がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

作業捗らず

2006年01月30日 | 模型
 2/1からまたも関西方面に出張がケテーイ。しかも今回は仕事関係のお堅い同行者付きなので、全く遊び回る余裕ナッシング。で、その準備ってのがありまして、ここ2~3日事務所に缶詰です。何故かネットして遊んだりしてますけど(笑

 で、さっき帰宅すると子供が調子を崩したらしく、この状況で映画だ模型だと遊ぶという訳にも行かず、作業は全く捗っておりません。

 前回詳しく書きませんでしたが、今回シンナー風呂に到った理由。

この画像を見ると、大して問題無さそうに見えたりもしますが、


緑色の丸で囲んだ部分ですが、NGKのロゴがボディーのモールドの穴に掛かってしまっています。実際はモールドに掛からないですしグッドイヤーも末尾のKONIのステッカーの位置も実際はもっと後方なんですよね。


 サイドスカート部分。ここは後付で製作を進めたために、思いの外段差が強く出てしまい、デカールの丁度分割線をまたぐ部分にエロ本のロゴが掛かってしまうのですが、そこらが上手く処理できておりません。特に段差に乗ってる状態でマイクロのSET/SOLをかました為に、エロ本PENTOHOUSEのフォントの高さが低くなってしまい、分割ラインの上下での繋がりも宜しくない状態に・・・。しかし、黒地に金文字でタバコとエロ本なんて、組み合わせそのものがPTA辺りを挑発しまくっとるなw。

 まぁ、このままでも何とかならない訳ではないのですが、折角デカールが手に入ったので、もう一回やり直してみようと思って風呂行きにしました。


 で、風呂上がりのお姿。

スッピンだとモノコックからノーズの部分がエンジンカウルに比して長いなーとか、ヒルが勝ったっつーよりマイケルの自滅だよな~とか、思い出しちゃうよって・・・・・これは FW18。
すんまへん、T91を風呂に入れただけでシンナー捨てるの勿体ないので、随分昔にホワイトまで塗って、その後存在さえ忘れ去っていた間に塗装面が腐った(笑)コヤツを思い出したので、ついでに入れてみました。ついでの割には筋彫りをパテで埋めて彫り直したりなんかしてるぞ、おい!ツマミ食いは未完成の元なのでとっとと箱に入れて積みなおしておきました。危ない危ない。
(←入浴前のお姿)
どうでもいい話ですが、このFW18、使った塗料が何だったのか全く思い出せなかったんですが、どうやらモデラーズのピュアホワイトだった模様。一晩浸けてブラシで擦ってもなかなか綺麗に落ちきれない。昔は愛用してたんですよね、モデラーズ。フィニッシャーズやクレオスの塗料と相性が非常に悪いので今では使ってませんけど。そんな訳でついでの風呂行きもあながち余計な作業では無いと言い聞かせるオレちゃん。


 話戻してT91。目下シンナー風呂から帰還したボディーの再修正中です。製作記で言えば”その5”あたりに立ち返って、面倒くさいけど

獣のようにもう一度作業のやり直し。ネタがしつこいですか?すんませんww。一部パテを使用していた所があり、そこがシンナー風呂でダメになったので、小傷消しとかやってる途中です。通常なら明日にはボディー色塗装、明後日にデカール貼って、さらにその翌日にクリアーとなるんですが、先述の如くまたもや出張ですので、デカールは出張明けにします。そもそも風呂行きの要因が前回の出張前にバタバタとデカールまで済まそうと急いだ事にあるので、今回は余裕を持って作業したい。

まぁこんな感じでチマチマ作業をしております。今回は風呂前の反省もあって、サイドスカートも事前に接着しちゃいましたし、リアウィングもメインウィングと翼端板を塗装前にシッカリハンダ付けし、フラップのみ別で仕上げてます。

 ところで、全然話は違いますが、今度田宮から出るレイブリックNSXですが、デカールがカルトグラフで同梱されるそうです。カラーリングがややこしいので、デカールで悩まなくて済むのは嬉しい話。Romeoさんのトコでも話を出したんですが、タミヤもカルトグラフをデフォルトにしてくれると嬉しいんですけどね。
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無事帰還&シンナー風呂

2006年01月27日 | 模型
 出張から帰還。出張っつーだけあって当然仕事な訳ですが、今日26日は、午前中人と会って用事を済まし、後はただ京都から大分に帰るだけ。
 そんな訳で、帰りに大阪に寄って、ROMUに出向くのであった。ROMUは毎週火・水が定休なので、今回寄るチャンスは今日しかなかったのだ。時間の都合で犬小屋で宝探しは出来ず(笑)。と、その前に、京都の馴染み(?)の鉄道模型店にて、各種金属素材を仕入れ。今回は再び1/43を作り始めたって事で、比較的小さなサイズのフランジやパイプ等を仕入れました。この店、爺が細々と経営してんだけど、細々のく世に仕入れの仕方が豪快なので、最早この世には存在しない筈のメーカーやアイテムが平気な顔で在庫してます。金蔵素材にしても、今ではさかつうやマッハ模型辺りの素材が闊歩してますけど、この店の場合は福原金属最強(笑)。更に旧価格でドンである。

 さて京都から大阪に移動し、今度はROMUにと思ったけど、開店が正午の筈なので新大阪に寄り道して印度倶楽部でカレーを喰らう。これも関西出張のオレちゃん的定番コース。その後大阪から環状線経由で福島に行きROMUへ。店内を物色したのですが、キット関係はこれといってめぼしい物は無し。そうそう、この店、まだHIROの97T後期が売れ残ってます。大丈夫か?97Tのデカールは、上に被された薄紙が経年でデカールに貼り付いて大変な事になるから、早いウチに別保存すべきなのですが、店頭売りだとそういう事勝手に店側がすると文句言う輩(特に転売ヤー)が居るだろうからそのまんまなんだろうなーとか、店もデカールだけ入荷時に別に丁寧に避けておいて、購入時に客に渡すようにすれば、長い間のストックでも安心だし、万引き防止(笑)にもなるしとか考える店主さんとかも居るかもナーとか勝手に想像するオレちゃん。っつーか、積んどく派としても、いつかは作るつもりで積んでるwので、特に1/43だと、入荷時に避けてくれてたらどんなに安心感があるだろうとか思うんですよね。まぁ、新品状態に拘るお客さんもいるし、場合によっては「デカールといえど開封したらコレはもう中古品だ!」とか言う人居るだろうし難しい問題です。中古といえば、特価品コーナーにスタジオの126C2サンマリノがありました。中古品って書いてたけど、中を見たらデカールは売る前に別保存してたらしく上掛けの紙は外され密封された状態で良いですし、他にも何ら問題はない新品同様だけど御値段は18K。持ってない人には、なかなかの出物なんじゃないでしょうか?サンマリノ仕様って人気無いのかな?ウィリアムズのFw10も9.8Kで売ってましたが、これはさもありなん(笑)な気もします。
 話はドンドン横道逸れたんですが、キットは買わずとも、素材関係は色々買ってみました。洋白線・真鍮メッシュ・真鍮線・デカール・エッチング等々をモゾモゾと買い物カゴに放り込む。特価品コーナーのSRCのキットにクラクラ来るけどウッカリ行かず。で、レジに品物を差し出そうとして気がついた。そう、この店には、TAMEOの1/43のデカールに関しては、大量のストックがあるのです。ザクザクと棚を検索すると、ありましたありました!T91のデカールを二枚入手出来ました!これで心おきなくシンナー風呂に入れます(笑)。実は萎え気味の心境も手伝って先日の記事には書かなかったのですが、エンジンカウル右側のキルスイッチ&アクセルワイヤー逃げ用の穴付近に貼るデカールの位置を間違えてたし、貼りながらサイドスカートとリアウィングは先に組んでおいた方がデカールが綺麗に貼れる事をまざまざと思い知らされてたんですよ。これら全てをやり直せる!特殊浴場で言えば、まさに裏を返しに来たぜ姫ちゃんよー!(意味がワカランヤツはググれ!)って感じ。
 他にも二枚入りがデフォルトになる前の手持ちキット用に幾つかスペアを調達しておきました。T79も欲しかったんだけどSOLD OUTでチョト残念。こんな感じで今回は地味だけど個人的には満足度の高い買い物が出来たのでありやした。

