がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

ACE MODELS FW14 インプレ

2005年04月11日 | 模型
 7日辺りから調子悪いなぁとか思ってたのですが、時間と共に症状が酷くなっていき、8日の午後には寒気がして関節も痛くなったので、仕事を早々に切り上げて病院に。ここからが悪夢の始まりでして、熱が37~38度辺りをウロウロしてばかりで一向に下がらず、点滴・注射もしてもらったのですが、これまた一時的な効果しか無く、結局三日三晩寝たきり状態で唸ってた@河童です。検査して貰ったら、流石にインフルエンザでは無かったみたいですが、「ひょっとして、なにかドえらい病気とちゃうか?」とか我が身を疑っちゃう程シンドかった訳ですが、今日辺りから漸く熱も下がりまして、頭痛も治まってまいりました。ちなみに、カミさんは、旦那が寝込んでも「早く治してね」の一言だけでとっとと当初の予定通り実家へ帰省してしまっております(笑)。

 さて、寝込んでる間に、ACE MODELSのWILLIAMS FW14が届いてました。ブラジル製のキットですが、今時FW14をリリースしてくれるトコが粋ですね。では早速中身を検証してみます!

中身はこんな感じ。一見すると、スタジオ27製キットと似たような構成です。

ボディに関して言えば、モールドが浅いというか消えかけてるというか、タミヤキットのケガキ線程度の彫りしかないのですが、これは彫り直せば片が付くのでまぁいいんですが、レジンの質が良く無さそうですね。端っこ飛びや気泡が結構有ります。反面、歪みは今のところ有りませんので早めに作れば大丈夫そう。もしかするとレジンの質は悪くないけど型抜き技術がダメなのかな?状態としては出来がソコソコの個人のガレキレベルかと思います。フォルムに関しては、ややサイドポンツーンが薄い気がする以外は、今のところ問題となるような箇所は見当たりません。

 ところで、ちょっと気が付いたんですが、これ、レジンキャストで出来てる割にパーツが薄い気がするんですが・・・・・・

光がスケスケです。マリア・シャラポワのウェアならスケスケ大歓迎ですが、レジンキットでスケスケはイカンよなぁ。丁度白く塗る部分が透けてるので、下地段階で透過防止が必要かも知れません。あと、このキット、1シーズン全ての仕様を選べるコンパチ仕様になってまして、FW14のバージョン違いで最も大きい違いであるノーズやフロントウィングは、ちゃんと複数用意されています。


 あと、ついでにこのキットのネガティブな要素を掲げておきますと・・・・

↑あの~、もう錆びてるんですけど・・・・

↑あの~、クリアー吹くと死にそうなんですけど(特に赤白ライン)

と、まぁこんなとこでしょうか。色々ケチ付けたようなインプレになっちゃいましたが、先にも書いたようにフォルムは悪くありませんし、メタルパーツも精度はイマイチそうだけど、修正時の基準が取りやすい程度のモールドは出てますし、一昔前のクラブM辺りのキットよりは全然出来が良いのではないでしょうか?
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ちょっと買い物

2005年04月05日 | 模型
 今日は行橋の方面に行く用事があったので、ついでに模型店に立ち寄りました。

 なにげにフジミのF355スパイダーが入荷していたので、中を見ようと取り出したら、箱を開けるまでもなくボディ部分が透明な窓越しに箱の上から見える仕様のBOXになってました。どうやら、新金型であることを余程アピっておきたいらしい。その割にはAピラーに相変わらず無駄な筋彫りがあるわけだが(笑)

 そもそも、フジミのF355って不遇なキットでね、7~8年前に348tbの金型改修でリリースされたのですが、初版リリースの時は何故かメーカーが発売を急いだらしく、ボディ周りとホイールだけF355で残りのパーツは348のままでリリースしちゃったって物でした。ところが、以降の増販分では内装・シャーシともにF355用にモディファイしていて、初版を買ってしまったユーザーは渋々再販部を買ったり、新規F355用パーツをアフターから取り寄せようと目論んだりという負け組状態になったんすよね。ちなみに私も負け組です。で、すったもんだあったのに追い打ちをかけたのが、かの有名なマテルによるフェラーリ独占版権獲得。これによって、F355ベルリネッタのキットは、至極短命に終わったのでした。今頃になって、F355を再販したりF355スパイダーが出てきて品不足になりやすいのは、こういう事情を知ってるユーザーがレア物と知って指名買いするからでしょうね。

