がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

今年一年お世話になりました!

2006年12月31日 | 模型
 今年一年、相互先や常連の皆様には、当HP、ブログを御訪問いただき、
閲覧、コメント等々賜りまして、誠に有り難うございました。



 「どうだスゲェだろ!」的テクニックを紹介するじゃなし

 うぉぉぉぉぉぉ!!!と唸るような完成品を見せるじゃなし、

 ダラリダラリと、まるで50年前に巨乳だった人の成れの果てのように

 ダラダラのページ&ブログではございますが、

 そんな場所にも拘わらず、

 今年も又沢山の人に出会えたことを、嬉しく思います。

 今年は、一年という時間の中で、僅か二つしか完成出来なかったダメモデラーではありますが

 祭りがあったりなんたりで、妙に楽しめた一年でもありました。


 取り敢えず、仕事ではなく私生活の大晦日ってヤツで、猛烈に忙しいので

 年末メッセだけUpさせていただきました。

 一両日中に「明けまして」とかなんとか言ってると思いますんで、

 製作記等の更新は、またそん時にでも・・・・

 では、残り少ない大晦日、よいお年をお過ごし下さい。
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1/25 Shelby Series 1 その四

2006年12月28日 | 模型

 官公庁も28日で仕事納めだそうで、今宵辺りは繁華街に乳揉みに行く輩も多いだろうと
激しく羨ましく思いながらプラモ作ってる@河童です。
 今宵はカミ様と子供がカミ様方の親族の結婚披露宴に出席するとかで家にいませんので、
心おきなくプラモってました。こういう時こそ心おきなく揉みに行けよとか思うんですが、
ほんと何やってんだか。
 この年の瀬に結婚披露宴とか、ほんと傍迷惑というかヴァカというか非常識というか
ディナーショーじゃねぇんだからって思うんですが、どーーーも聞くところに依ると、
媒酌人の都合なんだそうですよ、奥さん。媒酌人ってんだからお見合い結婚なんかなー?て思うんですが、
だとすりゃぁテメェの立場を良いことに、「あーオレ様、忙しい人ですから、年末の仕事納めの後にしてくんない?」とか
無理矢理こういう日を選ばせたんでしょうかね?なんぼ仲人とかでも、そういう非常識な人間とは
早々に関係を絶つべきだとか言いながら、プラモ作ってます(笑

 さて、実車もマイナーならキットもマイナーなシェルビー・シリーズ1の製作記4回目です。
基本がフルディスプレイキットなので、シャーシもそこそこ面倒くさいかと思いきや、
車高&タイヤホイールの変更等が有ったにも拘わらず、サクサク進んでしまいました。
ボンネットを閉じちゃった事と、内装に少々手を加えたことで若干パーツの省略や摺り合わせを要しましたが、
普通に組むならムルシエラゴより簡単に組めてしまいます。

お陰でもうタイヤ・ホイールの固定まで進んでしまいました。シャーシの方は、塗装を済ませてあるんですが、
完成後に見えなくなる部分は、塗装も無視してますんで、素組よりも更に手間要らず。
黒と銀とでズバーーっと塗って合体させりゃ終了してしまいかねなかった事が、逆に一抹の寂しさというか機械的感というか
ラーメンに箸を浸けた途端にラーメンが凍ってしまった機械の体の雪女が味わった苦痛の様な感傷を感じたので、
フロアパネルとフレームを塗り分けてみたり、クレオスの#8とスーパーファインシルバーとスーパーステンレスとを使い分けてみたり、
まぁ色々やったんですが益々虚しい結果に(笑。
 更にシャーシとボディーの合体時には接着合体なので、ぜーーんぶ見えなくなる訳ですから虚しさ倍増!
でも、そういうとこにキチンとパーツを注ぎ込んでる北米Revellの意気込みたるや、感心することしきりです。


 タイヤ&ホイールは、先のエントリーで相談したりした結果、ジャンクからサルベってきた金メッキギラギラのホイールを選択。
19インチでタイヤがBSのRE-01Rだったので、D1のシルビアのものだと思います。
そういやリアのユーロテールレンズが欲しいばかりに買ったのが有ったので、多分ソレかと。
ブレーキは、こないだ殉職したムルシエラゴ・ロードスター一号機の余り物パーツを、
ハブ部分の穴を6mmに広げてホイール側にはめ込んでます。最初田宮のDTM車両用のジャンクパーツから
ブレーキだけ持ってくる予定だったんですが、二個目に開口してるとき、
センターずれてるのにグリグリ穴ほいでしまってパァにしてしまいました。
出来はアッチの方が良かったんだけど。
 あと、ホイールのボディー側には、タイヤを固定するためのミミが有るんですが、削り飛ばしてます。
こうすると引っ張りタイヤ風にタイヤを填めることも出来ますので、頭の悪そうな雰囲気が更に上昇します。と思います(を。
 ホイールASSyは、キットのハブにガレージキットっぽくエポキシ接着固定してます。
アライメントは真鍮ブロックで追い込みました。シャーシ下にプラ板で任意のスペーサーを入れてやると、
ハブの突起(根本は切削してピンと同じ太さに修正)とホイールの取り付け穴(本来はポリキャップを埋め込む場所)のクリアランスが有りますんで、
ホイール側にブレーキを固定してることもあって、このクリアランスの遊びの範囲で僅かに車高を上げ下げできます。
文字で書くと色々ややこしい書き方になってますが、私の文才と語彙過少によるものなので、実際には簡単至極な作業です。


 リアセクション。バンパー固定してからマフラー付けるのかな?と仮組みしてみると、
バンパーが先でもマフラーが先でもどっちでもOKって感じでしたので、この時点で装着してしまいました。
塗装はエキマニがスーパーステンレス、メインパイプがスーパーファインシルバーとステンレスの重ね吹き。
ただ重ねて塗るんではなく、微妙にお互い濃淡入れて塗るといい感じになります。エンド部のみアルクラッドのクロムを塗装。
キットのメッキパーツを使おうと思ったら、モノスゲェ目立つところにゲート跡が出来ますんで意味無し。
 マフラーとデフ周辺だけは、フロア下から完成後も見えてしまいますので、
継ぎ目消しやらバリ取りやら塗り分けをしといた方が良さそうです。
マフラー以外は、銀塗装以外まだしてませんけど。


 フロンとセクションは、ボンネット固定のお陰で殆どのパーツを省略してます。
タイヤホイールの固定法は先述の通り前後共通です。
 ラジエター・ラジエターダクトin側・同アウト側は三分割パーツになってるんですが、
フロントのボディー側のグリルを改修した影響で、そのままでは

↑の黄色いマーキング部分が邪魔になってしまいます。邪魔になる分だけ、ダクトパーツin側(↓の赤線部)を削って前後長を短くしておきます。


 また、out側はメッシュのモールドで塞がれて要るんですが、塞がれているにも拘わらず
コアユニットには電動ファンがモールドされてます。で、実車はボディー側にメッシュが来て、
シャーシ側ダクトは穴が開いてるだけなので、↓の赤線部を開口しておきました。ちなみにこの部分ですが、
素組する場合でもボンネットと干渉してボンネットが巧く閉まらない要因の一つになってる箇所です。




次はフロア部分です。

先ず、ダッシュとセンターコンソールですが、キット素のままだと↑図の小さい方の画像の赤い点線部で
二分割されてるパーツ構成ですが、実際はこんな分割は存在していません。ボディー・シャーシ含めて仮組みし、
パーツのズレとか浮きが出ないようにキチンと接着して合わせ目を消しておきました。
また、一部のコンソールパネルにカーボン地のパネルを使ったカスタムが存在するので、
今回はソレを採用しようと、この時点で型紙を取り出しております。


 内装のフロアーには、実車は何やら通常よりもモコモコした感じのカーペット材が使われてます。
色々考えたり試した結果、手芸店で売ってるフェルト材を切り出して貼り込んでみました。
ちょっとオーバースケールかな?フェルト材はそのままだと色が塗れない(塗るとケバケバが起きあがってモスラの幼虫の襲撃を受けたような凄惨な状態になります)ので、
先ず水溶き木工ボンドで表面を固めてしまい、次にシルバーを吹いて布の染料の染み上がりを防止してます。
 後、この内装のバスタブの裏側は、シャーシのミッションやエンジンの通るトンネル部分のパネルにもなってますんで、
シャーシと同じ色で塗っておく必要があります。

で、取り敢えずここで、シャーシ・内装・ボディーを合体させての仮組み確認。

最初の頃の仮組みと違って、完成状態に近くなってからの仮組なので、出来上がり像が見えてきます。で、今度は、内装の色をどうしようかと・・・・。


 今年も残すところ28/29/30/31の四日間のみとなりました。普段都会に住んでる方も、
この時期は帰省されるのかな?私の住む町は帰省される側の田舎町なので、
この時期は人も車ももの凄く増えるんですよね。その分都会は静かになるんだそうな。
 帰省される方、お気をつけて良いお年をお過ごしの上、素敵な新年を迎えてくださいマシ。
 
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1/24 法拉利 超亜米利加 その参

2006年12月26日 | 模型
 漸く最後の出張が終わりまして、「今年もいよいよ終わりですかぁ」と素直に思える状態になってきた@河童です。
仕事納めは30日なのですけどね。

 そうそう、田宮のFXX買ってきました。エンツォのパーツの差し替えのバリエーションキットですが、
ボディーパーツだけではなく、内装や臓物関係もカナリの部分が新規設計になっていまして、
思ったよりも全然良い物でした。これで価格がもう1000円安けりゃいうこと無いんですけどね。
最近では珍しく、積みモデラーらしく二つ買っちゃいましたよ。積ん毒用と作る用(笑。
作るときは赤か黒か悩んじゃいそうです。結構ボリュームあるので、なんぼパチピタ設計といえど、
二台同時進行とかは止めといたほうが良さそうですね。特に私の場合。