 で、帰宅して、早速T91にはお風呂に入っていただきました。湯上がりサッパリで、作業としては「その4」の終盤辺りにまで戻ってしまいました(笑。パテや接着剤を殆ど使ってないので、感覚的には塗装工程の最初からやり直しです。今度はサイドスカートもリアウィングも先に組んでから塗装することにします。どうでもいいですが、シンナー風呂って、使用するシンナーが勿体ないですよねー。。。

 帰りの新幹線での読書用に何冊か雑誌を買いこんで乗車したんですけど、その中に模型雑誌「モデルグラフィックス」がありました。パラパラ読んでたら、巻頭特集記事の扉画像が、かのクラクラさんの素敵な117クーペのヴィネット!朽ち果て廃材と化した旧車の姿を再現してるものですが、改めて雑誌で見ててスゴイナー、イイナーと感心しきり。かなり影響を受けております(笑)。今年は是非、情景物を一つ作りたいと思います(←その前に片付ける物が山ほどあるだろ!)。っつーか、作ってみたい!
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いきなりヨンサン「LOTUS 91(TAMEO)」 その7

2006年01月24日 | 模型
 カミさんが風邪と勝負してKO負け。ラウンド開始早々だったそうです。

カミさんの試合後の談話
「得意のメキシカン・ハリケーン・ボルトを決めようと突っ込んだら喰らった。あとは覚えてないっす。もう今日は勘弁してください」

 そんな訳で、仕事場と自宅を行き来して、家事・子守・本業・模型(笑)と大忙しだった@河童でございます。

 さて、斯様な事情がありまして、クリアー吹くトコまでは進まなかったです。デカール貼るので精一杯。っつーか、そのデカール貼りにトラップが仕掛けられていて、なんとか乗り越えはしたものの、かなーーーーーーーーりテンション&モチベーション急降下。


 その後起こるすったもんだを知る由もないオレちゃんは、血気盛んにぬるま湯をトレーに入れて、デカール貼りに挑んでみますた。
 JPSカラーっつーことで、厄介な部類のデカールである「JPSストライプ」がありましてね、コピーしたデカールを眺めながら分割ポイントを吟味。決まったポイントでストライプ部分を切り刻んでやりました。で、颯爽とぬるま湯に浸け、暫く待つ。引き上げてみる。全然動かないデカール。???ともう一回浸けてみる。やっと動いたけどまだ渋い。更に浸けて暫く待つ。突然水中でデカールがヌルリと動いたので「時間かかり過ぎだろ!」とか文句言いながら引き上げたんですけど、こん時は流石に嫌な予感したんですよね~。
以前経験有るから(笑
で、経験と同じように、デカールがバラけましたよorz。

ゲッターロボではないので、一旦バラけたらアウト。まぁ継ぎ接ぎ作戦でも何とかなりそうですが、為夫様は親切にもスペアデカールというのを最初から用意してくださってるので、そっちでやり直すことにします。

 今度は、

リキッドデカールフィルムを使用。これをデカールの上に塗ったくれば、あ~ら不思議、バラける筈の傷んだデカールが、それなりに使えるようになります。マジ便利。積んどいて忘れた頃に作り出すようなモデラーには必須のアイテムかも。これ、筆で塗る人も居るらしいですけど、私はコートしたフィルムの斑が気になるし、フィルム層を出来るだけ薄くしておきたいこともあって

これ使ってます。油絵用のヘラ。画材店に行くと売ってるんですが、色々な形状の物がありまして、パテヘラに使ってもイイし、今回のようなデカールフィルム塗ったくり用ヘラとしても使える。金属なので使用後の手入れも簡単です。他には、プラスチック製の定規で塗り広げる人も居るそうです。これは、以前掲示板にて教えて貰った方法。

 で、フィルムを塗ったのが昨日で、今夜になってデカール貼り再開。フィルムのお陰でバラける事はなくなりましたが、デカール自体カルトグラフなので、硬いんですよ。オマケにデカールが古くなって少々傷んでるって事は、当然糊も信用できないので、デカールフィットとデカールセメントが鬼のような活躍です。加えて、やたらと透明フィルム層が多く、即ち「シルバリング・トラップ」が随所に仕掛けられている訳でありまして、先の糊二種に、更にマークソフターまで大活躍になってしまい、気がついたら1/43サイズなのに6時間使っちまいました。

リキッドフィルムのお陰で何とか貼るのは貼ったんですが、随所にスペアデカールを用いてのタッチアップ大会も開催されてしまうハメになり、自分で言うのも何ですが、完成してもあんまり出来が良くなりそうにないです。もしこれが頼まれもんとか贈答用なら間違いなくデカール取り寄せ&シンナー風呂だな。オレちゃんが机の上に置いて眺める用なのでこのまま乾かしてクリアー行きます。シルバリング&皺が来そうな予感がしないでもない。週末に「MP4/8製作記」とかやってたら、T91はお星様になったと思ってくださいね(笑



 さて、明日から関西方面で仕事。出張です。またもや火・水出張なのでROMUの定休日です(笑。でも木曜迄関西にいるので、帰り際にパパパッと寄れるかも。なんかウッカリして来ようかな?

