが、
お二人とも実に楽しそうに作ってるので、見てるコッチまで楽しくなってしまいます。
この番組、今や季刊って感じになっちまってるので、もう少しスパンを短くしてくんないかな?
他人が作ってるのを動画で見れる機会って、意外と無いですしね。

それにしても産まれてこない(笑。二人目は予定日より早い人が多いよとか聞いてたんですが、
何となく一人目に続いて予定日越えを果たしそうな予感もしてきた。その分、模型ライフ再開も遠のくばかり(そういう問題か?w)
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密輸成功

2007年05月25日 | 模型
 ども!時間が空いても模型出来ない日々が続くので、ノートPC持ち回りながらネット麻雀なんぞ始めてる@河童です。
昨日、ネット麻雀らしい役上がって面白かったので
東一局あり得ない役で終了w
↑晒してみる。サーバに接続してOK押して、左下の"AUTO"を押すと自動で流れます。
ここのゲームでは、真面目に打つ用・暴牌用・仕事中用と三つID使い分けて居してます。やってる人居ます??

 さて、本来は明日晩辺り打ち上げる予定だったネタを、エルさんのコメントに釣られて一日早くUP。
 と、その前に、FW18始める前にちょいと触ってたヒロの97Tの画像が残ってたので、勿体ないからネタにしてみる。


↑これが所謂、V6なのに水平対向状態で萎えさせてくれたエンジンブロックってヤツです。
もう10年くらい前のキットなので、今のヒロよりも全然精度が無いのは仕方ないとして、
これは多分”外れに当たった”んじゃぁないでしょうかね?型から抜くときに、担当者がミスったまま
パーツ袋に押し込んだんだろうと推察。記憶が確かなら、ヒロのフルディテールF1の第一弾キットの筈なので、
全てはここから始まったって感じで赦してしまおうか?
 で、取り敢えずパーツに熱入れてから、万力やらプライヤーやらハンマーやらで無理矢理バンクを起こし、
組み合わせる前後パーツを治具代わりにして、何とか組める状態に持って行ったのが↓これ。

 この部分、単にエンジンパーツと言うだけではなく、モノコックとミッションブロックを接続する重要なポイントでもあり、
パーツ同士の合いよりも、軸線が真っ直ぐなるようにバラけたパーツを纏める事が重要でして、現状では若干パーツ同士の間に
隙間が生じております。隙間に溶きポリパテでも流しますかね?
 このキットのメタルパーツは、どうやらタメオヤスタジオの昨今のメタルパーツに比して、
硬くて溶けにくいんですよ。瞬着で仮組みしてバラしてハンダ付けしようとしたら、ハンダは溶けるけど
メタルが溶けてくれない。っつーか、画像見て判るかも知れませんが、綺麗な焼け色が入る始末です(笑
多分、錫に比して鉛の含有量が高いんだと思いますが、最初コツが判らず途惑ったりしました。
 で、修正の上ブロックの軸線はキチンと出せたんですが、このパーツ、最初からエキマニの
ガスケット付近にミスショットが存在するばかりか、一部横に亀裂が入っちゃってますのよ。

正に見事な”ハズれパーツ”です。是は推測ですが、ここら辺りのパーツは
 
↑タミヤのルノーRE30Bのエンジン&ミッションのパーツを流用というか、まんま型にしてるんじゃないでしょうか?
なら、そっちから流用すりゃぁいいじゃねぇかって考えてもみたんですが、フルメタルキットって事で
完成時の重量がカナリの物になる上に、その中軸を担う部分がプラパーツでは、強度的に厳しいか?とも思うのですがどうでせう。
もっと言うと、ブロックのみならず、他の補器類も流用が見受けられることから、
作るならEF15じゃなくてEF4エンジンとして作れば良いんですが、エッチング製のヘッドカバーパーツが困ったことにEF15用w。
タミヤのヘッドカバーパーツとも違う(モールドの違いよりもGordiniのロゴが無いのが痛い)ってことで、
こらどうしたもんか?まぁ、ターボ車なので完成後はヘッドカバーくらいしか見えねぇだろうと
自分を自分で誤魔化してEF15ってことにするのがベターな気がします。
 取り敢えず続きは当分先と言うことで箱に収めてしまいましたが、気持ちとしては今年中に再開したいキットです。
ソンな訳で、他の細かい話は、再開時に改めて製作記として書くことにします。


 さて、本題のネタ。

↑一昨日届いた密輸品の皆さん。他にも細かい物が色々届いたんですが、キットとしてはこの五つです。
 ヒロの248F1は日本/ブラジル仕様を選択。複数バリエーション同時発売とはいえ、この仕様が最も生産個数が多いらしいです。
中身はBORAさんが詳細にレポって下さってるんで勝手に下駄を預けてしまうw。
それはともかく、荷物を開けてみると、いつものAMC謹製の罠が無い?w不思議に思いつつ248F1の箱を開けてみると、

↑中からこんなチラシが出てきた(笑。何気にキットのカウルパーツが

パッケージングからして大人のオモチャに見えてしまいそうです(←んなわきゃないww
東京って、色んな事が商売になっちゃうんですね♪次回の罠にも期待してます(爆。
あ、普通のお客さんにはこんな仕込みはしないキチンとした店ですんで念のため。


 密輸品のキットの大半は、所謂アメプラ。過去に出てた車体の再販品が多いアメプラ業界ですが、
単に再販するだけじゃなく、カスタム用のパーツを毎度手を替え品を変え入れてきやがるので、
ついつい同じ車種を二度三度手に入れてしまうという、積みモデラーには正に魔性の製品が多い訳ですが、
レベルのダッジ・チャージャーはちゃんとした新製品です。以前テスターのを紹介しまして、それを買おうとしたんですが、
今年のレベルのラインナップに同車種が入っていたので待ってからにしようと思ったんですが、
いざ出てみればレベルの方がバカ度が高くて価格は安いということだったので、結局レベル製を購入。
箱がいつものキューブ上じゃなくて、珍しく平箱になってます。キューブ状の方が積むには楽なんですけどねぇ。
バカ度ってのは

↑最初からこういう仕様にカスタムされてます。トランクのウーハーとか、異様にデカイホイールとかはともかく
ランボドア(シザースドア)ってのはどうよ??wもうカスタムっていうよりバカスタムですな。面白すぎるので買ってしまいました。

 それからAMTのカスタム仕様の49年式マーキュリークーペも購入。昔から有るキットに
各種カスタムパーツを盛り込んで再販されたキットですが、最近
「エイドリアン・ザ・ファイナル 今度こそ本当に最後です編」
後悔公開され話題になったスタローン主演のB級ポリスバカアクションの「コブラ」ってのがありましてね、
それに出てきた主人公の愛車が、このマーキュリーのカスタムでありました。

これが無骨で妙に格好良くてね、何時か作ろうかと思ったまま失念してたんですが、先日CS放送でこのコブラが
垂れ流されてたのを偶々見かけて思い出し、勢いのまま注文出してしまいました。テスターからは
チョップドルーフ仕様のカスタム版が出てまして、そっちにしようか散々迷ったあげく値段に負けてAMTを選択。
届いて中を見て「やっぱテスターだったか?」とちょっぴり後悔。更に、このタイミングを狙い澄ましたように、レベルから

カスタム仕様のマーキュリーが、静岡ホビーショーでアナウンスされる始末w私が記憶する限り、
AMTとテスターのキットしか存在しなかったと思うんですが、ひょっとしてレベルのって新金型??
っつーか、何故に突然欲しくなった頃合いを見計らって出てくる???レベルの出来如何では、
折角買ってやっとこ密輸した今回のAMT製、早くも棚の肥やしという末路かもしれやせん。

 あ~、何時でも出来ると思うと手が進まないのに、いざ暫く出来ないとなると模型作りたい病が出ますね。
人間とは、なんと我が儘ないきものなんでしょうか。困ったものです。
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1/43 Williams FW18 RENAULT その3【一時休憩】

2007年05月24日 | 模型
 ディアゴスティーニとは縁遠い私ですが、そこはかとなく捨て置けないシリーズが始まったので、
取り敢えずお試し価格の第一弾を買ってみた。