 さて、昨日まで今年最後の出張に出かけていたのでありまして、製作はあんまり進んでいません。
特にムルシエラゴ・ロードスターの方ですが、シャーシが片付いたと思ったら、内装に手を入れ始めてしまい、
これがなかなか手こずってしまいました。
嗚呼、器用でハイセンスで歩留まり高くて仕事が早くなるなスキルが欲しい・・・・。

シート後方のディテールは、形状含めて全面的に作り直してます。詳細は後日ムルシロドスタの製作記にて。


 今回は超亜米利加の三回目です。
 シャーシの製作に入る前に、ボディー関連で一箇所気になった所があったので手を加えてみました。
フロントグリルなのですが、このスーパーアメリカのグリルは550とも575Mとも異なる構造のモノが採用されているらしく、
ネットで拾える画像では、どれを見ても格子の数が超亜米利加だけ細かいのです。

 そこでグリルを丸ごと自作品に交換してやることにしました。ST27辺りから専用エッチングが出てれば、
対処されてるかも知れませんが、持ってないので知りませぬ。
ケチな性分なので、特に理由がない場合は使うのを嫌う方なので、たとえ出来が悪くても、
自作の方が楽しいじゃないかっつー感じでやってみました。


先ず、幅2mm×厚0.2mmの洋白帯金を4cm強×4本、1.2cm×7本それぞれ切り出します。
で、一回全部瞬間接着剤で固定して4cm長のブロックと1.2cm長のブロックにしてしまいます。
そして、糸鋸で4cm長のは5mmずつの間隔、1.2cmの方は2mmずつの間隔で、
それぞれ切れ目を入れていきまして、4cmサイズの方は等間隔で7~8箇所、
1.2cmサイズの方は等間隔で3~4箇所入れたらアセトン溶液にドボンします。
暫くすると接着剤が溶けてバラバラになりますので、後はベークボードの上に両面テープを貼って、
その上で格子状に組み付けていきます。板の長さが長めなのと、切れ目の数に”~”が付随してるのも、
切れ目の入り方が悪くて組みにくくなった場合や、曲がりやすい端っこが歪んだり折れたりした場合の為の保険です。
 で、組み上がったら接合部にフラックスを筆で流してハンダ付けしていきまして、グリル用の格子が出来上がり。
 両面テープの上で組むと剥がすときに壊れそうですが、ハンダ付けの際の熱のお陰で
テープの糊が鼻クソほどに緩くなるので簡単に剥がせます。

出来上がったグリルをボディーの開口部に現物合わせしながら形状修正して行きます。
ハンダ付けによって熱が入り多少柔らかくなっているので、ハンダ付けがシッカリできていれば
少しくらいなら湾曲させることも可能。その際一部ハンダが割れたので、形状出し後
ほんのチョビットだけハンダを追加して、最後に磨いて出来上がり。
 後は、センター部分にはパーツボックスに転がってたジャンクから
キャバリーノの紋章(馬マーク)のエッチングを接着して終了です。
キットパーツより奥行きが有るんですが、仮組みしたところ
シャーシとの接合に必要なB4のパーツに干渉もしないのでこれでOKとします。
 しますとかクソ偉そうに言って、あたかもサラリと出来上がったようなこと言ってますが、
これ作るのメタクソ面倒でしたよ。デカイから楽だろうと思ってたけど、
結局面倒さ加減は1/43用の格子組みと大して変わらんでした。
横はともかく縦の間隔がキッチリ揃っていないのは、
私の性格のテキトーさがパーツに現れただけの事です。


 内装に関しては、モールドなんかは悪くない出来映えです。
天井が無い分だけ内装も見えやすいということで、

シートの後ろの肉がゴッソリ抜けていたのでプラ板で塞ぎ、ヘッドレスト脇のシートベルトの治具は
逆に埋まってたので刳り貫いてます。ホントは跳ね馬のモールドがヘッドレストにあったり、
シート調整用ダイヤルがサイドサポート脇に有ったりするんですが、面倒くさいので今のところ省く予定。


 ドアの内張には取っ手が有るんですが、これが単なる凸モールドなので、間の肉を刳り貫いてみました(赤丸部)。
画像では刳りぬきが途中で止まってますが、実際には横方向の出っ張りと繋がるとこまで肉はないので、
そこまで肉を抜いてしまいます。

 ダッシュボードやセンターコンソールはキットのままでも充分なんですが、
このキットのパーツ割りが変なのですよね。以前550が出たとき、内装が左ハンドルなのに
ワイパーが右ハンドルになってるというミスが有った訳ですが、
メーカーは575Mをリリースした際に手直しを加えています。
で、今回は、ベージュ色の内装パーツが超亜米利加用に追加されていて、
そのランナーにベージュ色のダッシュボードパーツが付属してるんですが、
なんとその超亜米利加の刻印の有る方の新規パーツが不要パーツで、
550マラネロの刻印がある方のパーツが使用パーツになってんですよ。
なんと超亜米利加の刻印のパーツの方は、右ハンドル仕様のダッシュに右用コンソールって事になってるんですよね。

じゃ、ワイパーはって言うと、550マラネロの刻印のランナーのパーツが不要パーツで、
新規パーツは575Mと同じ左ハンドル用になってるんです。

好意的に解釈すれば、既に550マラネロのキットを持ってる人への、
右ハンドル仕様のダッシュボード&コンソールがオマケとして付属してるとも見れますが、
悪意を以て解釈すれば、
下僕「そういや550出したら、左ハンドルに右仕様のワイパーがどうとかクレーム付いたんですよね」
親分「そういやそうやな、じゃ、ランナー一枠足すついでにダッシュもコンソールも右用入れとこうや」
僕「そうですね」
親「いや待てよ。スーパーアメリカに右ハンドル仕様って有るのか?」
僕「え?どーでしょう??575Mベースとはいえ限定車ですからねぇ。ひょっとしたら左用しか存在しないかも」
親「ん~、じゃ、ダッシュは追加しなくていいや」
僕「え?もう彫っちゃいましたけど」
親「げっ!じゃぁしょうがねぇ、インストに不要パーツって指示しとけ。それから、575で使った左用ワイパーのランナーの追加を忘れずにな。」
僕「はーーい!」
という混乱した現場を想像てしまいます。どっちでもいいけど。

 後はシートベルト用の穴をシート後方のパネルに開けて、ベルトの留め具を自作して、
フロアにサンドペーパー貼って・・・・って結構作業がありますね。ベルト自体も作らなきゃなんないや。

 こら年越しちゃいそうですな(汗。

 ☆モデルファクトリー・ヒロのHPに今後のラインナップが色々出てますね。
FERRARI F2004、MP4/5と来て、F2002、412T2、312B2と個人的に大好きだけど決定版となるキットが存在していなかった車ばかりで涎が出ます。何時の日か、レイトン881/891/911とかロータス77/91/95T/100Tとかベネトン186/190/191B/194とかフェラーリF187/88C/F93Aとか、同じくマトモな1/20キットが存在しないものを出してくれねぇかな?とか妄想期待したりしますが、ワールドチャンピオンや跳ね馬が絡まないと商売的に厳しいかな?
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1/24 Murcielago Roadster (3)

2006年12月21日 | 模型


 やっと復活して他の二台に追いついたムルシロドスタです。
16日には既に二号機のキットが届いていたんですが、
猛烈に仕事が忙しくて手が着かず、19日になって漸く開封。
一号機でやった手直しの内、リアフェンダーの加工はヤメにしたものの、
他の部分はほぼ同じ作業を施しました。

 
 追加作業として理由はわからないのですが、
リアのエンジンフードやエアダクトパネルのチリが全然合わなかったため、
全てボディーに接着してパネルの継ぎ目を埋めてしまい、
表面を均してからスジ彫り彫り直しにて対処してます。よってエンジンフードは閉固定です。
でもメッシュが入るため、フレーム付けたり塗装したりってのが省ける訳じゃないんですけどね。

 また、フロントウインカーは、設計時にメーカーが失念していたのかw、
デカールを貼るか透明パーツを貼り付けるかの二者択一になっとりまして、
ボディー側はノッペラボウになってます。実際は半分埋め込まれていますので、
キットの透明パーツから型紙を起こし、貼り付ける場所に型紙で罫描きを入れて、
パーツを埋め込めるように掘削してます。
それからドア下のインテークの形状や継ぎ目消しも前回と少し替えてます。
開口してメッシュ埋めるのは同じ。

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 さて、ボディー塗装です。
一号機は此処で落下事故により昇天いたしましたので或る意味鬼門です。
今回の持ち手は、キットのネジ止め構造を逆手にとって、1mmプラ板に2.5mmのネジ穴を五箇所、
ボディー裏のネジ穴と符合するように開けましてネジ止め固定。
このプラ板に小瓶を両面テープで貼り付けて持ち手としました。最初からこうしてりゃぁ・・・・。

 塗装色は、前々から一度塗ってみたかった”GreenScandal”ことライトグリーンパールを選択。
といっても、純正の実色がどんなのかも判らないし、知り合いの板金屋に聞いても
「年末でクソ忙しいときに何言ってんの」
とバオー・ブレイク・ダーク・サンダー・フェノメノンでもカマされそうな感じで、全く相手にされなかったので、自分流で適当なものを創作してみました。