 では、また週末にでも・・・・・・。
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いきなりヨンサン「LOTUS 91(TAMEO)」 その6

2006年01月22日 | 模型
 鼻風邪も漸く回復したので作業再開です。24日から三日間ほど関西方面に出張らなけりゃならんので、それまでに塗装→デカール→クリアーまで済ませておきたい。普通ならボディー塗装までたどり着ければ、スケジュール的に間に合うんですが、今回はJPSカラーってことで、デカールが少々厄介。ピンストのデカールって、場合によってはデフォルトの状態を貼りやすいように細かく切り分けて、更に「貼る→乾燥→ソフター→乾燥」を時間掛けて繰り返さなきゃならん場合があるですよ。明日にはデカール貼りを開始するのですが、可能であれば明日中に貼ってしまい、明後日クリアーを吹いて出張中に乾燥。帰宅後に磨き出しなんって上手く運んでくれると嬉しいんですがねぇ。どうなるやら。


 そんな訳でボディー塗装です。実は、前回の製作記の後、プラサフを吹いては修正ってのを二度ほど繰り返してます。吹く度に小傷が見つかるんですよ(笑。特にボディーカラーが黒なので気を遣う。黒って何でも隠すようで、実は薄~い傷でも浮いてしまうので、下地はメタリックを吹く前の如く綺麗にしておく事が重要。かと言って、サフを吹きすぎると塗膜が厚くなってモールド殺しちゃうので、修正作業によってサフが剥がれた部分をピンポイントで狙って吹き足してあります。修正が済んだらパーツを一番細かいスポンジヤスリで研磨します。
 又、サイドパネル・リアウィング翼端板に関しては、エッチングパーツなので元々表面が滑らかです。ここにサフを吹くと逆効果になるので(荒れる)、これらは単なるメタルプライマーで処理します。

 今は真冬で気温が低く塗料の乗りが悪くなりがちなので、ここで一旦塗装するパーツを乾燥ブースに放り込み暖めておきやした。

 で、全ての準備が揃ったら、ボディー塗装開始。JPSの黒って個人的にはクレオスのスーパーブラック+#5青少々ってのが好きなんですが、このT91のキットのデカールは、一部のマーキングの縁に黒い枠が印刷されてしまっています。

なので、無闇に青みだの赤みだの足しちゃうとやぶ蛇になる場合もあるかもしれないと思ったりしない訳ではないのかどっちやねん!
 で、今回は素直にフィニッシャーズのピュアブラックを使用。実はこの色の単色使用は初めてです。

 塗ってみた感想ですが、ん~クレオスのスーパーブラックと似たような感じかな?それよりもちょっと濃いめな感じです。簡単に真っ黒になる”黒”は、反面深みのない墨系の黒になっちゃいがちですが、このピュアブラックは濃い割に「ボディー塗装色としての黒」で程良く深みもあります。粒子が濃いのか、いつもの希釈では上手く艶が出なかったので、いつもより若干薄めにして圧上げ気味に吹いてます。



 このT91のボディーの塗装ですが、幾つか注意したいことがあります。何カ所かを集中攻撃で先に色をしっかり乗せてから全体を塗装するようにしないと、塗り残しや塗料垂れやモールド埋めが非常に起きやすい。図を使って説明しますと

先ず赤矢印で示した①のラジエターダクト部分は、1/43というスケールが災いして、非常に塗りにくいです。特に側壁が大変。ブラシのノズルを絞って、尚かつ圧も低めに薄めの塗料を慎重に細吹きしながら上から下から後ろから前から

ガンガって吹きます。ガンガって何とか色は乗せたけど、外よりの側壁は特にですが、艶が出るような吹き方が出来ず・・・・チキショー。色が乗らないところはよーく見ないと見えないトコだ!って訳で、これで良しとします(え!?)
 次に緑色の矢印②番で示したインダクションポッドの付け根部分。ここも非常に色が塗りにくい。下部だけではなく開口部周辺もボディーパーツとダクトの間に空間がありますので、そこらにしっかり色を乗せておくこと。
 そして青い矢印の③。ここはサイドパネル接着用の段差があるんですが、ここもひっくるめてサフ→ブラック→クリアー→デカール→クリアーと吹いちゃうと、接着前に再度エッチングパーツとの摺り合わせが要求される恐れがありますので、この部分はマスキングして塗料を乗せないようにします。同様にボディーカラーで塗装するエッチング製サイドパネルパーツの裏側にもマスキングテープを貼っておけば、後で塗装の厚みで悩まされることもありません。ここは先に接着しようか迷った部分なのですが、ボディー側の凹部を深く均等に彫り込むか、或いはボディー側面に金属板を貼り付けるかしない限り、どうしても段差が出来てしまいます。要するに余計なカドが出来て磨きにくくなるような「気がしたから」別処理しますた。考えすぎかも知れませんけど(笑)。そんな訳でマスキング加減にも、磨き時にカドが出易くならないよう加減が必要。この辺りは文章で説明するのは難しいですな。っつーか、黒く塗った後では、画像でも何が何だか判らなくなっちゃう罠w
 他にもボディーの各開口部周辺やコクピット周辺も色が乗りにくそうな箇所には先に色を乗せておきました。



 ボディーパーツだけではなく、リアメインウィング・シャーシ(底面を除く露出部)にも同様の行程で黒を吹きました。
 また、先述の通り、サイドパネル・リアウィング翼端板には、プラサフではなく金属用プライマーを吹き、プラサフと似たような自家適当調色のグロスグレーを作って下地吹き、更にその上に黒を吹いてます。グレーを下地に塗ったのは、プラサフ処理部分とプライマー処理部分で、トーンの差が万が一にも出ない用にとの配慮から。



 全てのパーツに塗装が済んだら、一旦乾燥ブースに放り込んでおきます30分若程度自然乾燥の後スイッチを入れ1~2時間ブースの中で経過したトコで、再びパーツを取り出し、ソコソコ薄めたオートクリアーを吹いて、デカール貼りに備えます。



 で、ここで忘れ物を思い出すオレちゃん。


↑リアウィングのフラップを綺麗サッパリ忘れておりました。パーツボックスの中で放置プレイです。クリアーが終わってから思い出すところが「らしい」と言えばそうかも。これって、模型作る人なら一度や二度はやらかしたこと有るはずだと思いこんでしまう(笑)。いや、きっとあるはず!完成目前になって、「あ、ステアリングロッド塗るの忘れてた」とか「あれ?ルームミラーが余った・・・」とか「不要部品を避けるときに必要な部品も避けてしまった」とか、「オネェちゃんとベッドでパイルダーオンしようと服脱ぎだした時に、今日履いてきたパンツが履き古したパンツでヨレヨレでみっともないことを思い出した」とか、きっとあるはず!!!。まぁ、悔やんでも仕方ないので、このパーツだけの為に、プライマー→グレー→黒→クリアーの行程を敢行するハメになりました。あ~メンドくさ!!