ファイティングエアクラフトDVDです。第一弾はF14トム猫様。此処のシリーズ、物凄く濃いようでいて、
例えば週刊スターウォーズなんてのがあって、信者としては買わなければとお試し版を買ってみたところ、
その多めの文章量に比してメタクソ薄っぺらい中身に唖然として買わないことにしてみたりした経験もあるんですが、
今回は書籍の方はともかくDVDの出来次第ではシリーズを追おうかな?と思ったんですけどね。
 第一弾だけで、後は買わないと思います(笑。ここのこういうシリーズって、マニア向けじゃなくて、
一般のユーザーをマニアな世界へ誘おうという魂胆の、ある種「マニアックに見える入門書」みたいなもんですな。
 悪い訳じゃないんですよ。コクピットの映像とか、武装のディテールとか、模型製作にも参考になりそうな映像も沢山収められてはいるんですが、
スカパー!のディスカバやヒストリchでも、もっと濃いのが放送されてんですよね。
 でも、意外と「週刊F1テクノロジー」とか「週刊ル・マン24H」とか車両の詳細な画像てんこ盛りで出してきたら
オレ様が資料代わりに買ってやってもいいぞ。


 さて、制作暫くお休みとか抜かした割に、何故か製作記UPです。
 っつーか、週末~週明けの忙しさのお陰ですっかりUPするのを忘れていたFW18の製作記をUPなのです。
 作業は先週末にしてたんですが、草稿状態でしたのよ。っつっても大して進んじゃいない。
(赤枠内は作業前の状態)
エンジンカウルサイドに、サイドウィング状態で突き出してるプレート部分があるんですよね。
今の車両で言うなら丁度サイドフィンと呼ばれる部分に相当する箇所ですが、キットのままだと
厚みが有りすぎるので薄々しました。某有名1/43キット製作サイトで見かけた手法に初挑戦したりして。
サイドフィンの側面に0.25mmの洋白線をハンダ付けして、是をガイドに薄々を仕掛けるって方法なんですが、
是が”目から鱗”の非常に使える手法に思えましてね、やってみたらホント使える!ハンダ付けする際に、
メタルパーツに触れないよう、洋白線の上をWの大きなコテでなぞる感じでハンダを流してやるとこがミソでして、
パーツが薄い部分でも、意外なほどパーツを溶かさずにハンダ付け出来るんです。補強を兼ねて
始点と終点部は流石に流すんではなく盛るんですが、よく思いつくな~頭いいな~って感じ。
最近は例の事情で0.1~0.25サイズの洋白線が日に日に市場から枯渇してるような状況故、
私のようなケチくさい輩の場合、こうした特定箇所のみの処理しかしない感じですが、覚えておく価値大ありの手法かと思います。



カウルのリアエンド部分は、非常に複雑な面構成のまま切られてるんですが、此処は普通に薄く削り込んだだけ。
こうしてUPにすると、まだまだエッジを整える必要がありますな。
 ディフューザーもやはり薄々。ここもチマチマとヤスリをかけて削り込んでおります。
こういうトコも先述の洋白線埋め込みで処理すると、均一且つ綺麗なラインで薄々出来そうですが、
手持ちの極細洋白線のストックを考えると出来ませんでした。貧乏性なんですよねww


このキットのフォルムの捉え方で私的に”?”なのはサイドポンツーンとバージボード。
ボードはまた後日書きますが、今回はサイドポンツーンのインテークを処理してみました。
まだ側面の面取り等仕上げ作業が残ってますが、↑の画像の様な状態までが、私レベルでの妥協点かな?と。
 開口部周辺にメタルを盛って、ダルダルな上に角オチしてた開口部を、エッジを効かせ乍ら気持ーーち拡大してみました。
此処を本気で追い込むなら、サイドポンツーンの上面を、丸ごと金属板に置き換えて0.5~1mm弱程度全体を嵩上げし、
開口部も上下方向に広げてやると、FW18らしくなると思います。大昔にFW17(ギャラリーに画像載せてるスジ彫りガタガタのブツw)で一度やってんですが、
こんときは金属板じゃなくハンダ盛り削りでやっつけたので、非常に時間が掛かった割に報われなかった記憶がありまして、
このFW18では、そんな面倒くさいこと端からやる気が無かった模様。こうして画像で見てみると、
ポンツーン上面の怒り肩含めた面取りも出来てないので、せめてそれくらいはやり直しておこうかと思います。
 バージボード用の穴が片方空いて片方塞がってますが、そもそもキットのステー取り付け位置が間違ってますんで、
今後一旦穴を埋めてから正確な位置(ポンツーン側面のスジ彫り付近が正しい位置)に開け直すつもりです。

 こんな感じのトコで無常にも時間切れ。製作再開する頃にはモチベーション切れてて
別なの作り始めてる気もするな~wとか思いますが、一応子供が産まれて落ち着いたら再開する予定です。

 明日は仕事が久々に暇になってまして、日中は殆ど自宅に居る予定なのですが、この機会に到着日指定の
各種密輸品がゴッソリ届く予定なので、そういう意味では気が抜けない一日になります。
カミ様より先に荷物を受け取らねばならないのだ(笑。ガンガレ俺。
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暫く製作はお休み

2007年05月22日 | 模型
 ども!我が家のニュータイプことカミ様が、ドックにてセイラさんとかジョブジョンさん辺りから、
子供が何時産まれてくるか判らないから第一種警戒態勢で待機せよとか言われたらしく、
「隠れ家で模型作ってるときに破水したり陣痛起きたりしたらどうすんのよ」
って感じで、明らかに第一子の時とは違うプレッシャーを感じております。
ちなみに、第一子の時は、同じく「何時スクランブルが掛かっても良いように」と、アウトドア系の楽しみは自重して
インドア系の趣味を細々楽しみながら発進を待つって感じでウッカリ模型趣味に出戻った私でありましたが、
今や細々どころかすっかりメインの趣味になっちゃってる気がするので、前回のようにはいかないらしいww

 そもそも隠れ家と居住エリアは、無線LANが届かないくらい離れてますんで、隠れ家に籠もっちゃうと、
居住エリアで何が起きているかマジで判らないってのもありますんで、まぁ1~2週間くらいかと思いますが、
模型製作はお休みです。

 さて、他人様のブログの話ですが・・・・

 先ずはkazuさんの「新・Myプライベートルーム」にて、静岡ホビーショーの各メーカーブースから拾ってきた画像が
沢山UPされてます。氏のブログのMYフォトのとこに有りますが、この人、静岡の人なので、
毎年ホビーショー関係はレポってくれるんですよね。今回は、図々しくも色々リクエストしたんですが、
見事に答えてくれましたお陰で、ファインモールドのY-WINGや零戦の詳細が判って欲しい度アップしまくってるオレちゃんです。
ホビーショーには行けない忙しいイナカモノのオレちゃんには、実に有り難いレポでした。

 それから、BORAさんこと石井氏の「Modeler`s Fanatic Blog」では、モデルファクトリーHIROの
フェラーリ248F1の仮組み進行画像が掲載されてます。かなり細かく報告して下さってるんですが、
どうやら既存のガレージキットとは一線を画す、高い精度の製品になってる模様。レジン&メタル&エッチングの複合キットなのに、
プラモのようにバリ取り面出しだけで、複雑怪奇なフルディテールキットが、サクサクと一気に組み上がっていく様でして、
過去にこの手のハイブリット構成のガレキを組んだことある人なら、その「サクサク組める」の凄さってのが
判るんじゃあ無いでしょうか。そらカウルをキチンと閉じるようにするには、若干ハードル有りそうな気もするんですが、
それを差し引いても、この精度は素晴らしい。詳しくは、氏のブログを見てみて下さいまし。
 私も買ってるんですが、密輸の問題がありまして、まだ手元にないのよw。某所からアメプラを密輸しようとしたタイミングと
良くも悪くも重なっちゃったので、AMCさんからの密輸はもうあと数日空ける必要があるので・・・。
カミさんの出産入院期間内に密輸を固めりゃいいのにと思いきや、いつ発進するか不明なので実は難しいのですよww。

そんな訳で、チョイとの間は小ネタで繋ぐしかないのですが、そもそも製作ペースの悪いオレちゃん故、
1~2週間製作不可能でも、HPやブログの運営的には然したる影響もない気がしますね(笑
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漏れ聞こえるホビーショーネタ

2007年05月18日 | 模型
 相手がスケールモデルであれば、艦船以外は意外と節操がない@河童です。

 さて、多分kazuさんから血なまぐさいレポートが打ち上がるとは思いますが、
ネットで漏れ聞こえてきた各種情報を収集してみました。

 その中で、個人的に注目したアイテムをご紹介。ただ、九州の田舎者がそうそう行けるはずもなく(中には行ってる人も居るわけですがw)
人様の報告を甘受するだけの立場故、当然画像なんて物はありません。kazuさん、頼むよ~!(爆