先ずは下塗り色。
 今回はフィニッシャーズのファンデーションホワイトにイエローグリーンとピュアグリーンを混ぜて
彩度も明度も高めのパステルライムグリーンを作り、これを下地としました。
実は、上塗り色を殆ど調色してしまってからベース色を作っています。
これは、この下塗り色に発色用の意味と同時に透過褪色時の保険的意味も含めたかったからです。
ベースがファンデ白なので見た目に反して隠蔽力は抜群です。
フィニッシャーズのファンデーションシリーズですが、意外と塗料が重いので、
濃度も圧も上げて口径の大きい(0.4~5mm)ブラシで一気に仕上げた方が、
薄く重ねるよりも綺麗に発色するようですね。その分厚塗りに要注意。
 実は画像は一号機に塗ったときのモノです。二号機の下塗り画像は、
急ぐ余り取り損ねましたんですよ奥さん。で、一号機の時にに作った色が残ってるはずもなく、
再度作り直したのであります。一号機よりも白が多めに入って、
もう少し明るい色になってます。


 次にボディー色。
 この車を作ると決めたとき、とにかくこの頭の悪そうな緑色を塗ってみたくて始めたようなもの。
実は最初、ペキモのワタナベさんから
「タミヤの缶スプレーはガス抜きだか溶剤既発だかさせてから塗ると、乾燥もそれほど遅くないし喰いも良くなるってよ」
ってな話を聞いたことがあったんで、ホントかよって感じで、死んだ婆ちゃんとの
「タミヤの缶ペは使わない」約束を敢えて破って「キャンディーライムグリーン」なる色を購入。

早速ガス抜きカマしてみたんですが、異様にパール(メタリック?)粒子が多いっすねコレ。
色相もかなり黄色寄りですし、ちょっとイメージと違うなぁって感じだったので使用を断念。
死んだ婆さんの加護でしょうか?で、結局調色で作ることにしました。

 調色は、毎度の事ながらペーパーパレット上で少量の塗料をあれこれ混色試しながら良い物を探していき、
良い物が見つかったらパレット上での混ぜ具合を参考に最終的には瓶の中で調色って手法です。


 どう考えても蛍光染料を3000万円の高級車には用いるこたぁないでしょうから、
実車はソリッドカラーのコンピューター調色+パールコートなんだろうけど、
簡単に彩度が上がるので心おきなくクレオスの蛍光グリーンをベースにすることに安易に決定。
色相を若干黄色方向にシフトするために蛍光イエローを混ぜてみたけど
何故か混ざり具合が悪かったし色相も変になるので×。
クレオス・フィニッシャーズガイアノーツの3メーカーの塗料をあれこれ試したりの紆余曲折を経て、
フィニッシャーズのイエローグリーンが非常に良い感じに思えたのでこれを混ぜることに決定。
更に斑予防のピュアホワイトとソフナー&バインダー代わりのスーパークリアーを混ぜまして、
最後にガイアノーツのグリーンとイエローを使って微調整して、漸く好みの色が出来ました。
 比率は
 [蛍光グリーン(クレオス)10:イエローグリーン(フィニッシャーズ)5:グリーン(ガイアノーツ純色)1±α
:スーパークリアー(クレオス)2:ピュアホワイト(フィニッシャーズ)1+イエロー(ガイアノーツ純色)適量]

 この後パール粉を混ぜるので気持――ち暗めに調色してます。ちなみに、今回は自分の好み優先で作りましたが、
実車の色に近づけたいなら、イエローグリーンと蛍光グリーンの立場を逆転させて、イエローを少し多めに混ぜつつ、
ホワイトかイエロー系のパールをクリアーに混ぜてオーバーコートしてやると、
少なくとも雑誌の写真なんかで見かける感じに近くなります。
今回は彩度の高い色であるため、ちょっとした混色で色味が大きく変わるので、
調色にデレェ時間が掛かりました。通常の三倍どころじゃなかったですが、
最終的な追い込みのところでガイアの純色が大活躍。
ほんとこないだも言ったけどレギュラーで売れよ!

 次はパール粉。
一口にパール粉とかメタリック粉とか言ってもモノは様々有りまして、
目下色々試して実験中(↓実験君2号)

なのですが、私が所有してるものとしては
フカヤパール粉末、WAVEのパール粉末、
ビスマスパール・HGパール・FGパール(以上三種は神戸スキヤキ)、イリオジンのTi100(MERCK)
といったもの。マイカ系・アルミ系・チタン系・ビスマスと様々な粉が有るわけですが、
フカヤとWAVE以外はごく最近入手したので、まだ試したことがないので、
目下マジョーラやプラズマティック等の偏光系パール含め実験君2号で色々実験中です。
 どうでもいい話ですが、関西圏に在住のモデラーさんは、
京都の仏壇や調度品用の金箔を扱ってる専門店とかご存じでしょうか?
京都ならではのお店でありますが、そういう金箔屋にはもの凄い種類のパール粉が有るんすよ。
イリオジンなんかもその手の店で手に入るモノでして、
色見させてくれたりもするので探検してみると面白いかと思います。
ちなみに実験君はアオシマ製キットの登場によって存在意義が
タイヤとホイール以外には無くなってしまったフジミのS15です。

 ってな訳で、いつものように大して役に立たない講釈はともかく、
特性が概ね判ってるWAVEのパールを今回は使用。
最初ベースカラーが緑系なのでパールも「ホワイト/グリーン」使ったら、
ベースの彩度が高いために相性が悪かったので「ホワイト/イエロー」に変更しました。
塗り方は混ぜるかオーバーコートするか検証したところ、確かに実車画像に近い感じにはなるんですが、
色がくすむというかビビッド感が邪魔されると言うか、ともかくも今回は混ぜて使うことに決定。
パール系の調色には、デスクスタンドの蛍光灯を昼間色にして粒子を反射させながら行うのがコツといえばコツ。
でないと、粒子の具合や発色度合いが全然判らなくなります。


 さて、出来たは良いのですが、クレオスの特殊な染料を使用した蛍光グリーンとパール粉のお陰で、
思いの外”吹くのに重たい色”になりました。薄めりゃ良いじゃねぇかって話ですが、
パールを混ぜたのがネックでして、薄めるとパーツ定着時に粒子斑が出やすくなるんですよね。
かといって圧上げて塗ると粒子が立っちゃうし、濃度と圧の調整にもちょっと手こずってしまったっす。
 上の画像はクリアー吹く前の状態。蛍光グリーンとパール粉の影響で、艶消しに近いセミグロス状態。
少しクリアー吹いてから中研ぎ入れないと柚肌が酷くなるはずなので、どこまでも面倒くさい色です。
 ここまではリアバンパーも仮固定した状態で塗装してます。リアバンパー固定用のビスで、
持ち手用のプラ板をスペーサー代わりにして、本来の状態より1mm程ずれた状態に固定して塗装。
この手の色は、別々に塗ると色味が違ってしまうのでこうしてます。



 
塗る→乾燥→クリアー薄吹き→乾燥→クリアー→乾燥→中研ぎ→塗り分け(黒部分)→デカール&乾燥→クリアー薄吹き→乾燥→本吹き→乾燥→仕上げ吹き

と、これまた蛍光色を用心して小心者らしく長たらしい工程で漸く終了。
画像撮ってみたけど、パールが巧く写りません。
白やイエローに粉混ぜた様に効果が消えたとかではなくて、
ちゃんと肉眼ではお上品にキラキラしてるんですけどねぇ。

 あと、フロントウィンドウにはAピラーとルーフ前端が一体でモールドされてるので、
ここにもピュアブラック吹いてクリアーカマしてます。

漸くですが、これでホントに他の二台に追いつくことが出来ました。
シャーシセクションは少しずつ進めていましたが、これで本格的にシャーシ作りに入れます。
先のエントリーで書いた展示会の締め切りは1/5。果たして三台とも間に合うのか否か!?。

※2006/12/23 加筆修正
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空気筆メンテ

2006年12月20日 | 模型
 ここんとこ忙しかったのですが、漸く日付変わる前に仕事を終われる様になってきた@河童です。

 ムルシロドスタ、ここまで復活しております。

 一部パーツを箱形ムルシエラゴと共有しているせいなのか知らないけど、
リアのエアインテイクの蓋とエンジンフードの合いが、前回殉職した一号機に比べてカナリ悪くなってましたので、
今回はインテイクとフードはボディーに固定してしまいスジ彫りも全部埋めてから彫り直してます。
そんな訳でフード固定です。またかよ(笑。詳細は次回更新にて。

 三台続けてボディー塗装して、サフもメタリックもマジョーラも吹きまくったこともありまして、
ムルシロドスタの塗装の前に、一度エアブラシの大掃除をカマしました。お馴染みのウガイ掃除でもかなり綺麗になるとはいえ、
先に塗っちゃってる二台と違ってロドスタには彩度も明度も高い色を塗るつもりなのですが、
いざ塗ってるときに得体の知れない顔料のカスとかブリブリっと出てきては嫌ですし、
ボタンも渋くなってきたこともありまして、バラし掃除してみました。そういやkazuさんも、
「変なのがエアブラシから出てくることがある!」
とか吠えてましたよね。参考になりますでしょうか?