 壁の時計の日付が変わったところで、漸くボディー色塗装が終了。

 次回はデカール貼り→クリアー塗装となります。

 製作開始からもうすぐ一ヶ月が経過してしてしまいますが、製作記はまだ六回目なんですよね(笑)。早い人なら2日でここまで来れるんじゃないでしょうか。
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タミヤカスタマー

2006年01月20日 | 模型
 某所の更新とか徘徊がナカナカ面白いことに気付いて、仕事中もそっち(謎)に夢中で更新滞りかけた@河童です。ホントは、風邪ひいて溶剤を避けてたから作業出来なかったってのが真相ですけど(笑)。今日は、漸く仕事再開したので、事務所にて仕事中にT91のボディーにマスキングテープ貼ったりエナメル塗料塗ったりして、磨き後に行う工作の為の型紙作りなんぞしてました。特に見せるような作業でもないから画像無し。っつーか、仕事場にT91のボディー持ち込んだはよかったがデジカメは持ち込むのを忘れてた。まぁ、本番の時に画像挙げますわい、ワタナベはん(笑


 さて、帰宅しますと、タミヤからチッコイ荷物が宅急便で到着してました。先日

↑斯様なアイテムをカスタマーに発注しておいたのでした。アルファロメオ155のデカールがありますが、手持ちのキットのデカールが傷み始めてることが判明し、一応予備を確保しておきたいと思って発注したんですけど、商品は絶版でアフターもナッシングだと。何時の間に・・・・・。95年型マルティニを出したときに金型改修しちゃったんかな?いいキットなのになー、何で絶版にするかなー?と思いつつも、無い物はないので仕方ない。でも、そういう事情であれば、赤アルファを近いうちに作らないとイカンですな。ただでさえ作りかけ溜まってんのに、アルファ作る余裕出来るかね?
 で、他には、フェラーリのキットには使い道の多いインレットマークをストック用に大量発注。一枚200円って事で、リッチに(笑)F50用とエンツォ用を10枚ずつ発注。これ、買い置きしてる自動車モデラー多いんじゃないですかね?F50が出るまでは、ミトスのインレットを何枚購入したことか。エッチングと違ってペタッと貼れるから便利ですよね。

 で、箱を開けますと・・・・・・


(また小ネタの予感)






そうそう、これがエンツォ用

そして・・・・





これがゼクセルスカイライン用・・・・って、


どこがフェラーリやねん!!!


全然ちゃうやん!!(怒)
っつーか、ゼクセルスカイラインのキットって、私一個も持ってないんですけど、それを十枚もどうしろと?ジャニーズファンが買うジャニタレのCDじゃないんだから、使わないモノを10枚も買わないですよ。


 困り果てて、箱の中に入ってた伝票やら商品案内やらをどうひっぺ返しても、エンツォとゼクセルしか入ってない。箱を裏返してペシペシしばいてみても、F50用は出てきません。



何処行ったんだよーーー!!!
















 探しても入ってない物が出てくるわけ無いので、早速タミヤカスタマーに電話。

河「あのー、今日荷物届いたんですけど、伝票記載の品名と荷物に入ってた商品とが違ってるんですけど・・・・・」
タ「あ~そうですか。それは失礼しました。え~、失礼ですがお客様のお名前と電話番号を・・・・」
河「@河童でございます。住所はqあwせdrftgyふじこlでつ。」
タ「あ~@河童ちゃんですね。注文はエンツォのインレットとF50のインレット、それにアルファロメオのデカールとなってますね。」
河「だしょ?で、アルファは絶版って聞いてたのでこれは入って無くて当然ですが、F50のインレットが入って無くて、どういう訳かゼクセルスカイラインのデカールが10枚入ってるですよ」
タ「あ~、間違えたんですねぇ。御迷惑おかけしました。早速正しい商品を御送付申し上げます。つきましては、誤配になったデカールは、荷物到着時に運送会社さんに渡して貰えますか。ゼクセルのデカールとF50のインレットを交換ということで・・・。」

 間抜けなようで、シッカリしてるところはシッカリしてるんだね。まぁ、タダで貰ったところでゼクセルのデカールって殆ど使い道がないんだが(笑。そういやkazuさんが似たようなエラーを食らってましたよね。気をつけて欲しいものです。でも、発注から到着までのレスポンスはサイコー(と、ささやかにフォロー)
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アクセサリー屋で手に入るブツ

2006年01月16日 | 模型
 今日は朝からゴッツー調子悪い。鼻から滝のように鼻水が出て、鼻炎薬飲もうが点鼻薬入れようが全然と言っていいほど効かない。慢性アレルギー性持ちなので、ソッチ方面の仕業かな?とも思ったのだが、現状では風邪の可能性も拭いきれない。二日経っても熱発含めて他の症状が出ないので、インフルエンザとかでは無さそうだけど、ともかく鼻が回復するまでは溶剤系が触れないため作業は一時ストップです。

 で、普段からストップしがちなので(爆、別に作ろうが休もうが世間様が知ったことでは無いはずなので話題を変えて、今日某所から荷物が届きました。モデラーズのカーボンデカールってのがあるじゃないですか。スケモタのカーボンとかST27のカーボンなんかは概ね持ってるんだけど、モデラーズのがなかなか地方じゃ手に入らない。っつーか自身の在庫分が残り1枚となったので、手に入るときに纏めて入手しようと思ったりしました。普通はモデラーズのが比較的入手容易でST27がややムズくてスケモタはムズイ筈なので逆だろ?(笑って思ったんですが、とにかく地元では置いていないです。ネットを探してみると何カ所か扱ってるショップが有ったけど、どこも品切れ。AMCに問い合わせようかな?と思ったりもしたんですが、数を或る程度まとめて確保したかったので、自動車系があまりお盛んではないけど入荷はキッチリっていうショップの方が確保が容易かとネット内を彷徨き漸くそれらしきショップ発見。在庫もあるそうなのでモデラーズのカーボン&メタルックばかり複数種まとめてカートに放り込んだら、これがまたアッサリとレジ通過。「ホントに在庫有るんか?」と思ってたのですが、ほんとにあったらしく今日荷物到着。これって無いトコには徹底して無いけど有るトコには余るほど有るって事ですか?それとも、最近増産始めたのかな?ともかく手に入りました。昔のしか知らなかったんですけど、今のモデラーズのはカルトグラフとかわざわざラベルに書いてたんですね。
 で、届いたのはいいんですが、ショップは

↑こんなデカイ箱で送って来やがった。ナンボ数は多くても物がデカールですから、定形外郵便程度の変形封筒で来るとばっかり思って安心していたのですが、この大きさは困るんですよ。当然中身は緩衝材代わりの新聞紙が満載でしたがw。カミさんが注目しちゃうじゃないですか。「何この箱?」って早速尋問が始まったのですが、あらぬ疑い(笑)を掛けられぬよう一般ピーポーには模様付き画用紙程度にしか見えないだろう?って感じで中身を曝して

事なきを得ました。余計な手間を掛けさせるなっつーの。


 さて、話はゲロゲロリと変わりまして、ブログ仲間の侍さんが、アクセサリーショップに売ってるワイヤー類ってどんなのがあんの?って侍ブログで聞いてきたので、ソレをネタにする他人のふんどしでオシッコ漏らすオレ。侍氏曰く、エンジン等のメカニカルセクションの配線をまとめるのによい物はないかって事だったので、ソッチ方面に的を絞って紹介してみるのであった。

