がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

もっと良い仕事が出来ないものか

2009年05月24日 | 模型
気が付くと二週間ほど開いてしまった蛾洛汰ブログ。いつものことですかそうですか。
ここんとこ本職方面の執筆関係の仕事が山積しておりまして、8月辺りまでは斯様なペースでgdgdしそうです。

 さて、ホビーショーがスッカリ終わった今日この頃、各方面のレポ記事見たりして、
田舎者はヴァーチャル体験で溜飲を下げるより他にはないのですが、各メーカーの新製品の出来映えは
皆さんにとって如何なものでしたでしょうか?私個人の感想というか新製品への期待ですが
・待ち遠しいぞ!
 ファインモールド スノースピーダー
 アオシマ ブルーサンダー
 WAVE スネークアイ
 トランペッター フォードGT
 フジミ F187/88C(参考出品)

・可もなく不可もなく
 タミヤ Z34
 ハセガワ 312T2 日本
 WAVE カウツ&フリーゲ

・試作品見てむしろガッカリ
 フジミ MP4/6
 フジミ DINO 206 コンペ
 タミヤ P34日本GP

概ね自分的にはこんな感じ。一番ガッカリ感が強いのはフジミのDINO206でしょうか。
最近F1とフェラーリで頑張ってるフジミですが、どことなく某ガレキメーカー的姿勢が見え隠れする気がします。
売り時優先校正二の次勢い商売ってんでしょうか。
逆に良い意味でサプライズだったのはペッターのGT40。ホビーショー展示は出来ないメーカーですが
個人展示ブースで展示されていたらしく、実際に射出されたパーツ群を見る限り、キチンと実車取材をして
規格設計されてる模様。1/32スケールのデカ物現用機のキット見る限り、アウトフォルムは頑張るけど
中身は実にいい加減というイメージがあるんですが、1/12のフォードでは、パッと見ではありますが、
それほどいい加減なところは見あたらず。問題は価格ですねぇ。日本に入ってくると何故か価格が跳ね上がりますから。
自分的予想では定価3万弱の某店割引価格2万強ってとこかな?

 さて、久々のピンクポルシェです。このキット、組み立てはとても簡単なのですが、
塗り分けが最凶レベルで面倒くさい。バンパーやサイドモールやリアウィングに、ボディー同色部と
ウレタン樹脂製のフラットブラック系の部分とが混在していることが面倒くさい原因です。
オマケにリアフェンダー前には意味不明な黒塗り部分がありまして、面倒くささシャァ専用です。
 取り敢えず乾燥した塗装を仕上げ寸前まで研ぎ出してからおもむろにマスキング開始。

 シルビアの窓枠マスキングは1時間も掛かりませんでしたが、ポルシェの方はその3倍くらい掛かっちゃいました。

 二台でトータル4~5時間の作業でしたが、一晩にそんなに時間を割けるわけもなく、
ポルシェの方は何日かに分けて作業するハメになってます。出来は思ったよりは上手く行ったんですが
リアフェンダー前の黒部分はイマイチっつーかマスキングミス。ラッカーonラッカーなので
多少のはみ出しは修正できますが、塗り分け形状そのもののミスは致命傷かも。この部分、
キットにはデカールが付いてるんですが、今回のような明るいボディーカラーだと透けが強く、
また上下サイズが小さいため、サイドシルの黒モールにまでデカールが届きません。

↑の画像のようにしたかったんですが、意味も判らずデカール貼ってクリアーコートした後に
透けだの寸足らずだのに気付いたため、塗り分け時にデカールをガイドに上から艶消黒塗ってみたら

更に状態悪化した模様(笑。いっそ気にせずこの部分は端からボディーカーラーで済ませときゃ良かった。
イヤですねぇ、はみ出しとかデカ過ぎとか。ホントにイヤなのか!?!?
もう少しタッチアップでどうにかしようという気もありますが、ここから更に悪化する可能性もありますしねぇ。どうしよか。

 リアセクションも色々大変。特に大型のリアウィングが何をするにも邪魔をしてくれます。
バンパーの塗り分けも非常に複雑で、いっそエナメル筆塗りの方が楽できるんじゃないかと思ったり。