 手持ちはオリンポスのPC101改(コンプ用)、タミヤのHGダブルアクション、クレオスのLWAの三本が我が家では現役です。
実は先日三割引&送料無料に釣られて某所でクレオスのFWAプラチナ0.2mm買っちゃったので、
101はソレが届いたら現役引退ですな。でも折角なので三つともお掃除です。

 エアブラシのメンテは、メーカー提出のOH処理で無く、専用の洗浄道具をユーザーが持っていない限り、
以下の図のポイントがメンテ可能箇所となります。

がノズルキャップ、がキャップを外すと出てくるノズル、が塗料の吐出経路、がカップ別体型に限りますがカップ接続部、がカップ、が操作ボタン、⑦(青点線部)がニードルとなります。
-------------------------------------------------------------
 先ず、洗浄溶剤について。ラッカー塗料を使用する場合が殆どであることと、プラモ用薄め液よりも強力で売値が安いので、
私はホームセンターなどの塗料コーナーに売ってるラッカー薄め液を使用していますが、
今回はクレオスのツールクリーナーを使用。臭いがアセトンっぽいのですが、まんまアセトンだったりして(笑。
いずれにせよ、ラッカー薄め液より更に強力ですが揮発が激しいので要ガスマスク。
-------------------------------------------------------------
 先ず、深めの塗料皿にツールクリーナーを入れ、エアブラシ先端の二段重ねのノズルキャップを外してクリーナーに浸けます。
-------------------------------------------------------------
 次に最後部のニードル開度調節用のネジを取り外し、更に後部カバーも取り外します。
するとニードルストッパーが出てくるので、これを緩めてニードルを少しだけ引き出します。
塗料カップから覗き込んで、ニードルの先端が見えるか見えないか位で再度ストッパーを閉めて、
これから使用する溶剤がボタン機構部なんかに進入しないようにします。
--------------------------------------------------------------
 次に、ノズルを分解します。タミヤやクレオスのノズルには分解用レンチが同梱されてますが、
そもそも規格品なのか、タミヤの工具を使用して、タミヤ以外にクレオスやオリンポスも外せます。
  
 ノズルは非常に壊れやすいパーツでもありますので、取り外しと再取り付けには細心の注意をはらうこと。
特に取り外し時よりも取り付け時にヤラかす事が多いトラブルです。
トラブルとしては先端部吐出口の変型と割れるってなとこですかね?もしやらかしても、
タミヤやクレオスなんかはアフターでノズルやニードルは個別に買うことが出来ます。
オリンポスは、気がつくと取り扱い店が模型系では激減しちゃったし、通販サイトもないので
取り寄せに苦労するかも知れません。ノズルが外れたら、これもクリーナーに浸け置きます。
---------------------------------------------------------------
 ノズルが外れたら、今度は塗料の通り道を洗浄します。
これについては、ホームセンターや生活雑貨店で売ってる歯間洗浄歯ブラシを使います。
 
 このブラシがスゲェ便利でしてね、ブラシ部分を溶剤に浸して、
ノズルが外れた穴からソロっと突っ込んでクリリっと磨きますと、
そらもう得体の知れない汚れがゴッソリ出てきます。まるで汚れきった自分の人生の様です。
クリアー吹いたり白吹いたりしても大丈夫だったはずなのに、いざ掃除してみるとこのザマっすから、
腹黒いというかなんというか、ともかく嫁の不倫を知ってしまったような衝撃です(大袈裟)

 内部に無駄な傷を付けないよう注意しながらですが、経路をキッチリ洗浄してやります。
------------------------------------------------------------
 次にカップを洗浄します。
カップ内そのものは通常使用時の洗浄で大抵は綺麗になってると思いますが
カップの取り外しが可能な機種は、本体との接続部分の細い穴やネジ溝が汚れてるので、
先ほどの歯間ブラシで汚れを落とします。
 タミヤのように真上にカップが付くモノは比較的楽ですが、
オリンポスの様に再度カップのモノはジョイント部も別体になってますんで面倒くさいですな。
--------------------------------------------------------------
 次にピストン部のメンテ。ニードルが外れてるのを確認して、
後部のスライド部を後方に引き出しながら(スプリング制御になってます)、ボタンを真上に抜きます。
ボタンとピストンが一体のモノであれば、これでOK。オリンポスのようにボタンとピストンが別体のものは、
ボタンを引き抜いてから、程良い太さの金属線なんかでピストンを本体下に押し出して外します。
外したら、先ずは溶剤に漬け込んで洗浄します。

 ピストン部とは画像の赤丸部の事でして、此所の潤滑が悪くなると、使用時にボタンを押したら戻りが悪くなったり、
酷いときはエアが出っぱなしになったりしますので、ピストンにグリスを注します。
グリスは万能タイプでも良いのですが、シリコングリスだとパッキン部の変形防止も兼ねてくれるので私はそっちを愛用。
 グリスを注したら、ニードル通過部分にグリスが付着したりしないよう注意しながらピストン&ボタンを元に戻して完了。
別体のものなら下から差し込めば適正位置で止まるはずです。
-----------------------------------------------------------------
 ノズルの清掃は、小一時間も溶剤に浸け置けば、大抵の付着した汚れは溶け出してる筈なので、
ティッシュ等をコヨリ状にして溶剤に浸し、それをノズルの根本(ネジ溝側)から差し込んでクリクリすれば、
コヨリが汚れを吸い出してくれます。汚れが取れないと言って歯間ブラシ突っ込んだりすると破損の元です。
ノズルは使ってる内に傷んでくるモノなので、掃除したのに塗料の出が良くないとかの症状が出たときは新品ノズルに交換します。
小さいクセに高いパーツですが、それでも1500円強程度なので、ブラシを買い換えるよりは遙かに経済的です。
 作業が終わったら元通り装着します。この時、本体側タップに真っ直ぐ正確に填めますが、
或る程度ねじ込むまではタップを潰したりノズルを破損する要因となるので工具は使いません。
締め込みもほーーーんも僅かでOKです。ここで力を入れすぎると折れたり曲がったりねじ切ったりの元なのでお気を付けを。
------------------------------------------------------------------
 次にニードルの掃除。
先ずは本体内部の溶剤が揮発して乾燥してることを確認の上、後部のストッパーを外しニードルを引き抜きます。
ニードルは、溶剤を浸した綿棒(毳立ちのない質の良い物)で拭き上げます。こびり付きが酷ければ、
コンパウンドで磨いたりも良いのですが、ノズルやニードルは消耗品なので、
あまりに状態が酷ければ新品ニードルに交換するのも良いと思います。
タミヤやクレオスやエアテックスのブラシなら、こうしたパーツの入手は簡単です。
 完了したら、真っ直ぐにニードルを本体内部に戻します。
この時、パッキンを通過する際に僅かに抵抗を感じるはずですが、このパッキンがゴム製で傷んでる場合は、
スカスカに通りますので、その場合本体の塗料経路外に塗料や溶剤が進入しやすくなってしまいますので要交換です。
タミヤやクレオスのはゴム製でも何か加工してあるか、ひょっとすると他の素材のパッキンが使用されてるのかも知れません。
オリンポスのは、ゴム製で傷みやすく、また交換作業がかなり面倒くさいモノになってます。
今回のメンテでは、既にOリングが劣化して消失したに近い状態になってまして、内部がカナリ汚れてしまっています。
これはOH出さないと元の性能が戻らないでしょうなぁ・・・。或る意味潮時だったって事ですか。
OH出せよって話もあるんですが、ここのメーカーのOHって塵も積もれば山となる方式で請求してきやがるので、
油断して頼むと、模型メーカー系Wアクションが買えるくらい請求されることもあるのです。
10+α年前でそうでしたから今ならどれくらいとか考えるだけでも恐ろしいw
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 最後に、浸け置いたパーツをブラシで洗って溶剤を拭き取って、元通りに本体に装着していけばメンテ完了です。
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 エアブラシの分解メンテって、昔は面倒この上なかったのですが、
今では色々なメーカーからメンテまで考えて設計された模型に使えるエアブラシが沢山出てますし、
更に色々掃除に便利なモノが在るお陰で、随分と楽になったように思います。タミヤやクレオスのは楽だったのですが、
老舗とも言うべきオリンポスのが非常に面倒で嫌になっちゃいました(笑。

 そんなわけで、年末らしく掃除ネタでした。
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これのカテゴリーは?

2006年12月15日 | 模型
いきなりですが、タミヤの新製品見てて怪しげなアイテムに目がいきました。


なんとかガキのソウルをハードにキャプったろって魂胆ミエミエですが、そもそも掴めるのか?他社にライバルは居ないと見たのか知らないが、ライバルには超ロングランセールスを記録してる
http://www.takaratomy.co.jp/products/plarail/
↑こちらが居るわけで、なんかもう取りあえず腰砕けた@河童です。今年は寒さがヤワい12月ですね。こんなもん開発する費用捻出のために、あの値上げ騒動があったのかと思うと、社会保険庁の無駄遣いも霞みます(←言い過ぎw)

 さて、先日のポロリ騒動ですが、昨日の時点で既に二号機が発送されたそうなので一安心。今日は超亜米利加のフロントグリルが、キットのパーツと実車おパーツとでは全然形状が違ってたのが気になってたので、自作しようと洋白組んで作ったら時間無くなっちゃったので、次回まとめてUPするとして、雑談ネタです。


 先ず一つめ。目下三台のキット作ってるんですが、オープンカーを作る場合、フォーミュラーのような場合と異なって、内装がもうあまりにもよく見え過ぎちゃう訳ですが、その割に資料漁っても判りにくいディテールの一つがシートベルトなんすよね。受けの部分は判るとしても、ショルダーの出所が判らないものが多すぎ。国産車やBMWとかメルセデスとかの或る意味大衆車なら実物見る機会もあるので何とかなるんですが、超亜米利加とシリーズ1は方や数量限定高級スペシャリティーで、方や全然見かけない高級アメ車っつー事で、そこいらじゅうの資料漁ったんですが、シートベルトだけどうしても判らない。想像で適当な物付けるのも、後々判った際に精神衛生上良くないので、このままだとオミットしちゃうことになりそうですが、雑誌社やネットに画像UPしてる御仁には、是非モデラー的視点というのも考慮していただきたいとか、もうAV女優あがりのタレント並みの我が儘なこと言ってしまいますよ艦長。
ベルトのショルダー側の出所画像とか誰か持ってない?ご所望の超エロ画像と交換しようじゃないか!