アクセサリーショップではないトコで入手した物も混ざってますが、使用頻度が高めに来るのはだいた画像のような物。

 紹介しますと、例えば、ケーブルを纏めるための結束具は欲しいけど、結束具だけにあまり目立たせたくないっつー場合に重宝するのが

赤い方が0.1mm、青い方が0.15mmの銅線。ポータブルオーディオ用のヘッドホンなんかのケーブルの中身みたいなものと言った方が通じやすいか。量が10巻きなのに価格が200円とリーズナブルなのがイイ。他にも細かいサイズからホームセンターでも手に入る一般的なサイズまで豊富にあります。

太めの線であれば、浮いたりしないようにガッツリ結束する為の強度が要るって事で、0.29mmのステン線なんかもある。


更に、大昔に鉄道模型ショップで購入した、電気機関車用のエッチング製配線固定用割ピンと結束金具。どちらも一枚当たり幾らもしなかったので何枚か購入したんだけど、数が多過ぎて全然減らない(笑)ちなみに、エッチング製ではないけど、アクセサリーショップにも割ピンや止めピンなんかも色々置いてあります。

 鋼線ワイヤーも、アクセサリー作るときの定番アイテムらしく、種類も豊富に置いてある。画像だと

ここいらがそう。画像にあるのは0.2mm以下サイズと0.3mm以下サイズの二種だけど、太さは色々。中には

こんな感じで色つきの物まであったりします。

 オマケだと、ラジエターメッシュホースなんかの先端部のほつれ防止に、ほつれ止め剤なんてものもある。瞬着より使い易くて宵でござるよ。


 ビーズアクセサリーのお店なんかだと、客も店員もオネーチャンが殆どなので、ごっついオッサンが鎧来て「サテンリボンとワイヤー、それから丸カン下さい」とか言っちゃうのがチョト恥ずかしいかも(笑)。

こんな感じでどうよ?>侍ダー

ってことで、鼻が辛いので薬飲んで今日はもう寝るのであった。
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いきなりヨンサン「LOTUS 91(TAMEO)」 その5

2006年01月15日 | 模型
 最近は雑談ついでに作業模様をUPしていた記事もあったので、カテゴリー検索用に「いきなりヨンサン「LOTUS 91(TAMEO)」 その5」として抜抜けてた分をまとめて作業の報告。

 先ずはロールバー。キットの物でも良いんだけど、U字バーにチッコイ板きれが付いてるような造形だったので、資料を参考にロールバーらしく作り直してみました。


 次にサイドパネル裏の可動式(建前では非可動(笑))スカートの曲げ角を決めるべく、先ずは最終的な車高決め。ノギスでタイヤを挟んで直径を測ると14mm。この半分の7mmが地面から車軸中央迄の距離になるので、キットのアップライト部分の穴の中央が、地面から7mmになるように調節。更に真鍮ブロックを使って大凡のキャンバー角とトーを決めておきます。車高が取れたら、これを基準に先述のスカート部分をベンダーで曲げてやります。タミヤのエッチングベンダーが、刃先が長くて使い易い。噛み合わせはイマイチの工具だけどね。


 で、ここで一回サフ吹いて乾燥。使用したのはBe-JのHGプラサフで食い付きサイコーで塗膜強度も程良い加減の優れもの。

で、ここからが今日のネタ。
 先日吹いたサフが乾燥後、全体をチェックしたところ、まだまだヤスリ目や刃当たり傷が散見され、サスカバーやインダクションポッドの左右対称がまだ詰め切れていないことが発覚したので、そこいらを微調整。今回は、先日調達しておいたフィニッシャーズのラッカーパテを使ってみました。緑色ってのが、下地塗装時の隠蔽を考えると?ですが、ラッカーパテのくせに食い付きも良く乾燥も早い。伸びも良いので、ヘラで塗りつけてメタルパーツの傷や小穴を埋めてやるのに丁度良いです。色を除いてタミヤやクレオスのより全然使い易い印象です。タミヤのをチューブから捻り出して程良くシンナーを抜いた様な感触です。乾燥機に放り込んでおいたら一時間くらいでカリカリになったけど、我が家では新参者のパテ故に、念のため朝塗って日が暮れるまで放置。
 パテ乾燥後、再度ボディー&シャーシの表面を均すべくスポンジペーパーでサンディング。水洗いして削りカスを落とし乾燥機で水分を飛ばす。

 そして再度サフ吹き。先日あたふたしたサフの濃度も、程良い薄め加減を体得したので、今回はすんなり吹けました。今回はボディー&シャーシだけではなく、ブレーキダクト・ステアリング・リアメインウィング・自作排気管等々の小物もサフ吹き。調子よくブオーーーっと吹いてたんですが、





が、






何やらゴトって音がしましたよ







何かなーー??って思ったら、ブース脇に置いておいた、サフ吹き完了した筈のシャーシが見あたらない。見えるのはクリップに挟まれた爪楊枝のみ。








なにげに床を見ると・・・・・













エアブラシ動かしたひょうしに、ホースか私の腕かは知らないけどシャーシに当たって持ち手からすっ飛ばしたらしい。それにしても、何やら嫌な予感。落としたひょうしにアームがグニャっと曲がったらしいのが遠目で判ります。








おそるおそる近づいてみる・・・・・












曲がっただけではなく、折れてまつ・・・・・orz



























 
 新年早々、またまたやらかしましたよ俺。またも一瞬気絶したですよオレ様。なんでこう一回一回製作する度に失敗するかね?製作テクは増えずにリカバーテクばかり増えるオレちゃん。


 取りあえず意識を取り戻したところで、渋々とシャーシと折れて千切れた左アップライト接合部を拾い上げて、他のパーツのサフ吹きを済ます。で、プライマー入りサフなので、早々に掃除しないと、時間が経つほどに掃除が面倒になるだけなので、とっととブラシの掃除。塗り終わったパーツを乾燥機に放り込んで、乾燥待ちの間に改めてリカバー方法を模索。どう考えてもメタル溶かして再生するしかないって事で、破損箇所のプラサフをシンナーで剥がし、メタル融着に備えてフラックスで接合部分を入念に洗浄。作業ベースに破損箇所だけ真っ直ぐ乗るようにシャーシに足かせかまして高さを調節。テープを駆使してアップライト部とアームを完全固定し、断裂部にフラックスを流し、キットのメタルランナーのカスをコテで溶かして流し込む。よりによってメチャメチャ細い部分が折れたので、表と裏の二回に分けて慎重に流す。


 潜行25m泳ぎの如く息を止めまくってなんとか成功。精密ヤスリと彫刻刀等でキサゲってやり、なんとか見れる状態にまで持ってきた!我ながらリカバーできたことが嬉しいぞ♪