 フェラーリのキットって、ポルシェ・ランボルギーニ等の車同様、商品として出せば安定して売れるアイテムですが、版権が少々厳しく管理されていて、支払われる版権料により、リリースされるキットの製造個数が制限されてしまう為、メーカーとしても売れるのは判っていても増販が出来ない状況にあるんだそうな。だから期間限定・個数限定商品になっちゃうので、自動的にレアな部類の商品になっちゃうって事ですな。っつーことで、欲しい人はお早めに。これまた有名な話だけど、フジミのフェラーリ製品再販物はアソート(商品の個別情報に詳しくないお店向けのバラエティパックみたいなもの。特定の製品を指名で買うよりもレアアイテムが優先的に回される一歩間違えれば独禁に思える手法。例えば、フジミのフェラーリの再販物だと、他のキット数種類とセットで問屋から仕入れる事になる。悪く言えば抱き合わせ。)絡みで、指名買いを常とする模型専門店よりも、よく判らんけど枯れ木も山の賑わい感覚でまとめてポンと逝っとこうっていう玩具量販店の方が手に入り易かったりします(ショッピングストアの玩具売り場とかトイザ●スとかね)。模型店の場合、フェラーリだけ仕入れられれば問題ないけど、アソート混入されてる他のキットがレッドストックになることを考えれば、利得よりも損失の方が大きいだろうからね。

 そんなわけで、今日はフジミのF355スパイダー、タミヤの360スパイダーを買ってきました。でもまだ我が家の税関(カミさん)を抜けていないので、車のトランクからサルベージで来ていないのはいつものこと(笑)。そうそう、通関といえば、AMCでブラジルACEのFW14を購入予約してるんですが、どうやら入荷してきたらしく、これが無事通関できるかヤキモキ中。多分中に代金の明細が入ってると思うのですが、書類上は間違って0を一個減らしておいてくんないかなとか思ったりせんでもない。キャバクラ行ったときに支払いをカードでするときに、利用明細は店名で出さないでね♪ってのと同じかと。

 さて、話は変わりますが、ギャラリーコンテンツ内の画像をもう少し何とかしようと思ったりもしたのですが、寄る年波は怖いと言いますか、経年劣化によって見るのも辛い状況になってる完成品もありまして、今日はついさっきまで机の下に積み重ねていたいくつかの完成品を、一旦完成品用ケースから取り出してバラしてジャンク化orレストア待ち処分にしました。お陰で、空の展示ケースが大量に発生(笑)。全部ウェーブやらタミヤのプラ製ケースなので、クリア部分をポリッシャーで磨いて、今後製作した完成品の保存用として再利用しようと思います。で、まだ鑑賞に堪えうるものは、今度幾らか覚えてきたデジカメ撮影にて、撮り直しをしようかとも思ってます。まぁ、そんな過去の思い出に執着せずに、コンスタントに完成品を増やせよとか言われそうですが(汗)

 人間も模型も、年齢はとりたくないもんですな。
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結局・・・・・

2005年04月04日 | 模型
 今日は本屋でラリーXの増刊号を購入。ちょっと前に発売されていたのだが、買い逃していたのです。毎年のことですが、この辺の時期に出る増刊は新年度のスペック車両の資料が多いので、模型好きとしては押さえておきたい。で、帰って早速見てみたのだが、三菱ランサー(カリスマ)の特集になっていて、今年仕様の情報だけかと思ったら初代エボから昨年型まで網羅しててちょっとビックリ。こういうのを見ると、ストックからエヴォを出してきてしまいそうになるが、既に手を付けてるキットが複数在るのでじっと我慢。