 二つめ。タミヤのキットがゴッソリ値上げって話がありますが、先日プラモ屋の店主が「塗料も値上げだよ」って嘆いておりました。タミヤの塗料ってエナメルの一部の色しか使わなくなっちゃったので気付かなかったのですが、今月から値上げになってんだそうです。調べてみると確かに値上げしとる。で、まぁ店主の嘆きは売り上げの落ちを心配してのことかと思ったらそうじゃなくて、この業界の過去の例に倣うと、タミヤが動くと他社も追随して値を上げるという悪しき構図が、今度も又起きてしまって益々業界冷えちゃうんじゃないかと心配なんだそうな。で、商売してる身だから直ぐにピンとくるんやなと感心というかナルホドて思ったんですけど、キットの値上げ幅がデカい上にマテリアルの価格アップも行われる御陰で、購入する際にユーザーが支払う総額がキットの価格上昇分よりも更に高くなってしまうんだと。そう言われりゃそうやね。例えば、プジョー307が3200円から4000円に値上がりした訳ですが、コレに使用するボディーカラー用スプレーが3本を合わせて買ったとすると、合計金額では800円+300円の1100円値上げと同じになってしまうんだそうな。クレオスどうすんのかな?って頻りに言ってました。どうすんでしょ?(笑。マクドナルドで「ご一緒にポテトはいかがっすか?」って言ってた頃の店員の苦痛が手に取るように判るそうです。

 三つめ。今日所用で仕事帰りに夜遅くまで開いてるショッピングセンターに寄ったのですが、悲しき性といいますか気が付くと玩具店の前に居ましてですね、模型コーナー見てたんですが、そこにアオシマのS15 HKSハイパーシルビア2002なるキットが売ってたんですが、中見てみるとホイールが所謂色プラ状態で、シルバーのリムと赤いディッシュが二分割塗装不要仕様にてパーツ化されてるんですよ。2ピース化されたホイールって今までも有るにはあったんですが、この手法は自分的に妙に新鮮で、オマケに浅リム一辺倒のプラモ用ホイール業界において、この手法を用いれば思っくそ深リムなホイールもパーツか可能な訳で、DQNな改造車キットをバカスカ売ってきたメーカーの妙な底意地みたいなのを感じちゃって思わず購入。でも、ムルシロドスタの復活用キットを通販で買った手前、カミ様の天然監視カメラの前に屋内に持ち込めなかったので報告画像が撮れず残念。アオシマのS15はこれで三つ目なんですが、その内二つはキット二個一で自分の乗ってる車のミニチュア化用なので、どうしても懲りまくりたくなっちゃうため全然手が進んでないので、こんど買ったハイパーシルビアは、近いうちに気楽に作ってみようと思ってます。

こーーーんな感じで、明日はとうとう12月も真ん中に突入です。仕事がメッタクソ忙しい上に、出張合間の自宅に居れる日の真夜中はプラモ三昧なので、月日の経つのが新幹線のようです(←オチです。一応)。


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1/24 Murcielago Roadster (2)

2006年12月13日 | 模型
 ども!@河童です。

 もうすっかり手に入らないと思ってたマジョーラですが、なにげにホビーサーチ見てたら在庫が何故かありまして、
試しにポチっと押したら送られてきてビックリ。クレオス塗料のカテゴリーに入っていなかったから見つかりにくかったんでしょうかね?
お陰でアンドロメダが手に入ったので、また何かで使ってみようと思います。

 それと、ブログのMENUをちょこっと変更。先ず表で使ってる掲示板へのリンクをここにも置いてみました。
 またカテゴリーも途中で投げ出しちゃって当分進める気のないアイテムを外して全て「模型製作」カテゴリーに移動させておきました。

 さて、忙しいとか何とか言いながら進めてるムルシロドスタ。
他の二台のシャーシ製作に突入すべく追いつけ追い越せで作業してたんですが、
ボディーのリアフェンダー周辺プレスラインを切削のみで修正するってのは無理があったなと今頃後悔(笑)。
バランスって物があるわけで、改修するならパテ類使わないとダメやね。それかキットのまま進める。
毎度「いかにして楽してハッタリ効かすか」ばっかり考えてるのですが、
今回はボディーはキットに準じて普通にやっつけた方が良かったようです。
まぁ、これも勉強っすな。



 さて、前の製作記でサフまで行ってたんですが、前述の通り色々巧く行かない部分が出てきて、
太陽にまで届けと言わんばかりに窓から投げ飛ばしかけたんですが(実は結局・・・)、
訳あって完成させる必要があるのでこのまま進めてしまいます。

 あ、訳ってのは今まで言ってませんでしたが、予定だった計画が結局実行されると
日取り含めて正式に連絡が入ったので書いちゃいますと、地元の模型クラブさんが
ショッピングモール内のイベント上で来月上旬展示会をするんですよ。で、なんせ田舎のことなので、
ガンプラとか戦車とかはゴソゴソ集まるらしいんですが、車関係が寂しいらしいのであります。
で、なんか貸してと。なんも無いと。なら作れと。そんな訳で、世間一般に良く知られてる車で、
尚かつ私が好きな系統でモチベーションが切れにくい車種を選んだのでありました。
こういう期限がどうとかいうのって本当は性に合わないし、実は内心懲り懲りな経験もあるのですが、
日頃の付き合いなんてのもありまして、「クソ忙しくて店に行けないし、かと言って通販で買っちゃうと、
「そろそろお買い物満足度エナジーが稜線を越え下降し始めたカミさんが怖いから箱のデカイプラモは通販しにくい」
とかいう訳わかんない理由でフェラーリ物の予約取り置きとかして貰ってることもあり、
何とかしてみようと頑張ってる訳ですよ、奥さん。間に合わない場合も充分考えられますがね(を

 さて、ロドスタ。ボディーの塗装に入る前に、やはりシャーシの綿密な仮組み修正をしておくべきだろうと思いまして、
そっち方面にちょっと移行。ロドスタより前に出てたノーマルタイプや40アニバ仕様でも、
何やら焦臭い噂が多かったらしいのですが、試しに仮組みしてみるとこれが噂に違わず厄介な状態です。
そもそも、妙な小細工せんと普通にありがちなコンセプトで構わんいも拘わらず、
大昔のディアブロの初期型キットのようなネジ止め式の組み立てを中心にしてあるお陰で、
仮組にも拘わらず殆どのパーツを使用しないと何も見えてこないのが実に困らせられました。


 で、最も修正したくなるのがサスペンション&タイヤの部分。


画像の通り、フロンとはトレッドが狭くゼロヨン用の競技車両みたいな状態です。
って横方向の画像しか撮ってなかったので判りにくいのですが、真正面から少し横にズラして車体を見たときに
「え?フロンとタイヤは無いの??」
っつーくらいの引っ込み様です。
 また、リアタイヤは、センターそのものが怪しい通常仕様のホイールと異なるロドスタ専用品だったお陰で大丈夫でしたが、
その他はもうメロメロです。ロドスタのキットにも通常仕様のホイールも不要パーツとして同梱されてるんですが、
本気でセンターずれてるんですね(笑。まぁ覚醒前のフジミのキットですから、こういう事はさもありなんですが。
 で、調整してやろうと思ったんですが、こういう時に限って覚醒前のフジミにしては、
結構細かい所までパーツ化されておりまして、本キットの場合も車高等の調整が非常に難儀です。

 色々考えながら計測した結果、まずリアはタイヤがやや前より(0.5mm程度)で、
車高は1.5mm~2mm弱縮めたくなる高さになってますし、トレッドは片側約1mm、左右計2mm大きいと言ったところ。
フロンと側は車高は1mm~1..5mmも下げてやるかって思いたくなるんですが、何故かリアよりサイズが小さいため、
リアに併せて同じだけ下げると前傾姿勢になっちまいます。
メンバー(ロワアームと一体のパーツ)の裏とシャーシ側マウント部を少し削る程度で0.5mm程度下げるか、
いっそ下げんでもいいかもしれないって感じですが、トレッドが極端に狭いです。
ノーマル版のホイールでも狭くなりますが、ロドスタ用は更に狭いって印象です。片側で2mm~2.5mm、
両側足すと4~5mmの拡幅が必要。1/24なので単純計算だと実車で9.6cm~12cmmもトレッドが狭いわけですから、
そらぁブサイクっす。前後ともに足回りの改修というのは、4輪アライメントとも大いに影響する場所故に、
確実な推敲が必要になります。
 リアタイヤの前寄り状態は、ボディー側ホイールアーチとタイヤのクリアランスに左右される部分も大きいのですし、
車高下げで同時に解決しそう(車高を下げる程にアーチとタイヤの整合性が出てきて延長の必要が減る)な雰囲気も有りますんで、
取り敢えず前後のの車高とトレッドを改修することにします。

 先ずネジ止め&ピン固定のボディー→内装→リアインナーフェンダー→シャーシ→ミッション→ロワアームの順で組み付け、
そこにリアサスをタイヤ含めて仮組みの要領で組んでいきます。
ブレーキローターがグラつくのでここは瞬着点付けで仮固定。


 シャフトで左右のタイヤが繋がっているため、キチンと組み付ければタイヤは真っ直ぐ固定される筈。
で、その状態でアッパーアームとロワアームで挟まれるアップライト部をアームにシッカリと接着してしまいます。
接着剤が硬化したらタイヤを外し、ブレーキローターも外してしまいます。


 次にシャフトを一旦抜いて↑図中の点線部に沿ってアッパーアームとメンバーを切り離すため、
赤丸部のアッパーアーム根本を切断し、アームをフリーにします。


 するとロワアーム・アップライト・アッパーアームがまとまった状態で取り外しできるようになります。
また車高を下げるに当たってインナーフェンダーのアッパーアームが干渉しそうな場所は事前に削っておきます。
張り切りすぎて貫通してしまいましたけど。
 後、ロワアームのメンバー部にあるシャーシとの固定用のピン(青丸部)は、今後邪魔になるのでカットしてしまいます。