 嬉しいついでに、無視する気で居たはずのロアアームへのブレーキホースの装着をしてみたり。

 アームにチョビッと溝切って、鉄道模型ファン御用達らしい極細ハンダを埋め込んでハンダ付け。

 ここらで今日の作業終了。結局、御約束というか何というか、貴重な作業時間をリカバー作業に持って行かれたのでありました。



 サフ吹く前って「まだ何か作業を追加しなければ納得できないんじゃないか?」の焦燥感に駆られるけど、一度サフ吹いちゃうと「まぁ、こんなところにしといたろか」とキリが付いちゃうという心境の変化が起こるのは私だけ?
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サフ吹いてみました。

2006年01月13日 | 模型
 T91に一回目のサフ吹いてみました。昨日の宣言通りBe-Jのプラサフを使ってみたんですが、タミヤのコンプだとレギュ全閉で0.08Mpa前後ブラシから出るんですけど、この圧だと3倍希釈程度では全然吹けない。ブラシは口径0.5のLWA。我が家には二本のLWAが有るんですが、今回はボタンタイプの方を使用。トリガータイプのはカップが別付けなので掃除が面倒なんですよね。ボタン式は直結なのになんでトリガーは直結にしなかったんだろう?っつーか、するならトリガーの方を直結にしてくれた方が理に適ってる気が甚だします。まぁいいけど。
 で、もっと薄めなければと4倍希釈にしたら漸く吹けだしたけど今にも詰まりそう、結局のところ5倍希釈にして漸く良い加減となりました。一本200CCだから、丸々一本ブラシで吹いたとすると、1リットルのサフが出来ますね。お涙頂戴ドラマのタイトルみたいやな。

 で、感想ですが、食い付きサイコー!グレー加減も旧プラサフと殆ど同じ。少々吹き方悪くてもペリペリっと剥がれたりモリモリっと肉厚になりすぎたりせず、こりゃいいや♪で、旧99プラサフファンの方には超を付けてオススメするであります。あ、希釈は市販のラッカーシンナー(ノントルエン)で行ったであります。

 で、使うとき気付いたんですけど、今回初めて使ったつもりなのですが、何故か開封の痕跡が。他の二本には斯様な痕跡はなく、もしかして既に使ったことあったかな?と???です。ショップが開封品を送ってくるわけもなく(メーカー直系だしね)、かと言って過去に何に使ったか全く思い出せません。過去ログあたってませんが、ひょっとしたら作りかけのB196とかT79(ST27)にチョコッと使ったかな?

 そんな訳で、過去に軽くレビュったことがあるんかも知れませんが、初使用をお知らせしました。吹くなら、0.15Mpa以上の圧で3~4倍希釈ってところが最も幸せになれそうな気がします。

 さて、吹いてみてですが、案の定変な傷とか均しきれず荒れたトコとか露呈しております。また、サスカバーも左右対称が出し切れていないっすな。次はサフを全部剥がすくらいの表面処理が必要な模様です。

 

 ところで、全然話は違うんですが、ものすげーく残念な話が入ってきました。
タカラ、CQサーキットMINEを閉鎖
北部九州・中国西部のレースファンは元より、ここで運転技術を練習した多くの御仁には、とっても寂しいお話。私も少なからず思い出有りますので、是非何とか存続して欲しいのですが、伝え聞く噂だとタカラはサーキットを売却する方向で検討中だけど、その売却先は某自動車メーカーで、破格の価格で買い取った上にテストコースとして使用し一般開放はしないとか。なんだよ、それ。ステアロッドクラッシャーな縁石とか、テールスライド誘発ウェイビングを改修して、ここ最近は走りやすさが格段に向上し、水曜限定一般壮行会[水チャレ]開催でサーキット走行人口の向上に現場の人は頑張ってたのに、本社の合併話のついでに全部チャラかよ。MINEが破産したときに引き継ぎに名乗りを上げて張り切っていたのは、安値で買って高値で売り抜ける地上げ行為のための布石だったのか?

 そんな訳で、この問題がユーザーにとって良い方向で解決する迄は、タカラ&トミーの製品は俺も買わないし子供にも買わないし、ささやかであるが不買運動するですよ。当然チョロQも。っつーか、マジ解決して欲しいっす。

※06/01/14加筆
 過去ログ調べてみたら、昨年の六月にT79製作記で使用しておりましたよ(笑)。どうりで開封済みだった訳だ。>Be-Jプラサフ
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ウッカリ蝙蝠戦車

2006年01月12日 | 模型
 新年早々四日間続いた大仕事を、予定日数通りでキッチリ仕上げてきた@河童です。模型は全然キッチリ行きませんが、娘のマンマ代を稼がねば!と思うと張り切って仕事はキッチリです。

 そんな事言って、また無駄遣いをしちゃうお父ちゃん。ゴメンよ~


 って感じで、またウッカリ逝っときました。昨12月に「買っちゃうだろうな~」の予想通り「よーしパパ、娘に犬のぬいぐるみを買ってあげちゃうぞ~」と出向いたトイザらスにて、娘の縫いぐるみの2倍の金額使ってウッカリついでにレジ通過させちゃった

1/35 バットマン・フォーエバーverバットモービル
です。結局買いましたよ。このキット、EXとかの称号が付いたキットになってます。日本人ですからEXとか-RとかGTとかに弱いですよ、メーカーの思うつぼですよ。
 で、どの辺がEXなのかですが、映画用プロップをカナリ忠実にスケールダウンさせてるところが素晴らしい。ちょっと残念なのは、車のキットとしてのスタンダードである1/24というスケールではなく、AFVのレギュラースケールである1/35ってとこでしょうか。1/24とか1/43とかなら完璧だったんだけどなーと思わないわけでもない。前回購入したバットマンビギンズ仕様のバットモービルは、車と言うよりは最早戦車のような形状だったので1/35でもさほど違和感は感じませんでしたが、今回のバットマン・フォーエバー用は戦車って言うよりは箱車って感じが強めなんですよね。
 さて、今回のこのバットモービルですが、最大のウリは発光ギミック。映画本編で肋骨の如きボディーパネルの隙間から、青白い光が怪しく漏れだしてテラカッコヨスだったバットモービル同様、キットも青色LEDを内蔵して怪しく光るんですよ。
メーカー公式文書に於ける光具合
光る!御子様モデラーのハートをムンズと掴んで離さないスペサルな響き!!過去、この手の光るギミックに何度騙されたことか(笑)。子供の頃、オモチャ屋の爺に「この車のプラモはムギ球入れると光るんやで~」とそそのかされ、ギミック仕込む腕が無い小学校4年生の分際で、キットと一緒にムギ級と電池買ってお年玉があぼ~ん。苦労して完成すると、光漏れまくりで、更にあっという間に電球切れて発光ギミックがあぼ~んってのを経験したことがある人なら、この「発光ギミック」の魔性度合いもお解りいただけるかと思います。常点球と思いこんで点滅球を交わされてorzだった事もあるな(笑。
 さて、斯様なノスタルジックな感覚をも有する本キット、買わずには居られませんでしたよ。中にはちゃあんと