 あと、画像ではフロントウィンドウだけ既に装着されてるんですが、実は私が購入したキットは
元からAピラーが歪んでて窓がキチンと填らないことが発覚。スナップキットって事で
ボディー関係の仮組みを疎かにしたのが原因ですが、実車でもピラー曲げは一発廃車コースですからねぇ。
で、悩んでも仕方ないし、買い直してどうこうってキットでもないし、ここまで来ちゃってるし
瞬着とエポキシで何とか立ち回りまして、
・ウィンドウ上下を強制接着→歪みが矯正されていることを確認して乾燥ブースへ
       →長時間熱を入れて歪みを矯正→隙間にエポキシ流して更に補強
っつー行程で何とか見れる状態に戻したというわけ。

 他に、未だ手つかずだったミラーも着手。キットのパーツがあんまりなんですが、

実車のパーツ形状もイマイチ判りにくかったので、丁度タイミング良く同じ箇所を作業されてた
ペキモ氏のミラー成型を参考資料にしました(笑。

 あと、ヘッドライト部分も塗り分け。ここ、なんぜハウジングとレンズ部が一体ですかね?

ガブリオレのパーツの使い回しだったんでしょうけど、あのリアウィングを一発抜き出来るなら
ここもハウジングをボディーと一体で成型しレンズは別パーツにするとかしてくれりゃいいのに。
丸いし貼りしろ少ないし境目が判りにくいしで見た目よりもずっとマスキングは面倒くさいです。

 とまぁ二週間も開いた割には大した進歩が無く我ながらガッカリです(笑。返す返すもリアフェンダー前の塗り分けが痛い。
 
コメント (11)
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またも机を新調

2009年05月14日 | 模型
 昨年、エヴァンゲリオンとか1/48飛行機とか、結構大きめの模型を製作したときの事ですが、
今までの製作机だと手狭であると感じましてね、以来机の出物が有れば環境を一新したいと思っておりました

 一件充分なスペースがあるように見えて、工具類をアレコレ使い回してる内にあっという間に
机上のスペースは狭くなっていきまして、しまいには

↑カオスになることが殆ど。また、塗装も三段デッキの最上段で行うために、ずーーと立ちっぱなしで行わねばならず
その影響で塗装中にパーツを落っことしたり、或いは製作エリアに溶剤がポトッと溢れて事故wが起きたり
便利そうに見えて実は不便だったわけ。作業スペースも導入時は充分だと思ってたんですが
エッチングベンダーとかプラ材裁断機とかリューターとか、作業時にはどうしても製作スペースを
結構な割で占拠しちゃう工具が登場すると直ぐに狭くなってしまいますし、ボディーやシャーシ等の
比較的大きなパーツを一時的に避難させるスペースも無く、結果として充分ではない事が判りました。

 で、希望としては、製作エリアのスペースは現状の二倍は欲しい。
つまりカッティングマットのA2版が製作スペースで、更に同程度の一時的に物を置くスペースが欲しいと。
そして、塗装も出来れば座って落ち着いて作業したいですし、ツール&マテリアルも出来るだけ手近に置きたい。
 斯様な希望を何とか満たせる条件が整いまして、先週末当たりから製作環境構築作戦を遂行しておりました。



↑、そして何とか製作環境が本日整いまして候。一件ゴチャゴチャしてる様に見えて、
まだ物の移動が完全には終わってないだけで、その実は今までに比べればかなり余裕のある環境となったと思います。
塗装も座ったまま出来るようになりましたし、コンプレッサーも手近に置ける様になったので
エア圧管理が非情に楽になりました。また、乾燥ブースも手近になりましたので、これまた非情に便利に。
椅子に座った状態で全ての物に手が届く状態が構築できたっつーことでござい。オッサン大喜びです。
 で、今回の基地構築に当たり、模型関係の物を一旦全部部屋の外に出して、引っ越しに近い状態で作業したんですが、
そこで気が付いたのは、随分と色んな物を買い込んでる割に使いこなしていないということでしょうか。
特に工具類に関しては、今回「え?こんなの持ってたの?」ってなアイテムがゴロゴロ出てまいりました。
幾つか紹介しますとですね

↑フィニッシャーズのポリクロス。ハセガワのクロス材(探せば自動車用品に全くもしくはほぼ同じのマイクロファイバータイプのクロスが有るw)
個人的に大のお気に入りになったためお蔵入りになったらしい。新品未開封。使ってる人居ます?感触はどうでしょう?