 次にシャーシのサスメンバー固定部を、ノギスを使って幅1.5mmの正確な罫描きを入れまして、
罫描きに併せてバリバリと削ってしまいます。
 こうすることで、サスペンションアームAssyをまとめて嵩上げ装着出来るようになり、
完成時にケツの下方から見えてしまうアームやデフケースをオミットせずに車高を下げれるようになるという寸法です。
まだシャフトの装着の改修が残ってますが、インナーフェンダーパーツと内装パーツのネジ共締め部分の間には、
必要充分な隙間がありますんで、移動分だけ穴や溝をを開け直せば良いだけってことで、
後回しの現物合わせにすることにします。


 リアのトレッドに関してですが、ホイールのポリキャップ収納部を左右それぞれ1mmずつ削ることで縮めます。
最近出てきたクレオスの1mm幅2mm幅マスキングシートなるものの1mm幅テープを使用して、
キャップ収納部先端に巻き付けます。上から色を付けてマスキングを剥がすと削るべき1mmが判るようになりますので、
後はモーターツールにフラットな円形砥石を装着し、両面テープで#120のサンドペーパーを貼り付け、
水平に気をつけて1mm切削。ポリキャップも適当に小さくカットし、シャフトを2mm短くすっれば、
これでリアのトレッドを小さくできることとなります。シャフトはただカットするだけではなく、
カットした跡をヤスリでカドが丸くなるよう修正しないとキャップに入りにくくなりますんでソコも修正しました。


 フロントは車高は取り敢えず無視してトレッドを変更。マウントパーツを分割してロワを延長し
アッパーはリア同様シャーシから切り離す方法か、アップライトのホイールの軸受け部を延長するか、
これら二つの方法が考えられましたが、前者だとドラシャの自作やステアロッドの自作に
アッパーマウントの延長もしくは自作という作業が付随するのに対して、
後者だとステア機構そのものは死にますがアップライト部の改修だけで済むので後者を選択。




さーーーーて、ここで久々に



仰るとおりやっちまいました。

実は勢いのまま

 下塗りまで進んでたのですが、ボディー色の塗装に突入中、オープンカー故の悲しさといいますか、
ビス突起が邪魔して持ち手に苦労したというか、要するにポロッと落ちて

--------------終了--------------。


ペイントリムーバーで剥がして復帰を謀りましたが、、、、、、



 もうやってらんないっつー訳でW、大人的にはパーツ頼もうにも買い直すのと変わらねぇ価格になるみたいなので、
ここはいっそ買い直した方が早いっつーことなんですが、地元には御約束のように在庫無し(笑。
そんな訳で目下早速在庫を持つ某通販店に注文中です。流石にここで製作を辞めてしまうのは、
通販でカミ様に文句言われるより辛いので(笑

 仕方ないのでモノが届くまで他の二台を進めちゃうとします。シャーシセクションの面倒くさい仕事が片付いてるので、
モノが届き次第ボディーをやり直して早々に復帰したいところですが、展示会なんかに間に合うのか??
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1/24 Murcielago Roadster (1)

2006年12月09日 | 模型
 ここんとこ年末進行でピーピー言ってる最中でありますが、ここ最近というか、
結婚して以来太り続けてまして、10月末の時点でとうとう所有するスーツの
最大限界値のウェストを越えそうになりまして
「あんた!ブクブク肥ってスーツが着れなくなったって新しいの買わないわよ!買うなら自分で買いなさいよ!!
と黄レンジャーにゴレンジャーストームのボールをパスキックするときの桃レンジャー並のテンションで通告を受けたり、
医者から「数値色々悪いよ」と宣告されたり色々有ったため痩身計画を発動し、モデラーらしからぬ動きを連発して
今日遂に10kg減まで辿り着いた@河童です。はっふーーん。標準体重まであと数kg。ガンガレ俺。
肥ったからって理由でスーツなんか買うハメになったら、勿体ないわ小遣い減っちゃうわで
模型趣味の危機にも陥りかねんってことで切実なのです。

 さて、今日は無謀な同時進行の三台の内、まだネタ上げしてなかった最後の一品の進行具合レポです。
誰も求めてなくてもUPせずに居られないのはWhy?それは、エルさんが156/85ネタをUPしたから負けじとカマしたからですな。
罪な餃子大将軍ですよ全く(謎。

 1/24 ランボルギーニ・ムルシエラゴ・ロードスター。フジミ製のキットでございます。
 そもそもこの車が世に出てきたときに、密かにディアブロ好きなオレちゃんとしては、
なんとも締まらないというか、あちこちユルユルなノッペリデザインに、どうも波長が合わなくて興味が湧かなかったんですが
いつだったか偶々実物(クローズドの方ね)を見かけて、無駄にデカイあの威圧感に一気に惹かれ、慌ててキットを買っちゃったのが
今年の夏のこと。で、バルケッタ仕様も出てきたので、これまた積んじゃってたのですが、突然作ってみたくなって開始しました。
超亜米利加同様、そこにはもう一つ訳があるから始めたってのもあるんすけどね。
訳は、これと超亜米利加が年内に完成した場合のみお知らせしようかと。大した訳でもないのだが無駄に引っ張ってみます。

 で、大体模型作る時って資料なんか見ちゃうんですが、手が止まったり頭抱えたりするのって
そもそも資料見ちゃうからであって、インストをゴータマ・ブッダの説教を聞くように疑いなく参照して作れば
そらサクサク組めちゃう日本の近代プラモなのですが、ウッカリ見ちゃったもんだからサァ大変。
事の発端は、先述の通り実物を見て惹かれたから買ってみたってとこにありまして、
箱開けてボディーを取り出してみたところ、どーーーも印象が違う。ドコがどうってのは判らないが
何となくイメージから3mmくらいずれてるんすよ。で、そのイメージとキットのボディーとのズレはなんだ?って思ったら、
リアフェンダーが痩せてるんすね、キットの方は。まぁこれでちょっと萎えかけたんですが、それでも折角買ったんだしって
勢いで始めてみました。

 先ず、この車両、色んな所にエアインレットとアウトレットが開きまくってて、悉く開口部にメッシュが存在し、
しかもメッシュの種類がハニカムメッシュになってます。で、前後バンパー部のメッシュは、
クリアーパーツにメッシュがモールドされていて、スモークを吹いたりフラットブラックの低圧薄吹きで処理すると
何となくメッシュに見えてしまうという、タミヤのF50のリアメッシュで採用された手法で表現されています。
ついでに、エンジンフードの4箇所も同様にクリアーパーツ。いっそ全部同じ処理だったら良かったんですが、
ドア下のダクト部とエンジンフードの後端部だけはデカールで処理するようになってます。で、これらのバランスを考えると
全部金属メッシュに貼り替えるとチグハグ感が解消されて良いのですが、リアバンパー部のメッシュが、
三次曲面に沿ってプレス加工された微妙なラインを有する物で、特に左右のテールランプAssyの間の細長いメッシュ部などは
見た目に反して上辺が短く下辺が長く更に左右に湾曲していて、曲率も上辺と下辺で異なってるという困ったちゃん。
貼り替えがかなり面倒くさそうな感じ。結局ここに関してはキット指定の方法にて済ますことに決めました。kazuさんの
完成画像見て「全然問題ないじゃないか」と、人身御供として利用させていただいて知ったんですけどね(笑

 で、他の部分もキット指定で行くかと言えば、流石にデカール処理はツレないやねぇって事で、
そこいらはエッチングメッシュに貼り替えることにしました。エンジンフードとサイドのダクトの事ですが、
今度はエンジンフードの後端だけエッチングメッシュで他の4箇所はクリアーパーツってのもバランス悪いよなって思ったりして、
パーツをよーーくみたら、確かにメッシュモールドは入ってるんだけど、前後バンパー部と異なり、モールドが
パーツの裏側に施されちゃっております。なーーーんで一貫性のないことするかねと憤慨しながら、
ここも結局メッシュに貼り替えることにしました。

そんなこんなで修正作業開始。


 先ずドア下ダクトは、キットパーツをメッシュの糊代部分だけ残して開口。プラ質が異様に粘る質でして、リューターに
高負荷が掛かるのがイヤーンでありました。で、開口したら別パーツ化されてるカバーを接着してしまいます。


 エンジンフードのメッシュは、キットのパーツを全部バラして、それぞれ一回り小さく削り込んで縮小させ、
それに瞬着でメッシュを貼り付けつつ、形状矯正。
で、仮組して塗装をブリブリ塗った後でもキチンと付くようクリアランスを確認し、
最後にアセトンにドボンして、後は溶けないメッシュだけ引き上げるという、最近よく使う方法で作りましたが、
まだ風呂から上げてないのでそこらは後日。

 
 フロントフェンダーのウィンカーは、デカールとクリアーパーツの二択が用意されているのですが、
クリアーパーツを用いる場合、ボディにペタっと貼るだけと指定されております。
ここはちゃんとレンズが埋まるようノミで凹を作り、凹部にレンズを埋め込める様に修正しました。


 問題のリアフェンダーは、プラ板とパテで増量しようかとも一瞬思いましたが、
後々確実にヒケて来ることを考えると、メタリック塗装をするつもりなので避けることにし、
ボディーサイドにドアから後端まで施されてるプレスラインをフェンダーアーチ付近のみダルダルにして、
実車に比べての小ブリ感を見た目で誤魔化してみることにしました。


 リアバンパー部は別パーツになってますが、ここを塗装前に接着してしまうと
レンズ&メッシュパーツが填らなくなるというトラップが仕掛けられています。
 又、バンパー下面の形状が実車とあからさまに異なってたので、
オミットされてる筋彫りとともに切削処理を施してます(紫○部分)。
マフラーエンド部は、キットではバンパーと一体でモールドされてますが(赤○部分)、
バンパー一体なのは左右の枠までで、真ん中の天板は存在しません。
その代わり、別パーツの遮熱板が装着されるので
キットの天板部を削り取ってしまい、遮熱板を増設することにします。