先ずは、こないだタイファイターで誉めちぎったファインモールド
スターウォーズ好きが驚喜するアイテムは、なんと Yウィングだけぢゃなかった!
1/48でX-WINGが発売予定(出品は参考出品だったけどね)です!!こないだのエントリーで
「小さいからヨンパチもやってくれねぇかな?」っつって書いたんですが、なんとやってくいれてたんですね!
気になるのは価格ですが、5000円程度で収めてくれたら四個は積みます(爆、あと、ベイダーズTIEも1/72でいいから
出してくれると嬉しいんだけど、秋のプララジショーに期待しておきます。積んでるTIEファイター二機とベイダーズで
レッド討伐隊フォーメーションで飾りたいんでお願いします!!w
 更にX-WINGは、コトブキヤとのコラボでヤヴィンのドッグ情景が出る模様。半完成トイの趣ですが、
X-WINGの造形をファインモールドが担当してるって事で、出来はトイの範疇を超えそうな雰囲気です。値段も高くなりそうだけど。
 更に更に、SWものに留まらず、1/72で零式21型もリリース。スケールは1/72だけど、スケールを超えた精密なものになる模様。

 タミヤは、なんといっても伊400。第二次大戦末期に製造された超級覇王潜水艦です。
某所にてタミヤブースの画像を見たんですが、これが悔しいくらい良い出来です。嗚呼、この情熱を
何故に車に投じてくれないのか?と、いつぞやのF16CJと同じ様な思いにさせられます。っつーか、
艦船は無知に等しいオレちゃんでも、この伊400には、何か違うオーラを感じてしまうのです。
っつーか、アホ面下げて二割引で買っちゃってカミさんに尋問されてる自分の姿が目に浮かぶw
 あと、これも伊400同様「何故今になって?」と思わないでもない、1/35ヘッツァー中期型
ヘタモさんブログで出るのは知ってましたが、これもテストショットを見る限り、実に充実した内容で、
何よりフォルムが見事です。「先にダイキャスト完成品ありき」で無ければ、良い仕事するじゃねぇか、と
憤るやら感心するやらです。

 飛燕という飛行機に関しては、ある事情から私個人としては”嫌い(お好きな方スンマセン)”なので、ハセガワの1/32は
正直どうでも良いアイテムでしたが、ハセ経由で入ってくるドラゴンから、三号JティーゲルⅠ後が発表になってます。
もうね、どこまで充実させればいいの?と、AFV系積みモデラーがニヤニヤしながら積みキャパに悩んでる姿が目に浮かぶw

 さて、ブログ的にもHP的にもメインたる自動車模型ですが・・・・

やる気あんのか?あぁ???

 もうダメダメの模様。頼みの綱のフジミFerrari126C2が延期の上にモックアップ状態の物がひっそり置かれてただけらしい。
画像見たけど、コメントしようがない状態での展示の様です。

 まぁ、その中でアオシマが多少頑張ってて、現行33ZとかVERTEXエアロ仕様のS13シルビアとか出してくる模様。
S13系は私自身ヲタレベルで愛して止まない車両ですが、必ずエアロ仕様で出てくると踏んで、既発版は買ってなかったんですよね。
漫画のキャラとしてのオバフェン&ドシャコタン仕様が先行で出てきて冷や汗かきましたが、
七月にはマトモな(w)エアロ仕様のS13が出てくるようで一安心です。

 後はもう車のカテゴリーは、再販・デカール替えの製品ばかりで
お話にならない!

 国外に目を移すと、ドイツレベルアウディR10が思ったより出来良さそうらしいです。某所からの報告では
「F1と同じように結構やっつけ仕事かと思いきや、意外と形状もパーツ割りも良い感じ」
だそうです。ホントか?でも、国内がお寒い状況なので、個人的には期待してます。マトモに買うと高いので、買うなら又輸入ショップ経由だな。

 あ、いつだったかkazuさんに「LP640が出るとか?」って話をしたんですが、あれ、完成品ミニカーの事だった模様。
キットではリリース予定無い模様です。残念。

 こんな感じで、何だか年々買いたい物が激減してるカーモデル業界。積んでるので、出ないなら出ないで
製作ネタには枯渇しないけど、車だけが群抜いて賑わいがないのは寂しい限りですなぁ・・・・。


あ、地元のダイソー三店舗に、一斉に200円の1/24用ケースが大量入荷した模様。今まで都会の人から聞いてはいたんですが、
ホント安いけど充分使えそうなケースですね。ちと驚いた。サイズがウェーブの1/24用より一回り小さいので
流石に1/20F1とかはキツいと思いますが、1/24のキット完成品の保管には、コレは中々良いサイズかと。
あんまり安かったので、思わずオッサン買いしてしまいましたよ(笑。中型サイズの段ボールに、
丁度10個入れられるんですよ奥さん!これなら、飾るトコが無くても保管しておけますな♪。
キット価格が高騰してますんで、ケース代もバカにならないんですから、こういうのは大歓迎です。
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1/43 Williams FW18 RENAULT その2のつもり

2007年05月16日 | 模型
 フジミ、ちょっと誉めてたらタミヤに続いて値を上げてきやがりました。エンスーの
デイトナスペチアーレ再販分の3800円ってので嫌な予感してたんですが、
今後は簡単に3000円超えさせるそうです。デイトナのキットのタイヤとホイールを、過剰にアフターに注文して
事務処理困らせてやろうかコノヤローと言いますか・・・・

価格上げるならもっと良い仕事をしろ!!

タミヤの時も文句言ったので公平にってことで(笑。

 さて、FW18の二回目です。止めることなく一応続いてます。ワケワカンナイ物を作ってるときはマシでしたが、
アイテムを車に戻した途端に、何故か仕事がバカスカ舞い込んできまして、何となく呪いを感じますな(汗。
御陰様で、UFOやタイファイターみたいに数日で完成なんてことは絶対にありません。

 さて、今回は先ず、前後ウィングの組み付け。で、先ずは面倒くさいリアウィングから。
 所謂”子持ちウィング”ってヤツでして、コレが中々水平垂直を調整しながら組み付けるのが面倒なんですよね。

先に子ウィングから始めたんですが、↑の様に全ての羽がキッチリ組めるように固定してからハンダを流してます。
画像に何やら粘土みたいなのが写ってますが

ブルタックってアイテムです。知ってます??エアモデルや艦船モデルの分野では既に定番になりつつありますが、
要するに立体型両面テープみたいなもの。文具にコクヨのひっつき虫というのがありますが、
あれのブチルゴム版ですな。エッチング細工をする際には、パーツの固定が問題なわけですが、
少々コツは要りますけど、上手く使えばこのブルタックも立派なサポートツールになります。
エッチングだけではなく、プラ板工作にも勿論使えますし、エアモデルやAFVにはマスキング材としても活用可能。
今回試しに使ってみて、特にフロントウィングのようなオールメタル製で水平垂直が決めにくい様な場合、
ブルタックで各パーツを空中に浮かせた状態で仮固定して、後はゲージを使って水平垂直を調節し
そのままハンダ付けしてしまう事が出来たので、かなり作業が楽でした。ゲージ計測フォローは必須ですけど、
翼端板だけではなく、ウィング全体を支持しながら仮固定できるのがいいですね。
 
そんなわけでサクサクとウィング類をハンダ付け。
 リアウィングに関しては、子持ちウィングが有ったりロワーセクションが薄いメタル製ってことで
低温ハンダと通常のハンダを併用して組んでます。組み付け精度は流石にタメオ。ピッタシです。
 フロントウィングに関しては、翼端板がメタル製でかなりゴツイので、取り敢えず薄くしてみましたが、
強度を考えると置き換えた方が良かったか?三次曲面構成なのでそれはそれで面倒なんですけどね。
リップも厚くてゴッツイので、今後そこらを調整しなければなりません。フラップはガーニー付けたりの都合もあり後回しです。

 ボディーにも修正を入れてます。

 以前作りかけたとき、モノコック下部とアンダートレイが繋がる部分の造形が拙かったらしく繋がりが悪かったので、
一旦ゴッソリと抉り取ってからポリパテ盛って再成型しました。ポリパテ使ったのは、
アンダートレイ側にメンタムを塗って盛りつけると、摺り合わせが楽になるからですな。

又、サスカバー上の突起も、吊しの状態だとデカ過ぎるので上下方向に二回りくらい小型化してます。


 フロントノーズのウィングステー。ここもなんと接着剤&パテ処理だったらしく、塗装を剥離した際に
ポロッと落ちてしまいましたのでハンダ付けして修正。この際、インストだと本来左右一体のパーツの筈ですが
剥離時に取れたときは左右二分割になってましたので、自分で二分割した模様。多分、そのままだと
ステーの幅よりノーズの幅が大きかったんでしょう。ウィング側の穴は変更せずに刺さってますんで、
はみ出しもそれほど大きな物では無かったようですが、今となっては一寸判りません。
 あと、ノーズとモノコックの境目付近に、小さな突起が左右二箇所ある筈なんですが、元からモールドは省かれてるようです。
作業中に資料見ながら気付いたので、突起を追加するか検討中。よーーく見ないと気付かないような突起なので
無視しても構わないきもするけどどうするか?