↑悶絶平面ヤスリ”タイラー”とか出してるサテライトの製品でスジボリ工具の一種。
樹脂製の取っ手の先に薄刃の鋸が仕込んであり、スジボリを彫るのに重宝しそうで購入したらしい。
ところが前後してスジボリ堂のスジボリ用タガネが手に入ってしまい、結果開封されることなく忘れられた模様。

↑その他「お?こんなの持ってたんだ」と○ケ老人の様に失念していた便利っぽい道具。
左のはパイプ材用クランプ。バイト部分に広角の溝が彫ってあり、お陰でパイプ材を変形させることなく
シッカリ掴めるという代物。正確にはマイティクランプという保持ツールで、ボール版での加工物の固定や
溶接作業での接合部保持に用いられる工具。サイズが色々あるんですが、ちゃんと模型に使うように
25mmサイズという小型の物をセレクトしておきながら存在を失念。使ってたら95Tの製作なんかでは
色々楽できた気がする(笑。ハンドバイスは常用しとるのにね~
 隣の金属製のエンピツみたいなのはリベットススタンパーというハセガワのツール。その名の通り
リベット状のモールドを打ち込める超小型ポンチです。ビーティングのリベッターのお陰で
これまたスッカリ存在を忘れておりましたが、コッチの方がまともにポンチな構造なので
使い方次第ではひょっとすると非常に役立つツールなのかも。専用のゲージも積んでて我ながらワロタ。
 スタンパーの横の定規みたいなのは、角度をキッチリ出せる角度ゲージ。エッチング製ですが
厚みのあるステン製で丈夫です。一枚のエッチングシートに画像のような三角形や台形形状のが入ってて
分度器で一々角度計測するよりも手軽に計れますし、チョッパーの治具として使うと
あの鋳造がいい加減な治具よりも1億万倍使い勝手が良さそう。エッチング製ツールが
引き出しの中に溢れすぎてて所有を失念(笑。その横にある丸いエッチング製ゲージも同様に失念していたツール。
ただ丸く穴が開いてるだけじゃなく、円周に沿って細かくメモリが打ってあるのがミソ。
これは対象物を丸く切り出したりケガいたりするのが使い方の本命ではなく、マスキングテープや
プラ板などでラインの一部を丸く切り欠く際に真価を発揮するんだと思います。ウィンドウの黒枠を
マスキングで塗り分ける際に、カド部分を丸くマスクするのに左右で角度が合わなかったことはないですか?

 と、まぁ他にも積んでるツール類が色々出てきましてね、随分と勿体ないことしてんなーと反省。
キットはともかく、ツールは折角手に入れたなら使ってみないとダメっすよね。

でも、、、、結構同じ様なことしちゃってる人居そうな予感(笑

※フジミがF2007とF187/88Cを静岡で発表とか2chで流れてましたがホンマか?
F2007は要らんが(殴、F187や/88Cなら何個か積んじゃうよ~!?

コメント (15)
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1/24 NISSAN SILVIA(AOSHIMA) [7]

2009年05月08日 | 模型
超ツマンネェGWが漸く終わりました。連休になる御仁は嬉しいGWでしょうが、あっしにゃぁ全く関係が無く
GWどころか全く以て休日無しの一週間でありました。むしろ車が増えてフットワークの足枷になるので
仕事での移動に時間が掛かってしまいます。どうしてこういう時だけ田舎には人が増えるんでしょうかねぇ。

 さて、こないだ作った痛戦車ですが、実はデカールの販売元のGSRの投稿コンテンツに応募してたんですが
無事に載せていただけました。すっかりボツになったと思ってましたよ。他の応募者の作品見てますと、
結構皆さん痛いことしてんのねぇと何となく安心。で、折角載せて貰ったのに、応募の際に
HNとタイトルを記載してなかったらしく、通りすがり状態になってます(笑。
皆さんも作って応募してみたらどうでしょう?積み派ならネタは色々あるでしょうし、
考えてみりゃレーシングカーのキットの場合、デカールの状況次第では再起不能のキットもあるでしょうし
そういうものの復活術として、妄想空想製作もアリですな。次はデスレース仕様か?(をゐ

 で、エントリータイトルの通り、久々放置していたシルやんを再開しております。
ここんとこ、時間が出来ると別方面の趣味に勤しんでおりまして、中々模型の時間が取れないで居るんですが
それでも少しずつチョビチョビと進めました。

 ボディー以外は殆ど手つかずだったこのキット。当初は二台体勢だったんですが、
一台は塗膜を傷めちゃってお星様(塗装用実験台ボディーに降格)になっていただきましたが、
もう一台の方は生きてましたんで、勿体ないから作っておこうかと思い再開。
NSXの時、ついでにコッチにも枯れ果ててるクリアー層に今一度クリアーを吹き足しておきました。