 それにしても、F1もそうですが、WRCもF1と似た様な規制が増えちゃって、各コンストラクターやドライバーは大変な苦労をしてるみたいですね。F1の場合だと、タイヤ交換禁止ってのが最悪なファクターだと思ってるんですが、このWRCだとコースの下見専用員禁止が最悪なファクターかも。こういうレギュレーション作ったヤツって、絶対にレースって物を勘違いしてるよな。速度を落として安全性を上げるとか言ってるが、教習所じゃないんだから、タイヤ交換禁止とか下見禁止って逆に危険度が増すのは猿でも判る。機構側は「だから、安全の為にゆっくり走りなさい。そうすれば問題はない」とか言ってるそうなんですが、ぶっちゃけ頭悪いよな~。

 さて、スカパーでF1第三戦のバーレーンGPを見ました。地上波も、これ書いてる頃には放送が終わってるはずですが、三回目の05年シーズンでもやっぱり「ツマンナイ」感は非常に強い。フリーランや予選からしてコースアウトするドライバー続出で、結果ルノーの独走。トヨタがまたも二位に来た。三位はマクラーレンのライコネン。ついでに言うと、4位にトヨタのラルフが来て5位はペドロ・デ・ラ・ロサ。なんかFポンみたいやね(笑)
 三戦続けてみててボケっとしてる私でも判ったんですが、今年のF1って、レギュレーション変更の煽りで昨年までの努力と開発の蓄積を無駄にされてしまったチームがババを引いて、比較的昨年までの蓄積データが生かせるチームが抜けたって感じですよね。ルノーはベネトンの時代からエンジンは非力でも、それを差し引いて余りあるハンドリング性能重視の姿勢が、今年も継続できてるってのがよく判る。最初はトヨタやルノーのエンジンが化けたのかとか思ったりもしたが、今日のルノー・トヨタ・フェラーリのスタートダッシュ加速力の違いで、エンジンはそれほどパワーアップしていないのがよく判った気がします。
 で、結果今日もつまんなかったと(笑)。スカパーをHDDで録画して於いて、後から追っかけで見ていたのだが、三週目から早くも退屈してきて、とうとう二倍速再生で面白そうなとこまで飛ばしちゃおうとか思ったら、残り20週弱のところでタイムシフト2倍速再生が録画に追いついちゃったよ。そん位つまんなかった。ルノーが勝つのが気にくわないとかフェラーリが全然駄目なのが気にくわないとかBARがどーしようもないのにあきれたとかでつまんないわけではなく、デッドヒートが全くないのがツマンナイ。

 さてさて、模型ネタは相変わらずベネトン。とか偉そうに言いながら、実は今月初めて触りました。忙しいのよ、ホント。で、今回はノーズのウィングステーをエッジを綺麗にバリ取り&&磨きだししてからノーズにハンダ付けしたんだけど、塗装しにくい構造なんですよね、これ。

こんな感じのパーツになってまして、塗料を回せないこともないけど、一応下で繋がってる部分を切り離し、ウィングへの装着法も変更しようかな?とか一寸思案中。とりあえずステーを付け終わったので、筋彫りを全面的に彫り直しておきました。
 更に、ついでといっては何ですが、そこらに転がってたB195とB197にも少しばかり触ってみた。
 B195も

こんな感じでメタルパーツをブリブリ溶かして継ぎ目消し。B197も同様にメタルを盛って、即座にバリバリと削りこむ。更にステーをハンダ付けしてみたのですが、B195はB196同様コの字形のパーツですが、B197は左右分割構造に戻ってます。この字形エッチングは不評だったのかな?
←B195
←B197
B195・B196はコの字パーツを少し狭めに折り曲げて、弾性を利用してノーズに仮止めしてからハンダ付け。B197の方は左右分割になってるので、水平・垂直に注意しながらアルミ製のクリップを使ってステーを仮止めして慎重にハンダを流しました。ちなみに、今会の作業は全部で30~40分で完了。メタルの融着って乾燥時間が要らないから作業だけは早く出来ますな。
 結局B196とか言ってて、三世代同時進行になってしまうんでしょうか?どれも塗装が面倒だから、後日塗装の時に三台同時に塗るだけのテンションが在るかどうかですな。無さそうな気がする(笑)
B195
B196
B197
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