 カウル後部。結構開口面積がデカイので、ミッション後部が見えちゃうんですけど、
キット吊し状態ではディテールは無いにも等しい状態。マフラー出口とダンパー&スタビリンク辺りは、
自作に置換すると面白いかもと思いますが、未だ全く手を付けてません。


 新品を一から作り直すなら、確かスゲェ簡単なキットの筈なのですが、いい加減とは言え、
既に塗装まで進んでた物をやり直しているために、削ろうにも余剰が無かったり、使用されたマテリアルが一定でない上に、
その正体そのものが不明だったりで、ヤケに作りにくいキットとして生まれ変わってしまってますなw
 この状態で役に立ってるのがフィニッシャーズのポリパテ。場所によってスタンダードとHGを使い分けてますが、
硬化が早いし硬さも丁度良いし溶剤の吸いも硬化剤染み上がりも無い様なので、非常に使い易いポリパテです。
出戻り後は今までアンチポリパテ人間でしたが、これくらい使い勝手が良いなら、今後は積極的に使用しようと思いますね。

 F1スペインGP、琢磨がポイント取って超アグリも初ポイント獲得となりました。つーか、ホンダワークスワロス。
あれじゃスポンサーが獲得できなかったダメチームじゃないですか。今のところ、超アグリとどっちがワークスなのか判らん状態ですな。
昨年は成績も車体も、正直私には興味が湧かくてどこのスタジオのも銀線のも買う気にさえなれなかったんですが、
今年は昨年型ホンダRA106のピーコ改とは言え、走りっぷりも悪くないし、車体デザインもシッカリ今風になってるんで
キットが出れば欲しいところです。出来れば銀線でw。スタジオからは今月出るそうですが、
各方面から聞かれる”最近のキットの出来のダメさ加減”に益々拍車が掛かってる状況では、
下半期に「日本GP仕様」とか何とか言って又出てくるだろうし、それまでには今月出るキットの内容も判ってるだろうから、
取り敢えずスルーしますけど。スルーしたことを「買い逃した!」と地団駄踏むようなものを出してくれれば
それはそれでいい話なんですけどどうなるやら。

 それからフジミの126C2、あれフェラーリでの監修に時間が掛かるから取り敢えず発売延期になったんだそうです。
それが本当なら

是非某27のキットもしっかり監修してください!w
マニアが重箱の隅を突いて文句言ってるレベルの不満じゃないのですよ。F2007もSA07も
リリース案内→即スルー決定しちゃったですよ。買う気にさせて欲しいものです(←エラそう?
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1/43 Williams FW18 RENAULT その1?

2007年05月12日 | 模型
 子供2ndIMPACTが出てくる前に、我が家の環境整備に大忙しだった@河童です。
 1stIMPACTが母ちゃんに甘えてばかりでしてね、御約束のように父ちゃんは
近所のオモロいオッサン
でしかないようでして、まだまだ母ちゃんが添い寝しないとグズる二歳児ですし、ベビーベッドととかなんとだとか、
次の子と二歳児とを一つの部屋でまとめて育児するとか、オッサンの荷物はゴミなので、子供用のアイテム収納を増やすとか、
とにかくもろもろの事情で、遂に私の居場所は倉庫改造の隠れ家と、ホームシアター用に作ったリビングのみとなりますのよ。
で、単に使える部屋が減るだけではなく、収納スペースも限定されてまして、最も厄介なのが積みプラ(笑
無駄なの判ってるんですよね。死ぬまでに作れないなら単なる樹脂製のゴミですし。
そういやメタルキットって、どのゴミの日に出せば良いんでしょう??
 ま、そんなこと言ってても、実際にゴミに出来ないから積んでるわけで、取り敢えず暫定的に、
シアター部屋の押し入れを棚を使って整理整頓しまして、積みスペースを確保しました。

 うーーん、積みプラがこのくらいの数なら、どんなに清々しいことでしょう。実際には、
本来収納すべき場所からあぶれてしまった可愛そうな”はぐれ積みプラ”でございます。
 この秋に、二世帯同居の我が家庭内で大がかりな部屋の入れ替えを行いますので、
その時にでも本当に積んで残したい物と、諦めて縁を切る物をより分けて、このHPを使って放出をしてみようかと思います(ホントか?)。


 さて、ここんとこ車模型から離れていましたが、また戻ることにします。
赤い豚を期待してくれた極々一部の方、誠に申し訳ない(笑
 実はデスね、ヒロのT97って1/20のキットがあるんですが、当初は一夏全部使うくらいの気構えで、
それを作ろうとしたんです。で、先ずはエンジンブロックからと思って、パーツ見たら、
V6エンジンなのに水平対向ボクサーエンジンみたいにブロックパーツが開いちゃってんです。
イキナリだったので、こっちもイキナリ萎えました(笑。これって、私の持ってるキットだけ?経変??
結局箱に戻して積みコーナーにリバース。
 んじゃぁどうしようか?バットモービルでも作って「車だよ~ん」とお茶濁すか??とか色々考えてるうちに、

TameoのWilliams FW18です。以前のエントリーで出てきたことがある食いかけキットを思い出す。
キットが出て直ぐに買ったので10年くらい前になりましょうか。で、食いかけなのは良いんですが、
何をどうしたのかサッパリ覚えていません。かろうじて、足回りはキットの黒染めをそのまま使おうと、
吊しのまんまでホイールセッターまで込みで組んじゃってましてね、ここからも姿勢としては実に適当な挑み方だった気がします。
で、先述のT91の製作時に、ついでに風呂に入れて塗装を引っぺがしてみたら、ハンダとポリパテが混在した状態で、
スジ彫りだのカウルエンドだのの処理も笑うくらいやっつけ仕事。
多分この頃から、メタルやハンダを使う事を製作の中心にした気がしますから、その過度期の食いかけって事のようです。
 
 で、遠いお空のお星様プロフィニッシャーになってしまわれたokiさんのページで、
氏がFW18を作り始めたのを見て「あ~、そういやこれも食いかけだった」と再び思い出しましてね。
私もとっとと片付けてしまおうと思い立ったのでありました。
 以前、ST27のロータス79を作り始めたとき、これまたプロフィニッシャーのBORAさんが、全く同じキットの製作記を開始され、
それ見てたら、
「ああ、自分のはこんなにこんなに綺麗にはなれないわ。(美形ニューハーフの口調で)
って感じで萎えちゃって中座したことがありましたがw、このFW18も氏が製作を再開すると中座してしまう可能性がありますんで、
表題の末尾に「その1?」とクエスチョンが入っとるとですよww。

 作業としては、先ず「10年前の自分が何をしようとしていたか」を把握することから始めます。
要するに、アセトン溶液に纏めて放り込んで振り出しに戻すわけ。ボディーの方は、一回落としてサフ吹いてますが、
今回此方も改めて作業をリスタートすることにします。

 一応車高なんかは既に出てますんで、インダクションポッドの穴開けという、これまた面倒くさいトコから始め。

御約束の洋白線で枠を作ってポッド入り口にハンダ付け、ついでにアセトンで、
パテが取れて穴がガタガタで不細工になったクレーン吊り下げ用の穴もメタルで埋めちゃいました。

 また、サイドポンツーン直前でコクピット脇に有る電子器機冷却用インレットのスリットをチマチマ開口。
ここ、当初は単なる型ズレだと思いこんだらしく、御丁寧にパテでツライチ化されてましたw。

 右側面の給油口は、どうやらリアクトの給油口を埋め込もうとしたらしく大穴が開いてます。

 穴の状態があまり良くないので埋めて開け直そうかとも思いましたが、仮組みしてみると、
周囲を綺麗に均せば意外とイケそうな感じだったので、取り敢えず現状維持。カウルエンドのアウトレットや後端部には、
裏から削り込んで薄々化しておく必要があります。薄々攻撃っていう言葉がありますが、あれ聞くとどうしても
こういうの彷彿としてしまう。テレビの前のみんなも同じに違いない。

 ウィング類は、吊しのまんま瞬着で組んでたらしく、アセトンの中でバラバラになりました。
バラバラになったついでに、フロントウィングはメインウィングとフラップを鋸で分離。