LEDが入ってます。パーツのモールドもシャープですし、メッキもスッゲェ綺麗で、キットそのものの素性もかなり良い雰囲気です。映画プロップは微妙なセミグロスブラックでしたが、個人的には是非車模型らしく「頭が悪そうな出来の研ぎ出し仕上げw」を敢行するつもりであります。暫く積んどくけど。


 さて、T91です。ちょいと模型に手を出すテンションになりにくい感じの昨日今日だったんですが、そろそろ一回目のサフに行きたいところです。目に付く修正ポイントも少なくなってきましたし。

 やっぱりこのベターーっとした地を這う感覚がウィングカーの格好良さですね。ウィリアムズやマクラーレンが人目も憚らずプライドもかなぐり捨てて猿まねデザインの車を作っちゃっただけのインパクトがあるよなー・・・・ってこれはT79。なに車高計ってスライディングスカートハンダ付けとかしちゃってんだよw。

 すんません、同じJPSってことで、何故か79を弄くってしまいました。また未完成になるので止めときます。

 T91は、前々回辺りに修正したサイドパネルの筋彫りが、やっぱりキットのままのラインも残さなきゃなんない事が判って、折角埋めた部分を再度彫り直すはめに(下図赤○部分)。ついでに、何カ所か目立つ部分だけですがカウルファスナー取り付け用の穴も開口。フロントのアームカバー裏が左右均等でなかったのでエポキシパテで微修正を施したりしてみました。

もうハンダやメタルで修正を加えるような部分は無くなったみたいなので、明日こそは一回目のサフを吹いておきたいです。買ったきり半年も使われることなく、干涸らびかけて慌ててシンナー足して復活させておいたBe-JのHGプラサフを、漸く使ってみる日が来たようです。量の多さを全く知らず、ウッカリ600CCも買いだめしたため、もっと使う場面を増やさなきゃいけないんですけどね(笑)

前にも書いたけど、こんな大きさだと知ってれば、まとめ買いなんかしねぇよっつーの。
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作業再開

2006年01月09日 | 模型
 正月明けて十日ほど経過したって事で、ノロマな私も漸く作業を再開です。

 年末に全体的な大きな加工&修正は済んでいるので、先ずは細かい作業から開始。

 と、その前に今回の小ネタ。昨年11月の出張の際に、友人フィニッシャー某氏と遇った際、ひょんな事から1/43用の作業台を何個か貰ってきました。

これが馬鹿馬鹿しい話でしてね、その友人、小さな模型工房を経営してるんですが、車で行く場合コインパーキングに駐めて店に赴く訳ですが、そこにオレちゃんも駐めたところ、帰るに帰られないという事態に発展。駐車場の車輪止め(ステンレス製でアスファルトにアンカーで固定)ってのがあるんですが、目測誤ってマフラーのタイコが引っ掛かっちゃったんすよ。マフラーはゴムで吊されてるため、障害物で押し上げられても感触が無いので帰るまで気付かなかったんですが、いざ駐車場を出ようとすると、タイコが留め金状態になって脱出不能という憐れな状態に。車載ジャッキで車を持ち上げてみたけど、物理的に空中移動させないと無理。で、店に戻って件の友人に「エラいこっちゃ!」とSOS出しつつ「木っ端無い?」て尋ねて出てきたのが先述のベース。車体をジャッキアップさせて、複数枚積み重ねた木っ端の上を渡らせて、車輪止めを越えようという作戦です。作業中は、付近の住民が私のことを「たかだか駐車場代をけちって無理矢理バーを乗り越えてタダで済ませようという不届きな輩だけど、拘わると刺されたり撃たれたりされそうだから見て見ぬふり」視線のレーザービームを浴びせていたのは言うまでもありません。

結果計算通り↑の様にして脱出したんですが、タイヤで踏まれたモノはもう要らねぇっつーことで、何枚かただでせしめてくる結果となった、或る意味ケガの功名アイテム。これが、先ず表面は綺麗にカンナがかかっていまして、試しにアクリル板乗せてみると見事な平面が出ています。さらに土台が高く、中央付近は裏から丸く削られモデル固定用の穴も開口されてまして、「土台が高い」「固定用の加工が施されている」「平面が出てる」という仕様のお陰で、仮組の車高調整やセンター出しに物凄く重宝します。実際、目下製作中のT91にも活用中。

 さて、話戻してT91。綺麗に片付けた机上にて、先述の仮置き台の上で調整していて、インダクションポッドの形状が、左右で違っちゃってることに気付きました。思わぬ片付け効果です。散らかすってのはよくないね、ホントw。で、そこいらを早速修正。次に最終的な車高を決めます。この車は、サイドスカートが付いてるので車高調整は少々面倒。当時のレギュレーションを調べてみたんですが、可動式のサイドスカートや車高調機能は禁止になっていましたが、フェラーリやウィリアムズ等が次々と抜け穴を模索する如く禁止事項を拡大解釈させ、シーズン後半には、固定されたサイドスカートの下端裏側に事実上折りたたみ式のスカートが装着され、レース中はこれが接地していたらしいとの事。これを事実と仮定し、キットのサイドスカート下端も、インスト指示通りに内側に曲げつつ、地面に接地してるっぽく(笑)曲げ角を調節してやります。

 タイヤの直径が、ノギスで計ると前後共にほぼ14mm。1/2がホイールセンターの位置になるので、まずキットのナックル部の穴の中心が地面から7mm上に来るよう調整します。サイドスカートは、この7mmを維持できる様に折り曲げて車高出し終了。単にタイヤ周辺だけで済まない分、ちょっと面倒くさいポイントではあります。

 また、やってもやんなくても良い”どうでも良い作業”の典型ですが、MTオイルクーラー及びギアボックスの露出部分の配管を始めました。当初はプラストラクトの0.5mm六角プラ棒を加工してジョイントの製作を試みましたが、





スキル的に無理!(笑。ボール盤や旋盤を使わずに0.5mm六角の真ん中に0.3mmの穴を真っ直ぐ開けるのは無理だった模様。全部で6つ作るつもりが10回失敗して一回できるかどうかで





諦めて、真鍮パイプを使って”何となく”で済ますことにしますた。オイルクーラーのパーツに0.3mmの穴を開け、そこに0.3mm洋白線と内径0.4mmの真鍮パイプでジョイント”らしきもの”を装着、MT側には幾つか配管を足していきます。配管は、ビーズ工作用の0.2~0.4mm程度の極細ワイヤーを使用してます。



 とっころで、以前コメント欄で「エッチングでサスペンションベースが欲しいな」「いっそ作っちまうか」「某店にリクエストしてみるとか?」とかワタナベさんや侍さんと話したりしたことあったんですが、