 あと、ボンネット上のランボのエンブレムですが、金属板削り出しでベースを自作し、
そこにデカールを貼ってエポキシでコートした物を埋め込もうとも考えましたが(911GT1で使った手法)、
埋め込むならわざわざ土台を作る必要も無いんじゃないか?と思い返し、
ボンネットにエンブレムデカールのコピーを貼ってガイドとし、
筋彫り彫って埋め込まれてる感を出してみようということにしました。
 で、彫ってみたけどラインが雑なので、もう少し微修正しながら仕上げなきゃイカン様です。

 そんなこんなで、リアフェンダー部の処理にどえらくモタついたりしましたが、
漸く修正部も整ってきたので一回目のサフ吹きを敢行。
 
 傷や面落ちを確認しながら、更に修正を加えて漸く↑ここまで進めることが出来ました。
と、言ってもボディーだけなんですけどね。事前の仮組でシャーシにも色々加工修正を施す必要が出てきてますんで、
他の二台(シリーズ1と超亜米利加)に比べて時間はかかってしまうと思いわれます。


気が付けば独りオープンカー祭になっとるな(笑。是非三台並べて眺めたい。
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1/24 法拉利 超亜米利加 その弐

2006年12月05日 | 模型
 超亜米利加のネタが出たって事はシリーズ1は塗装したけど×でお星様になったたのか?ってな事はなく、
本日はWエントリー。既に2日の日からモノスゲェ忙しさが加速してきているので、
またグダグダ言って放り投げてはマズいとばかりに、一日で二台のボディー色塗装を、
頑張ってクリアー塗装まで無理矢理終わらせて一気にアップです。

殊の外下地作業が捗りまして、製作記の二回目にして早くもボディー塗装。
私にしてはメタクソ早い進みです。シェルビー・シリーズ1も塗装待ちでしたので、
今回は二台同時にボディー塗装を行いました。どっちもメタリックなのでブラシの掃除が楽できる気がしたので(笑)。
 余談ですが、よくサフェーサー用のブラシとメタリック用のブラシを別に持つなんて話があるじゃないですか。
メタリック塗装の後、シンナーでしつこく洗うよりも、一回サフェーサー入れてうがいさせて廃液棄てて
ノズルからも全開吹きしてみると、メタリック粒子が殆どサフェーサーに持って行かれてしまって掃除が楽になるって知ってます?
どうでもいいですかそうですか(笑。

 で、超亜米利加の塗装ですが、ロッソコルサとかいうプロペラ機に豚が乗ってそうな名前の赤が定番ですが、
550系キットが三種類もあるって事で、今回は赤はやめてパールブラックで行くことに決定。
最初スーパーブラックにゴールドのパール粉を入れて見たんですが、そらもうカナリ御下品な感じになっちゃったので、
温和しく普通のパール粉を混入。通常隠蔽力の高い色のパール化は、今回の場合だと
黒→クリアー溶きパール→クリアーの3コート
が良いとされるのですが、クレオスのスーパーブラックは色相もシッカリとした黒ですし、
実は明度調節に使える隠蔽力弱めの黒であるため、パール粉を直接黒に混ぜて2コート仕様で調色することが可能です。
2コートにするメリットは、3コートだと出やすい斑が出にくくなるって事でしょうか。
手間も1工程省けますしね。その代わり、粉の混ぜ加減が結構微妙だったりします。



 ガンメタやメタルブラックと違って2コートでも色斑が出やすいコノ色。
念のため下地に#2の黒を吹いて一層作ってから、本命のパールブラックを吹きました。
スジ彫りや塗料が乗りにくい箇所は、最初の#2黒を使って色を乗せておきます。
そうすることで後のパールブラックを上手く乗せられなくても、見た目には判らなくなりますし、
粒子が立ったところと沈んだところが混在して粒子斑が発生するのを避けることも出来ます。
逆にパールブラックだけで塗ろうとすると、乗らない部分に無理に乗せようとする内に、
その部分だけ粒子の重なりが多くなって斑発生の要因となります。

 で、クリアーを吹いて出来上がり。




 お金持ちな方は、市販の自動車補修用カラーのパールブラック使うとお手軽で良いかも。
聞いた話では、実車用でもホルツのパール系やマイカ系は、粒子が模型用並みに細かいから使えるんだそうです。
下地キチンと作っとかないとパーツを侵しちゃうから注意は必要ですけど。 




 さて、ボディーの色が片付いたので、今度は二台ともインテリアの色を考えなくてはいけませんな。
ボディー色との相性なんかを、無い頭でよーく考えてみます。
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1/25 Shelby Series1 その参

2006年12月05日 | 模型
 久しぶりのボディー塗装でやんす。二台とも塗っちゃったのでカテゴリー分けの都合上Wエントリーです。小分けにすればネタの使い回しが出来るのにバカですねオレ。っつーか、今月はもの凄く忙しいので、上げれるときにネタUPしとかなくては、次何時更新できるか本気でワカランのですよ奥さん。

 前回のボディー塗装が確か五月だったので、およそ半年ぶりのボディー塗装。

 シリーズ1のボディー色は、写真等ではシルバーか黒しか見たこと無いのですけど、他の色があるかどうか全く知りません。でもシルバーか黒で選択するってのは芸がないので、勝手な色を塗ることにしました。

 勝手な色は後述しますが、先ずは下塗りから。上塗りが紫系の色と言うことで、何を下塗りするか事前に色々試したんですが、やはり色相系統的に同系統の方が良いだろうって事で、ファンデーションホワイトにクレオスのパープルの上澄みを加えたスミレ色っぽい色を塗りました。

 図らずもパステルカラーになっちまいまして、いっそこのままボディー色にしてしまうてのもアリと言えばアリなんでしょうけど、ちょっとスポーツカーには似合わない感じなので、やっぱり下塗りって事で。

 で、ボディー色ですが、実はマジョーラを使ってみようと思っておりました。先日のエントリーのコメント欄で、図らずもFDMさんが「マジョーラ塗るのかか?」と書き込んでおられましてね、完全に読まれてたわけですが(笑、クレオスから出てた模型用のマジョーラが、あまりに高価すぎる価格がネックになったか、あっという間に生産終了とか休止中って事になっておりまして、地元エリアで何軒か田舎の店を索敵しましたが、どの店頭在庫でもセイファートとトラペジウムが見つかっただけで、一番使ってみたかったアンドロメダが手に入りませんでした。仕方ないのでセイファートとトラペジウムを購入したんですけど、赤系の偏光で見た目も派手なトラペジウムは使ってみたいキットが有るのですが、、セイファートは流石不人気色中の不人気色w、シルバー→グリーンという地味な偏光で、勢いに任せて買ったは良いが、このままでは使い道が永遠に無さそうな色であります。一本二千円もするってのに何やってんだかw。

 で、マジョーラ使うと決めたは良いのですが、普通に使ったんじゃ面白くないので、調色してみることにしたわけです。マジョーラには黒下地にコートして効果を得る通常タイプの他に、他の色と混ぜることで出来るアレンジバージョンとがあるのですが、元来他色と混ぜると偏光効果が激減する為、調色に使える色が限られています。例えば元々白ベースのマッキンリーやマッターホルン等は例外ですが、隠蔽力が高い色は×、白顔料が混ざってる色は×、偏光パターンと被る色相は△って感じです。塗料屋のHP見て調合を確認したのですが、所謂「実車補修用ペイント」の色名でチャートが出てますので、参考にするにも正確な色相が判らん。試しにクレオスのスーパーブラックとセイファートを混ぜてルシファーってのが作れるか試したんですが、確かにHPのサンプルと似た具合に出来上がるのですが、模型のような小面積ではダークネスシリーズの様なアレンジは効果が微妙すぎて「塗り損ねたパールブラック」にしか見えません。いっそトラペジウムをストレートに塗ってしまおうかとも考えたのですが、虎の子の一本故もっと似合いそうな車に塗ってやりたいと考えまして、結局クレオスから出てたシリーズの中で最も売れなかった(笑セイファートを使う事にして、混色はガイアカラーの純色シリーズを調合して明度は弄らず彩度だけ弄った暗色のダークブルーを作り、それと混ぜてみる事にしました。セイファートは緑→シルバーの偏光ですが、調色した場合にはシルバーの方が影響を受けます。そこで緑の補色である紫付近の色相で彩度を落とすという方向でやってみました。

 先ず、シアンをベースにイエローとマゼンタを使って彩度を落としていきます。やりすぎるとダークブルーじゃなくてジャーマングレー(彩度0)になっちまうので何をどれくらい混ぜたかは、金属製の計量スプーンを使って計りながら確認しつつ調整。程良い感じになったら色相を紫方向にシフトさせるため、隠し味のバイオレットを適量加えまして、良い感じになったら出来上がったベース色と同量程度のセイファートを混入。で、出来上がったので覚悟を決めて塗ってみた!