 リアもクラッシュパッドに接続されるロワー部がメタルで、メインとフラップが一体だったので、
鋸で切り込みを入れて隙間を出しました。

 肉眼ではもういいだろうと思ってたけど、こうして画像で拡大すると、未だ随分ガタガタな感じ。
やはり1/43には、ヘッドルーペの倍率も増やしてかかるとかしないと、状態が把握しにくいですな。

 足回りは、この状態からであるにも拘わらず、サンポール原液に突っ込み、小一時間してから引き上げて、
表面の黒ずみを取ってみた。ハンダをエッジに盛って削って翼断面ってコースですが、
もう折組しちゃってるので、間違いなく当初の車高調整が無駄になるな(笑

 ロワー以外のウィングは、脇の小羽含めてエッチング。脇の小羽は実車だと上下二分割構成ですが、
キットだと単に一枚のエッチングを折り曲げるだけ。ここも二つに分けようかと考えたけど、今のところサボるつもりっす。

 余談として、今回の作業では、yoshiさんから以前情報を聞いて使ってみたかった
タミヤのハードコートやすりPROを使ってみたんですが、メタルや洋白がプラの用にメタクソ削れます。

バローベがネチネチ削れる感じとすれば、ハードコートPROはザックザク削れます。
刃の硬さと言い切れ味のシャープさと言い、非常に使い易いヤスリです。
この性能でもっと小型な物や、平型とかを出してくれるといいのにって感じ。
ただ本当に削れすぎるので、笹型でこの大きさだと使いどころは限定されますな。

 うーーーん、モチベーションは微妙ですなぁ(笑
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1/72 Finemold TIE Interseptor【完成】

2007年05月09日 | 模型完成品

 前回一回目の製作記でしたが、二回目で早くも完成です!

 FINEMOLD社製1/72 TIE Interseptorです。昨夜のうちに完成してたのに、↑な画像を作ってたら
UPが遅れて今頃になりました♪実製作時間は二晩+α(コクピットだけ先行して作業してましたんで・・・)。
これぞ週末オッサンモデリングに最適な題材と言えるかも知れません。簡単だけど内容は非常に濃いキット。
改造してよりプロップモデルに近づけるつもりなら幾らでも応える懐は持ってるし、そのまま素組で完成させても
旧MPCのキットの超絶ディテールアップ完成品程度のw出来の物が完成してしまいます。

 では製作記は先ず前回の続きから。塗り残していたパーツの塗装をします。
 左右のウィングには、ソーラーパネルが装着されるのですが、インストでは艶消し黒という指示になってます。
ソーラーな割に艶消し黒一色では表情が付きにくいので、先ず下地にクレオスの#8シルバーを塗装、
その上から[スーパーフラットブラック+アンドロメダ(マジョーラ)+トラペジウム]を混色し

光加減で微妙に液晶画面を指で押さえたときに出る様なトーン(余計判らんてww)を求めてみたり。
以前作ったシェルビーシリーズ1でのマジョーラの特性理解を役に立ててみた。

出来は、画像では判らないくらい微妙に光って良い感じw。塗り上がったらランナーから切り出して、
ウィングパーツのパネル枠に接着していきます。物凄くパチピタです。この時点で接着してから
汚し塗装に入らないと、枠が細くパーツもパチピタなので、エナメル溶剤での破損の可能性が出るのですよ、奥さん。
パネルパーツの組み付けは、全て流し込みを使用してます。


 他にも、一部のパネルに暗めのグレーを入れたりしましたが、この辺りはインストを無視してます。
マーキングも、私が持ってる資料のインターセプターには存在しないので貼ってません。

 次は、本体とウィングのウェザリング。
 ミレニアムファルコンやX-WINGだと、トレインスポッティングに出てくる便器並みの汚さなんですが、
TIEファイターは総じて小綺麗。誰かが「汚れる暇がないくらい直ぐやられるから」っつってましたな(笑
そんな訳でウォッシングにて陰影を強調したのみです。綿棒でチマチマと余分な墨を拭き取って完了。

 尚、窓枠等の小物は、ウォッシングの影響でパーツが汚損したりポロリしたりすると嫌なので
ウォッシング後に装着してます。
 八角形のフロントウィンドウは、窓枠のみ塗装しなければならないので、マスキングテープをキットのシートを型紙にして切り出し、
それをチマチマ貼って、ニュートラルグレーで塗装 又、窓枠左右の濃いグレーのパーツも、ニュートラルグレーで塗装します。
って、拡大してゲート跡処理忘れてるのに気が付くオレちゃん(汗
 リアゲート中央の六角形の部分には、ジャーマングレーを筆塗り。左右のイオンエンジンノズルの穴が付いたパーツは、
ニュートラルグレーで塗装し、ノズル内はクリアー赤+銀にて。
窓枠等の小物の接着は全てエポキシにて。
 
 後は左右のウィングを本体と接続し、表面の乾燥によって浮き上がってきた、ウォッシングの染みを除去して完成!っす。
 
ウィング部は非常に負荷が掛かる部分ですが、パーツの設計精度が高いことと、
接着面に接着剤の”逃げ”が設置されてる(!)事で、多めの樹脂系接着剤でガッツリ固定しても
接着剤が表面にはみ出して来ることがありません。多すぎると流石に×だろうけど(笑)。
細かいことだけど、こういう措置ってのは、実際にユーザーの立場に立ってみないと判らないですよね。

 
 


 完成品の装飾は、木製のデコパの上にキット付属のベースを固定。キットのベースは、
黒下地にクレオスのスーパーアイアンを吹いてます。デコパにはウォールナットのニスを塗り塗り。
  
タイトルプレート用のキット付属のデカールは文字が黒だったので使わず、自作のステッカーに変更。
プレートの枠のパーツはクレオスのメタルカラー”ダークアイアン”を使用しました。
 
 今回のキット、パーツの使用率は100%。H型のTIEファイターとの共通部品である展示台用パーツに
メーカー指定の不要パーツが有りましたが、完成するとランナーがスッカラカンになるってのは
実に気持ちいいですね。「こら使えねぇな」ってパーツが無いところが見事です。サイズが小さいので、
価格の2200円ってのが一瞬「高!」って思えるかも知れませんが、充分価格に見合う内容のキットになってます。
前回も書いたけど、作るのがとても楽しかったです。欲を言えば、ファルコンやスレーブ1はともかくとして
X-WINGやTIEファイターは、1/72だとサイズが小さいので、紅豚サボイアみたいに1/48も出してくんねぇかな?

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Finemold 1/72 T.I.E Interceptor【1】

2007年05月07日 | 模型

 ども!国家機密をネタにした割に、まだアブダクトされてないらしい@河童です。

 先日の予告通り、今回も自動車とは異なるジャンル。実は、UFO作ってる最中に、
塗装を乾かしたり、パテが乾くまでの間とかに、次作を少し進めてみようと思いまして、
とある車のキットに手を出してみたんですが、いきなりパーツが全く合わず頭に来たのでw、
またも車じゃない物を選んでしまいました。次こそ車に戻りますと高らかに宣言しつつ脱線第二弾。

 さて、キットはファインモールド社製のSTAR WARSシリーズから、

帝国軍主力戦闘機TIEインターセプター
を選択。ファインモールドって知ってます?自動車ジャンルでは馴染みがないと思いますが、
AFV・艦船・飛行機では、日本が誇る立派なプラモデルメーカーです。
規模はタミヤとかフジミみたいな大手に比べると遙かに小さいんですが、製品はカナリ良い物を出してくれてるんですよね。
このメーカーのHPにコラムがあるんですが、
1:ファインモールドの主張
2:ファインモールドの主張2
此処に書いてる事って、私自身非常に頷ける内容に思えます。ただ書いてるだけではなくて、
実際に此処が出す製品は、元ネタに対する敬意というか敬愛が窺える気がするのですよ。
私が買う製品は、紅の豚シリーズとSTARWARSシリーズばかりですが、どちらも製品開発の際には、
設定用資料や撮影用プロップを吟味しているらしく、金型射出成型・大量生産・ライセンシーとの兼ね合いから
全くそのままというわけではないけど、ユーザーとして納得しうるレベルの製品を確実に出してくれています。
この姿勢こそが、先の主張に於ける
「私たちファインモールドの製品開発では、出来うる限り実物やその関連の原資料を探します。旧軍の戦車や飛行機では保存物や当時の実物設計図やマニュアルなどを、映像上のメカでも撮影用模型や設定資料などをです。私たちはそうした資料や実物に接した時、生み出されるにあたって関係者が注いだ情熱を強く感じずにはいられないのです。」
という事なんでしょう。紅の豚ではジブリ&宮崎駿氏に、STARWARSシリーズではルーカスFILM&ジョージルーカスに、
お墨付きでライセンシーを発給されるようになったのは有名な話(テレビでもやってたですね)。
特に、版権に非常に厳しいSTARWARSに関しては、欧米の大手メーカーがプラモデルが発売権利を大枚叩いて獲得しているのに対して、
ファインモールドは、企業の規模はSTARWARSのライセンシーが発給して貰える訳がない程(失礼)小さいけど、
製品出来の良さと開発陣の真摯な姿に対してライセンシーが発給されてるんだそうです。
ファルコン号なんて、ファインモールドのキット化の為に、設定がなかった後部エンジンノズルのディテールが、
ルーカス側で急遽設定されたのも有名な話。どっかの自動車模型メーカーには爪の垢でも煎じて飲ませたやりたくなる話ですw
参考PDF:大好きなプラモデル作りにかけた情熱と覚語