出てきましたよ(笑。っつーか、1/20用と1/43用は早くも多数手に入れてるし。「エッチングでサスベースを作ってあわよくば利益も確保してウハウハ大作戦2006」は、新年早々終了でつ。でも、正直、ここのエッチングパーツって割高だから、個人的には好きじゃないんだけどね。
 早速MP4/8での自作ベース仕様を取りやめ、こっちを使って検証してみたいと思ってます。
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お掃除in模型エリア

2006年01月06日 | 模型
 正月から屋内の各部屋を順々にお掃除なんかして回っていたのですが、本日漸く模型部屋のお掃除の番が回って参りました。
 前回アップした部屋の画像の後(05/11/24記事参照)、それなりに片付けていたんですが、付け焼き刃だったようで何日も経たずに作業スペースさえ無くなってくる始末。流石に1/43作っててパーツの置き場に困ってはイカンだろ?って事で、かなり頑張ってみました。

ね、ね、ねねねね!使用前と後ではダイエット食品の宣伝用サクラの使用前後画像の如く大違いでしょ!?「え?どこが片付いたの?」とか言わないでおくんなまし。自分ではカナリイッパイイッパイにやったつもりなんですよ。
 片付けついでに、エアテックスのブラックホールでは取りきれなかった塗装ミスト対策に換気扇を一個追加したし(最近ファンが二個付いたツイン仕様が出てますね~)、先日言った如くコンプ追加を目論んでるので、幅20cm全長35cm重量10kgまでのコンプを置けるように窓の敷居に棚板をガッツリ固定したし、キチンとサイズ計ってストッカーを複数調達し、机の上に散乱しがちだった様々なマテリアル&ツールは殆ど収納できたし、うーーん、「綺麗な完成品は綺麗な環境から」とかエラそうな事言うで~♪とか調子ぶっこいてたりしたんですが、改めて我が模型用スペースを見ていて気付いたこと。
「ファルコン号作るの無理なんちゃう?」
どう頑張っても狭いぞオレorz。


 さて、取りあえず片付けが一段落したって事で、改めてコンプ選びなんですが、昔なじみのモデラー何人かに、無理矢理電話やメールで問い合わせてみたんですが、どいつもこいつもオリンポスのアドコンとかレトラセットとか言ってますよ~、何ですかソレ~、高ぇなぁオイorz。っつーわけで、ブルジョアな御仁の情報は役に立たなかったのでした。
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あけましておめでとう(時差三日)

2006年01月04日 | 模型
 毎年恒例の「売れないお笑い芸人が、正月休みを取った多くの売れてる芸能人の代わりに出演させられ、朝っぱらからドウデモイイ事やらされてる状況がTV電波として垂れ流されてる状況」の正月三が日が、怒濤の如く過ぎ去った今日このごろ、皆様のお正月はいかがでございましたでしょうか?

 私の方はですね、先ず31日の夜、PRIDEの小川-吉田戦での小川の入場シーンで、故橋本真也のテーマ曲に乗って橋本愛用の鉢巻きを締めて入場してきた小川に、フランダースの犬のラストシーンを見て以来の大感動を以て年末年始モードスタート。除夜の鐘を突きに行き、直後に高校時代の友人宅(中学1年~高校3年迄は大分県で過ごしたのだ!)に集まって早速新年会。朝まで飲んだくれて一時解散後、何故か正月から仕事をするハメになり、終わった途端に「元旦野球大会~誰かが大怪我するまで毎年やるぞ~」に参加。寄る年波のお陰もあってスッカリへばった後は、一旦帰宅しておせちを軽くつまんで、夜はまたも新年会。午前様で帰宅するものの、起きた途端にカミさんが「実家に帰らせて貰います」って言うので「ラッキーえ?今から??」って感じで、運転手として雇われ山口まで行き、今度はカミさんの実家で新年会。で、正月休みは4日までで5日から仕事の身の私としては、3日4日の二日間でやりたいことがあるのじゃーと即日帰ろうとしたが、結局飲んだ身のまま大分まで運転するわけにはいかず、「そういや小倉(北九州)のホビーボックスが新春セール中だよな!」と思いつき、ワザと今日ホビーボックスに立ち寄って、「店内のもの何でも二割引」という、店頭売りメインのショップにしてはなかなか粋なことしてくれてたので、ここぞとばかりに部材・素材を買いあさって帰還。帰宅後直ぐにホームセンターに行き、隠れ家の模型セクションを整理すべく、引き出し式ストッカーを幾つか入手し、やっとこ帰還。「おせちもいいけどカレーもね♪」とビデオ屋で借りてきた「戦国自衛隊1549」がどれほどヘッポコなのかを検証しながらカレー食って、漸く一息ついてきたところで気がつくと
正月三ヶ日は終了
でした。お休みはもうあと一日しか残っていません・・・・orz

 どうでもいいんですけど、新年早々コンプレッサーを新調しようかと思ったりしてます。模型のストック棚に昨年後半から1/48の飛行機とかファルコン号とか入ってきてますが、この手のデカブツは流石に今メインで使ってるタミヤのコンプでは圧が足りない。塗れない訳じゃないけど、塗るのに時間がかかってしまうのでブラシ持つ手がプルプル来るし、かといって模型用の手軽なコンプの良さを知ってしまった以上、オイル関係のメンテだとかタンクチャージが夜は気が咎める(発電機?っつーくらいの音が出るのよ)とか不便と言えば不便なエアツール用(実車整備用)に戻るのも面倒だし、良いのはないかなー?と今日ホビーボックスでブツを物色してたんですが、今時の模型用コンプってどれもサイズがコンパクトなんですね。目下愛用中のタミヤのコンプも悪くはないんすよ。コンパクトだし音は件のエアツール用と比べると全然静かだし、一応エアツール用の塗装使用時に使ってたレギュレータとクレオスの簡易レギュを二段階でパスさせて使ってるんだけど、どっちもレギュ全閉で使えるくらい水滴とか脈動が無いのがイイ!でも、同時にそれは圧が低めって事で、先述のデカブツにはもう少し圧が欲しいってのが本音です。数値的には0.15~0.2Mpaは欲しいって思ってたんですが、ウェーブの217や317、エアテックスの001や002辺りだと、価格易い割にそこらは問題なくクリアしてる模様。帰宅後にネットで一寸調べてみたんだけど、エアテックスの001か002が欲しいなーって気になってきました。どっちみちタミヤのも併用するつもりなので、用途限定って事ですから、この辺りが妥当なとこじゃないかな?と。エアテックスの007ってのも定価(約6.5万)の割に売値(約3.8万)が安くなってるのでコレも魅力的ですが、安くなってるっつっても001とは売値比較で3倍以上開きますからねぇ。
 ま、思うところは色々ありますので、もう少し吟味してから決めたいと思います。昔は模型用コンプって言っても画材用のオリンポスやホルベインなんかのコンプしか使い物になるのがなかったんですが、今は選択肢も多いし、安かろう悪かろうって感じではなくなってるんですね。オッサン、カルチャーショックですよ。


 新年から色々グダグダ書きましたけど、今年も「蛾洛汰堂」をヨロシクです!
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