 ボディーが、こないだのNSXの次ということで言えば、「またマジョーラ系かよ」っつー事で
流石に悪食な私もちょっと食傷気味な感じなんですが、ともかく殆ど痛車ぢゃないかっつー位
マーキングが賑やかな状態。この賑やかさに対して内装がノーマルってのは寂しい気がしましたんで
少々手を加えております。

↑元キットの内装パーツはこんな感じなんですが、ダッシュ回りを中心に手を入れてます。
コンセプトは「初めて買った愛車が事故っちゃったついでに開き直って全塗してパーツも色々交換してみたけれど
乗車定員変更届とかの改造申請が面倒なので、ロールケージとかワイドフェンダーとかは
導入するのを躊躇してしまう20代前半のなんちゃってドリフト仕様彼女募集中」という
バブル期にはありがちだった仕様です(ホントか?w。

↑ダッシュには色々小物を追加。①は油温・水温・油圧の各メーター。S13系だと御約束の
エアコンダクトを潰してメーターパネルを配置してみました。パーツのダクト部分を綺麗に刳り貫いて
そこの3穴開けた0.3mmプラ板を擦り合わせて填め込み、後ろから0.2mm透明プラ板でガラス部分を作り
ジャンクから拾ってきたメーターデカールを、裏から貼り込んでます。メーターデカールと言えば
今度Zモデルからそのものズバリのメーター用デカールが出るみたいですね。あれは1/43用なので
他スケールに用いる場合は少々制約が付きそうですが、有りそうでなかった製品ではありますな。
需要が少なそうに思えて、実はあったら凄く便利だろうなぁと思っていたアイテム。
以前某所にて、「メーター用のデカールアソートを企画してみない?」と提案したことがあったんですが、
ほんと1/24用とか出してくれると嬉しいんですけどね。
 同じく追加メーターとしてタコメーターもプラ材から自作。日産のシルビア系のタコメーターって
ヘッド改造してレブリミットを変えたりとかすると、とてもいい加減なメーターになっちゃうんですよね。
なので、ヘッド改造車やECUチューンでレブリミットを変える人は、同時にこの手のタコメーターが欲しいのよ。

他にはオーディオ部分を趣味の悪そうなチタンゴールドに塗ってモールドを少し弄って(今時カセットデッキっつーのもねぇ)、
ナビ用のモニターシステムに替えてます。ナビ画面は某量販店の新聞広告を縮小コピーして利用。
シートも左右ともリクライニングフルバケにしてステアリングもスポーツタイプに変更してます。
オーナーが貧乏性らしく四点は運転席のみ。ステアリングコラム上にはプラ板細工でブーストコントローラーを追加。
シフトノブとかステリングコラムスイッチは、パーツ入れてた箱を落っことしたときに
見事なまでにパーツを折っちゃったので、渋々洋白から捻り出してます。
外装の派手さとのバランスから色々付けてみたんですが、当初改造しまくった一台とライトチューンな一台とを
並べて飾ろうとしていたので、これが一台だけとなると仕様的にはチョット中途半端かな?(汗

 ココまで進めて、ボディーの研ぎ出し始めようかと思ったら、リアウィンドウにマーキング入ってるのに
クリアーを吹いてないことが発覚いたしまして、目下クリアー→乾燥の真っ最中で頓挫してます。
でも、完成までは時間は掛からないと思います。


 さて、話変わって、以前紹介したエヴァラーメンを食ってみました。

蓋は中々芸が細かい。完成まで0:03:00とエヴァらしいデジタル表記。真ん中付近にロンギヌスの槍の柄が印刷されてます。
これについては後ほど意味が判明。


蓋を開けますと
「美味しいときどんな顔をすれば良いのか判らないの」
との意味深な文字が。具はナルトがATフィールドになってて芸が細かい。チャーシュー抜きと書いていながら
具の中にカップヌードル特有の”肉”は入ってまして、これはチャーシューではないという事か?


っつー事で湯を入れて3分待つんですが、先の蓋の印刷と蓋留めシールを組み合わせるとロンギヌスの槍になる訳。


↑このムービーだと2分少々ですが、実際に三分待ちますってーと

↑「笑えばいいと思うよ」っつー感じでラーメン完成(笑

っつー事で無事使徒殲滅。何処かで食ったこと有る味だったぞとかはさておき、普通に美味しかったです。
問題は75玉で一個なので、金額換算だと300円もするってとこか。ちょっとボり過ぎですね(笑。
流石は非合法な筈なのに合法になってると言い張る業界からのリリースですな。
コメント (12)
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