 さて、早速組み立てです。
 本キットの場合も、多くの飛行機模型がそうであるように、先ずコクピットの組み立てから。
パーツの合いも非常に良く、モールドも繊細で手を加える要素は有りませんでした。
っつーか、基本的にヤラレメカなので、ディテールアップしようにも資料がない(笑。
映画では僅かですがコクピット映像が出てくるんですけど、それ見ても、X-WINGやミレニアムファルコンに比べて、
実に露出が少ないので判別不能。

 出来は凄く良いんじゃないでしょうか。床面や背面のモールドも非常に繊細で整ってますし、
パイロットのフィギュアの出来も非常に細かくモールドが施されています。パーツの合いも見事な物でして、
オマケにゲートはアンダーゲート処理(!)が施されてるので、組み付け精度が出しやすいのなんの。
 塗装は、インストではニュートラルグレー一色でしたが、RLMグレーバイオレットと
ジャーマングレーとを使い分けてみました。機体中央部の裏側にも、コクピットの基本色を先塗りしなければならないので、
同時に塗っておきます。
 左右壁面は、艶消し黒に塗ってから8分割されたデカールを貼り込む指定が為されてますが、
艶消し面にデカールを貼るのは厳しいので、グロスブラックで塗ってからデカールを貼り
上から半艶クリアーを吹いてコートしてます。
 フィギュアの塗装も、小さいサイズながら先述の通りモールドがシッカリしてますので、
ヘルメット部分にグロスブラック吹いた上で、キットの指定通り塗り分けてみました。
 で、出来上がるとあまり見えないのは御約束(笑)。

 コクピットが出来上がったら、前後二分割された機体本体パーツでコクピットを挟む形で接着。
接着の前に、コクピット前方の外装パネルのみ、クレオスのジャーマングレーで塗装しておきました。で、接着と。

 本キットでは、外装に発生する消すべき継ぎ目が生じるのは、この本体前後の合わせ目のみです。
しかしながらアンダーゲートの御陰も有って、パーツの合いはピッタシなので、最小限のパテのみで継ぎ目を処理できました。

資料に関しては、最近発売されたSTARWARS SCULPTING GALAXYと数年前に京都の博物館で開催されたSW展の資料集が中心ですが、
それ見てても、遜色ない出来に脱帽です。型抜きの関係上、幾つかディテールが省略されてたり、
一部モールドにテーパーが付いたりしてはいますが、金型技術の高さを窺わせる超繊細なモールドと、
各部パーツの正確なフィッティングは素晴らしいの一言。ディテールに関しても、1/72という小スケールから考えれば、
必要な情報は総て盛り込まれてると言っても過言ではないと思います。
 で、全くの素組でも全然問題ないんですが、ここは一つ”御約束”を幾つか盛り込んでみることにしました。
 先ずは、左右のウィングの先端に装着される銃口が塞がってましたので、
0.4mm洋白線と内径0.5mmの真鍮管を組み合わせてバレルを作り交換しました。
  
簡単ですが、4本のバレルサイズをキチンと揃えておかないと、逆効果になりますんで、
イイカゲンでテケトーな性格の私には面倒だったりw

 また、コクピット下部の二発の銃口も、プロップでは二重構造になっていたので、
キットのパーツの開口部を1mmのピンバイスで浚い、外径0.9mmの真鍮パイプを埋め込みました。

キットのパーツ、こんな小さい部分もプロップ同様に、外枠一銃口当たり4本のスリットが入ってます!。

 あと、これは重箱の隅レベルの話ですが、

①球体部に繋がるモールドに重なるくさび形のプレートが削除されてる
②コックピット寄りの部分にある垂直方向の立体的なモールド入りのプレートが削除されてる
③リベットのディテールが削除されてる
④細かいモールドが省かれ単なるプレートにアームがくっついてる状態にされてる
⑤五箇所有る小さなプレートが総て削除されてる
機体球体部各所のプレート総じて:球体の型抜きの都合上テーパーが付いてる

といった点が、マニアな人なら手を入れちゃうところかも知れません。
私は、プレートやモールドを削り取って作り直すのが面倒だし、スキルの問題から考えて
寧ろ修正することで逆に小汚くなるかもと思って、②③⑤だけ簡単に修正しただけで後はスルーしてます。


 左右のウィング類は、ネット上の先人の情報を参考にすると、仮組しなくても総てのソーラーパネルが
ウィングの枠内に正確に収まるとの事だったので、変形防止用の多数のランナーを取り払っただけで、
ソーラーパネルに至っては仮組もせずランナーを持ち手にするという楽ちんな方法で済ますことにし、
早速塗装行程に入ることにしました。

 で、早くも塗装工程です。先ずは、マスキング。コクピットが先に完成して組み込まれているので、
サークルカッターでマスキングテープを切り出してマスクします。
 また、天井のパーツは透明パーツで構成されてるのですが、一部をマスキングして塗るよう指示されてます。
キットにはマスキングシートが付属してるのですが、粘着力が弱すぎてマスキング材としてはクソほどにも役に立たないので、
これをガイドにしてマトモなマスキングテープから切り出してやります。
 
 本体の接着継ぎ目の確認と、各種ディテールアップ部の状態を確認すべく、
当該箇所にのみピンポイントでクレオス1200サフを吹き付けます。一部継ぎ目が消しきれてない部分が有ったので、
そこらを再度修正し、再度修正部のみサフ確認。

 サフ確認が出来たら、フラットブラックで、各部の凹部に沿う形で影を入れていきます。


 更にそのまま本体色塗装に突入。
 インストでは、クレオスの#74エスティオリティーブルーが指示されてますが、ちょっと青みが強すぎるので、
この色に同じくクレオスの#338ライトグレーFS36495を30%程混ぜて明度を上げると同時に彩度を落とした色を使用しました。

先の影を薄ーーく残す様な感じで1パネル枚に塗っていきました。1/48サイズなら更に
ベースと同系の明色と暗色を使用して陰影を付けますが、流石にこのサイズだと諄くなるので、
吹き重ねを調整して陰影を整えました。余談ですが、TIEファイターは、SWの中では、先述の通り
無限増殖型ヤラレメカというポジションなので、汚し塗装はプロップでも殆ど施されていません(笑

と、ここで今夜は時間切れ。
っつーか、コクピットだけ先に作ってたとは言え、一晩で此処までスンナリ進んでしまう程、
兎に角出来が良すぎるキットです。単に簡単なだけではなく、作ってて楽しいのは何故だ?
資料と付き合わせてみても、アソコガ違う此処が違うと噴飯することがない為遠回りの必要がないと、
作業の進みもテンポ良く行きますね。こういうコンセプトの車キットって最近では中々無いですよね。
簡単とか精密とか、どれか一つの為に別な一要素が割を食って×になるってのなら沢山有るけど、
簡単だけど工程は基本通りパーツのブラッシュアップと接着と塗装。しかしながら作ることで
今まで知らなかった実物のディテールを知ることが出来るキットってのは、特に車分野だと少なくなりました。
こないだのUFOの組み立て簡単とは、明らかに逆ベクトルの簡単キットです。次のUP時は完成編になりますな、こりゃ。

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GREYS【マヂで完成w】

2007年05月05日 | 模型完成品

改めて

地球の皆さん、コニチァー!!!