クソ長い講釈垂れた割に、思ったような色に仕上がらず・・・・。廃車置き場で何者かにカンペで適当に色付けられてオモチャにされてしまった車のようです。もう

↑こんな場所が似合いそうな雰囲気ぷんぷんです。
 まぁクリアー吹けば、完成させるかお星様になってもらうか決まるんじゃね?っつー感じでクリアー吹いてみると、

まぁ訳がわからないというか「廃車?」って感じから一歩抜け出してくれたので、それなりに完成したらどうなるか気になるからこのまま逝ってみようということにしました。


 
このキット、シャーシとの合体の都合上、リアバンパーは合体後に組み付けるため、ボディーと別パーツ状態で塗ってるのですが、メタリックとかブライトレッドとか塗り重ねる回数や吹き付ける角度で簡単に色調が変わってしまう色を塗るときには、三枚目の画像のようにケタで分割パーツを繋いで一緒に塗るようにすると、色調ズレが起きにくくなりますぞな。

 そうそう、ホイールですが、折角相談に乗ってもらったんですが、ここまで地味系の色になってしまっては、逆に派手なホイール履いた方が組み合わせとして良い感じなので先日のエントリーで言うとAのゴールドタイプを履くことにします。もうどんな状態で完成するか、自分でも判らなくなってきました。自分で自分が

シンジラレナーイってベタすぎましたねすいませんもうしませんごめんなさいおしりだけは許してって感じです。
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1/24 法拉利 超亜米利加 その壱

2006年12月03日 | 模型
 いきなりですが相談です。もういつでもボディー塗装に入れるシリーズ1ですが、
確認のための仮組をしてみて、またもホイールに悩み中。ジャンクから色々漁ってきて、
候補は以下の二種に絞られたのですが、どっちが良いと思います?

多数決で決めたいとかクソエラそうな話じゃなくてですね、他人様の意見を聞いてみたいなぁってふと思ったのですよ。
ちなみに、当初はAタイプで行く気満々だったんですが、径がデカいのでフェンダーアーチギリギリに来てしまう為、
リアはともかくフロントに関してはサスストロークが無さそうに見えてちょっと不自然か?とも思うのです。
でBタイプは新たにチョイスしてきたホイールで、径は丁度良さそうな感じですが、
結構派手目の色のボディーになりますので、それに対してはちょっと地味かな?とも思います。
宜しければご意見下さいませ。


 さて、シリーズ1の製作の裏でコッソリと作業をしていたアイテムが有るのですが、
その内、フジミのフェラーリ575ベースの超亜米利加のボディー関係の作業が概ね終わったので曝してみようかと思います。

 プロポーションは550、575とリリースしてきた資産を有効活用したバリエーションキットになるのですが、
これが中々良い感じ。特徴である可動式ルーフもちゃんと再現されてますし、インテリアもちゃんと専用品が一枠用意されてます。
 それにしても、この簡素すぎるシャーシは何とかならんか?(笑。
 オレちゃんは、完成品が欲しくて作ってるんじゃなくて、作ることそのものが面白いから
わざわざキットを買うのだよ。とか多数が言ったからか知らないけど、ここ最近出てくるフジミのキットは
色々な意味で作ってて面白いらしい。反省したのかな?(爆。でも、ホイールが1インチ小さい
575M用の1ピースが入っててそこら辺はまだまだフジミ(笑。超アメリカは19インチで2ピースホイールなんですけどね。

 そんなこんなで、幾つか改修したいポイントも出てきたので、そこらを弄くってみました。

 先ずフロントセクションですが、赤丸部分のモールドがオミットされてます。同社の550も575もオミットされてたんですが、
超亜米利加も御丁寧にオミットされてますんで追加しておきました。
 青丸部分にはナンバープレート用の穴が開けられていたのですが、
フロントにはナンバーを付けたくないので黒瞬着+促進剤で埋めておきました。
 紫丸の所には、エンブレム用の突起がモールドされてましたが、立体的な物に交換したいのと、
なるべくボディーに突起が無い方が磨くとき楽なので削り取ってます。
 バンパーとアンダースポイラーがそれぞれ別パーツになってましたので、塗装の利便性と組み付け精度&強度を考えて先付けしてます。


 サイドでは、赤小丸部分のウィンカーの突起を削り取り、後で再生するための1.2mmの穴を開けてあります。
実は、この部分にウィンカーが来るのは欧州仕様の話でして、超亜米利加らしく米利堅仕様で作るなら、
バンパーのサイド部分に長方形のウィンカーと、リアバンパーサイドにやはり長方形の赤色反射板を追加せねばならず、
訳あって一生懸命作る必要も無いので欧州仕様で作ってます。
 その前方の赤楕円部分は、キットのままだと肉厚が有り過ぎだったので、裏から切削して薄くしてやりました。
 紫丸の所には、キーシリンダーが来ますので、1.0mmの穴を開けておきました。洋白線を加工したモノを装着する予定です。


 リアセクション。ここにもエンブレム用の楯型の突起があるのですが、ここはボディーと一体で
上にシルバーの跳ね馬マークが来るだけなので削り取っていません。研ぎ出し時にカドを出さない様注意が必要ですな。
 赤丸部分にはメッシュのモールドが有ったのですが、アクセントとして金属メッシュに張り替えようと思い、
先にマスキングテープで型紙を予備含めて複数切り出してから開口。完全に開けてしまうのではなく、
メッシュ装着時に糊代になる程度に、極薄く端を残してます。マフラー部分は、キットのパーツを小加工して使いますので開口していません。
 ここもリアバンパーとアンダースポイラーがそれぞれ別パーツ構成になってましたので、フロント同様に先付けしてます。

 こんな感じで進めてみたら、あっという間に下処理終了。なんかもうスゲェ簡単(笑。
タミヤサフ→#1000-#1200で研磨→クレオスサフ→#2000で研磨と一気に進みまして、
すっかりシリーズ1の進行に追いついてしまいました。



 更に裏でもう一個進行中ですが、これは改修ポイントがちょっと多くて捗ってませんので、まだ暫くは曝せない模様(笑
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残りあと一ヶ月!

2006年12月02日 | 模型
 12月です。師匠も走る師走です。私の車模型の師匠は、模型店の共同経営者という棘の道からリタイアして、
タクシーの運転手さんやってますんで、まさに師走です(結構マジ話)

 自動車模型好きな御仁は、今年は何台くらい完成させましたか?私は自慢じゃないですが娘の年齢と同じ二台です。
もうサバ読む必要ないくらい二台。昔いすゞジェミニのCMで二台のジェミニがワルツ踊るってなCMがあったけど、
あれも一台でも三台でも絵的に成立しないから、やっぱり二台で良いのだとか意味不明な主張をしたところで、
言い訳出来ないくらい二台しか完成しなかった。だが、まだ今年も一ヶ月残ってるじゃぁないか!
ってなかんじで今作ってるヤツを頑張って年内にと思うんですが、毎度お馴染み出張仕事ってのが年末モードで沢山あるので、
その隙を縫ってどこまでやれるか。

 シリーズ1は、サフも乾いたのでサフ面の研ぎ出しを終えて塗装待ち。ただ、裏で同時進行の二台の内、
あんまり手の掛からなかった一台のボディー修正が終わっちゃったので、そっちの一回目のサフ吹きして傷埋めとかやって、
これにクレオス1200を吹いたとこまでで今日は時間切れ。ただし、試行錯誤していたボディーカラーが漸く決まったので、
ボディー塗装が待ち遠しい。っつーか早く塗りてぇ。試し塗りしたら、かなり頭の悪そうな色になってくれてる事が判明。
ただ、下地を白にするか青にするか紫にするかで発色が全然違っちゃうので、ボディー色よりも下塗り色の方で若干お悩み中。
ちなみに作業の画像は整理しきれなかったw。更にもう一台も進めてるんですが、
こっちはちょいと仮組み時点で問題が露呈しちゃったのと、やたらメッシュ部分が多いけどキットのままで行くか、
一部デカールで処理する部分だけメッシュに置き換えるか、いっそ全部置き換えちゃうかで悩んで悶絶中。
ケチなので、全部張り替えるなら時間掛けて手間掛けて作らないと勿体ないとか思っちゃってるので
多分一部だけ置き換えることになると思う。なんで全部同じ処理法にしてくれなかったのかと問いつめたいが、
責任者は静岡に行かねば会えないらしい。kazuさんに伝言頼むかね。

 それと、またもや買い物をしてしまったブツが今日届いた。リューターを買ったのであった。
カミさんと子供が居ないのを計算しての「12月1日の正午頃必着」指定である。でなきゃ代引きなんて怖くて使えない。
簡易旋盤作業とか金属素材の切断加工用とかに6000円程度のリューター使ってたんだが、
貧乏なクセに使い棄て用とか行って野獣のような使い方してたら、本当に棄てる日が近づいてる挙動を醸し出し始めたので、
作業中に突然死した場合に直ぐ使い換えが出来るようにと購入。
 期間限定で20本組のダイヤ砥石ビットセットが付いてくるとの宣伝に踊らされたわけではないと自分に言い訳。
夏前にもリューター買ったけど、結構高かったしセパレートなのでリューター部も軽いから使い易いとはいえ、
0.5mmからしか咥えることが出来ないし、使い捨て用2本分の価格だったので、ケチなオレちゃんは野獣のように使えない(笑。
その内「ミニ旋盤買った方が安かった」ってな、コンプレッサーを高いからと買わずに、
いつまでもエア缶で使ってて、気がついたら使ってきたエア缶代で充分コンプが買えたじゃないかというのと
同じ状況になってる気がせんでもないが、狭い作業場故、超小型と呼ばれるミニ旋盤でも卓上に置くスペースはない。
宝くじでも当たったら、デカイ模型部屋と映画部屋と整備用リフター付き地下駐車場が付いた家買うから
その時にでも旋盤購入は考えるとしよう。

 仕事中にアチコチの模型ブログを覗いて回る。
お馴染みさんとこだけじゃなく、RSSリーダーで更新情報を拾ってきた自動車模型関連を見て回るのが結構面白い。
既に知ってるブロガーさんにも高いスキルとセンスをお持ちの方が沢山いらっしゃるわけですが、
世の中は広いねぇとつくづく感じるくらいの上級者がネットの中にはワンサカである。
参考になる情報もワンサカだが、技法が特殊すぎて参考にしようにも腕的にオレちゃんには無理ってなのも山ほどあったな。


 そんな感じで色々やってたら、気がつくと日付が変わっちまって、12月の一日目が簡単に終わってしまっただす。
仕事が忙しいとか言いながら意外と充実してる?(笑
コメント (3)
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