 グレイ完成です。円盤は正直パーツ状態での豪快さに呆気にとられてしまい、思いの外ヘナチョコになっちまいましたが、グレイ様は至って良い感じに出来ました。吸い込まれそうな瞳でアブダクション!って感じです(意味不明)

 自分で言うのも何ですが、1/20以上のスケールのフィギュアって全くと言っていいほど経験値がないので、いざ塗装の段階になって手を拱いたりもしたんですが、まぁ好きにやってみようって事で、気ままに攻略してみました。

 先ずは組み立て。パーツは、頭・胴体・腕がそれぞれ別パーツで、尚かつそれぞれが前後半二分割の計8パーツに土台の地面が一つで計9パーツ構成。UFOの半分もの数のパーツで構成されてます(笑。
 で、頭部と胴体とを最終工程で接着することにして、腕と胴体は先に固定してしまう方向で。
 パーツの合わせは外プラらしく最悪レベルで、段差・隙間共に盛大です。前後半に分割された各部位を先ずは接着して、継ぎ目を消します。今回はフィニッシャーズのHGタイプのポリパテを使用してみました。このパテはスタンダードよりキメが細かい代わりにプラへの食い付きもスタンダードより劣り盛り上げには不向きなので、薄く塗っては乾かしを繰り返しながら重ねていくと良いとのエロいエラい人からのアドバイスをいただき初使用。いわれた通り使ってみたんですが、結構食いついてくれた上に、表面が滑らかに仕上がりやすかったです。ちょっと切削感が硬めですが、某メーカーのスベスベタイプよりは全然削りやすいです。
 合わせ目の継ぎ目消しだけではなく、射出時にプラが端っこに寄れたらしく、全体のフォルムを崩してたので、意外と時間が掛かってしまいましたが何とか終了。


 で、今度は手と胴体の合体ですが、隙間とか段差とかのレベルと超えた継ぎ目が出来るので、ここはエポキシパテにて修正。随分前に興味本位で買った

↑エポレジンなるエポパテを使ってます。実は、こないだ完成させたシェルビーのシリーズ1の製作で、最終段階になってシフトノブのパーツを紛失し自作するハメになったんですが、その時使用したのがこのエポレジン。硬化はタミヤの速乾タイプ並の速さで、最初は緩いんだけど、半硬化時の成型もし易いですし、硬化後も非常に切削感が良く、個人的にはメチャクチャ使い易く感じます。ただ、余りに使い易いので、逆に経変でのヒケがデカイんじゃないかと疑心暗鬼になっちゃってまして、車模型のボディーに使用する勇気は湧きません。コツとしては、混ぜて直ぐは余りに柔らか過ぎて造形とか論外なので、2~30分放置してからヘラ等での簡単な造形を施し、完全硬化後に改めて仕上げるって感じ。先のフィニッシャーズのポリパテと違ってキメが粗めなので、最終的には溶きパテ等での表面処理は必須です。デメリットもあるんだけど、固まりから一刀彫するとか、豪快な隙間を豪快に埋めるとかには非常に使い易いです。内装の修正等には使い勝手が良さそう。

 継ぎ目処理が終わったら、一旦サフ吹いて状態の確認を済ませ、良いようならクレオスの1200サフを吹いて下地処理終了。
 んでもって塗装に突入です。
 前述の通り、大きなフィギュアの製作スキルはゼロに等しいのですが、昨年末買った0.2mmのエアブラシの練習も兼ねて、塗装は基本的にブラシで済ますことにしました。

 先ずは頭部。それも目。グレイ様の特徴的な真っ黒の目ですが、ここは自動車モデラーらしくグロス仕上げです。先ずクレオスのスーパーブラックを同じくクレオスの青で割って下地とし、上からガイアノーツのクリアーブラックをコートしてみました。画像だと単なる黒にしか見えない(笑。奥行きがあるグロスブラックってんでしょうか、ともかく有機的な雰囲気に上がるように塗ってみたつもり。この目の表現は、ペーパーレット上での試行錯誤を繰り返した結果なんですが、画像だと単なる黒にしか見えないのがむかつく(笑。

 あ、頭部に何やら黒い線がいっぱい書き込まれてますが、この後入れる陰影処理の試し吹きをしただけです。練習ってヤツですね。

 目を塗ったら塗装ブースに突っ込んで強制乾燥させマスキングを施し、胴体の手先と足先も共に、グレイな肌の色を入れます。これまた、資料もないのに脳内イメージにあるグレイ様の色を再現するべくパレット上で試行錯誤。もうね、こんなバカアイテムなのに、車模型のボディー塗装並みの試行錯誤ですよ。机の上が塗料のボトルだらけです。結局クレオスの飛行機用特色の#308[FS36375]をベースに、ガイアカラーのシアンとバイオレットとクレオスのフラットホワイトを加えることでで色調をやや青よりに微妙にズラしてみました。これをノペーっとベタ吹きします。


 次に陰を入れます。陰は、先の肌の色にクレオスのジャーマングレーを混ぜて暗色を作り、そこにクレオスのクリアーブルー・蛍光ピンクを極少量混ぜて作りました。この色を、頭部や手足の陰になりそうな部分に細吹きで入れていきます。

 で次にもう一回肌の色を取り出し、フラットホワイトの量を微妙に増やしてやや明るめにして、先の陰が程良く微妙に透けるような感じで重ねていきます。するってぇと、陰に混ざったクリアーブルーと蛍光ピンクが悪さをして、ほんのりと紫っぽい陰が浮き上がって来るという寸法です。

仕上げに口や耳や鼻の穴に、タミヤのクリアー系各色を混色して作った緑っぽい怪しい色を挿して、ハイライト部にタミヤウェザリングマスターのシルバーを、陰の部分にはオイル色をそれぞれ化粧筆で擦りつけて、漸く頭が出来上がりました!結構自分で思った通りのお顔に出来たんですがどうでしょう?ww

 さて、次は胴体の服の塗装です。サフ地の上に先ずは陰を入れます。使用したのは、ジャーマングレー・ガルグレー・RLMグレーヴァイオレットを混色して作ったものに蛍光ピンクを極少量混ぜました。顔同様に細吹きで、影が出来そうな部分にラインを入れていきます。フィギュア素人デッサン力ゼロカスタムなオレちゃん故、骨格がどうとか筋肉がどうとか考えてるようで園児のお絵かき並の稚拙な入れ加減で天下御勘弁。

 何とか陰を付けたところで、今度は服の色を入れます。ベースにはフィニッシャーズのスーパーシェルホワイトを使用。理由は単に使ってみたかったから。どんな色なのか知りたかったし、ホワイト系と言うことで隠蔽力なんかも知りたかったわけですが、要するに白と明灰白色の中間色って感じの白ですね。隠蔽力はそれほどでもなかったので、べた塗りではなく、何となくビミョ~~に下地のサフが透けるように吹いてみました。するってぇと先の蛍光ピンクが染み出して、ほんのり桜色の滲みが、服の皺付近に発生します。

 で、トドメにクレオスのGXスーパークリアー3にフカヤのパールパウダーのゴールドタイプをふんだんに混ぜた物を豪快にオーバーコート。するってぇと

 半透明でパールキラキラの派手な衣装となりました。うーーん良い感じ。正に脳内で描いたとおりの質感に仕上がって嬉しい♪。でも陰影がざーとらしくて此処は残念。スーパークリアー3ですが、クレオスのスーパークリアー・スーパークリアー2に続く第三弾ですが、先ず乾燥が速いです。で、肉持ちも良いです。スーパークリアーとスーパークリアー2の良いところを合体させたような感じです。金髪になって筋肉が盛り上がって髪が伸びたかと思ったら目張りが入って毛むくじゃらの黒髪に変化してメタクソ強くなるとか思ったらそうでもないですねとか言ったらベタすぎですかそうですかでも皆思ったに違いない。車に使用するなら、艶ヒケ・研ぎ出し・デカールへのダメージ度を計らねばなりませんが、印象派悪くないです。寧ろ200でそこそこ量があってこの質感ならかなり良いんじゃないでしょうか?

 さて、最後に胴体と頭をくっつけて、陰部分に若干色をウォッシングの要領で流して、ベースを塗って固定して、前回完成したUFOの展示台に固定して完成です!


 うーーむ、で、何処に置こう?(笑。


 さぁ、次は車に戻って・・・・と行きたいところですがすんません。もう一個、これまた車じゃないのを作り始めてます。グレイ様の色を塗ったり乾かしたりのインターバルに、ついウッカリ弄り始めてしまい

↑ここまで進んでしまいましたw。っつってもコクピットだけなんですが、どうも凄く出来がよいキットだったようで、これも数日かからず一気に完成してしまいそうです。まーーた、わかさん向けだな(笑。

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Unidentified Flying Object 【完成】

2007年05月03日 | 模型
 大変です!此処のアクセスですが、先日僅か3時間程の間に、5000を超えるカウントがありました。
 通常、週末丸一日でも1000前後なのに何なんでしょうか?IPのカウントは1000を超えていないので、
恐らくトラバに直行してんだと思うんですが、まさかCIA?FBI??っつーかアブダクトされるの???
もしかしたらレティークラム星雲ゼータ星のレティークル星人が!?ひょっとして、かの有名な惑星星も最近侵略されて
チョコから作り直さなきゃなんないらしいんですが、あれもレティー?(←馴れ馴れしいトーンで)



 取りあえずUFO完成です。あっという間でした。車の模型もこんくらい早く出来上がれば、
積んでる物も随分減らせるのにねぇ。
 出来上がりは雑です。もう、乳児用子供だまし玩具レベル。中国のオバチャンの方が遙かに良い仕事すると思います。
兎に角色ムラが酷すぎ。我ながら、どう塗ってどうにもなんない感じで
敗因は、難しい塗料(ミラークローム)を使用した、これに尽きます。何時も作ってる1/43~1/20のキットクラスであれば、
少し難しい程度で済むと思うんですが、このUFOクラスだと、RCのボディーのように、
メーカーーが推奨するサーフェーイスプリペアを使用した方が良かったのかも知れません。
クレオスの缶スプレーが二回塗りで0.9㎡塗れるんですが、このUFOだと直径が33cmなので
33π=約1㎡ありまして、上面と下面を足すと2㎡で二回塗りでも缶ペ二缶必要になる大面積。
通常大面積では、濃いめの塗料を高めの圧で吹き重ねるんですが、塗料の特性上そういう訳にはいかず、
塗りながら色々な手法を試して勉強してみました。

 そんな訳で、結果的に満足のいく物が出来なかったとは言え、ミラークロームに関しては、かなりの経験値を得ることが出来ました。
判ったことですが、
1:下地の状態の影響がメチャクチャデカイ。
2:厚吹き厳禁
3:ブラシ止め厳禁
の三点が重要な事。以前のエントリーでも書いた気がしますが、今回は大面積だったので思い知りました。
要するにキャンディーカラー、あれを塗ったことがあるなら、全くあれと同じ点に注意する必要があります。
【1】に付いては、神経質すぎても良いくらいです。下地の小傷は勿論、下地の塗装ムラも厳禁。
埃も厳禁ですし、柚肌・塗膜のウネリさえも影響が出ますんで、この塗料を塗るときは、
下塗りのグロスブラックを、まるでボディーへの本塗装と考え、[塗装→研ぎ出し]迄してテカテカにしておくと
綺麗なミラー調を得ることが出来ます。ブラックの仕上がり具合だけで、最終的な仕上がりの90%が決まると言っても良いくらい。
又、注意点の中で特に言えば、埃対策は頭の痛い問題かも知れません。
【2】に付いては、厚吹きも色ムラを招きやすいだけでなく、重ねるほどにミラー調から遠くなっていきます。
1/24~1/20辺りの車のキットのボディーなら、塗料のボトルの 1/3も使わない位の薄吹きで行けます。
今回のUFOでは上面が厚吹き、下面が下にホログラフィックを入れてあるので、光加減でそれが透けるよう薄吹きしてますが、
厚吹きと薄吹きの仕上がりの違いは大きく、今回の塗装で一番勉強になった点です。
缶ペなら2缶分、瓶入りなら5本分くらい必要な面積ですが、ミラークロームだとボトル一本で充分お釣りが来ます。
むしろ今回は無理矢理一本使い切ってみたために、上面などは圧吹きが過ぎてガイアのEXシルバーみたいになってます。
【3】ブラシ止めも厳禁です。やはり色ムラを招きます。今回は大面積の上に、無理して持ち手を使って
対象物をを手に持って塗装したので、塗装中に何度も対象物上でブラシを止めて往復させてしまい、
見事にムラが出来ました。

塗装の基本でもあるんですが、↑の×の様に対象物の枠内でブラシを往復させるとムラが発生しやすくなります。
往復させる場合は、始点と終点を必ず対象物の外に置きます。手持ちだと此処を失敗しやすいので、
対象物が大きければ大きいほど、塗装時には何らかの固定台を使って塗装する方が失敗せずに済みます。


 斯様なことから、この色はシルバーではありますが、ミラー調に仕上げるには、半透明色として考えた方が良いわけです。
薄く平均的な塗膜を、何層にも重ねて発色させる必要があります。このUFOを塗り終わる頃になって
漸くコツが掴めた気がします。ミラークロームは缶ペ版も出てますので、大面積は缶ペの方が
上手く行くかも知れませんな。

 今回は、綺麗に塗り上がったら、以前のエントリーでも試したウレタンクリアーでコートしようと思ってたんですが、
生憎ムラが多くてこれ以上の塗料の投資は明らかにオーバースペック(笑)な出来なので止めておきました。
なので、今後は劣化する一途でしょうなぁ・・・。ま、余興だしグレイの背景としての存在なので良いんですけどね。

 で、メインのグレイですが、黙々と作業中。服の色はどうしようか、肌の色はどうしようか、
ペーパーパレットの上で試行錯誤しながら、パテを盛っては削りして楽しんでます。
展示台も作りました。市販の安物のデコパにウォールナットニスを吹き付けて、背景wのUFOはアクリルパイプで
展示台に接続するようにしました。

↑完成後はこんな感じで部屋に飾ってみようかと思います。
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地球の皆さんコニチァー

2007年05月01日 | 模型
祝!!!ファインモールドからY-WING発売!!

過去、トイ物含めてまともな商品が皆無に等しかったY-WING。昔MPCからスナップキットで出てきたとき、
中坊のささやかな小遣い銭を投じて購入してみると、中に入ってたのはY-WING”の様なもの”でガッカリした記憶をお持ちの貴方!
漸く積年の恨みを晴らすことが出来ますよ~!今度のは、かなり凄いらしいです。超期待。って、益々車ネタから離れてる?ww


 さて次の話題はUFO。

 UFOっつっても

じゃないですよ~、ネタが古すぎですよ~、

 で、UFOですが、いきなり
塗装失敗しました!w
透明パーツだから、RCのポリカみたいにパーツ裏から色入れてみたら、
塗料の溶剤でやられました!外プラではよく有ることですね!以前、
外プラのウィンドウにスモーク入れたらやられたことが有りますが、
我ながら学習能力ありますか?って感じです。通常ランナーで試してからってのがセオリーですが、
何せランナーが存在しないのですよ!
で、どうしようかと思ったんですが、今度は表面からサフレスで下地に黒吹いて、その上に
スパッツスティックスのホログラフィックっつー一種の偏光カラーを吹いたんですが、
塗装ムラが非常に出やすい塗料でして、修正してる内に塗料が見る見る無くなってきましたんで、
逆手にとって円盤の中心を基軸に、ブラシを放射状に流してムラを利用するような塗装にしてみやした。

小汚いですかそうですかすいませんなんせ詳細な資料が極秘扱いなもので推測でしか塗れないのですよ少佐。
最初失敗した御陰で、塗料、丸々一本使い切ってしまいました。下半分はこの状態で良い(笑)として、
上半分は、同じくスパッツスティックスのミラークローム使うんですが、面積がデカイので失敗しそう~。
 組み立ては、過去制作したあらゆるキットの中で最強レベルで簡単ですが、塗装は使用する塗料が
最凶レベルで難しいってんだから、選択がアホですか俺?
 このデカ物、ただデカイだけではなく、モールドが殆ど無い円盤なので、実車のエアロパーツ塗ってる気になってきます。
つーか、明らかに部屋で塗るレベルじゃないな。作業着来てゴーグル&マスク付けて、ブースと換気扇は全開で塗ったけど
部屋の中に塗装ミスト濃霧発生。体に悪いって(汗。塗装後速攻部屋から出て避難したりと、大変な目に遭っております!

 で、前回のエントリーで、このキットを買った理由は、ある秘密の影響と書きましたが、
その秘密ってのは、実は前回のエントリーにちょっぴり写ってたんですがお気付きか?

↑、このキット、1/48サイズの宇宙人だけではなく、1/6サイズのグレイも付属してんですよ。
グレイっつってもこっちじゃないよ、ベタですかそうですかすいませんあーシャワーも浴びてないのよ許してって感じ。







地球の皆さんコニチァー!

キタコレ。こんなのとセットでUFOがGET出来るといやぁ、X-FILESのDVDをオールシーズンコンプリートしてるオレちゃんには、
見事な餌としか言いようがないコンセプトです。UFOは激しく適当に作業してますが、
このグレイは細かくパーツ分けされてますんで、先ずは丁寧に継ぎ目消しを行い、細部のディテールを
ポリパテ彫刻で修正し、目下一回目のサフ状態。まだ肩の継ぎ目の部分の造形とか、服と肉体の境目の処理とか残ってまして、
明らかに自分にとってのメインはUFOではなくてグレイ様に行ってます。

 さっさと終わらせて車模型に戻らなくては!!
 
コメント (11)
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